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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2017年08月26日
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おとなドロップ.jpg

監督=飯塚 健  原作=樋口直哉  脚本=飯塚 健
撮影=相馬大輔  照明=三善章誉  録音=田中博信
美術=山下修侍  編集=飯塚 健、相良直一郎
音楽=海田庄吾  主題歌=黒猫チェルシー
衣装=宮本まさ江 ヘアメイク=内城千栄子

【キャスト》
池松壮亮=浅井 由   橋本 愛=入江 杏
小林涼子=ハル     前野朋哉=ハジメ


豊かな自然に恵まれた伊豆の田舎町

高校最後の夏を迎えた[浅井由』は 不器用な親友の『ハジメ』から
クラスメイトの『入江杏』を誘ってダブルデートがしたいと相談を
もちかけられる

「杏」と仲のいい『ハル』に頼んで了解を得たものの、ガキっぽい
小細工のせいで「杏」を怒らせてしまう「由」

「杏」とは幼なじみだったが、いつしか距離ができてしまっていた

夏休みが始まり、「杏」が高校をやめてしまうと知った「由」と
「ハジメ」は、何も言わずに遠くへ越していった彼女に会いに行く

   -------------------------
この10月で喜寿を迎えるジジイのオイラが観る様な映画じゃないと、

「まいったなァ」であった

最初 教室の高校生たちの模擬試験から始まる 彼らの独特のテンポ
の言い回し 簡略語でタメ口会話が交わされ 興味深々 結構面白い
・・・・凄い女教師や 乱暴な口調の女性徒が いたりして

そしてオイラ的には なんといっても女子高生の制服姿だナ 

惜しげもなく晒してる・・・・ジジイ度100%発揮し 観てたん

その内 なんかネ 高校生の頃のオイラ自身の姿をダブらせたりして

主人公「由」と「はじめ」の様な関係は オイラと親友との関係を
思い出させ・・・・更には授業中や試験 部活や弁当の時とか とか

60年前の あの輝いていた青春真っただ中の 想い出がフツフツと
映画の進行に合わせて湧きだし その懐かしさに味わいが重なって

主人公「由」(池松壮亮)と「はじめ」(前野朋哉)のやり取り と
「ハル」(小林涼子)との日常的な絡みと会話の面白さ 
そして幼馴染の「杏」(橋本愛)との微妙な恋愛感情がもやもやと

この4人は 如何にも普段どうりの自然体 演技してない様な演技は
監督のセンスある演出力なんだろうけど その空気感というか 
スムースな流れが とっても好い

タイトルの「大人ドロップ」とは ホラ子供の頃よく食べたでしょ
オイラは良く覚えてる あのCM「カワイの 肝油ドロップだい」
の肝油ドロップのコト 子供に必要な栄養素が含まれる薬品?
そうだ 初期のサプリメントかな 1日2粒以上は食べちゃダメって

子供が大人になろうともがいていたあのころ 自意識過剰で自分を
もてあまし、変わりたいのに変われない 何もわかっていなかった
あの頃のふがいなさ 愚かしさがたまらなく愛おしいと感じてた

「元気?」「げんき」「元気でネ」
「まいったなア」は「由(ゆう)」の口癖

元気印の「ハル」は 意外に説教めいたセリフを吐く
「なんとかは するためにあるのよ」
「簡潔に言え」
「大人の階段無理やり登るしかないでしょ」
「まずい大人になっちゃうよ」

「杏」と「ハル」が昼休みに弾くピアノ連弾が凄くいいのよ









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最終更新日  2017年08月26日 19時28分56秒
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