生きている証明書

生きている証明書

2026.05.01
XML
カテゴリ: 童謡・唱歌
​20260501FRI
 五月だ。
 毎年不思議に思うのだが、山本健吉編「季寄せ 上」の五月を見ると、突如としてカトリックの話になる。「カトリックでは五月をマリアの月と言う。聖母月・聖五月。」季語「五月」の説明はこれだけである。
 例句が2句あげてあるがキリスト教の匂いは全くない。

      えにしだの黄にむせびたる五月かな    万太郎



 新訂尋常小学唱歌の教科書6冊のうちに「五月」と題するものが一つだけある。
 知らないし、歌ったこともない。多くの人は知らないだろうと思う。
 曲はト長調、4分の2拍子、弱起で、いい曲ともみえない。
 歌詞はと云えば、昔の4年生には理解できたのだろうが、余り面白くはない。

     五月

一、風わたる
  五月(ごぐわつ)の山を見上ぐれば、
  山をおほへる椎(しひ)の木の、
  若葉・青葉の陽(ひ)に映えて、
  さわさわゆらぐいさぎよさ。
  さながら生きてあるやうに。

二、風かをる
  五月の浜に来て見れば、
  浜に咲いたるはまなすの、
  砂にはひつつ陽に照りて、
  ゆらゆらゆらぐ美しさ。
  さながらものをいふやうに。

(「新訂尋常小学唱歌」(第四学年用)」昭和7年 文部省)
。。。。。。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.05.01 10:58:14
コメントを書く
[童謡・唱歌] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: