こうこの手紙
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シロは祥之介に頼むのでした。「おじいさん、私たちもお参りに連れていってください」「ふむ、それじゃみんなでいこうかね」「おじいさん、激ヤセですよ。帰りに何か食べましょう」「ふむ、おいしいものを食べようかね」ということで高幡不動にやってくるのでした。「ここが愛宕・若宮神社ですね」みんなでお参りをするのでした。駅でお供物をもとめて、常香炉でお線香をもとめて上杉堂にお参りをするのでした。「おじいさん。これが名高い不動三尊さんですね」「ふむ。日本で五本の指には入るように思うのである」「これはなんですか?」「ふむ。菊という植物である。育てるのが大変であるぞ」「そういえばおじいさんはこの間成田山に行ったんですよね」「ふむ、新勝寺も菊がいっぱい飾ってあったよ」「ここがおじいさんが大好きな権現社ですね」「ふむ、神様と仏様が合わさったなんだか有難いところである」本堂にもお参りをするのでした。六地蔵さんにもお参りをするのでした。有難い菩薩さまにもお参りをするのでした。「おじいさん。これはどこの子ですか?」「ふむ。仏心の篤い人がご寄進したものだそうだよ」こちらは聖天堂なのでした。「おじいさん。ここでは南大師遍照金剛ですね」「ふむ、一緒にお参りをしようね」八十八番の人にお参りをして募金をするのでした。虚空蔵菩薩様にはくまをお願いするのでした。「おじいさん、あの人間の子供は何をしているのですか?」「ふむ、七五三といってねお祝いをしているんだよ」もう十一月なのでした。お坊さんにもお礼をいうのでした。そういえばまだ木々があおいのでした。お稲荷さんには拍手をしてお参りをするのでした。大きな人にお参りをしたところで護摩修業が始まるのでした。「シロ、お経を聞きに不動堂にいこう」堂内は七五三の子供がいっぱいなのでした。お経が終わって改めて小さな人と不動堂にお参りをするのでした。「おじいさん。亀さんがいますよ」「もう少ししたら花がいっぱいになるよ」今年も菊姫はこないのでした。土方さんに挨拶をして弁天堂にお参りをするのでした。今月はちゃおりんさん、まりあもにかさん、ぽにょたさん、るびーありすさん、きてぃさん、みるぷぷさん、まるまるぼんぼんさん、きょんきょんさん、同僚女性。「富病平癒」でめろんさんとろぜさんでした。お寺の見本が当病平癒から富病平癒にかわっていました。お参りを終えて帰路をとる、さえない団なのでした。「おじいさん、渋谷駅が大変です」「ふむ、とうとう駅の部分だけ残っていた東急東横店も壊されているね」なんだか知らない渋谷になっていくのでした。
2024年11月11日
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