漁師町羅臼にとついだ嫁ブログ

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2009年01月12日
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カテゴリ: 事務局長のお仕事


復活しました、キョクチョーです
そう、自己健康管理が甘く、
霧多布へ視察業務の前日の夕方から不覚にも
社会人になって初めて
「風邪」を患い本日までバッタリ倒れておりました


いやーダラダラと熱が続き長かった・・
霧多布から帰ってきたのは土曜日の昼

月曜日が祝日と気づいたときは
さすがにホッとした




「3度も違うと人間でもこんなに悲惨なのに、
 今風邪を引いた地球は悲鳴をあげているんだろうな」



といったことを朦朧としながら考えたり、
今までやこれからの自分のことを考えたり、

必然と口数が極端に少なくなると
色んな人の言動1つが妙に観察できたり

なんだかとてもいいチャンスでした



出発は平成21年1月8日(木)の朝
グングンあがる熱に焦りながらも、
冷えぴたと濡れマスクに帽子を深く被り
偉そうに後部座席に乗せていただき、
ロールパンナちゃん並に
目しか出ていない痛々しい姿へ霧多布へGO!!



「エコツーリズムプログラム先行地区から学ぶ」という
ことが主たる業務


昼に 霧多布湿原センター に到着!
この閑散期にも珍しくOPENしている



星 霧多布湿原センター

充実した図書スペースやレクチャースペース、
なんといってもカフェテリアから一望できる眺望はなんとも絶景

なるほど、
霧多布湿原のある厚岸郡浜中町は
「長昆布」の一大産地だったんだ!と思わせるほど
昆布のお土産も色々あり、ランチメニューにもあったぞ

そんな素晴らしいビューを一望しながら
食欲より好奇心が先行し、
昆布トーストをいただく

DSC_1257.jpg

他の羅臼軍団(羅臼4名、ウトロ1名)は各々
浜中の海の幸のカレーをほおばる

ただ一人、蝦夷鹿カレーを食べている羅臼人がおり、
「ここまで来て鹿デスカ!!??」

と突っ込んだのは病人キョクチョー

DSC_1258.jpg

閑散期でも開いている施設や
お土産屋さん、食堂は本当にありがたやー

(つまり人が来ているということだな)



次の紹介は
星 午後からの霧多布湿原ウォーク

霧多布湿原センターを運営している
NPO法人霧多布湿原トラスト の方たちに
普段から受け入れているプログラムを紹介いただいた

湿原を長靴歩きながら
に参加

DSC_1259.jpg
「Yの字バードコール」はキョクチョーのです
(多少フラフラでも
 ユニークな形状を求め、必死でのこぎりを握る)


知床国立公園区域に位置する我々は
例え、間伐でも木を自分たちの手を使って切ったり
することには慣れておらず、
様々な抵抗や自主抑制的な躊躇の中
恐る恐るかつ大胆にのこぎりを持って枯れ枝を切る


「木を切ることは決して悪いことじゃないんだよ」

「雑草を取るように、間伐することで
 大きな木がすくすくと育つ環境を整えることも大事なんだよ」

ということを学ぶ


知床国立公園区域内メンバー一同

「ほーーーぅ・・・・  
 なんとも素晴らしい・・」



この湿原ウォークの好奇心が
後々の体調悪化を引きずる・・


キョクチョーの最大の任務は2日目の意見交換会と
シンポジウム

これが終わるまでは
体調崩したという理由でキャンセルするなど
私にはどうしてもできなかった


お次の紹介は
星 ペンションポーチ

DSC_1274.jpg

元漁師さんが地元霧多布の環境保全と
魅力を伝えていくために86年に始めた

しかもオーナーは観光協会の副会長でもあり、
トラストの副理事長

しかも、釧路まで講演を聴きに来てくださるほど
熱烈キョクチョーファン笑

DSC_1263.jpg

これが、私の病棟・・・
違う違うお部屋です

滞在中のほぼ7割はここでうなされてました

日本エコロッジ協会が推奨する自主ルールを遵守し
環境にもやさしい造り

例えば
・節電のために(照明関係はオートセンサー)
 ・室内の温度設定も20度
 ・資源を大切に無駄なアメニティー削減など、ゴミを減らすための努力
 ・道産、浜中でとれた旬な食材を活用したメニュー
 ・ウォシュレット完備
 ・表示ほとんどに英語表記

などなどなど
経営努力が素晴らしい

ここは是非、
お忍びでリベンジに来ます ムフ

食事も大変おいしゅうございました手書きハート手書きハート
DSC_1264.jpg

食事が済んでバッタリと倒れて就寝
次の日の午前中のプログラムは出ないで
作ってくださった温かいレモネードを
ゴクゴク飲んで寝ていました

「漁師の技プログラム」
→キョクチョーがめっちゃ好きそうなプログラム
 作業小屋を見学して、作業道具を見たり
 昔は浮き玉に使っていたガラス玉に縄をかける体験
 をしたようです

このプログラム名を見た
羅臼のとある漁師に
「漁師に技なんかねぇ!」と言われましたが笑

すかさず
「ロープワーク1つでも私たちには技体験なんだよ」


あーぁ、やりたかったなー
その間私は診療所に連れてっていただき安静にしていた



次の紹介は
星 ONEDAYシェフ

選ばれし町民の方が作るランチを月に1度
霧多布湿原センターで披露される

今回は特別にそのONEDAYシェフのランチを堪能する
午後からの意見交換のために腹ごしらえ

DSC_1271.jpg


その意見交換の前にプレゼン前に
ペンションのベッドで横になりながら
羅臼に対する色んな想いが巡って
話す内容をガラリと変えました


今までの講演やなんかでは
一番具体的ではなく感情がもろに入った
「チンプンカンプン」な内容

とにかく色んな想いがそうさせてしまいました


一生懸命作った資料はもうどーでもよく、
観光振興に向けて
今一番思っている気持ちや本音を伝えました

DSC_1261.jpg
霧多布湿原センターより、
霧多布湿原や町並みを切り撮る


今回は大きく3つ霧多布さんから学んだな
でもまだ心残りがあるので
もう一度単身で勉強に伺おうと思います


追伸:
元町長でもある会長と奥様に
お粥やら野菜スープやら作って見舞っていただき
とんでもなく光栄な立場でありました






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最終更新日  2009年01月12日 21時12分13秒
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