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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2013年10月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
とびらをたたく人.jpg

【スタッフ】
監督=トム・マッカーシー     脚本=トム・マッカーシー
撮影=オリヴァー・ボーケルバーグ 美術=ジョン・ペイノ
衣装=メリッサ・トス        編集=トム・マカードル
音楽=ヤン・A・P・カチュマレク 音楽監修=メアリー・ラモス

【キャスト】
リチャード・ジェンキンス=ウォルター・ヴェイル教授
ヒアム・アッバス     =モーナ(タレクの母親)  

ダナイ・グリラ      =ゼイナブ(タレクの恋人)

【あらすじ】
コネティカット州の大学で教鞭を執る62歳の経済学教授『ウォルター・ヴェイル』
愛する妻が この世を去ってから 心を閉ざしたまま孤独に生きてきた

ある日、学会出席のためニューヨークへ赴く
そして ニュー・ヨークにある別宅のアパートに戻ると・・・・
なんと、そこには見ず知らずの若いカップルが住んでいて

シリア出身の移民青年『タレク』と セネガル出身の恋人『ゼイナブ』が・・・・

しかし、彼らはこの時はじめて 自分たちが詐欺に遭っていたと知り、
そして 彼らはグリーンカード(永住許可証)を持たない為に 
警察沙汰等で 国外追放になるのを恐れ、素直に去っていった


しばらくの間この部屋に泊めることにした

そのやさしさに感激した“ジャンベ”(アフリカのドラム)奏者の「タレク」から
ジャンベを教えられ、友情を育んでいく「ウォルター」

ジャンベをたたく楽しさを知った彼は再び生きる喜びを見出し、
閉じていた心の扉を開いていくのだが・・・・・


不法滞在の身を暴かれてしまった

何とかして彼を釈放させようと奔走する「ウォルター」の前に、
「タレク」の母である「モーナ」が現われるのだが・・・・・

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特に 何の事前知識もないまま 録り溜めてあったVTRの中から選んで観た映画
「扉をたたく人(the Visitor)」 地味な役者の 地味な話なんだけど
妙に惹きつけられ 共感を持って観る事ができた 心地の良い 深い映画でした

ピアニストだった愛する妻に先立たれ 惰性で生きていると思われる初老の大学教授
「ウォルター」役を いつもは脇役の「リチャード・ジェンキンス」が好演します

冒頭で 彼の性格と 今現在の生き方を映し出します
取っ替え引っ変えの ピアノ教師を たった1回の授業で 気に入らず断ってしまうし 
レポート提出が遅れた生徒にも 容赦なくダメを出す 結構クール(冷酷)な教授

そんな教授が シリア人の若者「タレク」と知り合ったコトと その彼から教えられた
ジャンベという打楽器  それを演奏するコトで 今までと違った 生きる喜びを
取り戻してゆく・・・・という前半
ジャンベ.jpg


セントラル・パークで10人程の中東系の男達が 其々が違った形のジャンベを打ち鳴らし 
リズム感溢れる音楽の中 笛がメロディーを奏で そして踊りだす人達

最初は見てるだけだったが いつか誘われるまま 彼らに混じって演奏する「ウォルター」
何もかもが吹っ切れ 嬉々とし夢中で叩き続ける姿は それはそれは 生き生きとして


ところが、その帰りに「タレク」が 地下鉄の改札口で警官に不正乗車容疑で捕まった
そこから 映画は ガラッと様相を変えてゆく・・・・・

ソレは 9・11事件以来 厳しくなったアメリカでの中東移民の扱い・・・・ 
特にイスラム圏の「タレク」は グリーンカードを持たない不法滞在者だったのです

後半は 「タレク」保釈の為に 「ウォルター」教授が 自分の仕事を放り出し
弁護士をたて 懸命に救援活動するのですが・・・・・なかなか思うようにいかない

そんな ある日「タレク」の母親「モーナ」(ヒアム・アッバス)が
「タレク」と電話連絡が取れないと ウォルターのアパートに訪ねてきます

その「モーナ」の
「(ここはアメリカなのに)まるでシリアのよう」という台詞が印象に残ります

そして「タレク」の恋人 セネガル出身「ゼイナブ」を 離れた所から見て
「黒人女性?」 「アフリカ人?」と 訝しげに「ウォルター」に問いかけますが

「モーナ」の 落ち着いた物腰と 息子に対する並々ならぬ愛情が「ゼイナブ」に
そして「ウォルター」にも伝わり 一層救援活動に尽力をするのですが・・・・

結局は「我々はなんて無力なんだ!」・・・・

オイラ的には 「ウォルター」が「モーナ」と結婚し 市民権を取り
そして息子も 助け出すような結末を 予測しながら観ていたのですが・・・・

結果は 「タレク」の強制送還という 最悪の事態になって・・・・・
大きなアメリカ国旗の壁面の前で あの物静かなウォルターが 大声で叫びます

そして ラスト 帰国する「モーナ」を空港で見送り・・・・

“ジャンベ“を持って街中を走り あの「タレク」があそこで演奏したいと言っていた
地下鉄のホームで ジャンベを思いっきり叩く「ウォルター」 泣けます!

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝 同居人を散歩に連れ出しました 
永山公民館の「アメリカ楓」が紅葉し始め 朝日に映えて・・・・「ヨカッタ!」

あめりか楓.jpg








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最終更新日  2013年10月29日 21時03分29秒 コメントを書く


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