全12件 (12件中 1-12件目)
1
元日に会った姪の子の一人、2才の男の子はよく“ドージョ(どうぞ)”と言う子だった。何か持って来てくれたり、お菓子を渡してくれたり・・・でしゃばらないたたずまいの両親の子らしい・・と思いましたね。かたや違う姪の、4才の女の子、この子は生まれたときから私のどん底人生に無邪気と言う光を与えてくれたかわいい小悪魔。その妹の2才の女の子もゆで卵みたいな顔でニコニコと・・・私は赤ちゃん、子供が大好きですね、かわいい。他人じゃないからお互い警戒心がない・・だからさらにかわいさが増す。私が帰る時、妹がたくさんのお土産を用意してて私に渡そうとすると、その男の子は“ドージョ、ドージョ”と言って自分で持って私に渡そうとする。果ては一人で靴を履いて私と一緒に出かけようとする・・・あわてて大人たちが止めましたが。私はジ~ンとしましたね、胸がキュンとしましたね。どんな言葉より感動しましたね。思い出すとまた胸がキュンとします。良い子たちだね。
2013.01.03
コメント(0)
私が中学生くらいの時だったか、近所に小学校にあがる前の女の子二人と病気で夫を亡くした若いお母さんが住んでた。彼女は内職かなんかで細々と家計を支えていたのだろう・・・・子供の私にはその詳しい内情は知るよしもありませんでしたが、でもその家計が厳しくつらいであろう気配は子供の私にも充分伝わってた。ある夕方、きれいな着物を着た彼女を見かけた。あの慎ましく若いお母さんが、バーで働き始めた、と私の親が話してるのを聞いた。私の家庭での“バー”と言う名称がどれほどいかがわしく聞こえたことか・・・あの、窓から垣間見えた、薄暗い家の中で見かけた編み物かなんかをしてる彼女とは着物を着た彼女は別人みたいに、晴れやかにさえ見えたのは私の気のせいだったのか、彼女の精一杯の勇気だったのか・・・家計の苦しさからどんな手段にしろ逃れられたのがうれしかったのか・・・私の家はまもなく引っ越したので、彼女達家族がそれからどうなったのか、何もわかりません、遠い昔のことですね。今は少しは社会状況が豊かになったんでしょうか・・いいえ、それほど変わったとは思えませんね。
2012.12.05
コメント(0)
私がある作曲家を死ぬほど好きだ、聴いてる間は心がふるえ恍惚となって・・・CD全部は買えないから図書館にあるすべてを借りてきてテープにダビングをしてた・・・なんてことを話してたら、音楽の専門的な勉強をされたという人が、その作曲家よりこの作曲家の方がずっといいんじゃない?ハッ?私が好きなのにあなたにとやかく言われたくないですけど、好きって、比べることじゃないでしょう、そんなことに客観的になってどうするんです?好きってどこまでも主観的なことでしょう。別の人が、私がある先人が大好きだ、と言うと鼻で笑った。そんな人よりこの人の方が・・・・ハッ?誰かを好きになって、他人にその人はよくない、あちらの人にしなさい、と言われて素直に聞けますか?大好きな異性がいたとして、他人にそいつはだめだからこっちにしなさい、と言われて言いなりになりますか?私は200%ないですね。相手が世間サマから見て物質的に並みのレベルに達してない・・・世間サマの目にはバランスが悪い・・しかし、この好きという胸をえぐられるような情熱、・・・自分から手放す気はサラサラないですね、後で後悔することがあるだろうと思ったとしても。情熱が冷めるのは自然の流れと言うもので。そんな私にアドバイスしてるつもりの人がどれほどの人か・・私は評価してないんですねえ。あなたが好きな人、私は大嫌いなんですけど、あなたが誰を好きになろうと私は口出ししません。だから私に押し付けるのはムダだからやめてください・・・・ってことなんですけど。ま、このように自分が好きと思うことは他人には侵されたくない、侵されるつもりは全然ない。後でその情熱ゆえにひどいしっぺ返しがきたとしても甘んじて受けましょう。
2012.10.17
コメント(0)
ミステリードラマを見てて、容疑者の顔がだんだんアップになってくる・・・青い、吸い込まれるようなガラス玉のような目を見てて思い出した。私が幼稚園にあがる前だったか、その後だったか定かではない・・・花火大会のあった夜、父親に買ってもらったミルクのみ人形。口からミルクを飲ませると当然お尻から出てくる・・・その処理、どうしてたんだっけ・・・?それはともかくとして人形の青い目はその容疑者と同じだった。私はかわいくてかわいくて、その時たぶん自分の魂はその人形に入り込んでたろう。あの時の気持ちを考えると、今子ども達に感じてる気持ちと同じようなものが。朝早くから人形の洋服を替えたり髪の毛を束ねたり・・・母親がミシンで洋服やレースのついたかわいい帽子を縫ってくれた。人形の記憶はそれくらいしかないけど、今の何かしらの原点にはなってるかな。
2012.05.30
コメント(0)
私の誕生日は9月13日、息子の誕生日は3月9日。だからラッキーナンバーは3と9。先日テレビを見てたら13と言う数字はヘブライ語で“愛”とか“ひとつ”とかいう意味がこもってるらしい。世界3大宗教の源はひとつの神からなってる・・・そしてその意味するところは愛。宗教戦争なんてのはそもそも宗教と名をつけることがおかしい。人間の利己主義戦争とでも名づけた方がピッタリだ。13、9は縁起の悪い数字、と思ってたけどこれで晴れて堂々と記すことができる。それにしても壮大な意味が込められてた事に感動。
2012.04.09
コメント(0)
エリック・クラプトンの“レイラ”が流れてくると、なんとも言えない不愉快さがわいてくる。曲そのものは良いよ、情熱的で。しかし、だいぶ前に、この曲に関するエピソードを知ってから素直に聴けない自分がいる。そのエピソードと言うのは、クラプトンの妻はジョージ・ハリスンの元妻で、その彼女に熱をあげて作られた曲、と言う事だけど、だからって私が不愉快になることはないんだけど。細かい事情は知らないのに、なんかそこに不潔感を感じる自分・・・昔、その妻のエロい写真を見たことあるからね。それからジョニー・ディップが好き、と言う女性が多いけど、私も最初は好きだった。しかし、ある雑誌で、“僕はスーパーモデルのおかかえコック・・”だったか、運転手、だったか忘れたけど、いわゆる彼女のことをそんなようなニュアンスで書かれてるのを見て、ゾッとした。それから嫌いになった。演技までわざとらしく感じてきた。ゴシップと言うのはこれほどまでに影響するよね。それから似たような意味か、関係ないかわからないけど、自分の妻を他人に話す時に“奥さん”と言う男にもゾッとする。“愚妻”とか(古い・・)“家内”、せめて“妻”とでも行ってくれれば良いものを・・・この不愉快さの根本はなんだろう。阿る(おもねる)男はバカに見える、ということか・・・
2011.11.07
コメント(2)
いつだったか、ニュースのちょっとした情報・・見たいので、“愛を告白するツアー”なるものが放送されてた。告白と言っても、夫婦が普段いえない愛の言葉を人前で叫ぶ、みたいな・・・恥ずかしい・・・・正視できない・・・日本人ほど愛してる、と言う言葉を言うのが似合わない民族はいない。夫婦関係の愛はあるとしても、その言葉での表現が不自然。そもそも日本に、愛してるという言葉で伝える、という歴史はなかったでしょう。単にアイラブユーを訳しただけという感がある。外国からきた、まだなじんでないバタ臭い言葉・・・その愛だって、恋愛、情愛、性愛、人類愛、隣人愛、家族愛・・・いろいろある。ほとんどの人は個人的な愛を言ってるみたいだが。諸外国の夫婦だって毎日その言葉を口に出してる、ということだか、果たして中味はどんなもんだか・・・人類、それほど極端に違うとは考えられない。毎日毎日アイラブユーと言うその実体は・・・と勘ぐりたくなる。単に好き、嫌いにいろんな意味が網羅されてると思うから慣れない不自然な言葉を使うより、好き!でいいじゃないか。
2011.11.02
コメント(0)
沈黙する、詮索しない・・・それが、相手には優しい時がある。ずかずかと他人の人生に踏み入って、それが優しさと勘違いしてる人は多い。優しさの押し売り・・・?悪気はない、で済ませないで。何もしないことは自分にとってつらい時もある。無関心の沈黙ではなく関心のある沈黙・・・。ここまで書かなきゃわからない人、書いてもわからない人は多い。
2011.10.23
コメント(0)
どうでもいいことなんだけど、私がエッ?と思う事・・・ジョン・レノンとオノ・ヨーコ桑田圭祐と原由子浅野忠信とCHARAこちらの男性陣は芸能人には珍しく美人にはこだわらない・・・・失礼まあ、出会いの妙というものでしょうかね。これ、一般人の、有名人に対しての偏見ですけど・。
2011.09.25
コメント(0)
手を繋いで自然に見える中年ペアってあんまり見たことない。まず自分たちが手を繋いでる、ということを、他人の目を意識しすぎてかっこ悪くてこっちが恥ずかしくなる。まるで、私達セ〇クスしてますよと言って歩いてるような生々しさ。中年になってからの恋人なのかなんなのか・・・見てていい感じなんてまずない。他人が大きなお世話でしょうけど、見せられるこっちの気持ちにもなってよね。せめて夜、人目のないところでやるか、自分たちの関係は手を繋いでる事が素敵に見えるカップルかどうか、よく考えてからやってほしい。若者はこの際問題外として、私が素敵に見えたカップルは何年か前、毎朝手を繋いで散歩してる80代くらいのご夫婦。二人とも背が小さくて足が悪い。ゆっくりとしか歩けないけど、楽しそうに話しながら歩いてた。毎朝通勤時に会うこのカップルが、微笑ましくて素適だった。優しく、幸せな空気が二人を包んでた。見かけない朝は、どこか具合でも・・・と本気で心配した。関係の中身は意外と表に表れる。当人達がわからないだけで周囲には一目瞭然。中年の生々しさは本当に気持ち悪い。中年だって純愛はあると思うけど、そういう人たちは目立つような事はしないと心得てる。
2011.08.03
コメント(0)
昨夜何気なく見てたテレビで35才の教師と13才の生徒の恋のことが放送されてました。前、何かで読んだことのある話しでしたがその後のことは知りませんでした。13才の生徒が35才の先生を好きになり先生も最後には彼を愛してしまう、というお話でした。普通ならただの憧れ・・・ですまされちゃいますよね。一時的には誰でもそう思う時期はあるでしょう。しかし、彼らは違った。お互いに相手のいない人生なんて考えられない、というほどの深い愛。卑屈さを感じない、きれいで優しい顔の先生が抱く彼との赤ちゃん。しかし年令差ゆえに虐待・・・・ということになりスキャンダルにまみれてしまった。そんな中でも先生の顔はきれいで純真だった。先生は7年の刑務所生活になるわけですが出所したら彼は20才、私は42才。きっと彼は忘れてるだろう、これからは一人で強く生きていこう、と決心する先生の前に彼が迎えにきたんですね。私は感動しました。こんな愛が世の中にあったんだ。13才から20才まで保ち続けた愛、それも変わることなく。最後に結婚をしたというところに歓喜の感動の嵐が私をお襲いました。スキャンダルになり二人ともどれほど傷ついたことか、どれほどののしられたことか・・・・しかし、それでも保ち続けた本当の愛。これほどの美しい恋愛物語はないですね。
2010.04.29
コメント(0)
私、よく考えるんです。孤独ってことを。家族がいない上にまったく社会と繋がりがない・・・・お金持ちならばまだしも、お金もない・・・・将来の希望も枯れ果てた・・・・ああ~ひどい地獄ですね。自分は一人じゃないよ、家族はいるし友達もいる、と思ってる・・・しかし、家族とは会話がすれ違い、友達とは名ばかりの警戒心いっぱいの関係・・・ああ~地獄ですね。しかし、物理的な孤独と心の孤独には、大きな違いがあると思うのです。自分は世間にも認められたステキな仕事を持ってる。貯金もそれなりに。子供達は母親の奮闘のおかげでそこそこ名の知れた学校にも入れた。友達もたくさん・・・本音は言えない間柄だけどね、という但し書きが着く。それから?・・・・ディケンズのクリスマス・キャロルはそんなことをちょっと状況は違ってますけど身近なことで端的に描いてますよね。物理的に孤独なのはしょうがない場合がある。しかし、この世に誰も自分を満足させてくれる、信頼するに値する人間はいない・・と悟っても、自分が欲する真実は絶対にある、と確信できた人には孤独も天国になる。希望が天国になる。病気も楽しめる。あまりにも簡単に書きすぎちゃいました。それなりにわかってくださいね。
2010.04.28
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1