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2009年07月14日
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カテゴリ: Simon&Garfunkel
梅雨の晴れ間の暑い日に、行ってきました東京ドーム。よりにもよってこんな午後、PTAの役員会。時間が気になる母である。ちんたら進む会なれど、焦りを隠して平常心。早く家に帰りたい
OK、余裕で間に合いそう。家からチャリで駅前へ。電車を乗り継ぎ後楽園。大きなドームと人の波。平均年齢高そうだ


通りすがりの元少女「 エアーサプライ 懐かすぃ~」娘時代の音楽の話題でキャーキャーはしゃいでる。「彼等は今も現役よ。」教えてあげたい気がするも、口にチャックで入りましょ。 ライヴ ぢゃなくて、 コンサート 。私も少女に戻ります。



今宵の席は3階正面。視界を遮る物がないので眺めはいいけど、谷底を見下ろす感じ。これじゃステージの二人も豆粒だろう。ドームは ビリー・ジョエル 以来だが、席は雲泥の差だ





26年ぶりの来日。二人は麻生さんやジョンとポールの間、鈞ちゃんとタメの今年68歳。次のチャンスがあるかはわからないと思い参戦。あの席がアリーナ席と同じ料金だとは納得いかないが、双眼鏡さえあればいいだろう。でも、PTAに気を取られ、うっかり忘れちまった。


左隣のおひとりさま女子に話しかけられ、しばし音楽談義。たぶん私よりいくつか上だろう。その隣はお弁当を食べている60~70代の女子お二人様。右隣はアラ還のご夫婦。やはりアラフィー以上が多そうだ。客層は キャロル・キング の時に似ていると思った。東京フォーラムのあったかライブを思い出す。やっぱりS&Gは、野球場よりコンサートホールで聴きたい。




サイモン&ガーファンクル





 セットリスト


スライドショー America

    1.  旧友~ブックエンドのテーマ~(Old Friends)
    2. 冬の散歩道(A Hazy Shade Of Winter)
    3. I Am a Rock
    4. America
    5. キャシーの歌(Kathy's Song)

    7.  Be Bop a Lula
    8.  スカボロ・フェア(Scarborough Fair)
    9.  早く家に帰りたい(Homeward Bound)


スライドショー「卒業」 (BGM) (59番街橋の歌)

    10.  Mrs. Robinson
    11. Slip Slidin' Away
    12.  コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)

Art Garfunkel 

    13.  Bright Eyes
    14. A Heart in New York
    15. Perfect Moment

Paul Simon

    16. The Boy in the Bubble
    17. シューズにダイアモンド(Diamonds on the Soles of Her Shoes)
    18.  時の流れに(Still Crazy After All These Years)

    19. ニューヨークの少年(The Only Living Boy in New York)
    20. My Little Town
    21.  明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)


アンコール1

    22.  The Sounds of Silence
    23. The Boxer

アンコール2

    24.  木の葉は緑(Leaves That Are Green)
    25. Cecilia ~メンバー紹介~Cecilia




午後7時10分、インストゥルメンタル曲が流れる中、3箇所のスクリーンに子供時代からのスライドが映し出される。今回のテーマは Old Friends ユダヤ系アメリカ人の二人は小学校の同級生だという。東京ドームの姿が映った途端、場内、大歓声。いよいよ主役の登場だ。


アコースティックギターを抱えたポールは黒い帽子に派手な模様の赤シャツ、黒パンツ。ややメタボ。アート(アーティー)は、のっぽさん体型のまま、綿シャツにチョッキ(死語?)、綿パン。


しみじみとした「Old Friends」に始まり、お馴染みの曲が続く。MCで、「僕たちはジュウイッサイ(←ここ日本語)で出会い、ジュウゴサイで組んで、初めて作ったのがこの曲。」と、アップテンポの「Hey Schoolgirl」を歌う。アート、「ポールはエバリーブラザーズが好きだったけど、僕はこっち。」と、ジョンもカバーした 「Be Bop A Lula」を披露。ロックンロールもアーティーが歌うと上品なポップスに聞こえるクール


中学音楽の教科書に載り、タイヤのCMでも流れている「スカボロ・フェア」。中学生の頃「セージ、ローズメリー、タイムって何?」って思ってたのは私だけ?これまで何百回聴いたかわからない曲を初めて生で耳にするのは不思議な感覚だ。席が天井に近いせいか、浮遊感がある。静かなデュオに聞き入るうち、ふわふわとどこか違う世界を漂っているような気がした。 セージといえば、 こんな人



「卒業」のスライドに、ストーリーを思い出す。主人公のベン(ダスティン・ホフマン)は、二人と同窓のコロンビア大学を卒業したばかりという設定だった。親の友達・Mrs.Robinsonに誘惑されたんだっけ。ダスティン・ホフマンになれなかった 大塚博堂 さんに合掌


ポールとアートが3曲ずつソロ。休憩タイムなのだろう。交互に舞台から下がっていた。S&Gの癒しモードから、ポールの電気仕掛けのポップロックに目が覚めたあと、聖歌隊の少年がそのまま年を重ねたようなアートの声に、また癒しに戻る。「天使の歌声」と呼ばれる彼の澄んだハイトーンは、本当に天から降りてくるように感じた。二人の音楽性の違いを味わえたソロだった。カラフルなポールの歌は肉食系、水彩画のようなアートの歌は草食系といった感じ。'70年代は、ポップなポールのヒット曲が印象的だったが、今はアートの声に惹かれる。


'69年「明日に架ける橋」をコンサートで初披露した時、静かに聞き入っていた観客が、歌い終わると割れんばかりの拍手を送ったそうだ。(その音源はセットリスト内に…♪)私にとっては、十代の頃、歌詞カードを見ながら何度も歌った曲。落ち込んだ時、元気の出ない時、いつも励まされてきた。日本語タイトルも素晴らしい。温かく力強い3番の歌詞が特に好きだ。


Sail on silver girl

   Sail on by

   Your time has come to shine

   All your dreams are on their way


田舎の中学生だったあの頃、大人になって彼等の歌を生で聴ける日が来るなんて、ゆめにも思わなかった。友の顔が次々浮かぶ。みんな元気かなあ?一緒に聴けると嬉しいのに。背筋がゾクゾクしてきて、思わずウルウル。ふと見ると、右隣さんをはじめ、ハンカチで涙をぬぐっている人があちこちにいる。二人のファンのさださんも歌ったように、誰もが人生の主人公。思い出のスクリーンには、若き緑の日々の映像が流れ、あの頃の自分や家族や友達や恋人、失われた場所や、もう会えない人々にエアー再会しているのだろう。歌の力ってすごい。


アンコールは二回。アリーナは総立ちだったようだが、3階席はアウェイ感漂うせいか、ご近所さんは一人立ち。でも、思い出に浸り、感動したのは皆同じ。笑顔で温かい拍手を送り、手を振る。素敵な同窓会をありがとう。約2時間のステージだった。柴門ふみさんも来てたかな?



明日は武道館で追加公演(チケット高いっす)、18日は最終日で ラベンダーの季節 を迎えた北海道の札幌ドーム。まだ席があるそうなので、行ける方はどうぞ。


抽選もれしなければ土曜日に一緒に行く予定だった夫、パンフレットを手に、「どっちがサイモン?」びっくりライラライ。「ボクサー」のリフレインが浮かんだのはなぜ?



カメラコダック きらきら讃 歌 ヘッドホンルーツ ビデオおまけ1 プレゼントおまけ2







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最終更新日  2009年07月15日 13時21分26秒


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