妻と歩いた足跡とその後の熟年生活

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2004年12月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・二度の手術の後、抗がん剤治療を続けていた。マーカーが10近くにまで下がったある日、「マーカーで見る限り、寛解とみなします」との宣言。突然に近い宣言にとまどいながらも、傷病手当が打ち切られた。
・腹腔内に播種が残っているはずだから、このままほっておかれたら、すぐ再発するにちがいないと思い、自衛手段を考えた。まず、妻が患者の会の友達から、Mワクチンをしてくれる医師の存在を知ってすぐ東京へ向かった。これは比較的簡単に入手できた。
・また、京都でリンパ球療法をするところもわかり、そこへも申し込みをした。毎週京都まで通った。
・その他一生懸命に、玄米食、野菜を主とした食事、朝の気功と自分でできる健康法に取り組んだ。生きがい療法や生き方の講演会にも出て、S県のO病院にも月に1度通った。
・しかし、努力とは反対に早くも数ヶ月後からリンパ節の大きくなっているのが認められ、次月には別の抗がん剤治療を再開した。
このときに、こままでやっていたリンパ球療法、健康食品などの大部分は効果なしと判断して、止めた。リンパ球療法だけで百数十万円が消えた。
・この上は神頼みとして、西国三十三ヶ所の観音様のお参りを始めた。病院で治療をする合間を見てのお参りだったが、上醍醐寺、施福寺などの普通の人でもしんどいところをよくがんばってお参りした。お寺を回ることで小さな旅をしたが、これはそれなりの小さな夫婦の幸福な時間でもあった。けれど遠い所を先に回ったため、京都市内のお寺はお参りできずに終わった。観音様には、もう一度お参りにこさせてくださいとお願いしたと言うが、お聞き届けにはならなかった。
・抗がん剤により、点滴の時間が長く、体力のない体にはかなりしんどい治療だった。一時はジョクソウになりかかったりもした。そして今度は抗がん剤を打つとマーカーは徐々に下がるが少し休むとすぐ上昇するというパターンが始まった。これはガンに耐性ができてきているからとのことで、しばらくすると別の抗がん剤に換えるというコースになった。
・このころ新聞でハイパーサーミアという温熱療法を知り、そこへも治療で通うようになる。健康保険で認められている療法ということで頼りにして、毎週通った。けれど結果論では、腫瘍が小さい場合はうまく作用しないのではないかと考えられるような結果であった。

・第四の療法との免疫療法が近くでできるようになったという情報で最後の頼みの綱としてここへも通ったが、やはり効果なくここでも百数十万円が消えた。
・抗がん剤をいろいろ換えて治療をした結果、保険の効く範囲での抗がん剤はもうないとのことで、事実上お手上げの形となった。
だんだんとお腹がふくらみはじめ、お水が溜まってくるのがわかるようになった。TVで新しくできたS県ガンセンターでセカンドオピニオンが受けられることを知り、早速予約を取りでかける。
しかし、ここでももう抗がん剤での治療の限界を確認するだけのかたちとなった。
・この後、保険は効かないが輸入薬剤による休眠療法というのがあることを知り、そこへ賭けることにする。





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最終更新日  2004年12月06日 20時27分49秒
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