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「相思相愛」懐かしい言葉です、二人の出会いから新婚時代は何でもが二人であったように思います。
しかし、子供ができて、家庭という形が「相思相愛」の熱さを
冷やし、生活の秩序を守る
環境に変わります。それからの五十数年は本当の社会の荒波に
翻弄される毎日です。
年齢と共に、二人の体力も自然に衰退し、病気に犯されることが
多くなり、互いの自己管理が
中心の生活になります。ただ、社会とは縁のない生活は、また
二人だけの世界なのに、若いころの
燃えるような気持ちは冷めて、真剣に相手のことばかりを心配する
間柄になり、相手が病気にでもなれば、
自分を忘れるほど心使いをすることになります。やはり、
「相思相愛」なのですね。でも、口喧嘩は
若きころの「愛」の表現の代わりのように、きりのないほど続きます。
このようにして、人生の終焉を
互いに楽しむことになるのですね。 世に言う栄耀栄華な幸せは
出来ませんでしたが、それなりの人生で
あったと思います。勿論、これから先もこの環境が続くことを願ってます。