まるいものが 好 き
地球 とか
ばかなことを 考 えてあたしは 本当 に 弱 い
名もない痛さ
気をつけないとすぐ絶望的な叫びになる
窓をあけるたびに呟く
朝――
深 く 深 く 傷 ついたことあるんだ
しんぞう は こえ も
で ない あな を ふく らませる
駅まで十分かからない
くるくるくるくるの挙句デス
家賃はそれなり
仕事もそんなに悪くはないかなと思う
ほら好きな景色を思い起こして
いい気持ち
なのにプラットフォームで
白線の内側へ飛び込みたくなる不思議な衝動
朝 が来て 昼 が来て
蛭になって 葱になって
夜 になって 夢 になって
鬱になって 花は枯れて
日の洩れ落ちる森のなかで小鳥たちは歌っているんだ
幸せだろうと不幸せだろうと
精一杯のあたしに
ふうわりと通りすぎる
――サンキュー
ねつ をおびた あきらめがちの
あ たし なん だ なん だろう
「 煙のようで 模糊として――いる・・
ああ・・ こんな時代のどうでもいい脇役――。 」
(でもそれは、 かな し――い・・?)
弱気だし情けないし絶望いだくほど馬鹿でもないけど
何を変えていいかもわからない
生きてるって生きてるだけでもう病んだ
むずむずとしてくるやわらかいところに触れる君の手は
やさしくてキラキラしてでも少し鬱陶しくて
膨大な記録がアキレス腱で
いま君の顔みてるスタンドの光で自白
(ねえ、もしもぜんぶすてられたらってかんがえたことある?)
「それならもういっそ楽になりたいな」
こんな せかい は あたしときみいがい
ぜんぶ ぜんぶ き え ちゃえ!
深 く 深 く 傷 ついたことあるんだ
息をつめて薄い暗闇を見つめながら泣いて
心引き裂いて胸がいたくていたくて
でもそれは夜を震撼させるものじゃなくて
かなしくてくやしくて泣いて泣いてくりかえして泣いて
・・・自分勝手
――馬鹿
―――おろかもの
・・・おろかもの
とぎれとぎれ
へびとかえるとなめくじ
あひるとほるすたいんとどっぐなごっど
・・・ ぐるぐる 、さ
めりーごうらうんど
そりゃあまああたしだって
明るく振る舞いたいけど
完璧とか天才っていうわけじゃないし
わたしはあなたの着せ替え人形でもないし
何でも超人でもない
「好きなマンガがアニメ化するみたい――」
「新曲、新曲、新曲・・」
ときどき平凡な人生がどうしようもなく嫌になって
アメリカあたりに行きたくなる
本当は近所の公園だっていいんだ
動物園だって映画館だっていいんだ
泣く場所を探してるだけだから
「 煙のようで 模糊として――いる・・
ああ・・ こんな時代のどうでもいい脇役――。 」
(でもそれは、 かな し――い・・?)
時計の時を刻む音は鞭の音みたいに聞こえるんだ
何も見つからない
何も見つからない
あきらめたらそこで終わりだとわかってるけど
そこからうまく前に進めない
どうして前に進まなくちゃいけないの
どうして生きなくちゃいけないの
深 く 深 く 傷 ついたことあるんだ
君といる時間は
ときどきは誰でもよくて
でもきっと他に誰でもないんだ
運命とか恥ずかしいし
そんなの信じてどうするのって思うけど
――サンキュー
いいな と いったって
ほ しいものは て に はい らないけど
「 煙のようで 模糊として――いる・・
ああ・・ こんな時代のどうでもいい脇役――。 」
(でもだから、 あい し――てる・・?)