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2005.07.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・富士通テン、ハイブリッド技術を高度化するモータボードなど開発


富士通テンは、自動車制御用ECU(電子制御装置)の開発ツールであるリアルタイムシミュレータ 「CRAMAS(」クラマス)のオプション新商品として、業界最速の演算能力1μsを有する高速シミュレーション用モータボード「CORE-X」と、これに搭載する専用のモータモデルを開発したと発表した。

ハイブリッド車両や燃料電池車両等のモータ制御用ECUの開発費低減・開発期間短縮が図れる。受注生産で販売する。

ECU開発では、実機試験による危険性や大規模設備の保有を回避できるシミュレーションによる検討・検証が重要となっている。

同社は2000年にリアルタイムシミュレータのクラマスを開発、エンジン制御用ECUやトランスミッション制御用ECU、ハイブリッド車両制御用ECなどの制御アルゴリズムの機能・性能評価を自動車に搭載したときと同等条件で実施できる商品として好評だ。

今回開発したモータボードCORE-Xは、さらなる高速・高精度のシミュレーションを実現するため、大容量のFPGA(フィールド・プログラム・ゲート・アレイ)を搭載した。

また、インバータ・永久磁石同期モータ・位置センサなどのシミュレーション演算をFPGAに実装し、超高速演算を可能にした独自のモータモデルを同時開発した。

これによってハイブリッド車両や燃料電池車両などのモータを高速、高精度で制御するアルゴリズム開発や制御ECUの評価を、低コスト・短期間で行えるようになるとしている。


・駐車禁止と勘違いして、10人を摘発




すでに納付されていた合計12万円の反則金については、順次返還していくとしている。

これは秋田県警・交通規制課が明らかにしたもの。

駐車禁止の規制が無いにも関わらず、誤って取り締まりが行われたのは、秋田市中心部に位置する中通1丁目付近の市道。この市道は全長約100mだが、このうち半分程度の50m区間については駐車禁止の規制対象になっていなかった。

だが、手前の道路は規制対象になっていることや、昨年11月に経年劣化した交通標識を交換した際、規制区域を示す補助標識を付け忘れたため、警官が駐車禁止規制が継続していると誤認。

今年5月にこの場所へ路上駐車していた女性を駐車違反で摘発し、反則金の納付を命じた。

ところがこの女性が納付を行わなかったことから、6月上旬に駐車禁止区域を記した「交通規制台帳」と照合したところ、女性が路上駐車を行っていた場所は駐車禁止区域外であることが判明した。

警察がさらに調べを進めたところ、今年5月以前にも9人が違反の摘発を受けていた。このうち8人はすでに反則金を納付。1人は違反者講習の対象にもなっていた。

このため、警察は誤って摘発が行われた人に謝罪するとともに、違反点数の抹消と、納付された反則金の返還を開始した。

また、該当の区間については6月10日から暫定的に駐車禁止区間として扱い、秋田県公安委員会の認可が下り次第、正式に駐車禁止の規制が行われるという。

同課では「同様のミスが起きていないかチェックを進めていたために公表が遅れた。道路標識の適正な設置管理と、再発防止に努めていきたい」とコメントしている。


・原型を留めるより時間優先…大規模窃盗グループ




埼玉、群馬、栃木、新潟各県警の合同捜査本部によると、これまでに窃盗の実行役として20人を逮捕。6日には盗難したクルマを積載したコンテナを横浜港まで移送することを請け負っていたナイジェリア国籍の男が逮捕されている。

窃盗の実行役の中にもナイジェリア国籍を持つ男7人が含まれているが、このうちの1人は実質的な首謀者で、日本人の窃盗グループと手を組み、1台あたり10万円で買い取るという契約でRV車の盗難を指示していた。

クルマは廃部品扱いで輸出するためなのか、盗難の手口は非常に荒っぽく、原型を留めることよりも、短時間で持ち出すことに主眼を置いていたとみられる。ガラスを破壊して鍵を開け、ときにはハンドル自体を工具で切断してしまうこともあったという。

盗まれたクルマは埼玉県内の拠点に持ち込まれ、すぐに部品レベルまで分解。車体などのモノコックはピラーの付け根から上を切断。重ねるようにしてコンテナに積み込んでいた。海上運送のコンテナは重さではなく個数で換算されるため、詰め込めるだけ詰め込み、輸送費の軽減を図っていたとみられる。

盗難車が詰められたコンテナは横浜港から船に載せられ、アラブ首長国連邦のドバイ港や、ナイジェリアのラゴス港に向けて輸出されていた。その数は250個を超えていたことも判明している。



盗難グループの役割は厳密に分担されており、自分が関与する役割と、取り引きを行う役割を除いては互いが関与しない仕組みも作り上げられていた。これによって一部が摘発された際にも、その供述によって全員が摘発される事態を防いでいたとみられる。







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Last updated  2005.07.11 23:06:41


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