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2004.07.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
○ ほのかな灯りさんのおかげで新しい楽天お友達が


○ 朗読を始めるきっかけは、とにかく宮沢賢治を声に
  だして読みたいというのが一番だったことは間違い
  ないけれども、「声に出してみたい日本語」みたいな
  本がちょっとしたブームになったことも影響
  している。

○ そういった本を立ち読みするなかで、寺田寅彦を
  読み直す機会を得た。物理学者で随筆家、歌も詠んだ。



 (柿の種 から)
 宇宙の秘密が知りたくなった、と思うと、
 いつのまにか自分の手は一塊の土くれをつかんでいた。
 そうして、ふたつの眼がじいっとそれを見つめていた。
 すると、土くれに分子の中から星雲が生まれ、
 その中から星と太陽とが生まれ、
 アミーバと三葉虫とアダムとイヴとが生まれ、
 それからこの自分が生まれて来るのをさまざまと見た。

 ……そうして自分は科学者になった。


 たくなって来た。
 と、思うと、知らぬ間に自分の咽喉から、
 ひとりでに大きな声が出て来た。

 その声が自分の耳にはいったと思うと、

 声が声を呼び、句が句を誘うた。

 そうして、行く雲は軒ばに止まり、
 山と水とは音をひそめた。

 ……そうして自分は詩人になった。

ーーーーーーーーーーー

○ これを読んだとき、素直に、自然に、大きな力に
  導かれて、ゆったりと生きてゆきたいと思った。





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最終更新日  2004.07.23 06:48:18
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