Shionの部屋

2008/01/16
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テーマ: ペットの死(565)
ココキ5.jpg



以下、「 新入りハムスターがやってきた 」と「 名前決定の顛末 」の2つが、それです。(2006年8月の日記。)
読み返して何が泣けるって、コメントしてくれたオン友さん達の暖かい言葉に泣けてしまいました。


ココ、一緒に暮らした1年5ヶ月の間、楽しい話題と思い出をありがとう。

我が家で過ごした日々があなたにとって幸せだったことを祈っています。





【 新入りハムスターがやってきた 】

先日、新入りのハムスターが増えました。

新入りと言っても、ゴールデンハムスターのノーマルカラー、「ジッパー」のことではありません。
さらに新入りの、ゴールデンハムスター・・なのです。

これで我が家に現在いるハムスターは、キンクマの「マフィン」を含め3匹、
スナネズミは7匹いますから、
小動物だけで10匹、2桁の大台に乗ってしまいました

うちには今年で5歳になる雑種犬のラッキーと、夫の熱帯魚(コイツラもこの夏家族になった)もいますから、我が家は現在、ちょっとした小動物園状態です

新しいハムスターが我が家に来た経緯を書いときます。

先日、熱帯魚の薬やらげっ歯類のえさやらを求めてとある大型ホームセンターに行ったときのことです。

いろいろなカラーのウサギや小鳥たち、フェレット。
そして生まれて間もないような小さなキンクマハムスター、ちょっと大き目の短・長毛キンクマ、ジャンガリアン、ロボロフスキー、パールなどのドワーフハムスター。
最近ではあまり見かけなくなったノーマル柄のゴールデンハムスターも、数匹が仲良く身を寄せ合って、透明でキレイな、大きなアクリルケースの中で可愛くお昼寝をしていました。

そんな中、ある1匹のゴールデンハムスターが、小さな小さなケージの中で、背中を丸めておなかを下にしてぽつんと寝ているのを見つけました。

真っ白で、耳だけが黒い、ちょっと長めの体毛を持つゴルハムです。


この白いゴルハムを見てサエ(8歳)はすぐに、
「具合悪いのかな~?なんでこんなに狭いところに入れてあるんだろう?」
と首を傾げました。
そのハムが入っているケージは、ハムの飼育歴がまだ数ヶ月しかない8歳の子から見てもわかるくらいに・・明らかに狭すぎました。

ハムが寝ているところはハム自身がささやかな巣をこしらえたらしく、チップが小さな山になっていましたが、その周辺のスペースは、小さな巣の面積から見て、せいぜい3倍くらいの広さしかないのでした。

ケージ内でチップの巣が占めている面積を1とすると、大き目のエサ箱が占める面積が1。
そのほかはやっと、おしっこをする隅のスペースと、水入れがあるだけ、って感じです。
トイレはもちろん、砂浴びの砂もなければ、回し車も、かじり木もありません。

ケージの上には、紙のプレートが貼り付けてあり、そこには特価の赤い字で、
長毛ハムスター・800円
とありました。

そのケージの高さは10センチくらいしかないように見えました。
ハムはおそらく身体を充分に伸ばすこともできないでしょう。
2本足で立ち上がることは、ケージの天井が低すぎて、とても無理です。
回し車なんて、そもそもそのケージに入るはずもなかったのです。
私から見て、その狭いケージの中で飼えるのは、身体がゴールデンハムスターの数分の1しかない、小さなロボロフスキーしかいないだろうと思えました。

「これ小屋じゃなくて、実はキャリーなんじゃないの?これからどこかに連れて行くのかな。」
とサエ。
確かにそのケースは我が家のハムたちがお掃除のときに避難しているキャリーケースにプラスアルファくらいの広さにしか見えませんでした。
「えー、違うでしょ?隅におしっこがいっぱいしてあるし・・ここに値段が書いてあるんだし。この子は普段ここで暮らしているんだと思うよ。」
私が言うと、サエは
「そんなあ!いつもこんな狭いところにいるんじゃ、かわいそうだよ。」
と少し怒った表情。
「うーん、そうだねえ。。」
サエのハムスターへの熱い同情的な口ぶりにつられ、私はつい口が滑りました。

「・・うちに連れて帰ってあげたいね。値段も、買えないほど高くないし。。」

そのひと言を聞いたとたん、サエの目が輝きました。
「そうだよ!うちで飼ってあげようよ!こんなとこ、かわいそうすぎるもん!買おう!」
私は我に返ってあわてました。
「だめだめ!動物は長い間責任を持って飼わなきゃならないんだから、飼いはじめの値段がどうこうの問題じゃないの。うちにはもういっぱいいるんだし、お菓子を買うみたいに衝動買いできないの。おもちゃじゃないんだからね。」
「そんなのわかってるよー。可哀想だから連れて帰ってあげたいんじゃない。母さんも、さっきそう言ったでしょ。」
「だめだってば。」
「お願いー!」
私はすがりつくサエを振り切るようにして、熱帯魚のコーナーに向かいました。

夫と熱帯魚関連グッズを見ているあいだ、サエはハムスターのコーナーと熱帯魚のコーナーを行き来しつつ、時々、「ねえ、今見てきたけど、やっぱり可哀想だよ」「うちならあと1匹くらい飼えるよ。エサとか全部同じなんだしー。」としつこくまとわり付きます。

購入するものが決まり、とうとう売り場に背を向けて歩き出したときには、サエのアタックは最高潮にまで達していました。
ここで機会を逃したら、あのハムスターと自分との縁は切れてしまう、と思っているのがありありでした。

私はサエにあきらめさせるように、
「いつかうちにいるネズミたちの寿命が来て、もう少し数が減ったらね。
そのときには2000円でも3000円でも、値段に関係なく、好きなのを買ってあげるから。」
と言いました。それを聞いた夫は、
「なんかあてつけがましくない?値段が高くなってから買うって・・俺をゆさぶる作戦か?」
と勘違い。
「普通ならいくらのものなんだよ?」
「うーん、2500円で売ってるときもあるかなあ、長毛だっていうしね。
前にここに来たときに1980円で売ってたのと同じ個体だと思うよ。前に見たときはすっごく小さかったけど・・。そういえばあの小さい緑のケージは見覚えあるから、売れないから安くしたのかも。」
あれを飼うか飼わないかは値段の問題じゃないけどね、と言い添えつつ、
「じゃあみんなでもう1回見て、お店の人に状況を聞いてくる?」
と提案し、結局3人でハムスター売り場に引き返すことになりました。

売り場に戻り、ショップのお姉さんを呼んで、

1・どうしてこの子はこんなに安いんですか?
2・こんなに小さなケージだけど、この子はずっとここに暮らしているんですか?
3・健康状態が悪いから、このようなケージにいるのですか?

という内容で3点、疑問に思っていることを聞いてみました。

すると、お姉さんは、
「この子がこんなに安いのは、ずっと売れなくて大きくなってしまったからなんです。」
と答えてくれました。また、
「ここではケージを置くのにスペース的に限界があるので、ずっとこのケースで暮らしてもらっています。狭いのはしかたがないんです」「健康状態は問題ありません」と答えてくれました。

私は腕組みをしてうーんとしばらく考え込みました。

まえにも、このような状況で我が家に来たハムスターが、そういえばいました。
数年前、公園のフリーマーケットで、衣装ケースの中に30匹くらいびっしりとジャンガリアンハムを入れた人が、ありえないくらいの炎天のもと、簡単な日陰を作っただけの環境で里親募集をしていたのです。
「ただで何匹でもあげます」という張り紙を見て、私はその中にいる一番ぐったりしているハムを衝動的に1匹、頂いてきたのでした。
可愛くて懐かせるのに適した元気な子ハムはきっと貰い手が付くだろうと思ったので、あえて小さな子ではなく、健康状態が危機的でここにいつまでも置いておけば命が無さそうな、死に一番近そうなハムちゃんをもらってきたのです。
その子は我が家に来て一時元気を取り戻したのですが、あまり時間が経たないうちに死んでしまいました・・。

このハムを連れて帰ろう、と熱心に言うサエの心の中は、きっとあのときの私と同じだろうと思いました。

私はサエに、
「この子はかなり大きくなっているから、マフィンみたいに心を通わせることは一生かなわないかも知れないよ?抱っこしたり、呼んだら反応したり・・っていうことができない関係でも、この子を飼いたいと思う?可愛がってあげられる?」
と聞きました。サエは
「いいよ、別に抱っこできなくても。そんなことわかってるから。」
とケロリ。
私はこれも縁かな、と思い、夫に
「迷惑かけないようにする。道具はほとんど家にあるし、大きい問題は無いと思うから、飼っていい?」
と聞きました。夫はしぶしぶ、といった感じで承諾、
「いよいよネズミ屋敷だ・・」
とつぶやきました。

こうしてホームセンターの狭い狭いケージから、そのゴルハムは我が家にやって来たのでした。
トイレのしつけは殆ど期待できないと思ったので、新聞紙の代わりに吸水性の良い、匂いもしにくいペットシーツを敷きました。
回し車だけは、小さな金属のものでは足を挟んでケガをしそうなので、翌日サイレントホイールを新たに買ってあげました。

新入りハムが我が家に来てから数日が経ちましたが、意外なことに初日からきちんと砂場でおしっこをしています。

また、あれほど狭いケージ内で暮らしていたのに、サイレントホイールを見つけると、すぐにくるくると回し始めました。
今のところ、まだ飼育ケースに布をかけて過ごす時間が多いですが、元気に回し車をまわし、あげたエサはよく食べているようで、ほっとしています。
あともう少し大きくなりそうなので、自治体のリサイクルフェアでもっと大きなケージを買ってこようと思います。


我が家で幸せになってくれるといいな、と思っています。



(※思い出2へ続く・・・)





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Last updated  2008/02/14 01:31:28 PM
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