買ってよかったもの通信

買ってよかったもの通信

2008年07月20日
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 屋外のスポーツを撮る、となると、どうしても望遠が必要になる。それも200mmぐらいでは話にならないのである。

 最低でも300mm、これでも野球場となると歯がたたず、できれば500mm、と思っていた頃、えらく安く購入したのが、このSIGMA AF 170-500mm F5-6.3 ASPH RF(CANONマウント)である。もう6年以上前になるが、新品で8万円程度だったと思う。

 これをCANON EOS1Vに着けると迫力満点。フードを装着して目一杯ズームしていると、腕ぐらいの長さになる。周りから「バズーカ砲」などとあだ名をつけられて、驚嘆されてるのか呆れられてるのか、といった感じであった。

 よく言われている通り、「写真を撮る」ということは「シューティング」だよなあ、とつくづく感じる。シャッターは、「押す」というより、引き金を「絞る」、といった感じだし(押すつもりだと、すぐブレる)、その一瞬のチャンスにヒットさせる、なんてのも同じようなものなのだろう。今時はデジタルだからあまりないだろうが、連写してフィルムが切れて慌てて交換するなんてのも、全弾撃ち尽くしてマガジンごと交換・装填する、といったシチュエーションだろうか…。

 で、その「バズーカ砲」は、実に良く働いてくれた。勿論、今も十分現役である。抜けが良く、鮮やかな発色。ややAF時のフォーカシングスピードや、フォーカスリングの位置に難はあったが、そんなことは全く気にならないほど、ここぞという瞬間を手元に引き寄せてくれた。86mmという口径も、実にいい。被写体の細かな所まで捕らえる。一時、コンパクトデジカメの宣伝ポスターに、並いる大型望遠レンズを構えるカメラマンの群れの中に、涼しい顔して美人のねーちゃんが、同じズームができますよー、という顔で、ちっちゃいカメラを片手で構えているのがあったが、よくもまあ、と思う。いくら画像処理で色彩や少々の歪みはごまかせても、レンズの大きさからくるディテール精度はごまかせない。しかも、スタビライザーもなしで、片手で10倍ズームなんかかましてみろ、絶対ブレまくった写真にしかならんわい、と思ってたのを思い出した。その証拠に、コンパクトカメラで野球の写真撮ってる記者なんか、いまだに見たことがない。ホントにそんなカメラで済むなら、とっくにそうなっているはずである。本職の方々が使っているレンズは、とんでもなく高いんだから……。

 片手で10倍ズームなんか、と自分で言っておいてなんだが、このレンズを、しまいには三脚も一脚もなしで使っていた。どーせフェンスは消さなきゃならんのだから、とレンズプロテクタを着けてるのをいいことに、フェンスの金網にびったり着けて固定して撮ったり、野外スポーツは明るいんだから、シャッタースピード上げるだけ上げて、と可能な限り高速で切ることで、ブレをできるだけごまかしたりしている。それで、素人写真ごときなら、十分何とかなってきた。コストパフォーマンスから考えても、本当にいいレンズに出会ったものだと思っている。

 今は廃版になっており、中古商品が流通しているだけである。同じシグマさんから、もっといい商品が出ているからだが、中古の分、これまた激安になっているようである。マニュアルフォーカスに自信のあるアマチュアの方で、とりあえず望遠が必要な方には、とってもオススメのレンズである。



【送料無料!】《中古良上品》SIGMA AF 170-500mm F5-6.3 ASPH RF (CANON)





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最終更新日  2008年07月21日 02時12分46秒
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