こうこの手紙

こうこの手紙

2022年10月17日
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ハンサム団は相談するのでした。

「とうちゃん、今年は天気が悪くて遅れているけれど成田山にいこう」

「ふむ、休みはいっぱいあったのに雨ばかりなのである」



方向音痴祥之介は間違って西日暮里で降りてしまうのでした。

「とうちゃん。西日暮里から行くのか?」

「ふむ。それでもいいのであるが

去年と同じにした方が間違いがないと思うのである」



ということで日暮里で乗り換えて成田山を目指すのでした。

佐倉止まりの列車だったんですが変な電車に乗りついてしまうのでした。

それでも少し遅れて京成成田駅に着くのでした。


早速駅を超えて参道に入っていくのでした。



最初に旧本堂のお薬師さんに挨拶をするのでした。

「とうちゃんはここが気に入っているんだろ」

「ふむ。狛犬が可愛いので大好きなのである」



とても素敵だと思うのでした。



どっちも素敵だと思うのでした。



「とうちゃん、田舎は柄杓があるんだね」

「ふむ。コロナもこんな田舎まではこないと思うのである」

「どこまでくるかな? 渋谷はくるだろ?」

「渋谷にはやってきて罹患したのである」

「新宿なんかコロナは好きそうだよな」

「ふむ。新宿は都会だからね」

「巣鴨はどうだ?」

「あれはいいよ」



今年も無事にこられたことに感謝をするのでした。



参道を進んでお不動を目指すのでした。

三味線の発表会でもあるのかあっちこっちで三味線の音が聞こえるのでした。



立派な門が現れるのでした。

今年はコロナも関係なく人が多いのでした。



人がいないところを狙って写真を撮るのでした。



「とうちゃん。神社もお寺も年寄りには優しくないな」

「ふむ。寺や神社は年寄りが好きなところなのにね」

「年寄りは寺や神社が好きなのか?」

「ふむ。若者は海や山だよ。初詣くらいしか行かないさ」



「立派な提灯だな」

「ふむ。お大師の提灯とおなじくらい立派だね」

「門が狭いぞ。初詣は大変そうだね」

「ふむ。お大師も小さい頃は小さな門だったのである」



行けど進めど階段なのでした。



「ここは何度修復しても壊れるお不動さんなんだろ?」

「そうらしいね。暴れん坊のお不動さんなのかね?」

「おとなしいお不動さんもいるのか?」

「日本で一番多いお寺の御本尊は不動明王だそうだよ」

「やっぱり青森のお不動さんはなまっているのか?」



「狛犬も素敵であるな」

「とうちゃん。まため組じゃないか?」

「どこにでも出没するがこれは違うのである」



「とうちゃん、うちも奉納ができるような身分になりたいな」

「ふむ。どこに何を奉納するかね?」



成田山のお線香は折られたお線香なのでした。



やっと本堂が見えてくるのでした。

「とうちゃん。川崎大師は老人にやさしいんだね」

「昔は凸凹していたんだよ、薬師堂なんてなかったしさ」



中は撮れないのでよくわからないんですが、

普通の不動三尊じゃないようなのでした。



境内には五重塔などが見えるのでした。



ダキニさんがいる稲荷社にお参りにいくのでした。

「とうちゃん、大体真言宗は伏見稲荷じゃないか?」

「ふむ、習合しているからどっちでもいいんだろうけれどめずらしいね」



蝋燭をもとめて胸の悪い水戸の娘の健康を祈るのでした。



出世稲荷さんにお参りをしてみるのでした。



ここは大師堂だったかな?



何やら完成したらしいので上ってみるのでした。



ここは愛染明王だったかな?」



お坊さんにもお参りをするのでした。



ここはなんだったかな……



ここは不動堂でした。立派な不動明王がいらっしゃいまいした。



ここは天満宮です。



ここは聖徳太子堂です。


弁天様にお参りをして帰路をとるハンサム団なのでした。

帰りは迷わず帰れたのでした。





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最終更新日  2024年06月23日 06時55分35秒
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