PR

×

Profile

†Aina†

†Aina†

Calendar

Archives

2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Comments

†Aina† @ あとがき♪ みなさまこばわぁ えと… サクッと軽めに…
†Aina† @ あとがき♪ さて…「第1話」を公開しました♪ えと…………
†Aina† @ Re:STORY 00:「本日も晴天なり……?」(08/25) みなさまこんばんわぁ… ずっと「保留」に…
†Aina† @ あとがき… みなさま…あけましておめでとうございまし…
†Aina† @ Re:第3話「初勝利」(12/22) みなさま…お久しぶりでございます… と言っ…
2013/03/30
XML
『Fantasy Earth Zero』~メルファリア大陸の物語~



アイナは遊技場の入り口へと続く階段を登る
遊技場の建物もそうだが…入口の扉も大きかった

「うわぁ…大きな扉…」

アイナは口を開けてその扉を見上げる
そして扉に手を触れると
扉はゆっくりと自然に開いた
中の景色はアイナの想像を超えていた

何よりも驚いたのは高い天井から吊るされた大きな帆船の模型だった

(「やりたい放題ね…っていうか…くち!くち!思いっきり開いてるわよ!」)

「!!!!」

アイナは慌てて口を手で押さえる

(「でも…まぁこの状況なら私もそうなってるわね…」)

「あら…ここは初めてかしら?」

入口で突っ立っているアイナに女性の声がかかる
アイナは慌ててその声の方を見る

(「大きなリボン…この人じゃない?」)

「あのぉ…シーナさんでしょうか?」

「ええ…そうですけど……………どちら様?」


アイナは慌てて持っていた手紙をシーナに渡した

「こ、これを…外の道具屋さんから預かってきました」

「ノイルから?…なんだろ…」

シーナは不思議そうに手紙を見る
そしてすぐに得心したのか数回うなずく



「えっと…アイナです…はじめまして…」

シーナの自己紹介を聞いてアイナも慌てて自己紹介をする

「では、アイナさん…私がこの魅惑に満ちた遊技場を案内いたしますね♪」

そう言ってシーナは満面の笑みを浮かべて歩き出した…
とりあえず入って右手のフロアーを案内するようだ

「こちら側は…休憩のできるテーブル席とバンクやEXバンクがあります…で特に重要なのは…こちら」

シーナはそう言ってアイナを手招きする
そこにはシーナと同じ服を着た女の子がいた

「ここがプライズでこちらがその担当のモーニュよ」

シーナはそう言って紹介した

「はじめまして♪プライズのモーニュです♪…ここはルーレットの景品交換をやってます、ルーレットをして景品カードを受け取ったら私のところに来てくださいね♪」

モーニュはニコニコと笑いながらそう紹介してくれた
アイナはいまいち解ってないが微笑み返した

「さて…次は…」

シーナは口元に指を当てて辺りを見回す
そして目的の意図を発見したのかアイナの手を引いて歩き出した

「この方がリサイクル担当のジバンさん」

シーナは白髪のおじいちゃんを紹介してくれた

「私がリサイクル担当のジバンですじゃ」

ジバンはそう言ってぺこりと頭を下げた

「リサイクルっていうのは…プライズで受け取った景品で要らない物をリングに交換してくれるのよ♪」

シーナはジバンに代わってリサイクルの役目を教えてくれた

「景品って…要らない物もあるんですか?」

アイナは苦笑いで聞き返した

「うーん…それは人それぞれってところかなぁ…ただ装備に関しては必ずしも自分の職業の物が当たるとは限らないのね…そういった物はバンクで預かってくれるけどそんな事をしてるとすぐに預かり枠がいっぱいになるからリサイクルって訳が必要なのよ」

シーナの説明を受けてアイナはうなずいて返事をした

「じゃ次はそのルーレットね♪」

シーナはそう言いながらアイナを手招きする
どうやらルーレットはここと正反対の入って左手のフロアにあるようだ

「まずは…道具屋さんね基本的には外の道具屋さんと同じ」

シーナはそう言って道具屋の方を手で指し示す

「こんにちは…道具屋のベルラスです…ここではルーレット用のコインも販売してますので御入用の際はぜひどうぞ」

紹介を受けたアイナはぺこりと頭を下げる

「では…簡単に説明しますね…コインは2種類あります、ゴールドとシルバーです。ゴールドは1枚でルーレットが遊べます…でシルバーは10枚でゴールド1枚に相当します…ゴールドコインはオーブで…シルバーコインはリングで買えます…とりあえずそんなところかなぁ」

ベルラスの説明にアイナは「ほぉー」といった顔で答える

「そして…隣がコイン預り所担当のクルフィよ」

「クルフィです…ここではお客様が買われたコインを預からせていただいております♪…ただし預かったコインはこのカジノカードにチェックされるのでコインとしては戻せないから注意してね♪」

クルフィはそう言ってカードを見せてくれた

「このカードを持って…ルーレットのところにいるディーラーに渡すと…記載された回数分ルーレットで遊べるの♪」

クルフィはそう言ってニコッと微笑んだ
とりあえずアイナも微笑み返す

「さて…いよいよ最後ね…ちょっと疲れると思うから覚悟しておいてね♪」

シーナはそう言って笑うとアイナを連れて中央のフロアに向かった

(「っていうか…もう十分疲れましたよ…何なのホントにこの依頼は………はぁ…」)

「何なんだろうね…」

アイナはため息をつきながらシーナの後を追った
シーナの紹介で「リンス」「カイト」「ホウブ」の3人を紹介された
それぞれリングを賭けた別々のゲームを楽しめるらしい
アイナはゲームの説明をそれぞれから受けたが
疲れのせいか全く頭に入らない
もう1人のアイナと協議の結
遊ぶ機会があるならその時もう一度聞く事にした

「さて…お疲れ様でした…これで紹介は最後…」

(「まだいるのか…はぁ…」)

「でもやっと最後だって…」

アイナがそうつぶやいて苦笑いを浮かべると

「さぁ…大きく深呼吸をして」

シーナがそんな事を言った
アイナは首を傾げながら言われた通り深呼吸をする
そしてシーナが「最後」と言った女の子の前にアイナを連れて行くと
シーナが紹介をするよりも早くその女の子は

「ぎゅんばきゅーーん♪ようこそ♪」

と話しかけてきた

(「ぎ、ぎゅん…ばきゅーん?」)

「私はハイアンドローを担当しているシャンテでーーーす♪ぎゅるびぃーーーん♪」

アイナはただ茫然とシャンテを見る

「ハイアンドローは御存じ?」

シャンテの問いかけにアイナは首を横に振ってこたえる

「おーのー…巷で大流行のハイアンドローを知らないなんて…残念な子って呼ばれちゃうぞ♪」

アイナはもはや苦笑いを浮かべるしかなかった
そんなアイナをよそにシャンテは勝手に説明を始める…

「じゃあ…今日は特別にこのシャンテが丁重に…優雅に…妖艶に説明しちゃうぞ♪」

シャンテはそう言ってウインクをしてくる

「このゲームは2リングで遊べるのだ♪まず私がランダムで0~99までのカードをババンと1枚引いちゃいます♪…あなたは次に私が引く数字が最初の数字より大きいか小さいかを予想するの♪…かんたんでしょ~♪」

「そしてピッタンコびびーんって当てたら…次はその数字より大きいか小さいかを予想…これを繰り返すです~♪」

「こうして繰り返して当てていくと…ドンドン…じゃんじゃん…じょりんじゅわぎーん…って景品がよくなっていくのよ~♪やめたい時はおりる事もできるわよ♪」

「たったの2リングでドカン!…なんて事もあるんだから~♪」

「どう?さっそくやってみる…」

アイナは顔を引きつらせて首を横に振った

「あう~…残念なのです…きゅるきゅるきゅるぅぅぅぅ…でもでも遊びたくなった時はぎゅんぎゅんぎゅるぅぅうんって声をかけてね♪ぎゅるびーんって待ってるから♪」

シャンテはそう言ってにこやかに笑う

(「こいつは…何語をしゃべってるんだ?」)

「さ、さぁ…」

アイナはいち早くシャンテから離れると大きなため息をついた

「はい、お疲れ様~♪」

シーナはそう言ってアイナの頭を撫でた

「これで終わりですか?」

アイナは疲れ切った表情でシーナに問いかけた

「残念ですが…これで終わりです♪」

シーナはそう言ってニコッと微笑む
アイナは一瞬シーナの「残念ですが」を聞いてめまいを起こした…それほど精神的に疲れていた…特に最後のシャンテのせいで

「でわぁ…今回の手紙配達の報酬を上げますね♪」

シーナはそう言うとアイナの手を開いてそこにゴールドコインを一枚乗せた
アイナは手に乗せられたゴールドコインを見つめて首をかしげる

「あらあら…もう忘れちゃったの?…それはルーレットで遊べるゴールドコインよ♪…ささ行きましょう♪」

シーナはそう言ってアイナの手を引きクルフィの元に連れて行く
あっという間にアイナの名前の入ったコインカードが発行されて
そのまま背中を押されてディーラーの元へと連れて行かれた

「こんにちは、私がディーラーのレスターです」

レスターはそう言って指でルーレットの球を頭上に弾き後ろ手でキャッチした

「よ、よろしくお願いします」

アイナはそう言ってコインカードをレスターに渡した

「ほぉ…コインは1枚…泣くも笑うも1発勝負ってか?いい心意気だねw」

「な、何がもらえるんですか?」

「うーん…色々揃えてるよw…戦場で役立つアイテムセットや…高級肉の詰め合わせ…各職業の限定装備…そして運がいいねぇ今は特別期間で特賞はアニバーサリーチケットだ!」

「アニバーサリーチケット?」

「OH~…君はアニチケを知らない新人さんかぁ…じゃあ教えてあげるぜ聞いて驚きな!…ここの景品はねぇ期間が終わるとデザインが変わっちゃうんだよ…変わったら過去の装備品は入手が不可能になるのさ…と・こ・ろ・が…アニチケはなんと!過去全ての装備品1つと交換できちゃうのさ!」

レスターはまるでバレーダンサーが踊るかのようなアクションでそう説明した
しかし…いまいち価値観のわからないアイナは

「へぇ~…」

とだけ答えた

「OH!NO!…じゃあ…これならどうだい?」

レスターはそう言うとアニバーサリーチケットで交換できるという過去の装備品の乗ったカタログをアイナに見せた

(「!!!」)

「!!!」

アイナともう1人のアイナはそれを見てやっとチケットの偉大さを理解した

「まぁ…期待させておいて申し訳ないけど…チケットはそうそう出ないからw」

レスターはぷぷぷぷぷっと笑う
アイナは思わずうなだれた

「とりあえず…人生はじめてのルーレット…いってみよぉぉぉぉ!」

レスターはそう叫ぶとルーレットを回した
そしてまた例のオーバーアクションで

「イーーーッツァァ…………ショーーータァーーーーーイム!」

と叫んで球を投げいれた
こんな大きな声で叫ばれるといやおなしギャラリーが出来てしまう
アイナは気恥ずかしくなって小さくなる
そして球は盤上で何度も弾かれながら転がり続ける…
固唾をのんで皆が球の動きを見つめる…
やがて球は1か所の枠に収まり…盤が止まるのを静かに待った
盤は徐々に速度を落とし………止まる…

「・・・・・・」

レスターは無言で球が止まった数字を見つめる
アイナを含んだ全員が無言でレスターの声を待った
そしてレスターがアイナの方に振り向く

「・・・・・・」

と思うと…また盤の方に顔を向ける
いったい何回その行為を繰り返しただろうか…
見守る全員がつばを飲み込む「ゴクッ」という音だけがホールに響いた



…『To Be Continued♪』





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013/03/31 04:33:02 AM
コメント(1) | コメントを書く
[『FEZ』~メルファリア戦記~] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: