買ってよかったもの通信

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2008年07月20日
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 急にテリーヌが作りたい、と思い立ち、さーてないものは、と思ったら、肝心のテリーヌ型。さすがにこれは持っていなかった。

 別に深めの皿だのスフレ型でも代用はきくのだが、この際どうしても使ってみたくなり、あれこれ探し回った。

 ル・クレーゼの型が一番イメージ通りなのだが、何しろお値段が高い。それと、色のことで考え込んでしまった。グラタン皿などなら、あの暖かくビビッドなオレンジ色とかでも構わないのだがテリーヌではどうよ、かといって、モロに白を選ぶと、全然ル・クレーゼらしくない。実際、白のル・クレーゼの大判グラタン皿は、誰もル・クレーゼと気付いてくれないので、ちょっと面白くなかった……。

 そんな風に物色していて、ふと目に止まったのが、フランスのアピルコの食器。すべて白。いかにもヨーロッパのレストランとかで使われていそうな(実際使われているのだが)、シンプルで洗練されたデザイン。で、お値段もル・クレーゼほどではない。

 テリーヌ型は、ちょっと寸詰まりな感じにも見えたのだが、ええい、いいや、気に入らなかったら、キャンデー入れにして使っちゃる、と思って、購入してしまった。

 ……キャンデー入れどころか…。実に使い勝手良かった。テリーヌの方もめでたく見事に出来て(ちなみに、サーモンとホタテのテリーヌ。アスパラやパプリカも入ってます。)、大満足。で、はまってしまって、グラタン皿、パスタ皿、ココット型、スフレ型、とポコポコ買い足している。

 日本で普通に売られている白い食器とかだと、薄手でガラス質で裏まで綺麗にコーティングされている分、オーブンウェアとしては全く不向きなのだが、アピルコのものは厚みもしっかりあり、裏は釉薬がかかってなくて、実にオーブン向き。保熱して、じんわりと食材に熱を通してくれる。このあたりは、さすが伝統ある欧州の食器である。最初から、パスタ皿であっても、オーブンに入れることが想定されている。

 使っていて気付いたのだが、家にあるどんな白い食器よりも白さが美しい。…そりゃあ、コレールとかの方が白く見えはするのだが、食品を盛った時の、美味しそうな見え方が違う。特に、トマトやグリーンサラダなどを盛りつけると良く分かる。絶対に料理よりも目立たないくせに、この食器を使っただけで、食卓の雰囲気も、料理の腕も、数段上がったように見える。

 シンプルなデザインなだけに、和洋中を問わず使えるところも重宝している。




アピルコ テリーヌ 940cc(A-1905)



アピルコ パスタプレートA95 アンティ(A-3101)



アピルコ スフレ 17cm(A-0405)


すべて 厨房機器の総合市場「厨房の家」 さんより。





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最終更新日  2008年07月20日 15時51分01秒
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