1969年1月18~19日、東大安田講堂事件で入試が中止となり、高3生の池上彰さんは第一志望を諦め、慶大へ。1月30日、ロンドンではアップル社屋上でビートルズ最後のライヴとなるルーフトップコンサートが行われた。映画「Let It Be」ラストを飾るシーン撮影を目的としたゲリラライヴは正午過ぎから47分間。三本立やフィルムフェスティバルで観たビートルズ最後の映画で、張り切るポール以外はコートやジャケットに身を包み、白い息を吐きながら凍えそうなカモメ見つめ泣いていました(違)
ソフト化されていない「Let It Be」は'80年代半ばあたりにテレビの深夜映画で観たのが最後だが、去年の11月に発売されたDVD付ビートルズ1+ は貴重な映像満載で、ルーフトップセッションの「Get Back」を観ることができる。リンゴの解説付きバージョンでは「ヨーコとモーリンもここにいたんだよ。二人だけの観客ってわけさ」(音を聞きつけてやってきた通りがかりのオーディエンスはそこそこいたが)ポールの解説は入っていない。セッションの時間、ミュージックライフの記者だった星加ルミ子さんとカメラマンの長谷部宏さんはアップルビルの中で、最後のライブの音を聴き、警官が入ってくる現場を見たそうだ。まさに歴史の証言者。長谷部さんや篠山紀信さんの写真展は見応えたっぷり。巡回のタイミングが合えばどうぞ。