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†Aina† @ あとがき… みなさま…こばわぁ♪ 予定よりだいぶ時間が…
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†Aina† @ あとがき♪ さて…「第1話」を公開しました♪ えと…………
2010/10/07
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~
第九章・序章「-終焉の始まり-」

『ホテル・ラピス』

悲魔は集まった藁人形とアルテミスに今までのいきさつを話した
2人は口を閉ざしたままうつむいた

「焔は戦うんだろ?」

悲魔の質問に焔は昇っていく自分の吐いたタバコの煙を見つめながら

「まぁ…俺には戦う理由があるからな…」

「戦う理由か…」



「この大陸のため…そう言ってしまえばこの大陸で生まれた俺にはあるな…だけど」

悲魔はそこまで言って言葉に詰まる

「私は…」

アルテミスが何か言いかけたところでその言葉を藁人形が首を振って止めた

「アル…軽はずみな発言はやめろ!」

「だから私は!」

「惰性で決めるな!俺を含めた外部の人間は個人の勝手な思いでこの戦いを選んじゃいけないんだ…俺やアルが戦うと決めればそこについてくる奴も出てくるだろうそこまで考えるんだな」

「藁さん…」

「俺だってこれまでの付き合いもある…ジャルデウの気持ちも痛いほどわかる…戦いを選ぶなら加勢したいさ…だがなそんな簡単なもんじゃないんだよ」

藁人形にそう言われたアルテミスは何も言えずにまたうつむいた

「焔…戦うとして策はあるのか?」


焔はタバコをもみ消しながら鼻で笑い

「策はない事はない…だが奴のところまでたどり着くにはちょっとな」

「だろうな…あいつらがどこにいるのかもわからんし…どのくらいの組織なのかもわからんからな」

焔の答えを聞いた藁人形がそう言った時

「あいつらは今ファン城にいる」



「し、シュウ…どうしたんだ突然…それにファン城って何の事だよ…」

悲魔は突然シュウが現れた事にも驚いたがシュウの口から出た聞きなれない城の名前にも驚かされた
とうぜんアルテミスや藁人形も同じ事を思った

「時が満ちたんで…迎えに来ました…陛下」

シュウはそう言うと悲魔の前にひざまづいて挨拶をした

「へ、陛下?」

「なんなの…いったい」

藁人形とアルテミスは顔を見合わせる
そんな2人をよそに焔は

「つまり…この前聞けなかった答えが今聞けるってわけか?」

そう言ってグラスに注いだ酒を飲み干した

「焔…何か知ってるのか?」

「いや…隠すつもりは無かった…確証のない話だから伝えなかっただけだ…現に俺は何度も聞いたが答えてもらってないしな…だろ?」

焔は質問してきた悲魔にそう答えてシュウに話を振った

「そういう事だ…現時刻を持って止まっていたこの大陸の時間が動き出す」

シュウがそう言って入り口の方をチラッと見る
入り口からシャララが入ってきてシュウの脇にしゃがむと悲魔に深く頭を下げた

「シャララまで…どうなってるんだよいったい」

悲魔は事態がまったく理解できずにいた

「陛下…陛下からお預かりしていた物を…お返しに参りました」

シャララはそう言うと悲魔の目の前に座り悲魔の右手を取るとしばらくその手を見つめそして自分の胸に押し当てた

「シャララ…なにを!」

悲魔は突然の出来事の嵐に頭の中がパニックになる

「短い間でしたが…私は幸せでした…ありがとうございました」

シャララはそう言って悲魔を見上げ微笑んだ…しかしシャララの頬には涙がつたっている
事態はまったく理解はできていないがそんなシャララを見て思わず悲魔は左手でシャララの頬をつたう涙をぬぐった
シャララは目を閉じて呪文を唱え始める…ぼんやりとシャララの体が輝いたと思ったら無数の魔法式がシャララの周りを取り囲み、徐々にシャララの体が消えていく

「!!!」

消えゆくシャララを見ていた悲魔が目を見開くそして涙があふれてくる

「お、俺は…そうか…思い出したよシュウ…奴らからこの記憶を隠すために俺は全ての記憶を切り離しその記憶と魔力でシャララを作った…ゴメン…シャララ」

悲魔はそうつぶやいてまだかすかに残っているシャララを抱きしめる
シャララは満面の笑みをうかべると悲魔に身体を預けて目を閉じる

「嬉しい…私は…幸せ者です…」

そんな言葉を残してシャララは完全に消えた

「焔…俺にも明確な戦う理由が出来たよ…藁さん、アル…アジトに戻ろう…そして今夜ギルドマスターを辞める」

悲魔はそう言って立ち上がった


『SSD アジト』

「たぶん…その柊さんは僕のお姉ちゃんです!」

白狐はそう言ってアイナの手を握る

「じゃあ…悲魔さん達が戻ってきたら相談してみようか」

アイナは微笑んで白狐の頭を撫でる
白狐は何度もうなずく

「さて…あちらもも事が進んだようだし…私もそろそろ事を動かそうかしら」

凛は突然そんな事を言って両手を挙げて伸びるとアイナの方を見た
アイナはなんの事だかさっぱりわからずに不思議そうな顔をして首をかしげる
凛はアイナのあごを指で持ち上げると微笑みかける

「!!!!」

次の瞬間アイナは凛に唇を奪われた
突然の事にアイナはもがく…白狐も突然の出来事に顔を赤らめて手で目を覆った
近くに居たリュウとエースは凛の行為を勘違いしたのか目を逸らして気が付かないフリをした
アイナは凛から離れようとバタバタと暴れ…凛の頭をポカポカと叩いた
しかしその抵抗も徐々に弱まるとそのまま意識を失って凛の腕の中に崩れ落ちた

「アイナさん!…お姉さんアイナさんに何をしたの!」

見てはいけないと思いつつ指の隙間から一部始終を見ていた白狐が凛に詰め寄る

「白狐ちゃん…アイナさんはね、今戦っているのよ…彼女の中の本当の彼女を隠そうとしている彼女と…」

凛はそう言って凛に身体を預けているアイナの頭を優しく撫でながら微笑んだ


『クロノス城 ギルドセンター』

ジャルデウは業務が終り人気の無くなったギルドセンターの屋根の上に居た
今は落ち着いて…まるで火種が燻るよう色を放つハッシュアックスを見つめている
そんなジャルデウの横にトムチャが座っていた

「アカンなぁ…悲魔コンの事を甘い甘いと言っておきながら…俺もめっさ甘かったw」

ジャルデウは誰に言うわけでもなくそう言って苦笑いを浮かべる

「そこがジャルさんのいいところですよ…」

トムチャはジャルデウを見ずにそう言った

「トムちゃん悪いな…これからトムちゃんを連れてこの大陸を走り回ろうと思ったけど…やる事ができちゃった」

ジャルデウもまたトムチャを見る事なくそう答えた

「私は決めたの…この大陸の冒険者になる事を…だから…」

トムチャがそう言いかけると

「確かにトムちゃんは今冒険者や…だからって戦う理由にはならん、それはギルドの決め事に関してもそうや…嫌だったら出たらいい」

ジャルデウはトムチャにそう言った

「違うの!冒険者だから…ギルドのメンバーだから…とかじゃないの!…私が冒険者になったのは…ううん、そう決心させたのはジャルさんなの…」

トムチャはそう言ってジャルデウに微笑む

「俺についてきても…いい事ないよ…たぶん」

ジャルデウはトムチャから目線を逸らしてそう小声で言った

「それでも平気…だって………」

トムチャはジャルデウに詰め寄ってそう言ったが最後の方は風の音にかき消されてしまった


『SSD アジト』

悲魔と藁人形とアルテミス…そしてシュウの4人がアジトに戻り全員を集めた

「うん?アイナ嬢とトムチャが居ないが…どうした?」

ロビーに集まったメンバーを見て藁人形がそう言った

「トムチャお姉さんは大人の事情です♪」

白狐がそう答えた

「…なるほど…っていうかお前はその意味が…まぁいい…で」

藁人形がため息をつきながらそう言った

「アイナさんは今はそっとして置いてあげて下さい」

凛が藁人形にそう告げると藁人形は少し考え数回うなずくと一歩下がり悲魔の方を見て大きくうなずいて合図をした
悲魔も藁人形を見て無言でうなずいて返事をした

「ここに居るメンバーが全てではないが…今まで俺についてきてくれてありがとう…俺は今をもってSSDのギルドマスターを辞める」

悲魔のその発言に誰もが驚いた

「俺にはどうしてもやらなきゃいけないことが出来てしまってね…マスターのままだとみんなを巻き込む事になる…だから急だけど後の事は藁さんに一任する」

悲魔はそう言って深々と頭を下げた
誰もがきっと悲魔の言った『やらなきゃいけない事』が気になったがあえてその事には触れずに居た
悲魔が頭を上げるのを確認して藁人形が一歩前に出る

「さて…そういう訳で俺がギルドマスターを預かったわけだが…」

藁人形はそう言って全員の顔を見渡した

「ここでギルドを再編成しようと思う…つまり解散だ…」

藁人形の第一声に全員が驚いた顔をしたが一番驚いていたのは誰でも無く悲魔だった

「現時刻をもってSSDは解散し…新たにギルドメンバーを募集する」

「藁さん…」

藁人形の発言に思わず声を上げた悲魔を藁人形が手を上げて黙らせた

「新生SSDの当面の活動目的は悲魔さんおよび焔とジャルデウの支援となる…ただしあくまでも支援がメインであって彼等の行動と歩調を同じものとするものではない…」

藁人形はそう言ってもう一度全員の顔を見渡す

「ついては…ギルドに参加する者はその事を承諾したとみなす…加えて今回の再編成にメリットなど一切無いと心得てくれ…また、急な編成ゆえ旧ギルドメンバーに関しては当面はこのアジトを使ってもらってかまわん…以上」

藁人形はそう言うとソファーに座った

「藁さん…ズルイよ…さっきと言ってる事が違うじゃない!」

アルテミスはそう言いながら涙を流す

「違わないさ…俺は俺の考えで悲魔コンについていく事を決めた…今回の編成で情や勢いその場の感情での判断は一切認めない…もう一度ここでSSDに入る事を選択するならば来る者は拒まず…去る者は追わない」

藁人形はそう言って笑った
悲魔はそんな藁人形に対して頭を下げた

「あ…言い忘れた…メンバーの募集は明日から行い、かならずチャットにて直接俺に言う事…それとギルドのメンバーは一切公開しないし口にする事も禁ずる守れなかった者は即刻クビとする」

「なんで!」

藁人形の発言にアルテミスが食って掛かる

「当たり前だろ!…誰が入ったから俺も…とか、あいつも入るなら俺も入らなきゃまずいだろ…とか、そんな考えで加入して欲しくないんだよ!…はっきり言って今回の編成に加わる奴は大バカ者だ…そんなバカ野郎なんてウジャウジャ居ちゃいけないんだよ」

藁人形はそう言ってアルテミスから顔を逸らした
その後…特に会話もないまま解散し就寝についた

そして深夜…

アイナは目を覚ます
白狐に毛布を掛けなおし…頭を撫でる
そしてアルテミスに深々と頭を下げ…アイナは寝室のドアノブに手をかける

「行くの?」

凛が寝たままアイナにそう声をかけた

「うん…全部思い出しちゃった…私が誰で…これからどうするべきかを…」

アイナがそう答えると凛はそれ以上何も言わなかった
そして寝室を出て悲魔宛の手紙を書きテーブルに置くとその上に悲魔から貰った白いリボンを置いた

「マルノスケ…行こうか」

「ぴぎゅう♪」

アイナはマルノスケを連れてアジトを出て行った


…『To Be Continued♪』





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Last updated  2010/10/07 07:34:28 AM
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あとがき♪  
†Aina†  さん
さて…お待たせしました♪九章のスタートです^^
いきなりシリアスな展開からスタートです
ここまで来るまでに協力してくださった皆さん…
そしてこんなヘッポコな書き物に名前を貸してくださった皆さん…本当にありがとうございました♪

…って、まだ早いかw^^;

以前から告知していましたが…
本編はこの九章で終了します。
でも…それではまとめきれないので
エピローグとして最終章を用意しています。

九章はすべて書き終わってるので…
少し間をおきながら公開していきます♪

…『To Be Continued♪』

(2010/10/07 07:42:07 AM)

追記♪  
†Aina†  さん
業務連絡でゴメンなさい

…パンクスさん
このコメント見たら
私のメッセアドにメールください(x

メールが帰ってきちゃうの
・゚・(P□`q)・゚・ (2010/10/08 03:03:57 PM)

Re:追記♪(10/07)  
PUNKS さん
連絡取れず、ご迷惑をお掛けしました。
物語楽しみにしとるけぇーねbb (2010/10/10 09:35:26 PM)

Re[1]:追記♪(10/07)  
†Aina†  さん
PUNKSさん
>連絡取れず、ご迷惑をお掛けしました。
>物語楽しみにしとるけぇーねbb
-----
いえいえ…こちらこそ
たいした用も無いのに…^^;

今後ともよろしくお願いいたします。 (2010/10/11 02:50:54 AM)

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