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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2008年09月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
映画「生きる」のテーマは、文字どうり、「死」から「生きる」なのですが、もう一つ、現代社会にも通じる重要なテーマ「役人仕事」が描かれています。

名優「志村喬」演じる、市役所・市民課「渡邊勘治」は勤続30年、無遅刻無欠勤の、なーんもしない、ただ時間をつぶしているだけの、「ミイラ」というあだ名の課長です。
将に、役人の「休まず・遅れず・働かず」の代表選手です。

この「何もしない、生きた時間が無い、死んでいる状態」の時が、役所の仕事なのです。
「俺は、30年間、役所で一体何をしてきたのだろうか、何も思い出せない」と、頭を抱える

市民課・職員もマッタク同様です。
若い女子職員が、仕事中「笑い話・役人の仕事」を読み上げる。
「君は一度も休暇をとらないんだってねー・・・君が居ないと役所が困るという訳か・・・
「いやいや、僕が居なくても、役所は全然困らないという事が解ちゃうと困るんでねー・・」


「ここは、市民の皆様と市役所を直接結びつける窓口です。
市政に関する皆様の不平・不満・注文・希望なんでも遠慮なくお申し出下さい」

おばちゃん達5・6人が「下水溜まりを埋め立て、児童公園を」の請願書を持って、市民課窓口に来てるが、「それは、土木課」と簡単にあしらわれる。
土木課では「公園課」、次が「衛生課」、順に「予防課」「防疫課」「下水課」「道路課」「区画整理課」「児童福祉課」「消防署」・・・たらい回しにされ・・
「市会議員」を紹介され・その口利きでやっと「市役所・助役」にたどり着く・・・
助役は「こういう、ご相談の為に、市民課を創設したのですよ」と、振り出しに戻るのです。

市民課・渡邊課長は、癌で死ぬまでの数ヶ月間、役所のしきたりや、前例や、縦割り組織を度外視して、「生きた仕事」の、下水溜まりを埋め立て、児童公園作りを、やり遂げます。
それは、大変で、苦労も、忍耐も、何よりも熱意が無ければできない事でした。
でも、やれば、可能だ! できない事なんて無いんだ!・・・という事を教えています。

映画では、課長の通夜で市民課職員一同が手を取り合って「よーし、課長の遺志を継いで、
明日から変わるぞー!ガンバロー!」と気勢を挙げますが・・・・


この映画から、56年間、役人・官僚の仕事は、伝統を引き継ぎ、特権階級意識をさらに上乗せして、何もしない、何も変えないを、延々と続けているのです。
今こそ、官僚・お役所の「死んでる」仕事を「生きる」仕事に変える事を糾弾する、映画を誰か取り組んでみたらと思うのですが・・・・


*バサマがどこかで貰ってきた「ほおずき・酸漿・鬼灯」
ホウヅキ


*「ほおずき」の花言葉 :いつわり = みかけより中の実が小さい事から
ほうずき





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最終更新日  2008年09月04日 08時53分30秒
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