憬月庵雑記

憬月庵雑記

2004年11月16日
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テーマ: 里山生活系(100)
カテゴリ: カテゴリ未分類
鎌倉中央公園は谷戸の里山環境をうまく再生していた。


鎌倉中央公園を育てる会の皆さんと和綿のワークショップを楽しませてもらった。

綿打ちの弓を作り、綿を打ち、独楽を作って糸紡ぎをし、段ボール紙の簡易機織器で小さな布を織った。

素材の和綿はその公園で育てる会の皆さんが育て収穫したものだ。

こんな貴重な体験ができたのも人の繋がりのたまもの。

Aさんから相談の電話が入ったのは2、3ヶ月前のことだ。Aさんは私の主催した里山暮らし基礎講座を受講してくださった方。

相談の内容はある団体が和綿から糸を紡ぎ布を織る伝統的な方法を学びたがっているのでいい先生を知らないかというものだった。

すぐに城ノ内まつ子さんのことを思いついた。城ノ内さんは伝統的生活技術をテーマに取材、体験、執筆しているライター。旦那さんもライターで、ご家族は茨城県の茅葺き民家にお住まい。



城の内さんの最新著書は「おばあちゃんに聞いた保存食」。保存食のみならずお料理の腕は大変なもの。

さらにこの才女は和綿を自ら育て、綿打ち、綿繰り、染め、機織までしてしまう。

私は旦那さんの新田穂高さんに講座講師をお願いしたご縁でご夫妻と知り合い、ご家族の住むおうちの茅葺きの準備手伝いにうかがったこともある。

綿
そんなご縁があったので、Aさんのご要望を城ノ内さんに伝え、育てる会にご紹介したのだった。

とんとん拍子に話が進んで今日はそのワークショップの当日であった。

育てる会の方々がご用意くださった美味しい昼食をはさんで、
9時から15時まであっという間に楽しい時間が過ぎ、道具作りから始まってついに私たちは各自小さな布を織り上げた。

合間に、むかしからの方法で、昔のまま手入れされている谷戸の田んぼや、最近作られレた炭焼き用の登り窯などをご案内いただいた。

昼食にでた炊き込みご飯のサツマイモもお米も、味噌汁の味噌もすべてこの谷戸から育てる会の皆さんがつくったものだった。

素晴らしい里山のインフラとそれを活用している人たちがいた。

和綿の白い糸がつながって、また素晴らしい縁を得た。里山を広めたい人たちの輪がもう一つ結ばれた。





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最終更新日  2004年11月16日 21時33分45秒


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