青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2019.11.25
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カテゴリ: 整理整頓・掃除
お茶を飲んでいると
すぐ隣の席でおしゃべりしているグループの一人が
大声で「結局捨てちゃうんだ!」と
何度も言っているので
ついそちらを見ました。

70代位の女性3人が
家の片付け体験を話しているようです。

一人が片付けアドバイザーのような人をやとって
片付けてもらった話をしていたようで、

感心した」と言ったのに対して
先ほどの「結局捨てちゃうんだ!」が出たようです。

片付けアドバイザーと聞くと、
上手に収納してくれるというイメージがあるのですが、
片付けるためにはやはり捨てなければならないのが
ちょっとショックだったんでしょうね。

するともう一人が
最近はトラックを頼んで捨ててもらうのだと
最初は他人から聞いたような言い方で話し出しました。

他の二人が「どういう事?」と質問すると、
実は自分の話らしく「家の中の物を丸ごと、トラック5台分

自慢するように言い始めました。

他の二人が、「え?全部捨てちゃって大丈夫なの?」
「家を空っぽにしてどうするの?」と聞くと
平然と、「自分達はマンションがあるから問題ない」
「家はリフォームして息子夫婦が越してきた」と


会話の中では
その家に誰が住んでいたのかは全く出てこず、
もとから自分の持ち物のように話していたのですが、
義両親か親戚の家だったのではと感じました。

生活していた家の物を
全く見ないで家具ごと全部捨てるというのは
その持主に全く関心がないか
持主の気持ちを全く考えようと思わなかった
という事ではないかと思います。

そういう話は何度も聞いた事があります。

ご主人のご両親の田舎の家を相続したものの
住む予定はなく、家の中にある物の処分も大変なので
そのまま丸ごと隣の家に売ってさっぱりした
楽で良かったという話を聞いた事もありますし、
ゴミ捨て場に先祖の代からのアルバムが
他のゴミと一緒に無造作に捨ててあった
という話を聞いた事もあります。

また、親族の物であったと思われる
貴金属や金仏具を売りに来て
好きな物が買えると喜ぶ人の話も聞きます。

私は実家に残っている先祖や母の物は
できるだけしまいこまずに
身近に使いながら
大事にしていきたいと思っています。

実家の片付けを少しずつしているのですが、
メモのような紙1枚でも見て整理しているので
母が元気な時は離れて住んでいて
直接聞く機会がなかった母の思いを
事務的なメモからでも感じることができて
良かったと思う事が沢山あります。

でも片付けって難しいですよね。
合理的な、捨てる、という考え方も
一部は取り入れないと収集がつかないのも
わかっています。

できるだけ先祖や母が大事にしていたものは大事にし
自分が好きな物は厳選して
暮らしていきたいと思います。



画像をクリックしてすると詳細が見られます。





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Last updated  2019.12.02 16:57:25
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