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以前よりも女性との付き合いが増えた。別に男女を意識して人付き合いをしているわけではないのだが、学生時代によく見かけた「女子のグループを作ってトイレに行くのも一緒」とか「何かあったら一番に話す」とか、そういった見えない、女子の感情的なしきたりが苦手だった。グループ内で勉強の出来であるとか、家の豊かさだとか、彼氏のスペックだとか。個人差ができるとグループ内の別の女子に悪口をいうのもなんだかなぁと思って避けていたら、必然的に男友達が増えたのだった。いまは女友達はいる。しかも私が誇れる素晴らしい女性の友達ばかりだ(えへん)。これだけは私は唯一自慢できるところだ。気持ちがやさしいし、頭はいいし、情に厚くて酒も強い。だから男性以上に稼ぐし、金遣いもいい。なのに忙しくても約束はちゃんと守る。ポリティカリイ・インコレクト(≒不規則発言)も笑って許してくれるし、しかも美人揃い。まさにハーレム(^^)ここから考えると、私が女性に対して苦手だと思っていた部分は、上記の女友達の要素を反対にすれば納得がいくのである。自分の利益を優先する、平気で自分を守るための嘘をつく、時間を守らない、人と比べて優劣をつけて満足する(マウントをとる)…といったところだろうか。こういう人間は女だけでなく男にもいる。総じて卑しいとか卑怯という言葉がふさわしいけれど、一方で気の毒というか、かわいそうな人でもある。私の感覚で言うと「女々しい」という感じ。「女が嫌い」を豪語していたから「女々しいタイプ」を嫌っていたのは間違いない。でも、女性全部が「女々しい」に該当するわけじゃないということもわかった。だからよかったなと思っている。嘘はなるべくつかないほうがいい。ただ、時に相手を傷つけないためについたりすることもあるかもしれない。だから絶対だめだというわけじゃないけど、自分の保身や欲望のために平気で嘘をついたりする人は大嫌いだ。そういう人に限って、話にほころびがある。嘘をつくのなら完全犯罪を心掛けて、墓場にもっていくべきだ。それができないなら嘘なんかつくな、と思う。「この人嘘つきだなー」と気づいてから、相手が平然と嘘をまたつくと、あきれ果ててしまう。ばれる嘘を重ねる人というのは相手をばかにしている。私の周りで「あの女、どうも好きになれない」といわれる人というのは、欲望や保身を重ねてきたことが雰囲気ににじみ出ているからなんだと思う。百戦錬磨をくぐり抜けてくれば、直感でピンとくるし、ここでいう「女々しい」人と時間を重ねても損ばかりで得にならない。お化粧しても根本のどす黒いみたいな感じが表情筋に出るのだ。変な話、ポートフォリオを見てもだいたいわかるのでは?と思っている。ポートフォリオは嘘をつけないからだ。「女性は株で儲かりづらい」といわれるが、相対比較する、ルールを守らない、行き当たりばったりという、私が嫌いだと感じることをする傾向が、男性に比べ、女性の気質としてあるからかもしれない。<お酒メモ>5月25日火曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで1つ半SIRENI NZ 白 コップで1つボルドーの白。たぶんバロンフィリップの。 フランス コップで1つ
2021年05月24日
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友人から聞いた話。脳内から快楽物質が出るのは3位 二度寝2位 ドラッグ摂取らしい。そして1位が「死ぬ瞬間」なんだそうだ。私は何度か死にかけたことがあるのだが、確かに気持ちがよくて「もういいや」という気持ちになった。あれが観念するというやつだとは思うのだが「人生終わって残念」とか「無念」という感想はみじんもなかったので、結局生きてて、目が覚めて「あれ?」となったりもした。それにしても私は二度寝が大好き。ドラッグは法律で禁じられているのでやらないが、1位と3位を体験していれば、しかもほぼ毎日3位を経験していれば、そりゃ他の欲望も減るわけだ、と思う。<お酒メモ>5月17日月曜日陸奥八仙 特別純米 2合弱
2021年05月14日
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コーヒーは血糖値を下げてくれる効果がある。その他の薬理作用もあり、健康飲料と言われている。けれど普段から糖質をあまりとらない私には、このコーヒーの働きがマイナスに作用する。血糖値が下がりすぎて手が震えたり、ふらふらすることがあるからだ。アルコールに耐性がある体質だとは思うが、カフェインについては普通か、むしろ弱いなという感覚があるので、「コーヒーか紅茶か」と尋ねられるときには、できる限り紅茶を選んでいる。一口に「身体にいい」といっても体質には個人差がある。だから大切なのは健康情報を得たときに、「自分の体質はどうなのか」ということを鑑みて、試すかどうかを決めたほうがいい。「少食」についてもそうだ。私は1日1食(と豆乳)というスタイルを10年以上摂っていて、これが合っている。テレビ漬けの母はどこかの番組で見たのか「3食食べないとだめだ」と執拗に言うので、正直うんざりしていた。しまいには食べすぎと食内容の偏りが原因で入院し、なかなか改善しないので退院日は不明となった。糖尿病なんだから菓子パンを食べてすぐにブラックのコーヒーで流し込む、をやめなさいといったのに。短時間の血糖値のボラティリティが高くなり、かえって身体に悪いからだ。血糖値は長い時間軸でコントロールしないといけないのだから、と理屈も言ったのだが、長年の食習慣はなかなか止められない。だからそうなるのだ。一番大切なのは中庸、要は「ほどほどにバランスをとって」である。今朝は緑茶の後、アーティチョークのお茶を久しぶりに入れた。黒糖のようなほのかな甘みと苦みがあり、正直言って美味しい飲み物とは思えない(笑)。「もらったんだけど美味しくないからあげる」と言われて戴いたもので、物珍しいのでありがたくいただいて、たまに楽しんでいる。最近人気のスーパーフード・菊芋に含まれる「イヌリン」が摂れ、コレステロールを下げて肝臓を守る、などという効果があるらしいが、低コレステロール&たくましい肝臓の自分には、効能を期待してというよりは「たまには物珍しいものを飲んでみるのも悪くない」という興味で淹れている。前日はそば湯、その前はハーブティー、さらに前は黒豆茶と、毎日いろいろ試しているが、目に留まったもので顔触れが頻繁に変わることが結果、「中庸」に近づくんじゃないかと思っている。この間友達が「料理いろいろ作るんだね」と言うので「そうかなぁ」と考えてみた。お客さんが来るときに20品以上作るときはある。相手の好みがわからないから保険をかける部分もあるが「少量ずついろんなものを」が中庸を作ると考えているからだ。大きな白テーブルに小皿や小鉢で一品ずつおいていくと、何が何だかわからない(笑)。ワンプレートのインスタ映えするごはんの方が見目麗しいのかもしれないが、ネットで見ていると「色どりだけで栄養バランス偏ってるなー」とか「この人、いつも同じ食材で作るメニューで、摂取している栄養素が同じだから、どう見ても太りそうだな」とか、まぁ余計なことを思ったりもする。それを見たうえで「こういう病気や悩みを抱えている友人が来てのごはんだから、このメニューを作ろう」と思いつくから、情報としては役に立っているのだが。そんな私がいま足りないのは明らかに「外食」。早くお酒OKの外食解禁にならないかな。いわゆる「高カロリーの食事」「味濃いめのがっつり系」は、私は作るレパートリーが少ないんである。この類だけは、なりゆきで摂取するしかないんだよな…。
2021年05月11日
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毎朝緑茶を飲むのだが、ときどき胃にひっかかる感じがする日がある。そういうときは、ちょっと胃が疲れているかもしれないと感じている。緑茶は胃を荒らすので、胃の弱い人は空腹で飲むのを避けたほうがよいと言われているからだ。今朝もそうだった。昨晩、久しぶりにパワフルなコース料理を食べた。ヒレステーキやらボリューム満点のスイーツなどが出て完食。酒の提供をしてもらえない時期だから、食べるスピードはいつも以上に早くなったことも影響したかもしれない。友人たちも「酒の代わりに水飲み過ぎた。身体がだるい」と言っていたから、私個人の気のせいではないのだろう。体重計に乗ると、また痩せていた。胃が荒れているのをいいことに夕食も抜いてしまおうかと思っていたのだが、それは止めた方がいい感じだ。「胃をリセットして食欲をわかせるには」ということで冷蔵庫で食材探し。目が合ったのがタッパーに入れていた「そば湯」だった。そば湯は茹でた蕎麦の成分が溶けているから、それなりに栄養価がある。ビタミンBやC類もしっかりとれるから、それなりに身体にも良い。鍋に入れて沸かすこと数分。ほかほかしたそば湯ができあがった。タンブラーに入れてひとくちすする。塩気がほんのりとあるそば湯。とろーっとした液体は、喉を優しくなでて、胃壁にゆっくりと染み渡る。ああ、至福。立て続けに2杯飲むと、あっという間に鍋のそば湯はからっぽになった。「そば湯は痩せる」「太る」という論議が昔からあるけれど、個人的には温かいとろっとした飲み物は、腹持ちがよいので、カロリーが高かったとしても、結果、食べすぎを防いでくれると思う。何よりミネラルなどが多く含まれて「身体にいい」と昔から言われているものだから、避けるよりは摂ったほうがいいのではという立場だ。
2021年05月10日
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友人が計算をしてくれた。ざっくり月の生活費を数十万円と仮定して、今の資産だったら何歳で私が使い切るのか、というものだったのだが、90歳近くまではどうやら大丈夫らしい。もちろん、これからインフレになるから、一定金額での仮計算以上に生活費はかかるだろう。親の介護費用とか、自分の病気の治療費とか、いろいろあるとも思う。また、不安定な「株」という資産運用にそれなりのウエイトを置いているから、運用することで減ったりすることもある。でも、この10年くらいで、そんなに長生きしたいとも思わなくなったし、死ぬことを恐れることも極端に減った。むしろ「お迎え」はいつかなーと思ったりもするので、一種、老成してしまったかもしれない。たくさん経験させてもらったことがあって、精神的にお腹いっぱいモードなのだ。人生は不平等だ。でも死だけは平等に訪れる。お金はそもそも人生で楽しい時間を過ごすために存在する道具なのだから、貯めておくのもいいが、身体や頭がまだまともな時に、それを使って得難い経験をしたほうがお金も幸せだろうし、自分にとっても得になる。逆算して「動けるのがあと何年」とわかったら、毎日の同じような楽しい暮らしもよいけれど、たまには変化のあることにお金や時間を遣ってもよいのかな、と思う。そこで頭をもたげてくるのが、「いつ会社を辞めるか」ということだ。辞めなくてもよいのだが、最近あんまり自分の居場所がないというか、ここに居ていいのかなと思ったりする。仕事自体は好きなのだが、飛んでくる指示やその内容を鑑みると時間がもったいない気がする。もっと仕事をして、給料を稼げ!と言われているが、仕事のモチベーションは既にお金じゃないところのウエイトが大きくなっている。時間と体力と頭を使って、会社の期待に応えるために、もう一度がむしゃらにやるというのもありなのだが、そこに時間を投下するよりも他にやることがあるんじゃないかと、頭のどこかで何かが言うのだ。自分が社会に役立つことは何か。会社を通して商品を作って、利益を産んで…というのも確かに社会貢献なのだが、そういうのではないやり方で何かやってみたいなと思う気持ちが強くなっている。卒業のタイミングなのかな。自分に残された時間を引き算して俯瞰したら、もう違うことをしたほうがいいのかも、と感じる。そういうチョイスができる、考えられる環境に今の自分があることを幸せに思う。
2021年05月08日
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私の周辺では「コロナ太り」を解消しようと、ダイエットやトレーニングに躍起になっている人が多い。変異型のコロナウイルスが猛威をふるっていて、30~40代がかかる率が特に増えた、というニュースも(死を身近に感じる)手助けになっているのかもしれない。コロナは基礎疾患持ちや肥満の人が重症化しやすいというのは、変異型も変わらない。肥満解消を、というのは予防医学として理にかなっているなと思う。彼らと一緒にご飯を食べている機会が多いせいか、野菜、魚、赤身肉中心の献立…(っていつもだが)をより徹底して食べていたら、また体重が痩せはじめている。おいおい、どうするんだよ、って感じである。柄にもなく、昼に甘味をつまんでみる、ということもやってみたのだが、減少に歯止めはかからない。むしろ夜に「何も要らない」となり、最後に食べた食事の終わり時間が21時前になったりするので、「痩せたい人が食べる時間帯」にマッチしてしまっている。結果、体重は連れ安でズルズル…となっている。先日、山菜採りに行ったときに、酒屋で試飲した時の写真をいただいたのだが、服はぶかぶかでずいぶん痩せていた。タイヤでつぶしてぺしゃんこになったような薄さだなと自分でも思ったくらいなので、ちょっとヤバい。外食がいかに私を「普通の体型」たらしめていたのかということをしみじみと感じる。株式ポートフォリオは逆行高してくれるといいのだが、こちらも今年のパフォーマンスは日経平均並みかちょっと劣後している感じである。以下TOP10。1月に新規1銘柄を1枚買ってから何もしていないが、順位だけは変動しているので、主力の株価の強弱がよくわかる。<ポートフォリオTOP10> ※時価総額順。2021年5月7日現在、ザラ場1位 東京エレクトロン(8035) 2位 A&D(7745) 3位 LIXILグループ(5938) 4位 東京海上HD(8766)5位 トランザクション(7818) 6位 ウェザーニューズ(4825)7位 ワークマン(7564) 8位 綿半HD(3199)9位 シーティーエス(4345)10位 ローム(6063)最近、資産運用に熱心でないので、いけないなとは思うのだが、無理に銘柄を探そうとか、決算プレイをしたいという願望が湧かず、漂っている。雑な運用はしたくないので、最低限の目配せをとは思っている。細かい株を売り、その資金を少し主力に寄せてもいいかもしれない。<お酒メモ>5月6日木曜日カタヒ ソーヴィニヨンブラン グラスで3つ
2021年05月07日
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緑茶に始まり、普段からいろんなお茶を愛飲しているせいか、お茶をいただくことが多い。お茶だったら割と何でも飲むほうなのだが、20代の頃はどちらかというとフレーバーティーを常飲していた。特に紅茶や中国茶の類は多種多様で、20種類以上集めていた。海外に行ってはいろいろ買って家で愉しむといった感じ。ほぼ緑茶一辺倒の今とは隔世の感がある。ということで、未だにストックはいろいろある。飲む機会は減ったが、癖で集めてしまう。この間友人が2晩ばかり泊まりに来てくれて、昼間にお茶を淹れた。ジャスミンティーが好きそうだったので、それを選んだつもりが、ティーバッグを間違えて菊花茶を淹れてしまった。中国でジャスミンティーとともに買い求めたもので、パッケージが酷似している。甜茶や甘茶蔓のような甘さなのだが、砂糖は一切入っていない。消炎作用があるのでこれはこれで(2日酔いなどに)よいのだが、最初自分の味覚が、前日の飲酒でおかしくなったのかと思っていた(笑)結局、ジャスミンティーを淹れなおしたのだが、甘くないお茶で、鯨飲した翌日にぴったりのお茶を淹れればよかったと、あとで気づいた。それが楊貴妃の愛したお茶「ライチ茶」である。これは紅茶の一種なのだが、フレーバーにライチを加えている。ビタミンCが通常の紅茶よりも多く、葉酸もとれるので、深酒した翌日のリカバリにはもってこいなのだ。ビタミンCが…ということで、レモンとの相性も良いので、それを加えても美味しい。ライチ自体に血の巡りを良くする効果もある。こんな効果があることから、美容にもってこいのお茶なので、楊貴妃が好んだというのもうなずける。最近は家に居る時間が増えたので、ティータイムの時間も増えた。というか、以前飲んでいた量に戻ったというのが正直なところか。朝、緑茶を飲んだ後は、夕方までに2回くらい他のお茶を飲んでいる。「仕事をしながらティーライフ」、こう書くと一見優雅な印象があるが、ささくれだった心を緩和するために無意識にやっているような気がする(^^;<お酒メモ>5月3日月曜日シャトー マルジョース 2017 ブラン ボルドー 白 グラス半分ボルドー 赤 グラスで2つメルロ ボルドー フランス グラスで3つフランスワインの赤(銘柄不明) グラスで2つSAPERAVI 2018 グルジア(ジョージア) 赤 グラスで2つシャトーポールマス フランス グラスで2つ
2021年05月03日
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母が入院した。このところ腹痛を繰り返していたらしいのだが、パートの仕事もあるし、病院に行くなんて大げさだと思っていたのだろう。がまんができなくなるほど症状が悪化して、それでも救急車を呼ぶなんて大げさだと思ったらしく、自分である程度の荷物をこしらえて電車で病院に行った、という。保証人が必要だということで、電話で連絡をしてきたときにも「あなた、今日引っ越しでしょ。引っ越しの手伝いに行けなくてごめん」などと言って、入院と必要なもののいきさつ話すのはその後だった。老化のせいではなく、昔からこんな調子なので本当に困る。いわゆる「裏目じじい」なのである。「引っ越しはとうに終わりました」というと、電話の向こうで絶句していた。価値観が違うので、限られた時間ですべきことについては親を極力かませたくないのだ。かえって時間がかかってしまうので、気持ちだけいただくで十分。それがベストなのである。長いこと付き合いがあるからわかるのだが、母は本当に自分がして欲しいことは最後に言う。奥ゆかしいのではなく、「察してくれ」という意味で劣後して言うのだ。母の口から出る前に早めに「答え」をいってフォローしないとしつこく恨む。10年以上あぁでもない、こうでもないとネチネチ言う性分なので、やっぱり面倒なのだ。一番気にしているのは自分の健康とカネのことで、いつもそれに執着している。「相手の欲しいものを察して渡す、動く」をある程度しないと回らない仕事をしているから、仕事と同じようにやるわけだが、このあたり、親に鍛えられたんだと思う。「すごいな」と思うのは、母がこうして病気になっても、父は医師が言ったことをきちんと理解していないということだ。母が昔。直径10センチほどの大腸がんを切除した時にも、やることなすことはでたらめだった。だから認知症とかではなく、若いころから同じなのだ。兄弟に連絡をとり、ざっくり説明すると「お父さん、病院に自分で1円もカネを払う気はないと思うよ」との返事。わかってますよ…。FIREという言葉が流行している。Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとった造語で、経済的自立を果たしてアーリーリタイアを実現することを意味するのだが、「親」のケアコストについてはあまり計算がなされていないと思うFIREさんたちが多いように思う。今回の入院費用以外にも、施設介護費用、家の解体費用と手続き、自立生活支援のための交通費とそれにかかる時間…考えるときりがない。おそらく年金だけでは賄えないので、パートができなくなったら両親への援助も必要だ。認知機能がおかしくなると同じものを何度も買ったり、ものをなくしたりすることも増えるので、(いくら本人が気をつけていても)支出はそう減らないと想像している。今の自分の蓄えでも「足りるかなー」と若干不安にはなるのだが、未来の不安に押しつぶされて時間を浪費しても仕方ないので、そこは考えないようにして、目の前の必要経費は使うようにしているし、親兄弟にも困ったそぶりは一切見せないようにしている。ただ御大臣みたいに「湯水のごとく使うことあるのみ」である。本当に困ったときにはどうにかするし、どうにかなるし。自分が死ねばよい。いろいろなことを経験させてもらったし、もう、あんまり命に執着がない。心配を止める分だけ、ストレスが減って、長生きしたらどうしよう(笑)。むしろそんな心配が出てきそうだ(^^;<お酒メモ>4月29日木曜日翠露 純米吟醸原酒 2合半
2021年04月29日
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GWがはじまった。人出が増えたというニュースはあるけれど、例年の4分の1だという。外出するなという国や自治体の呼びかけは日に日に声高になっている。多くの人がそれを守っているからこそ人出はまだ少ないないのだろうが、あまりにも長く、無意味な外出規制で、家でストレスを感じている人は多いんじゃないか。「疑似科学」とも言われているが、マイナスイオンは生物に快適さや安らぎをもたらすといわれる。いまは空気清浄機に始まり、ドライヤーなど理美容の機器などにも、マイナスイオン発生装置がついているものが多い。マイナスイオンはもともと「陰イオン」のこと。プラスイオン(陽イオン)に比べて粒が小さいから、陽イオンのように水分として下に落ちるのではなく、空気中に浮遊する。乱暴に言えば「ミスト感がある」といったところだろう。家電の力でバチバチと発生させてもいいが、そうでなくてもマイナスイオンは造れる。もっとも簡単な方法は風呂に窓がついている場合、それを開け放して風呂の湯気と混合させると量が増える。電気を通す帯電質のそばはイオンが多い、と言われるからだ。私は風呂が何よりも好きなのだが、前の家の風呂は建物の内側にあり、四方を壁に囲まれていたのに対し、今の家は風呂場に小窓がついている。ご丁寧に網戸もついているので、これを開け放しながら風呂に浸かると、実に快適なのだ。どちらかというと長風呂派なのだが、引っ越してから3割くらい入浴時間が増えた。先日、友人が引っ越し祝いをしに遠方から来てくれて2泊していったのだが、「あまりにも気持ちいい」らしく、風呂で寝ていた。「ずいぶん長いな」と思ったのだが、おぼれていなかったからよかったし、快適に感じてもらえたのでとても嬉しかった。マンションからアパート暮らしになったが、家は以前よりも広い。友人がたくさん遊びに来てくれるようにということだけで選んだ間取りなので、快適だと言ってくれたのは本懐である。GWは雨模様の天気が多いと予報があるので、家に居る時間が多いのなら、昼風呂でマイナスイオンを浴びながらリラックスする、というのも一つの気持ちいい過ごし方かもしれない。<お酒メモ>4月28日水曜日小布施 ノンボワゼ シャルドネ 白 ハーフボトル翠露 純米吟醸原酒 おちょこで3つ
2021年04月27日
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山菜採りに出かけた。ひとりで山菜採りをするのはおそらく人生ではじめてかも。幼少期は祖父と一緒に山に入って採ったし、ここ数年は友人と連れ立っていたから。ふきのとうをとるのが主目的だったのだが、時期が少々遅かったようで、そんなに量はとれなかった。ただタイミングがよかったのか、こごみとつくし、わらびなども採ることができた。沢のそばに咲くふきのとうの近くにはたいていこごみがある。両者は仲良しさんなのだ(^^)複数の山菜を、袋に仕分けしながらとっていったのだが、途中袋が足りなくなってパニック。そのせいか、せっかくチャイブ(西洋あさつき)も見つけたのに、「あとで摘み取ろう」と思ったまま忘れ、取り損なってしまった(><)スキー場へのゴンドラの下あたりで収穫していたせいか、あたりに人は誰もいなかった。この時期、スキー場そばにいるのはスキー客くらいだろうから、完全に私は「想定外の客」である。ライバルはいない。おかげでゆっくり好きなだけ採ることができた。人気(ひとけ)がないからマスクをする必要もない。山の上なので空気もとてもきれい。コロナと無縁のアクティビティ。立ったりしゃがんだりするので運動にもなる。ついでに食材もただで手に入るわけで、懐にも優しい。まさに一石二鳥である。家に持ち帰った後は、近所の人におすそ分け。そうしたら「お返しに」ということで茹でた筍と菊芋の酢漬けをいただいて、さらに山の幸の種類が増えた。わらしべ長者みたいな気分。とても嬉しい。また来月も行きたいな^^
2021年04月24日
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クレーマーもそうだが、「しつこさ」ってものすごい能力だと思う。相手の感情を読まず(あるいは予想して相手を打ちのめすために)、時間やリソース(資源)の多くを割いて、自分の利(と理)に寄せていくわけであって。自分がどう思われようと、目的達成のためには手段を択ばないわけであって。こういう人間とはあんまりかかわりたくないと常日頃から思っている。ただ、コツとしては「かかわりたくない」と意識して身構えているとなぜか身構えて寄ってきてしまうので、なるべくそういうことが浮かんだら意識の中にはおかないようにしている。それでも「あ!これは」と感じることはある。先日発表された眞子さまの婚約内定者・小室圭さんの「A428枚文書」がそうだった。いやー、実にしつこく、プライドの高い人だなと思う。頭下げて実利をとるという大人の振る舞いができない感じ。恐れ入った。法曹には向くかもしれないが、実業家で失敗するタイプだな、と感じる。好きという感情は、当人同士にしかわからないものだし(いや、当人すら勘違いしてわかっていないかもしれないが)、結局はほおっておくしかないのである。引き合いに出すのもアレだが、私も阪神タイガースの試合を一目見て、ほれて、ほれて、ほれて、現在に至る。悠久の年月が流れている。「どうしてこんなの好きになったんだろう」と思っても離れられない。まさに道鏡に会った気分である。身分から言うと不敬だが、孝謙天皇の気持ちがよくわかるんである。ただ、現在の皇室というのは、物腰柔らかで、ちょっと賢すぎるイメージがある。そのほうが日本国としても皇室という組織としても「安泰」なのだろうが、やんごとなき所作を維持している皇室ご一家は、国民の象徴を体現しているいうよりも、国民の実態と乖離してしまっている気がする。コロナ禍を見ても自粛警察が跋扈し、お互いに足を引っ張りあって監視しあう、江戸時代の5人組だったり、ムラ社会特有の規範の悪い面がものすごく噴出している。誰かが見ていなければ出し抜いて「自分さえ」という振る舞いも見かける。となると、少しぐらい皇室に(良くも悪くも)違う風穴があいてもいいのかな、と思う。そういう意味で、しつこく、「空気読まずに自分の正義を貫き通す」ように見える小室さんは、皇室メンバーとしてはむしろ適格者なんじゃないかと思う。ほら、鉄面皮で通すとか、政治には必要なことであって、皇室も一種のまつりごとの組織であるから、こういう人がいたらいたで、あとあと何かのイノベーションが起こるのかもしれないなと思ったりするのである。法律上は眞子さまはご結婚されれば「降嫁」となるので、正式な皇室メンバーでもなく、準皇室的な位置づけになるわけで。そういうポジションに小室さんのような人がいるのも、皇室に緊張感を与えるというか、変化を起こす触媒になる。これは悪いことだけ起こるわけではないように思う。個人的な感情の好き嫌いはあるにせよ、結婚するのは眞子さまだし、もう30歳になる女性がこれだけ自分の気持ちに素直で、貫くことを選択したのだから、黙認してもいいのかな、と思い始めている。さじを投げた、というわけではないのですが、「しつこさに負けた」という感じかな。この根性だけは、見習いたい。エネルギーがないと「しつこく」はできない。私も老いたなーと思う今日この頃である。すごいよ小室さん。<お酒メモ>4月12日月曜日SILENI ホークスベイ ピノノワール 赤 ハーフボトル
2021年04月12日
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還暦でマッチングアプリに登録している人から話を聞いたのだが、婚活で●男が女に求めるものは「若さ」●女が男に求めるものは「カネ」が選択基準の第1位なんだそうだ。つまり「若さ」と「カネ」をトレードオフしているということになる。正直、私はこの結果に多少のショックを受け、最初聞いたときには眩暈がした。ZOZOの創業者の前澤さんが彼女募集したときに、2万人?応募した時のその数を見たときにもびっくりしたのだが、「カネで割り切る」女性って多いんだな、と。笑われるかもしれないが、私はカネより大事なものというのが「ある」とどこかで信じている。というか、信じたい。だからカネを最上位に置く価値観の人間を見ると悲しくなるので、できるだけ日常でそういう人との付き合いは最低限にしたいと思っている。だから、身の回りの大事な人間が、カネの多寡で人を裏切ったり、踏みつけるような行為をしたのを目の当たりにした時にはかなり精神的ダメージを受ける。(カネ至上主義という価値観の人物ではないと)信じていたものにすっかり騙されていたことで、二重にショックを受けるからだ。「齢をとったら純粋でいるのではなく、どこかで現実的な線で『手打ち』しないと」。それが世間の常識なのかもしれない。でも、道を外れて生きているから、もうわからなくなってしまった。男が女に「若さ」を求めるのなら、私はとっくに「渇いて」しまっているし、終わっている。それを悲しいとかは思わない。10代の頃から、若さばかりを武器にし、頼りにしていると、おいおい自分がダメになるとわかっていたから、そういう点でちやほやする大人が嫌いで袖にしていた。若さを求める男性はずっと女性に若さを求めるわけで、代替できる存在としての扱いしかしてくれないということになる。取り換えの利くポジションというのは道具なわけで。そんなのはやっぱり嫌だ。反吐が出る価値観だと思ってしまう。お互いに割り切っている同士が一緒になって、それで幸せならそれはそれでいいのだけれど。なんかこのニュアンスだけは、いくら齢をとっても理解ができない。ババアなのにどこか精神がお子様なんだろうな。
2021年04月03日
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引っ越しが近づいている。お片付けの目途はついたようなついていないような…多少危うい気もするが(^^;、今日も夜なべして作業をしたいと思う。この度、家を住み替えることになった。普通は転勤とか、結婚とか、家を買うとか。夜逃げや離婚でなければ基本ハッピーなことを伴ってやることなのだろうが、自分の場合は「取り壊しに伴う立ち退き」ということで、全然前向きではない理由。そのせいか、物件が見つかる前から、なんか憂鬱だった。今も正直家を移るのが憂鬱なのである。家の前に座り込まれて、携帯にガンガン「出て行って欲しい」と電話をかけてきた所有者。立ち退き契約書に半ば強引にサインさせられて…という恐怖感を味わったからかもしれない。もちろん、今よりも楽しい暮らしを、と思い、いろいろ算段は練って、それに協力してくれる人もいて、ハッピーだなとは思っているのだが、少々(かなり?)不便でも、住み慣れた家の良さというものがあって、いろいろ名残惜しい思いでいっぱいなのである。なにせ、今の家に引っ越してから資産運用をはじめてお金を増やすことができた。物件としては大変縁起が良く私にとっては「あげまん」なのである。だからとても感謝している。「引っ越しうつ」という言葉があるくらいなので、おそらく今の自分のメンタルは「現状維持バイアス」がまだ強い状況なのだと思う。普段から変数が多い生活をしていたので、引っ越しと言う大きな変数に対応できる精神的余裕がないんだろう。このあたり、自分も日本人だなと思う。日本人は現状維持バイアスが強いきらいがある。終身雇用、定住志向などがほかの国よりも強いと言われている。大きな変化を望まない。リスクをとりたがらず付和雷同で、「空気を読む」ということが一番の処世術だと感じている人も少なくない。ロスカット(損切り)できない人も、この「現状維持バイアス」が強い人といえる。確定損を出して認める、ということができないからだ。「いつかは騰がるかもしれないから」といって、時間を疎かにしてしまうのはもったいない。ロスカットができるようになったら、「動かないで損することが多い人生」というのも、少しは変わってくるのかもしれない。恐竜のしっぽ(ロスカット)が恐竜の頭(考え方)を振り回す、みたいな感じだろうか。自分は割とリスクをとらざるを得ないときには一気に動くのだが、しょっちゅうそれをやっているわけではない。ただ、やるぞと決めたら、他の人よりも大胆に舵を切るなとは認識している。このあたり、ロスカットをさくさくやるようになってから、そういう性格になったのかも。まぁ、住み替えをして、しばらくしたら慣れるのかな。。少々メランコリックになっている。<お酒メモ>3月30日火曜日よなよなエール/7th記念ビール/キリンIPA/常陸野ネスト/GP 生1パイント弱くらいオーストラリアワイン 赤 シラー&カベルネ ハーフボトル桜酵母入りビール 小瓶で1つ
2021年03月31日
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FIREという言葉が流行っている。Financial Independence,Retire Earlyの頭文字をとって「FIRE」というわけだが、何年かに一度、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん』的な「経済的自由」とか「キャッシュフローで資産を考える」といったこの手の新語が出てくる。若いころは私も「資産1億円作って、アーリーリタイア」などということを考えた時期もあったが(実際このブログのプロフィールにもそんなことが書いてある)、結局はそんなことにはならなかった。アイルランドで不動産屋を巡り、家を買おうとした時があったのだが、それが最後のチャンスだったかも。まだEUに加盟してそんなに時期が経っておらず、アイルランドは貧乏だったので、当時、現地の不動産は買えない金額ではなかった。買って向こうで職を得ていたら、今は日本にいなかったと思う。それなりに幸せにやっていた気もするが(^^)ところが、勤め先の仕事がめちゃくちゃ忙しくて、何年かに一回株式の暴落もあった。気がついたらアイルランド移住の夢は遠のいてしまった。アベノミクス前は山と谷がたくさんあったのである。何千万円もカネが飛んでしまう、ということがよくあった。もう少し言うと、現在の個人投資家で名を馳せた人たちは多くがリーマン・ショック以後の方々が多い。正直、株で資産を築けるかどうかは、いつマーケットにINするかということが5割以上影響していると思う。下手でもどん底で買えば儲かるわけで。そういう意味では「ヤバい底」を経験していないから、儲かった利益を一部現金に換えたり、減資したりということがなかなかできない人がほとんどなんじゃないか。ということで、昨今の「FIRE」、特に米国株で資産を、という方々のこの先が少々心配である(余計なお世話だが)。自分の資産とにらめっこして、現在の資産ポートフォリオ(会社員/運用)で入ってくるお金を鑑みると、まだリタイアはできない。理由は2つある。・運用だけで飯が喰えるほど運用能力がないから、仕事との2本立てをする必要がある・巷で言うFIREを達成できる金額というのは、自分のそろばんをはじいて考えると少々不足しているお金の話を人前でするときにいつも言うのだが、持ち家でない場合、老後資金はぶっちゃけ「2億円」は必要だと思っている。細かい計算は割愛するが、・社会保障負担の金額が今後増加する・年金の減額を視野に入れる・70歳定年延長制は結果的にリストラ年齢の低下を招く・悪いインフレ(スタグフレーションを想定)・株価が折れれば、減配もあるので配当収入の保障がないうえ、資産の時価総額も目減りするといった変数があるからだ。現在は順境の状態なので、これが「そこそこ続く」という前提で物事を計算すると見誤ってしまうと思う。私は独身女で子供もいないが、親兄弟への援助でそこそこカネは今も必要である。介護がはじまったら、出ていく支出はうなぎのぼりになる。私でもそうなのだから、家族がいる人ならばなおさらで、1億円では足りない。現在、流行しているFIREは、自分がずっと健康で、自分以外の支出のことは考えない場合、なんとか暮らしていける資産運用、という話をしているように感じる。また、コロナ禍で景況が悪化し、リストラが増えてきている。今までは50歳~が対象だったのに、40代、それ以下の世代も対象に含まれている企業も散見される。つまり「自分でFIRE」を選択する以前に会社に「FIRE」(=クビ)されてしまうことがこれから増えてくるわけだ。個人的には、お金で安寧を得たい人の方が世の中多いのだから、会社からFIREされるまではわざわざ自分でFIREすることもないのかな、と思う。翻って自分のことを考えてみると、現在は「half FIRE」という言葉が適切だろうか。配当金で何とか喰えるかもしれないが、それだけだと確実に心許ない状況なので、働いての収入は継続して確保する、という感じ。ただ、会社からFIREされても、死に物狂いで自営業なりをすれば何とかなるかもしれないなーという感覚はある。面白いもので、人間「逃げ切ろう」とか「なんとか会社にしがみつかないと」と考え始めると、逆のことが身の回りに起こることが多い。なので、そういう「ちまちました計算」は止めた。どうも世の中が順境から逆境の時代に変わりそうなフラグが立っているようにも感じる。だからあれこれ考えても仕方ない。ジェットコースターが落ちるときよろしく、何があっても、それなりに対処するしかないかな、と思っている。<お酒メモ>3月28日日曜日小布施 ヌメロ ドゥー(2号酵母日本酒) 2合宗玄 しぼりたて生原酒 金ラベル 1合半
2021年03月29日
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先日、たらふく日本酒を呑んだ翌日のこと。起きて鏡をみたら、びっくりした。鏡の中にくそばばぁがいた(^^;むくんで顔がパンパンになった自分の姿にビックリ。だいぶ昔に、「鏡の中にくそじじいがいてビックリした。齢取ったなと感じた瞬間だった」という話を聞いて笑い転げたことがあるのだが、「ああこれが(言ってたことなのね)」と思ったのだった。10年前は朝むくむとか、あんまりなかったのだけれど、少しずつ老化は進んでいるのね…。気をつけようっと。
2021年03月27日
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「あの人、なんか胡散臭いだよね」と言われる人を時々見かける。自分も、何でかわからないけれど、胡散臭いと言われる人を見ると「なるほど」と納得してしまうことが多い。なぜそう思うのか、真剣に考えてみたのだが、結論としては矛盾が多く、信じられないからなのかな、と思う。「身なりが派手なのに働いていない」とか、「話の根幹にかかわることになるとはぐらかしたり、要旨がおかしくなったりする」とか。そういう無理筋が多い人ほど「胡散臭い」と言われるのではないか。ただ、胡散臭い見た目でも、「実際はいいやつ」という人にも会ったことがあるから難しい。見た目でかなり損をしているわけで、かえって内面の良さに触れると、つい応援したくなってしまう(笑)。贔屓の引き倒しをしてしまいたくなる。<お酒メモ>3月21日日曜日はつこい おりがらみ 2合五橋 ride? おりがらみ 1合半雅楽代 生 2合蒼空 美山錦 1合あべ 白ラベル おりがらみ 1合
2021年03月22日
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齢をとって身体の機能が衰え、病気の予備軍になる「フレイル(虚弱)」。一般的には60代の高齢者手前の人が気をつけなさい、ということで近年、啓蒙されている言葉だ。だけれどコロナでの自粛で、「移動しない生活」が長らく推奨されているせいで、もっと若い層でもフレイルの懸念が出ている。私も筋力が低下しないようにと気をつけてはいた。以前よりも意識的に月1ペースで、山だ渓谷だとお出かけしていたのだが、日常生活でだんだん歩く歩数が減った。外食の回数も減り、人に合わせて無理に食べる機会も減ってしまった。そうすることで痩せを防いでくれていたのだと振り返ればかなり感謝しているのだが…結果コロナ太りの逆で、コロナ痩せになってしまった。おそらく筋肉から減ってしまったと思われる。日常でふらついたり、バランスを取りづらくなることが増えていて「あーこれは若年性フレイルといっても過言ではないよな」という自覚がある。太ももの筋肉とウエスト周りがすっかり減って、履くのが窮屈だったスキニーのパンツがするりと入ってしまう。自慢に思われるかもしれないが、見た目に不健康だという自覚があるので、喜べないのである。以前は通勤で、帰宅時は3~4駅分歩いてから電車に乗ったりしていたのだが、これもほとんどなくなってしまった。なので、少し時間があれば、1駅歩いてから電車に乗るなどして、歩数を稼いで、少しでも体力を取り戻さねばと思っている。たいした距離じゃないのにぐったりするから、やっぱり体力が落ちている。少しずつ運動量を増やそうと思う。だいたい1日1時間くらい歩こうというのが目標。以前は1時間半は最低歩いていたから。家でお片付けして基本籠っている時間が多いので、歩きを増やすのは意識し的に習慣づけしないと、と思う。<お酒メモ>3月12日金曜日宗玄 生原酒 金ラベル 2合ちょっと3月13日土曜日桜酵母入りビール 50mlマルベック アルゼンチン 赤 2/3本
2021年03月12日
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友人に夕飯メニューの写真を送ったら「ヘルシー」だと返ってきた。無意識にやっているのだが、確かに「発酵食品多め」「タンパク質は植物性中心」「ナッツや木の実は必須」「野菜多め」「油と塩少なめ」「なるべくきのこは毎日食べる」「炭水化物ほとんどなし」という感じなので、そう見えるのかもしれない。30代半ばからは脂質をそれなりにとらないと肌が乾燥するらしいので、特にコロナ禍がはじまって自炊が増えてからは、以前よりも油を使った料理をとりいれるようにしている。ただ、キャノーラ油などのオメガ6系(リノール酸のもの。同系統にはべに花油、コーン油、グレープシードオイル、コーン油、ゴマ油などがある)は身体が錆びるといわれているので、ごま油以外は極力使わないようにしており、基本、身体に中立なオメガ9(オレイン酸)を使っている。ちなみにオメガ9の代表格はオリーブオイルとかアボカドオイルになる。油類の摂取比率で言うと私の場合、ナッツの割合が普通の食卓より多いかもしれない。酒のつまみに最初の方でナッツを摂ると腹持ちがよく、適正量なら太りづらいのだ。なのでだいたい3種類くらい、いつも小皿に入れて食べている。それがビジュアル的に「小鳥の餌」に見えるらしい(^^;昨日は松の実とカボチャの種、アーモンド、ヒマワリの種だったので、やっぱり小鳥と同じかもしれない。もともと海外で旅するときも、パンではなくシリアルっぽいのを好んで食べていた。コーンフレークやグラノーラなどのシリアルはもともと身体に合わない感じがしていてどちらかというと避けていた。原因はやはり糖質(が多い)ことが関係していたみたい。炒ったりする際に加工・添加されているものもあるので、ヘルシーっぽく見えるが太りやすい食材でもある。その点、ミューズリーは鳥の餌よろしく、そのままの麦の混入比率が多いので、暴論だがハトムギとかと同じ系統に属すると考えている。先日パクチーサラダを作ったが、その後はみつばとマッシュルームのサラダ、人参とゆずのラぺなどと相変わらずメニューにはサラダらしきものが並ぶ。だいたいは油とお酢をベースにしている。サラダ類は小鳥が食べそうに見えるが、小鳥は酢は苦手なので、ここだけは違うのかもしれない。そのうち文鳥と同じもの食べてたりして…(絵柄によっては楳図かずおの世界になりそうで怖いな。そういえば昔、楳図作品の『虫』というのがとてもショックで、今も時々夢に出てくる)。
2021年03月08日
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このたび、住み替えるにあたって、「いい齢なんだから、それにふさわしい生活してもいいんじゃない」と言われた。(最近は毎日溶けていて「あ゛~大変」なのだが)資産のことを暗に指摘してるんだと思う。ただ、この金は自分の老後のための保険、いわゆる年金なので今日遣うものではないのだが。そもそも衣にはあまり興味がないし、食は足りてるし、住んでいた家も水回りのトラブルは多かったが、そんなに負担じゃなかった。つつましく、というか、最低限にちょっとプラスした状態で生活が維持できれば問題ないなと思っていたのだが、周りから見たら違っていたのかもしれない。自分が認識しているQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)と他人の印象のギャップがありすぎるのかな。というわけで、想定していたよりもワンサイズ大きな広さの賃貸に移ることにした。一般的に収入の25~30%程度(月額)が家賃の目安と言われている。ただ、額面の月給で考えると、近年は社会保険料などの負担率が20年前に比べてがっつりあがっているので、この数字は現実的ではない。これを一応きつめに見積もって、手取りベースで収まるように計算。ギリギリなんとかこの枠内に収まるかな、という感じのところにした。食については、もう十分すぎるくらい。興味のベクトルが「豪華なものを食べたい」「高級なモノ」といったところにはないせいか、最近は「自分で食べ物を探しに行く」「地場の新鮮な食糧品を入手する」といったことが楽しい。現代人のプチ狩猟生活、みたいな感じになっている。自炊の回数が増えたせいか、酒もつまみの味付けも自分好みにできるので、それも楽しかったりする。総支出はコロナ前より変わらないか、(出かける分だけ)少々増えているのだが、「将来に備えて」ということを以前よりも考えるのを止めたので、ストレスは少ない。このあたり、最近はやりの「FIRE」(経済的自立とアーリーリタイアを意味する英語の頭文字4つをとった造語)とは真逆である。そもそも「将来に備えて」というのは心の動きだけに着目すれば「見えない不安や恐怖に備えて」ということだ。つまり意識が不安と恐怖にフォーカスされていて、そこから抜け出すための理由として金を増やす、ということに着目して行動している状態である。不安がずっと付きまとうのなら、いくら資産が増えてもきりがない。そうして負の意識の中に溶け込んで、時間を浪費する。なんかそれって不幸だと思うのだ。人生のムダである。「不安」はQOLを下げて下げて底這いにする病なのだ。幸い、現状ではいい仲間に囲まれて生活している。人生のポートフォリオから自分のQOLを見た場合、支出を多少増やして豊かさをアップさせるのなら、投資先は住居なのかもしれない。友達が気軽に遊びに来れるようになる、という選択肢も出てくるわけで。将来のことをあまり見据え過ぎずに生活することも、精神面には大切なことなのかもしれない。<お酒メモ>3月3日水曜日小布施ワイナリー 日本酒 3号酵母 2合半
2021年03月02日
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いい年齢なので、肌の手入れをさぼるとすぐに乾く。朝起きると砂漠状態になる(笑)それはマスク生活になってから顕著で、以前は乳液などは使わなかったのだが、たまに洗顔後の後の化粧水の後に重ね塗りをする日も出てきた。普通の女性からすれば当たり前なのだろうが、それをやってこなかったというわけだ。高額な基礎化粧品を使えばみずみずしい肌を保てると思っている人が多いが、しわの予防というのは、安くてもいいから頻繁にケアをして「乾かさない」ことが重要なんだそうだ。だから渇きを覚えたら、美容成分のある高額化粧品をケチケチ使うくらいなら、安くても肌に合ういつものものをざぶざぶ使ったほうがそのほうが肌のケアとしては正しい、とお世話になった美容家さんが生前言っていた。彼女の言うことだからそれは真実なんだと思う。ここ数日、手持ち株がたーんと下落して、私は顔面砂漠+顔面蒼白。さらなる下落で買いを…キャッシュを透過して…という力強さもない。引っ越し準備でてんてこまいなのでござる。住み替えしたくないのにしなきゃいけないというのは、正直しんどいなぁ。毎日全力で生活していたので、気力や体力など、一切合切の予備のエネルギーを蓄えていなかったということをつくづく自覚している今日この頃である。<お酒メモ>2月26日金曜日宗玄 生原酒(しぼりたて・金ラベル) 3合而今 純米大吟醸 おりがらみ 3合 うますぎて止まらない…(^^;2月27日土曜日CAVA(泡) グラス半分スペイン 赤ワイン ハーフボトル2月28日日曜日生ビール 中ジョッキ 1つオレンジワイン アランサット 2/3本ハウスワイン チリ 赤 グラスで1つ而今 純米大吟醸 おりがらみ 3合3月1日月曜日ギネス 生 3パイントCOEDO IPA 缶 350mlCOEDO ピルスナー缶 200mlくらい生ビール 中ジョッキ3つくらい
2021年02月27日
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長い自粛要請期間が続いて、最近は飲食店で19時になると「そろそろ出ないと」と、身体が無意識に反応するようになった。その影響かもしれないが、自宅でお酒を呑んでいても、この時間になるといちど胃が止まってしまうようになった。さらに進んで「今日はお酒はいいや」と思う日が週に2~3度ほどできて、週2程度の休肝日がこのところ復活している。昨日も夜に軽食を食べて、それで終わりにしてしまった。先日友人が酔った私の写真を撮ってくれたのだが、「うーん、痩せたな」という感じ。ちょっと不健康感もある。「まずは自律神経を整えないとだめだな」。食欲不振の原因は身体ではなく精神(おそらく引っ越しストレス)の方かも、と思ったので、最近は数少ない誘いがあると、なるべく積極的に行くようにしている。仕事を持って出かけることの方が多いが、それでも気がまぎれる。その中でもお気に入りが、温泉場に途中落としてもらう、という小旅行。一人で温泉に浸かるというのはいいリフレッシュになる。自粛要請下なので、普段混んでいる温泉は貸し切り状態のことが多いし、浴場は換気がしっかりしているので、いわゆるコロナ感染の心配もない(そもそも気にしていないのだが)。マスクも着用しなくていいいどころか、マスクで荒れがちな口周りも温泉の効能で、帰る頃にはしっとりしている。いいことづくめだ。先日行った温泉もガラガラだった。中でも一番嬉しいのは「孤独+瞑想の時間」を持てること。人気(ひとけ)のない温泉場というのは、坐禅を組むときのお寺とか、山道の森林浴同様、没入する機会を作ってくれる。頭をからっぽにして何も考えず、目の前のことに粛々と向き合うというのは、脳に休息を与えてくれる。休息をたびたび意識的に作ることで、普段の集中力が深くなり、いろんな効率がアップするのだ。現代人は孤独の時間が少なすぎる。人に見られている自分(キャラクタ)ばかりに振り回されて、自分の時間を自分らしく生きている人が少ないように思う。それは情報の湖にいつも身体を浸し続けて、己を見失っているからだ。それを取り戻すには、情報を遮断して、眼前に広がる景色に意味づけせず「ただ見る」のが大切で、それに気づくためには時々「孤独の時間」が必要なんだと思う。個人投資家さんでスキーやサーフィン、山登りを愛好する人は少なくないが、これも孤独の時間を持つためという側面があると感じている。私はぐうたらなので、それが温泉だったりするのだが、それなりに長時間入浴は体力を使うので、少しは運動になっているのかな。風呂に坐禅。つくづくあんまり身体を動かさないアクティビティが好きな性分である(^^;
2021年02月26日
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『史記』の「蘇秦列伝」に書かれている「鶏口牛後」。あまりにも有名な言葉だが、牛のような大きい組織の中でぶら下がるよりも、小さい組織のリーダーになれ、といった意味あいだ。要はどちらがよいかというと、鶏口>牛後と言っているわけだ。この言葉は人をすごく選ぶと思う。人間関係においては私は必ずしも「鶏口>牛後」が良いとは思わない。鶏を「小さな共同体」牛を「大きな共同体」と置き換えてみるとどうだろう。狭い人間関係の中で鶏口だった場合、その中には太鼓持ちがいたりすることだってある。いつもほめそやされてちやほやされて有頂天になり、勘違いすることもあるかもしれない。大海(牛の世界)だったら大したことのない自分を過大評価して天狗になるかもしれない。鶏口になれたとしても、たまには牛の世界に足を運んで牛後である己を自覚して、研鑽を積むことこそ大切なんだと思う。ちやほやされたくて、鶏口の世界を選んでそこから出てこれなくなった人を見てきたが、あれは沼のようなもので、適温すぎるからなかなか出てこれない。自分の実力が「幻想だった」と気づくころにはもう足抜けできなくて、時間だけがただ過ぎ、老いて抜け出す体力も気力も失せている。竜宮城とか、人魚がいざなう海の世界に近いものなのかもしれない。ここからは脱線話。最近、株式運用を始める人が増えているが、運用以外の事業ポートフォリオ(要は勤め人や自営業など、自分の身体を使って労務提供するもの)などはちゃんと続けていった方がいい。また、株の勉強をいっぱいするのもいいけれど、ちゃんと株の話をする以外の人と会ったり、いま持っている趣味の友人などとの交流は減りはすれど、失くさないようにしたほうが、人生の軸が広がるかなと思う。ある程度まとまった金ができて気が大きくなって身を持ち崩したり、「この選択肢はないよな」というものをわざわざ引いて人生をかえって悪い方に変えてしまった人の心当たりがある。そういう「痛い人」を増やしたくないのだ。幸い、サロンFUJIYAMAには、資産運用でお金が増えても、心変わりしない人が多いみたいで変わらない気さくさで足を運んでくれる。子供の進学や単身赴任など、家庭の事情で何年かこれ亡くなった人もいるが、やがて落ち着くとやっぱりいつものように戻ってきてくれる。逆に人生が狂った人(言い換えると振り込んでしまった人、といえばいいのだろうか)は来なくなってしまう。変な自浄作用があるのだ。沼津は駿河湾に面しているが、駿河はサンスクリット語の「サンガ」が訛ったものだと言われている。サンガとは修行者の集団を指す。仏の言葉とご縁がある地域なので、何か関係しているのかなとスピリチュアルなことも頭の片隅におきつつ、また3月もみんなで楽しく株の話をしようと思う。
2021年02月22日
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お友達が遠くから訪ねてきてくれた。そこで何人かで集まったのだが、話をしているうちに、話題に上った人に電話をかけては「今から来ませんか」と声をかけて、気が付いたらなかなか大勢になっていた。なりゆき任せでのことだったが、いい意味で腰が軽く、気持ちの良い人たちばかりだったので、とても素敵な1日になったのだった。わはは、わははと楽しい話題でずっと笑っていたことだけは覚えているのだが、何を話したのか途中からちっともわからない。朝、目覚めたときには多幸感だけが残っていた。その宴席での、数少ない記憶の一つに、こんな話をした。「人生には『動くとき』(攻め)と『ブレーキをかけるとき』(守り)と『ステイ』(現状維持)と3つあると感じるのだけれど、自分はここしばらく、必要以上に長くステイしていた気がする。『お前、いい加減にしろ』って神様が呆れたみたいで、最近動かざるを得ないことばかり起きて、追い込まれて、ようやく攻めのターンをやらなきゃいけないなという気になった。というわけで私は人生で次のリスクを取るためにのエンジンがようやくかかった状態だと感じているの」ステイというのは消極的なニュアンスの言葉だが、私はぬるま湯というか、適温でとても気持ちのいい状態というつもりで使っている。長く「ステイ」していたのには理由がいくつかあるけれど、そこそこゆっくり現状維持をやっていたことで、英気は養えたような気がする。幸いにして友達も減っていないし、健康も維持できている。蓄えもまだ少しは残っている。振り返って思うのは、どんな時も笑っていれば何とかなる、ということ。無理に笑うのではなく、自然とほほ笑んだり大笑いする環境や仲間がいれば、しんどい時期を何とかやり過ごすことはできると感じている。「笑う門には福来る」のことわざ通りなんだろうな、と思う。と、メッセージが届いた。「Googleで温泉 ワニと検索したら雅の日記が2番目に出てきたで。世界中に知られてる」……(^^;今日も私の周りは笑いに満ちている。
2021年02月16日
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以前よりもさらに食が細くなったようで、外でコース料理を食べると、丸一日お腹がちっとも空かない。昼に食事をしっかりすると、夜は酒も入らないのである。無理に摂取すると、すぐにあごや顔ににきびが出たり、微熱が出るので、食べないのが一番なのだ。おまけに消化もよいのか、(起きている場合は)だいたい食事してから6~7時間ほどしかかからない。通常の人が24時間くらいで、腸が元気な人で半日くらいと聞いたことがあるのだが、さらにその半分である。さすがに早過ぎである。発酵生活の賜物だろうか。お酒は1週間で約3升くらいのペースで摂取しているが、これを超えるペースで呑んでいると、週ナカあたりで、突然身体が「ストップ」と言うのか、酒の味に苦味を感じるようになり、興味がなくなってしまう。それを守っているうちは健康だし、検査しなくても体感でわかるので便利っちゃ便利なのだが。でも燃費が良すぎで、食べる機会が減って少し淋しい。たくさん食べられないのだ。それにしても「そのエネルギー摂取量でこの数値や体重はおかしい」と医療関係者にはよく言われる。実に健康体なのだ。最近は食べ物や酒などの匂いを嗅ぐだけでも、よいものの場合、それで内臓が満足してしまったりする。「良いものを食べた」と思ったときは花の香りやエチレン(フェノール系)の匂い、柑橘系のハーブ(リモネン?)の香気などが食べた後に体内から感じられる。同じような香気のいるところでお腹いっぱいになることもある。まさに「霞(かすみ)を喰う」状態なわけだが、なんでそういう風になったか、原因は不明である。不食や少食の人たちが、それを続けていると、空気や液体その他から、普通の人なら変換できない栄養エネルギーに変化できるようになることがあるという。それは腸の細菌の働きによるものらしいが、(豆乳以外で)ほぼ1日1食になって15年以上経つし、身体もいい加減変わってきてるのかもしれない。<お酒メモ>1月28日木曜日生ビール タンブラーで1つ醸し人九平次 純米大吟醸 2合ちょっと
2021年01月29日
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居酒屋に入ったら、へぎそばがメニューにあったので注文した。へぎそばは言わずと知れた新潟の蕎麦で、ふのりをつなぎに使っている変わり蕎麦。「へぎ」はこのふのりのことだと思っていたのだが、蕎麦を載せる木器を「へぎ」と呼ぶことからその名がついたらしい。親族が結構な数、新潟に住んでいるのだが、あまり食べさせてもらった記憶がなく、新潟に旅行に行くときだけ食べている。今回もそう、新潟に行ったから出会えたのである^^写真よりも白っぽく、かすかに淡い緑をしたへぎそばは、つるっとした味わい。ついついそば湯を頼みたくなるのだが、「そば湯は出しません」の断り書きがしっかりとあった。居酒屋なのにハイレベルなクオリティなので、頼む人多いんだろうな、と想像する。もともと私は蕎麦かうどんかというと完全に蕎麦派。親兄弟親族はうどんが好きなのだが、いつも一人で「蕎麦」を注文していた。このあたりが、遺伝子的に糖尿の傾向があるのに、糖尿病にならないゆえんかもしれない。カロリーもうどんより蕎麦の方が圧倒的に低いし、ビタミンなどの含有量も多い。「雅の好物はほぼカロリーが低い」とよく言われるのだが、カロリーベースで選んでいるのではなく、完全に嗜好の問題なのだから仕方ない。例外はたこ焼きくらいのものだ(笑)そういえば、今回行った居酒屋にご一緒した人に「鍋焼きうどんは人生で2回しか食べたことがない」と言ったら驚かれたくらい、うどんはあんまり食べないんだよなぁ。以前は加ト吉の「冷凍さぬきうどん」だけは冷凍庫に常備してたまに釜玉うどんを食べたのだが、テーブルマークになってからすっかりご無沙汰になってしまった。
2021年01月27日
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手元のポートフォリオは日経平均にかなり置いていかれ、さえない毎日が続いている。だいたい株式パフォーマンスと自分の体重は逆相関のチャートになるのが常なのだが、先日人間ドックに行ったら、体重があっさりと最安値を更新していた。うーむ、相関している。在宅勤務が増えたので昨年に比べ、筋量が減った自覚はあったのだが、数値はそういう状況を示しておらず、全く謎。体重が2キロ減って、体脂肪率も2%減って、腹回りも2センチ減って、トリプル2…という感じ。「コロナ太り」という言葉を聴く割に自分は太れないのはなぜだろうか。酒にナッツを合わせて食べていることで、より「地中海式食事法」になっているからだろうか。いや、違う。地中海式食事法とは、健康的なダイエットのための食事療法のことで、長寿食ともいわれている。ざっくり言うと以下の8項目が特徴なのだが、→に示したのが普段の食生活。やっぱり自分のとは少々異なる。1)パンやパスタなどの穀類を多く取る。→米も含め基本ほとんどとらない。1日に米を茶碗1杯程度が◎2)野菜や果物を毎日食べる。→〇3)ナチュラルチーズとヨーグルトも毎日。→△チーズはほぼ毎日。ヨーグルトは気分次第4)毎週、豆やナッツとイモを取る。→〇 というか豆とナッツは毎日。イモは基本摂らない方向で5)油はオリーブオイルを使用する。→〇 ごま油と亜麻仁油も場合によって摂る6)食事と一緒に適量の赤ワインを飲む。→◎ 週2くらいは赤ワイン。あとはお酒メモ参照(笑)7)赤身の肉(牛と豚)は月に数回まで。→△ 週1~2回程度が目安8)鶏肉、卵、魚介類は週に数回まで。→〇 これに「毎日、発酵食品を食べる」「お茶(たまに紅茶)を飲む」が加わる感じである。私はどうも4)の「イモをとる」は信じていない。だいたい太っている人、特に下半身太りしている人は根菜が好きなことが多い。だが、根菜は糖質が多く、摂取すると痩せにくくなる。イモ類もこの部類だ。ジャガイモが筆頭格だが、でんぷん質の多いものは摂取しすぎると、身体が炭水化物として認識して栄養に変える。つまりパンやパスタ、ご飯を摂ったことと同じになってしまう。炭水化物を完全にゼロにするのは、身体にはよくないが、減らした量を毎日摂取するというのが、身体を軽くするコツだと思っていて、個人的に適量だと思うのはごはん茶碗1杯/1日。本当は毎日摂ったほうがいいが、親族が糖尿病ばかりなので、私の場合は(日本酒を呑む習慣も考えて、ごはんは)週に2回程度である。おかげで血糖値は正常を保っている。また、炭水化物は(たぶんだが)パンやパスタは避けたほうがいい。小麦は日本人の身体にあまりあっていない。たとえばパスタは低GI値だからインスリンコントロールにいいと言われるが、低GIは消化が早いので、早く空腹感が訪れ、結果的に食べ過ぎてしまう。だから緩やかにお腹がすくご飯を食べたほうが、きれいにダイエットできると感じている。ということで、この逆を少し自分はやるべきだと思っている。少しお肉食べるか…。<お酒メモ>1月22日金曜日小布施 オーディエール シャルドネ 白 2/3本弱蒼空 山田穂 1合半弱
2021年01月23日
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20代は仕事で二徹するということもザラにあったのだが、最近は徹夜が効かないどころか、午前2時を過ぎると眠たくなってしまう。朝までバーでウイスキーをストレートでガバガバ呑んで平気だったのは、やはり若さだったのかなぁと感じる。早寝早起きになるのは加齢で血圧やホルモンバランスが変わり、体内時計が前倒しになるからだと言われているが、そうだよなと納得。だから、もともと夜型の人間がそれなりの年齢になっても、夜更かしができるのは若い証拠なんだろう。とはいっても起きる時間はあまり変わらない。睡眠時間はコロナ騒動前よりも1時間ほど増えて、7~8時間、下手すると休日は半日寝ている日もある。「寝るには体力がいる」とか「8時間以上寝ると心臓病のリスクが高まる」というのも定説だが、寝るという休息を身体が欲しているのだから(8時間以上眠る日は)そうするのであって、心臓病云々とは関係ないんじゃないのかなと思う。ただ生来私は朝が苦手だ。血圧は加齢とともに上がったが、100に満たないし最低血圧も40台からようやく50台になったというあたり。寒い日に気温が上がらないうちに布団から這い出ると立ちくらみその他どうも調子が悪い。くも膜下出血で死んだ直系に体質が似ているので、そのあたりは注意したいと思う。朝の9時くらいまでは布団の中でごそごそしながら仕事をしていることもある。そんな自分を「(英国の元首相)チャーチルみたいに、仕事をしているのならば、寝そべって(やって)よいのだ。それが健康の秘訣」などと言い訳している。チャーチルは執務室にベッドを置いて2時間の昼寝もとったと言われているが、私は一度起きれば、昼食時間もとらずに仕事をしているので、もう少しまし…ですよね(笑)
2021年01月20日
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何でもないところで何気なく見た光景が「はっ」と心をつかむことがある。先日、たまたま立ち寄った店から出たら、夕暮れだった。雪に覆われた中、空がえも言えぬ色をしていて、とても美しいと感じた。10秒経たないうちにどんどん藍色が濃くなっていく。ということで、思わず1枚だけ撮ってみた。荒井由実の音楽が頭の中で流れる。『生まれた街で』のサビの部分。いつものあいさつなら どうぞしないで言葉にしたくないよ 今朝の天気は街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ生まれた街の匂い やっと気づいたもう遠いところへと ひかれはしない小さなバイクを止め 風を見送った時季節がわかったよ街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ「季節がわかったよ」というはずの歌詞なのに、何度も頭の中でリフレインしていると「季節は、変わったのよ」と頭の中で替え歌している。そうだよな、ユーミンのジャケットにありそうな景色だな、と思った。
2021年01月15日
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年末くらいから大根や人参の皮を捨てないで必ず一品料理にしている。多くはなますにしたり、ラぺにしたり、酒のアテ用の漬物にしたりで、量としても小鉢1つくらい。これまでも、ときどきはやっていたのだが、地方からくる宅配やふるさと納税の野菜があまりにもみずみずしくて力強く見えるので「廃棄物扱いしちゃいけないなぁ」と思い、転用に拍車がかかった。思えば、社会人になったばかりのころは、生活費も乏しかったので、野菜の皮やキャベツの芯などを極力利用して一品おかずにし、弁当箱に詰めた。仕事も仕事で、不規則かつ人に会うことも多いので、「昼食は外食、連れ立って食べずに一人で行きなさい。この職業で弁当持ってくるなんて何考えているんだ!」と当時の先輩に怒鳴られた。確かに昼食時間をとることがままならないので、次第に手弁当の回数も減り、今のような1日1食生活になったのだが(笑)このところ、家のモノをいろいろ捨てているという話を書いているが、学生時代の新聞記事のスクラップその他いろいろ出てきて、家を出た当時のことをいろいろ思い出している。野菜の皮は別に当時の物ではなくもちろん最近のものだが、やっていることは今の家に来た時と似通っていて、一種の「周期性」というか、世の中というのは変わったようで変わらない。揺り戻しや繰り返しに似た「らせん」でできているんだなと、おぼろげながら思う。DNAの鎖と一緒なんだろうな。懐かしく思いながら、久しぶりにきのこ汁を作った。なめことえのきとしいたけにねぎ。南アルプスでの祖父母との暮らしでは、きのこを育てたり、よく採りに連れて行ってくれた。見た目にも田舎臭いが、これを食べると本当にホッとする。食べ物は栄養摂取もさることながら、記憶も思い出させてくれる。摂った栄養は身体を駆け巡り、明日からの自分を構築する材料になる。人間の心の中には原風景があって、なかなか変わらない。変われない。変われないことを受け入れたときに、少しだけ視座が変わり、景色が替わる。
2021年01月09日
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私は新型コロナウイルスに関しては、アジア人の免疫や食習慣から鑑みると特に手ごわいウイルスではないと思っているので、昨今の自粛圧力や政府の方針には首をかしげている。普通に生活していてもいいのに、わざわざ経済を止めて、国の予算をバンバン使っている。どんどん現役世代に今後の借金を背負わせている。やっていることが支離滅裂だと思う。年寄を何が何でも大事する「長幼の序」という、誤った儒教思想の行きすぎではないだろうか。それはさておき、「コロナ怖い」というコロナ脳の人を時々見かけるが、あれは陰謀論者の頭の中と似ている気がする。情報のパーツのうち、都合のよいものを拾い上げて、ドラマを作り出しているからだ。戦時中ではないのに「ウイルスとの戦争だ」と誰か(分科会とか、医療関係の有識者)が言えば、「そうなのか」と国民総耐久モードにさせられている。悪いが、専門家と言ってもピンキリだ。金融関係のお勤めで、ヘタレファンドマネジャーというのはいる。SEといっても、腕の善し悪しやシステムの組み方というのは千差万別なのと同じだ。医者が発言したというだけでこれだけ振り回されるというのはおかしいと思う。とにかく「今、自分はすごいものと戦っている。これに打ち克つんだ」という考え方は、思想や価値観が偏り過ぎて、現実と乖離してしまった状態、つまり一種の「中二病」だと思う。劇的なドラマを欲しているだけなんじゃないか。世の中が平和すぎて、脳が退屈して、わざわざ敵を作り出して、集団が一丸になろうとする状態を欲しているだけなんだろうなと感じている。そういうのが数カ月くらいだったら目を瞑っていたけれど、もはややり過ぎ感がある。振り回されて生活がめちゃめちゃになっている人が気の毒だ。だから、私はコロナ禍もそうだし、こういった類のドラマには乗りたくない。他人の生活を、人生を、(自分の)時間つぶしのおもちゃにするのと同じだからである。ということで「この手の話題に乗らない」ことを心掛けて2021年から1日1日を大切に生きていこうと思う。「ミーイズム」バリバリで退屈な人に付き合うのはもうたくさんです。
2020年12月31日
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もっとも長生きした人間とは、もっとも年を経た人間のことではない。もっとも人生を楽しんだ人間のことである これは『社会契約論』や『エミール』を著したルソーの言葉だが、自分のやりたい生き方とやってきた生き方をうまく表現していると思う。人生でいやというほどいろいろな経験をさせてもらって「もう十分だよな」と感じ入る日が増えた。それなりに回数を重ねると、イヤなこともひとつのイベントとして向き合える。ある種「いい経験だった(楽しい)」と反芻できるのだ。RPGゲームで、どうしても少し強いボスと戦わないと、先のストーリーに進めないのと同じで、「やらなきゃならないから、仕方ない、やるか(でも徹底的にやってやる)」と開き直ってしまう。肚が座ると、私は怖い人間だと思う。だから自分とは戦いたくない。話を戻す。そもそも時間は同じ大きさの粒ではなく、膨らんだり縮んだりして並んでいるんじゃないかと思う。なぜなら、非日常の経験をしているときには時間がゆっくりに感じるからだ。その昔、交通事故で死にかけたときに、トラックに正面衝突したあと、自分が道路に着地するまでの時間は、10秒もなかったはずなのに、3分くらいの長さに感じられた。その時の空の青さ、頭から道路に落ちていくときの視界とかはものすごくスローで、その間に自分の人生まで振り返って、ご丁寧に走馬灯まで見た。だから時間というのは風船のゴムのように伸縮するものだと捉えている。人はその時間の粒の積み重ねを「線」だと認識し、「過ごした時間」、すなわち「これまでの人生」と表現しているのではと思う。ここ数年、時間がものすごくスローモーションで、3年で10年くらい生きたように感じる。2020年も長かった。言い換えると時間の密度が濃い状態が続いているというわけで、対肉体の老化スピードから言えば、得したことになるのかな。<お酒メモ>12月18日金曜日蒼空 美山錦こうじましまし 500ml小布施 オーディエール シャルドネ ドメイヌカトウ 白2/3本
2020年12月18日
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GoToトラベルが一時停止になってから、いろいろな野菜や果物を店頭で見かけるようになった。クリスマスパーティや忘年会需要が減り、いちごが春先に続いて再び投げ売りになっている。旅館や料亭で使われる野菜もぞろぞろ。きれいで新鮮なそら豆が1皿298円で出ていたときには驚いた。その中で先日嬉しくて買い求めたのが「菊」である。おひたしにして食べるのが基本だが、消炎作用があるので、喉が弱い人や熱を出しやすい人にはとても相性がいい。新潟や山形あたりでは「もって菊」と呼んだりもするのだが、私はこれが大好き。なのだが、そもそも花びらを食べるわけで、傷みやすいのが欠点である。関東に来るまでに鮮度が落ちていることが多いし、そもそもかさばるので輸送コストがかかり、値段も高くなりがちである。生産地で買えば、この難点がクリアできると思い、先月山形の道の駅に立ち寄った際「よし、買うぞ!」と決めて入ったのものの、1パック200円くらいしたのであきらめた(ToT)ところが、この間近所の八百屋で1袋50円で出ていた。「ん?」と思って何度も袋の中身を見るが、がくの部分といい、花の鮮度といい、申し分ない。250円以上してもおかしくない。独り身には多いかも思いつつ、2袋買った。しめて100円だが、花をほぐしていくと、写真のようにとてつもない量になった(^^;食べきれるだろうか?と思ったが、多かったら冷凍すればいい。大鍋に水をたっぷり入れて沸騰したところで菊を入れる。普通は色が落ちないように菊を入れる直前に酢を入れるのだが、その代わり味も変わり、甘みが後退してしまうので、自宅で食べるときは酢は入れない。「映え」より味が優先。しんなりするよりプチプチした菊の食感を残したいので、早めにざるにあける。ラーメンの茹で加減で言えば「ばりかた」くらい。醤油やポン酢で食べたり、菜っ葉とまぜて小鉢の1品にしてもいいのだが、菊は鮮度がよいほど香りも味も甘い。今回はほぐしているときに既にはちみつのような香りがしたので、軽く絞って水けをきり、そのままいただいたのだった。そら豆はお魚グリルでさやごと焼き、銀杏はペンチで割って茶封筒に入れレンジでチン。ということであっという間につまみの完成。冷奴を冷蔵庫から引っ張り出し、冷凍庫からじゃこ山椒を取り出して、いつもの晩酌へと突入したのであった。<お酒メモ>12月15日火曜日生ビール タンブラーで1つ天明 純米大吟醸 1合ちょっと12月16日水曜日蒼空 山田穂 おりがらみ 1合ちょっとシャトーポールマス フランス 赤 ハーフボトル12月17日木曜日バルバレスコ 2015 プーリア州 ネッビオーロ 赤 ハーフボトルハウスワイン 赤 グラスで1つ半シャトーポールマス フランス 赤 グラス2つ弱
2020年12月15日
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冷蔵庫の野菜室に白菜の間引き菜と大根とゆずが少し残っていたので、スキマ時間に漬物をこしらえることにした。群馬に行ったときに地場の農家さんの店頭で、生の赤トウガラシがものすごく安い値段で売られていたので、それを買って台所で干していたのだが、ちょうど乾燥し終えたところで、素材はそろっている。いつからか、トウガラシも自分で干して使うようになった。生活がどんどん昭和のいい時代のそれに戻ってきている。漬物は不思議なもので、辛子と砂糖を入れると塩辛く感じる。なのでそれを入れて作ることもあるのだが、酒のアテでゆっくり食べるのならば塩と昆布とトウガラシを使い、ゆずと野菜自体の水分でゆっくりと漬けたほうが薄味でちょこちょこ食べるのにちょうどいい。というわけで、ゆず3個を使い、ゆず大根を8センチ角のタッパーで2つ、ゆず白菜を小さめのポリ袋に入るくらいの量をこしらえた(ちなみにピーラーでむいた大根の皮は短冊切りにしてポン酢と合わせてつけておく。これも肴になる。残すところはないのだ)。ゆずもトウガラシもにんにくもそうなのだがーチューブ入りの物や、完成品として売られているものは確かに便利なのだがーひと手間かければ、味は格段に美味しくなる。新鮮なものを使うこともあって、それを食べた後の体調も変わってくる。コロナ禍でいまだ在宅勤務割合が多いので、数少ない立ち仕事として家の中での料理は、身体づくりのための貴重な時間になっている。
2020年12月07日
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毎年秋口から、お取り寄せやふるさと納税で頼んでいた果物が来る。好きな果物が割と秋冬に集中しているためなのだが、寒くなってくる時期だし、もともとあまり糖質を摂らない生活をしているせいか、果物が来て、強制的にブランチ代わりに口に入れることで体調を整えることにもつながるので、ここ数年はそういう生活を続けている。だいたい日に口にする果物は1~2種類。現在はりんご、柿、洋なし(ル・レクチェ)、それに本日届いた、いただきもののみかんで4種類。自宅はフルーツバスケット状態になり、なんだか気分があがってくる。りんごと柿はそろそろ食べきりそうなので、ちょうどいい塩梅で、果物があるのも、また嬉しい。みかんはつぶれたり柔らかくなったものは、キャベツのラぺを作るときの材料にする。ラぺは酢+油+塩+コショウ+野菜の組み合わせでできる西洋の常備菜だが、酢の量を減らして、みかんを加えると味が整う。みかんの酸味+甘みを調味料としてカウントして作るというわけだ。ラぺを食べるときは冬でも白ワインが欲しくなる。夏よりはストックは減らしているが、白ワインは1ダースくらいは自宅にあるので(汗)、今夜はワインを抜こうかどうか悩んでいる。最近は、家でも日本酒のおりがらみにドハマりしているからなあ…(^^;<お酒メモ>12月7日月曜日写楽 純米吟醸おりがらみ 3合弱 ※鹿ジャーキーやハンバーグのトマト煮込みと合わせると美味しいです。四季桜 限定辛口 1合 ※牛刺し+塩わさびで合わせると美味しいです。蒼空 山田穂 おりがらみ 1合 ※いぶりがっこ+じゃこ山椒と合わせると美味しいです。
2020年12月05日
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有名グルメブロガーが100日×100種類のコンビニ弁当を食べた結果、体調に異変を感じたという。「身体が臭くなる」「80日目を超えたあたりから、体調が悪くなる」という症状が出たそうだが、すこぶる首肯する。私はずっと副鼻腔炎なのだが、その割にはニオイに敏感なようだ。コンビニ食やファストフードで同じことを感じる割合が多いので、これらは基本食べない。食べた翌日、身体が臭いなと感じるからだ。もしかしたら鼻以外のところでニオイだと思って関知しているのかもしれない。色弱だが、色を見分けるために、光の反射の強さで「何色か」をなんとなく察知できる人というのがいるそうで、そういうことと同じなのかも。ラーメンも、自分の身体と相性の悪いものが含まれている確率が高いのか、食べても年に数回。何が何でも食べてはいけない、ではなく、食べたいときには食べるが、やっぱり回数は普通より少ないんじゃないかと思う。翌日に臭いが出て、それを1日中引きずるのが嫌なのだ。ということで、いつも身体のご機嫌を伺っていて、「今日は何が食べたい?」と聞く。「食べたくない」が数日続くと、さすがに身体が衰弱するのでこれはいけないと思い、「何だったら食べられる?」といくつか献立を思い浮かべて、胃が動いたらそれを作る。ここ数日は酒を呑んでいるが、身体の指示は食だけではなく呑み物にも及ぶ。酒を呑みたくない日は呑まない、というかそもそも身体に入らないし、ノンアルコールのものも「今日は水だけ」「お茶飲みたいな」「いや紅茶やルイボスティで」などという。その通りやっていると体調がいい。今年は忘年会がほとんどないから、例年以上に身体の声に従っている。この「声」は腸が脳に必要な栄養素をイメージ化してサインを送っているという説があるが、自分の体調を考えるとその説を支持せざるを得ない。だって、酒食で満足すると、腸のあたりがものすごくリラックスして、気分がよくなるんだもの。<お酒メモ>12月3日木曜日蒼空 美山錦 1合宗玄 生原酒 3合12月4日金曜日プーリア州 イタリアワイン 赤 ハーフボトル12月5日土曜日アサヒスーパードライ 生 タンブラーで1つ森嶋 純米吟醸 美山錦 1合ギネス 生 2パイントチリ シャルドネワイン 白 グラスで3つモルドバ ワイン 赤 グラスで2つ初亀 からからべっぴん 1合ちょっと初亀 純米吟醸 半合12月6日日曜日LA PLANTA スペイン 赤 ハーフボトル雷電IPA 長野 生 グラスで1つ
2020年12月04日
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久しぶりに週末を自宅で過ごせるなと思ったら、気が抜けたのかもしれない。土曜の朝から体調が悪く、結果丸1日ちかく寝込んでいた。特殊体質なのだろう。かなり体調が悪い時は穏やかなBGMをかけるだけでも身体に痛みが突き刺さる。今回もそういう感じ。結構しんどかった。だから極力音を聴かないようにして1日を過ごしていた。熱を測ってみたのだが、自分の平熱程度(37度ちょっと)。ただ、悪寒は止まらないし、座っているだけでも身体がしんどいので、布団に横たわるとすぐに数時間眠ってしまう。スマホのメール呼び出し音で起こされて、文面を見たらまたうつらうつら…ということをずっと続いた。淹れた緑茶も身体が受け付けず、仕方なしに枕元に常備しているペットボトルの水を延々と飲んでいた。寝て、水のみを飲む。これを繰り返しているとたいてい体調は回復してくる。ただ、身体の中に病原菌というか、不調の原因がいるときには、体内で白血球とかが戦うのだろうか。汗をかくときに特殊な臭いがしてくる。私はこれを「病気の臭い」と呼んでいるのだが、たとえて言うと、飲食店の使い古した油に、卵の香りを混ぜたような感じ。時々「せんべろ」(1000円でべろべろになる安居酒屋)の店内の臭いに近い。ようやく日曜の昼過ぎに布団から這い出す。緑茶が飲みたいなと身体が言うので、前日よりはましになって来た。食事を摂らなかったので、お腹はぺたんこになっている。息を吸って膨らませても凹んだまま。病気ダイエットは勘弁だよな、と思いつつ、これから忙しくなるであろう年の瀬の前に倒れてよかった。これでしばらくは倒れずに済みそうだから。
2020年11月29日
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「お茶で新型コロナ無害化」という記事を見つけた。市販のお茶でもOKらしい。(参照)https://www.sankei.com/west/news/201127/wst2011270045-n1.html 奈良県立医科大学(同県橿原市)は27日、新型コロナウイルスが市販のお茶によって無害化する効果を確認したと発表した。基礎研究段階で人での効果は未確認だが、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99%が感染力を失っており、感染対策の一つとして期待。商品により効果に差があり、メーカーの許可を得て商品名の公表を検討するとしている。実験は同大の矢野寿一教授(微生物感染症学)の研究チームが実施した。実験ではペットボトル入りの緑茶や紅茶など約10商品を使用。試験管内でウイルスとお茶を混ぜ、経過時間ごとの感染力を持ったウイルスの量を検査した。最も効果が高かったのは茶葉から淹れた紅茶で、感染力のあるウイルスは1分間で100分の1、10分間で千分の1以下にまで減少した。矢野教授は、人への効果について「可能性の段階」とした上で、「インフルエンザでカテキンの効果は確認されており、お茶を飲むことで同じような効果が期待される」と話した。矢野教授によると、カテキンはインフルエンザウイルスなどの表面にある突起状のタンパク質に付着し、感染力をなくすことが確認されており、新型コロナでも同様の効果が推測されるという。私は普段から鉄瓶で茶葉から入れて緑茶を飲んでいるので「だから、かからないのか」などと改めてうなずいたりする。市販のお茶で茶葉から入れた紅茶というとおそらく「午後の紅茶」なんだろうなと推察。名前を今後公表するというけれど、これでキリンの株があがったりして。コロナが減少する効果がある食べ物として渋柿が有効、という報道も以前あったが、この時期は昼間に「緑茶に柿」をすることが多いので、知らないうちに予防をしていたことになる。柿はもともと中年くらいまでの女性に必要なビタミンがバランスよく含まれているので、若い人ほど食べればよいと思うのだが、近年は人気があまりなく、生産量が減っているそうだ。最近のフルーツは甘みが強すぎて、糖度が高いほど似たり寄ったりの味になる。時に食べていて味気ないなと思うので、昔ながらの酸っぱいみかんやりんごなどをたまに食べると「美味しいな」と感じる。柿も糖度としては(品種にもよるが)そう高くない。だから敬遠されるのだろうか。和菓子の甘さの基準が柿の甘さ、というくらい、上品でいい糖の量だと思うのだが。まぁ、よく寝て、健康な土から獲れた野菜を食べて、粗食でいることが一番いいのでしょうね。それでもコロナやインフルエンザその他の病気にかかったら、それが寿命、運命だと受け入れればいいだけで、悩んだり恐れたりする時間があるなら、もっと前向きなことに使いたいなと思っている。
2020年11月27日
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久しぶりに殿田食堂の名物「たぬきうどん」を食す。以前は500円だったと記憶していたが、今回行ったら600円に値上がりしていた。会計をまとめて払ったら、後から友人が550円を出してきた。「あのね、これきつねうどんじゃなくてたぬきうどんなの」「そうなの?」ややこしいことに、店のたんざく書きには「きつねうどん」もあって、それが550円だったりする(^^;京都では刻んだお揚げさんを「たぬき」と呼ぶ場合があるそうで、写真のうどんはれっきとした「たぬき」なんである。昔ながらの優しいお出汁の味わいと油揚げに添えたパンチの利いた生姜は、呑み過ぎた胃に活力を与えてくれる。輪切り&斜めに切った2種類の九条ネギは、歯ごたえが異なるせいか、食べるたびに味の変化を見せてくれる(昔は輪切りバージョンはなかったらしい)。とろみを効かせたお出汁は、ゆっくりと身体を温めてくれて、晩秋でも食べ終わると汗をかくくらい。普段は汁物の汁はそんなに飲まないのだが、これはもったいなくてほぼほぼ飲み切ってしまう。「滋味」とはこういう食べ物のことを言うんだなと改めて思う。そして「冬の京都の食べ物ははやっぱこれだよな~」と再認識。本当は二大人気の「親子丼」も食べたいし、常連さんが食べる「ラーメン」も捨てがたいのだが、どうしても「たぬきうどん」を注文してしまう。そして腹いっぱいになり、酒蔵へとしけこんでしまう。人間の行動様式は変えようと思ってもなかなか変われないのだ(笑)ご年配のご夫婦でやっていらっしゃるので、この味をいつまでいただけるかが少々不安なのだが、ご縁があるのなら、今シーズン、もう一度食べたいなと思っている。
2020年11月22日
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首から鎖骨回りのあたりを「デコルテ」と呼ぶのだが、先日一回り若い女性にこの周辺をさすってもらったところ「こってますね。固い」と言われた。確かに触ってみると非常に固くて、ゴリゴリ言う。鎖骨のくぼみの下なんかは、特に「痛気持ちいい」状態で、肩が凝っている時と同じ感覚。このあたりはリンパの流れにもかかわってくるから、ということで、それ以来、気が付くと仕事をしながらもみほぐすようになった(でもまだ固いけど)。デコルテは本来、顔のむくみをとるなど、美容ケアで意識される部分だが、個人的にはこのあたりは肺とか脳にもかかわってくる部位なのでは、と思っている。冬場は咳がコンコン出やすくなるので、予防の意味もこめてもみもみしている。雪だるまじゃないが、少しでもいいからやっていくと積み重なる、というのは世の摂理なので、いつか柔らかくなるといいなぁ。きれいになるかどうかは別として。
2020年11月15日
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呑み仲間には「カロリーの低いモノから好んで食べる」と言われるのだが、カロリーが低いから好き、というわけではなく、自然とそれを選び取ってしまうのである。とはいえ、高カロリーを忌み嫌っているわけではない。先日「昼食は何する?」と聞かれて、「××のラーメン食べたい」というと「珍しいね」と言われ、満場一致でそのラーメン屋に行くことになった。その店に行くのは3年ぶりくらいで、出てきた醬油ラーメンを一口食べると、涙が出た。うまい。スープも完食とまではいかないが、半分以上飲む。うまいラーメンスープはビールのつまみになる、というのが私の持論だ。ラーメンスープは結構高カロリーなのだから、別に「カロリー高いものを嫌ってはないよ」とドヤ顔してすすっていた。でもラーメンを食べるのは年にせいぜい1~2度。今年も11月に入ってから初ラーメンしたので、うーんやっぱり摂取回数は少ないのかも。ところで、高カロリーで時々無性に食べたくなるもののひとつに「グラノーラ」がある。食物繊維が豊富でヘルシー、完全栄養食と言われるが、あれは誤解で、はっきり言って同量ならご飯1杯のほうがカロリーが低い。玄米を炊いて食事をしたほうが痩せると思う。メインで入っているオーツ麦のカロリーは高く、ナッツ類にはオメガ3といわれる優良な脂肪も含まれているので、そこそこエネルギー量はあるからだ。フルーツグラノーラになると、ドライフルーツも入ることになるが、こちらも乾燥していることで糖度も上がっている。もともと水分を含んでいた果物の時の重量を考えると結構ハイカロリーなんである。そんなわけで、私がグラノーラを食べるのは「食欲が数日続けてほとんどない時の栄養補給」として摂取するわけだが、せいぜい握りこぶしの1/3程度の量で充分。ダイエットやヘルシーを求めてグラノーラを食べるくらいならば、本当はミューズリーというフルーツ+シリアルのほうがいい。アイルランドでこれを食べてドハマりしたのだが、これは「鳥の餌」と揶揄されるくらいヘルシーなんである。ローストしていないシリアルの割合も多いので、より酸化している度合いも低いし、噛み応えがあるので、食べているうちに量の割にはお腹が膨れるのである。<お酒メモ>11月14日土曜日開運 ひやおろし 2合陸奥八仙 純米 1合瓶ビール コップで1つ開運 純米 半合山本 イエローラベル 半合臥龍梅 純米吟醸 雄町 半合弱ギネス 生 3パイントアイリッシュコーヒーとラフランスのカクテル 二口ずつ赤ワイン 2種 グラスで計3つ分くらい
2020年11月12日
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食欲不振だけでなく、どうも酒も「呑みたくない」と身体が訴えていて、今週はまだ週末を迎えていない(土日がある)のに、5日のうちすでに2日も休肝日になっている。「飲酒は気力のバロメーター」と豪語している自分にとっては由々しき事態だ。昨日(5日の木曜)も、新鮮なヒラタケと野菜、牛肉の炒めものを作って、酒のアテにちょうどよさそうな野菜サラダもこしらえて、いざ酒を選んで呑もうとしたが、胃が受け付けない。ネット中継で阪神タイガースがヤクルトに対して、中盤5点をとって逆転し、8-7のルーズベルトゲームを演じたのに、ちっとも頭に入らなくてぼんやりしていた。これは重症だと思った。友達に電話で話すと「3年くらい前に拒食症になった時と同じ感じだね」と言われて、自分の神経もずいぶんと弱く細くなったものだ、と感じた。「恐怖や不安を避けるために資産運用してお金をこしらえている」と自覚はしているのだが、お金で解決できないこと、というのはある。今回のように、不意に「招かれざる客人」が来て、日夜いろいろされていると本当に落ち着かない。脅迫に近いこともされているので、本当に参っている。また痩せそうだ、こりゃ。
2020年11月03日
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ネットニュースで「あの有名女性トレーダー「ヌード確約」の怪。Nuts破産ハメ込みの裏事情」という見出しを見た。どうせ「有名女性トレーダー」「ヌード」といえばあの人――ウルフ村田――しかいないし、彼女はオフ会で平気でおっぱいを出したりするので何が「怪」なんだろうと疑問に思いつつクリックしたみたが、やっぱりそうだった。記事内では「上がらなかったら『全裸になる』『自殺する」旨までいうものだから、A氏は信じて損切りせず」とあったが、個人投資家の世界では「煽り」で普通に軽くいうセリフだ。だから、これをハメ込みと称するのもどうかと思うし、件の記事のA氏もそれでショックを受けてホールドするというのもホントかいな?と思ったりする。これがホントだったらAさんは本当に生真面目な方で、私とは価値観が相当違うんだろうなー。接客業などの仕事ではなく、普通に吞み会の場で脱いでしまう「癖」を持つ女性はいる。私はウルフ村田氏はそのうちの一人だと思っている。サービスでやっている部分もあるかもしれない。「人前で脱ぐ」という点においては、すくなくとも私よりはハードルが低そうな方だと思っている(だって方々で『脱いだのを見た』という話も聞いている)。私はとてもじゃないが酒を呑んでもそんな勇気はない。これも価値観の違いだから、かな。<お酒メモ>10月26日月曜日白&赤ワイン 計1本くらい、かと。10月28日水曜日ギネス 生 2パイントちょっと
2020年10月28日
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鎖に繋がれ『半径1.2mの円』から3年間出ていない男性」の話がYahoo!のニュースに上がっていて読んだのだが、1日経たないうちにリンクがなくなってしまった。書かれた内容はいささかショッキングだったので、刺激が強いと判定して削除されたのか、何か記事内に問題があったのかもしれない。ガーナで精神疾患を抱えた男性が数年前、父親によってバオバブの木に鎖でつながれ、その後父親は死亡、妹2人は嫁いでその家を出てしまって、治療の手立てがなく、鎖でつながれた男性は「ご飯をくれ」と母親にせがんでいる…といったものだった。要旨としては、ガーナなどの途上国ではいまも精神疾患患者が鎖でつながれるという人権上の問題を抱えていること、カネがあってもなくても、精神疾患治療薬がこれらの国にないこと、多くはスピリチュアル(記事ではブードゥーの例が書いてあった)などの祈祷による治療のみであること、といった話だった。普通なら「あぁ、途上国には精神疾患治療薬がないから大変である。こういった国にも薬をいきわたらせるべきだ」という話になるのだが、正直私は違うことを考えていた。「むしろ逆の治療も時には必要なんじゃないか」ということだ。日本でうつや双極性障害、不定愁訴を抱えている人は、心療内科などに行ってすぐに薬を処方してもらうが、適切な薬と量を処方してもらっているかといえば疑問に思うことが多い。最後は「薬がないと不安」ということで、強めの薬を処方してもらって、大量服用してしまう人もいる。知り合いの経営者は「眠れないから」と言って、睡眠薬を焼酎で流し込んでいる。先日、友人がうつになった、と言っていて薬を飲んでいたが、結局、身体の方に問題があった。身体自体を治したらうつ症状がすっかり消えてしまった。「身体は身体」「心は心」という縦割りではなく、身体と心はつながっている前提で人間を見たときに、いわゆる西洋の医療行為だけではなく、東洋的な漢方だったり、時には心に働きかけるスピリチュアルみたいなものって必要なんじゃないかと感じている。もちろん世の中に跋扈するスピリチュアルの9割は金儲けのタネで、悪いことしている人の道具だと思っているが、それでも信仰によって快復する場合もあると思う。区別をつけるのが難しいから「手を出すな」といわれるわけであって、この線引きがうまくできたら、もっと簡単に楽になれる人も出てくるのになと感じている。私は坐禅をやっているが、これも一種の呼吸法で、信じない人にとっては「ゆるいスピリチュアル」に属するものだと思う。最近はマインドフルネス瞑想が流行っているから、坐禅に対する「眉唾感」は減ったが、個人的には坐禅は身体に合っている。やっていない時期に自律神経失調症でICUに運ばれたこともあったが、今はすっかり良くなってしまった。祈祷というのはする側もされる側も、一種のトランス状態になって通常の呼吸とは異なる状態に陥るシチュエーションを作り出す。それが効果を発揮するケースもあると思う。変な祈祷は要らないが、心身の不良の入り口になった時には、呼吸をいじる簡単なヨガとか坐禅とか、そういうスピリチュアルをもっと治療(の前段階の)行為に加えてもいいのかなと考えている。
2020年10月27日
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冬でも寝るときに羽毛布団一枚で裸寝することがあるのだが、ここ数日はそれをやるとさすがに体調不良をこじらせてしまうような気がして、薄手のシルクのインナーを一枚着て眠った。絹はいい感じに湿度を調整してくれるし、汗をかいてもさらさらした肌触りは変わらないので、こういうときには重宝する。質感もよく、静電気が起きないのもいい。数千円で買ったものなので、決して高級絹ではないから、気負わずに洗濯機でガチャガチャ洗うこともできるので、とても気に入っている。ただ、その気持ちよさから「絹のシーツ」も欲しいなと以前思ったことはあるのだが、仮に裸で寝たとすると、綿以上に本当に頻繁に洗わないといけない。ヘビーローテーションで洗濯すると安い絹のシーツだとすぐにダメになるしな…いいシーツだと万単位の金額で複数枚必要だし、乾燥機は使えないし、ということで購入を見送った。でも在宅勤務が増えた今、仕事しながら昼間に外干しができるようになったわけで。健やかな睡眠生活のためにもう一度再検討してもいいかもしれない。飲食も好きだが、それよりも睡眠は優先順位として上なのである(^^)
2020年10月26日
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以前よりも仕事を回すのがゆっくりにっているのか、公私が立て込んでいるときに体調が下り坂になっていると感じていた。日ごとに咳が増え「やばいなぁ」と思っていたのだが、ついに金曜日に電車の中で立っていられないほどに具合が悪化。体温はいつもよりも低いが、悪寒が止まらない。食事しようと思っていても汁物しか入らないので、早々に寝込んでしまった。明け方目が覚めて、体調は幾分よくなっていたものの、まだ外を歩ける感じじゃなかった。ただ土曜日も仕事を入れてしまったので、ぎりぎりまで布団にくるまって、具合が悪いなりにはオンラインで仕事を片付けていく。ようやく先ほどひと段落した。このあたり、コロナで仕事のやり方が変わってよかったな、と感じている。具合の悪い時には「仕事を放り投げてでも休め」という人が多いけれど、体感的には「具合がこれ以上悪くなる前に、(できるものから)手を打っておいて、自分が倒れている間に他人に仕事を継続してもらう」の方が、あとあと迷惑がかからない。ハードルの高さは、体感的に直接会う>オンライン会議>メール>電話で、具合が悪いほど(相手さえよければ)電話で連絡を取るようにしている。メールは自分の体調如何で内容の印象が変わってしまう。体調が悪い時ほど相手のメールをネガティブに解釈しがちだし、逆に自分がメールを書く時には、体調がすぐれないので論理的に書く能力が普段より劣ってしまい、結果トラブルを引き起こしかねない。というわけで、何とか処理出来たことで、仕事のプレッシャーから解放されて、身体も幾分楽になったような気がする。日が暮れる前に、ひと眠りしようか。
2020年10月23日
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先日、月1の坐禅会に参加した。9月の坐禅会は、当日38℃くらいの微熱が出て辞退したので2カ月ぶりの参加となる。休憩室には、先日本葬が行われた故・中曾根康弘さんの書が掲げられていた。富士山を思わせるような山に「無」という感じに似た雲がかかっている絵の右に「天地正大 山紫水明 神州不滅」とある。なかなかおしゃれな一幅だと思った。神州とは日本を指すらしいが、私はその音の響きから「信州」、つまり自分の基礎を作った南アルプスの祖父母の家での生活を思い出していた。いつも本堂で坐る前に、般若心経を住職と一緒に唱和するのだが、今回、改めて住職のお経の読み方は声もよく、きっちりとしていて素敵だなと思った。そう感じたのには理由がある。10日ほど前に祖母が亡くなった。もう100歳近かったので来るべき時が来た、という感じだった。運よく仕事のスケジュールと都合がついたので、親族だけの簡単な葬儀に出てきた。小さなセレモニーホールみたいなところに行き、棺桶の中の祖母を見ると、生前よりも若々しくて、孫の自分ですら「きれいだな」と思った。色白で(死んでるから当たり前だが)、どう見ても50代にしか見えない。人生で見た中で一番きれいな老女だった。まるで生きているみたいで、怖いくらいだった。簡便な葬儀だからか、祭壇の花はすべて造花だったのが気の毒だった。死者を冥土に送り出すのに生きていない花を手向けてどうするんだ。私がカネを出すから生花にして欲しいと思って心苦しかった。どうも親族と私は、死者への扱いの感覚が違うらしい。そのホールそばのお寺の住職さんが来て、般若心経を唱えていたのだが、毎日のようにやっている作業なのだろう、般若心経のお経がところどころ欠けていた。ぽくぽくと木魚を叩く音だけで、お経が時折抜け落ちるのだ。正直、失礼だと思った。お経というのは一種のマントラ(真言)だ。言葉をきちんと発することでそれが振動、波動となり、その効果があるものだと私は捉えているので、欠けたお経は弔いにはならない。親族は適当なお経だということもわからないのだろう。気の毒だ。小さいころ、私は亡くなった祖父母の家の近くの禅寺に朝と夜、毎日2回通っていた。9年ほどそれをやっていたから、その村では私は「お寺の子」だと呼ばれていた。般若心経くらいは諳(そら)んじることはできる。葬儀では最前列に座っていたので、私は住職の欠けたお経を補うように、一緒に唱和していた。頭の中では、いつも坐禅を組んでいる臨済の住職の声が響いていて、一言一句を丁寧に発音した。それは祖母にできる、自分なりの供養だと思った。「お寺の子」だったからこそ、できることだからだ。そういうことを経てから坐禅会に改めて出て、大勲位の書を眺めたり、住職のお経を聞いていると、いろいろ感じ入ることがある。
2020年10月22日
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齢のせいか目が弱ってきたようで、最近日差しがまぶしく感じられて時に目が開けられなくなることがある。白内障の手術をするのは割と早いかもしれない。野球もナイターの場合、照明が対面にあるとまぶしくて観戦がつらいので、最近は目深に防止をかぶって観るようにしている。球場のおっちゃんがなんでいつもキャップをかぶっていたのかわからなかったのだが、こういうことなのか。山登りをするときもまぶしく感じることが時にある。とりわけ赤道付近で日差しが強いといわれるオーストラリアとニュージーランドはサングラス必須と以前教わったため、3年前にニュージーランドで山歩きをした際に、はじめてサングラスを買った。UVカット99%で、長持ちする丈夫なつくりで、気に入ったデザインを買えばいいのね、と思い、少々お値段の張ったものを購入した。ところが先日「サングラスのUVカットは3年程度で効果が消失する」と聞いて驚いた。UVカットのコーティング剤が剥げてしまうからだという。光を遮る「黒さ」は変わらずなので、見た目にはわからない。ううむ。こうなると、コンタクトレンズや、普通の眼鏡でブルーライトカットやUVカット加工したものも、数年で効果が切れてしまうということか…。レンズも買い替えを促すために知らないうちに「サブスクリプション」や「リース」のような側面が出てきているとは知らなかった。今後はお値段とにらめっこして、適宜買い換えないといけないなと思ったのだった。<お酒メモ>10月20日火曜日蒼空 ひやおろし 2合鍋島 赤磐雄町 1合ちょっと10月21日水曜日生ビール タンブラーで1つ菱屋(宮古) 純米吟醸 お燗で半合くらい水尾(飯山) 特別純米 金紋錦仕込み 1合半
2020年10月20日
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秘書をやっている友人のボスが、昨秋交通事故に遭ったのだが、ものすごいスピードで治癒していったという。最初は腸がばらばらで、これをいったん外に出して縫合して戻したそうで、書いているだけでもスプラッタ映画の描写のようだ。ところが、重湯食から1週間ほどで通常食&間食ができるまでに回復したという。それは異化(いか)という作用が起こったから。異化とは、もともとあった塊の分子が、他の物に姿かたちを変えてエネルギーとして送り出すさまを指すらしいのだが、事故に遭った方は身体をものすごく鍛えていて、通常の人よりもだいぶ筋肉が多かった。事故から2週間は点滴のみだったが、そのときに異化が起こったという。筋肉からアミノ酸を摂り出し、体内の各臓器へ栄養を送り込み、修復していったのだという。その回復力は驚異的で、医者の卵たちが観察に来て、腕周りの筋肉や体重など毎日計測しては異化と筋肉の関係を観察していたという。こんな話を聞くと、私も鍛えて少しは筋肉を蓄えておいた方がよいんじゃないかと思う。とはいえ、私は食事回数が少なく、糖質をあんまり摂らないので、以前ケトン体質だと医者に指摘されたことがある。これも異化の仲間(?)といえるだろうか。要は糖質を摂らないので、エネルギー代謝のために、脂肪からエネルギー(ケトン体)を生成して体の隅々まで運ぶというもの。すでに異化っぽいことをやっているので、他の異化の準備をしておくのはやりすぎかな?
2020年10月19日
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出張とか外出が多いので、ビジネスホテルは時々利用するのだが、客室に入った時に「ん?」と違和感を感じたり、何かの気配を感じるときがある。あとあと夜になって面倒なことになるかも、と思ったときは、部屋をチェンジしてもらうようにしていた。最近はホテルは空いているので心配ないが、少し前までは満室と言われてそれを断られると、何某かと「摩擦」がおきないように、まぁいろいろと対策を講じるわけである。多くは水回りでまず音を立てて「異変」が起きるので、夜深くなったらユニットバスのドアを極力開けないこと。共同浴場があるホテルなら、入浴はもちろん、トイレも共同の場所を使うようにして接触を避けるのである。コロナでソーシャルディスタンスという言葉が流行ったが、住んでいる世界(ソーシャル)がそもそも違う何某かとこちらの距離感は大切なんである。他にも避けるためのテクニックはあるのだが、あんまり書いても仕方ないので割愛する。ところで、この話を出張の多いコンサルタントに話したら、「あ、雅さん。この間娘と都内の××ホテルに宿泊して、夜、娘が時計を見た瞬間、突然時計の針がぎゅーんとすごいスピードで回り出したんですよね」と普通の顔をして言ったのが怖かった。そのコンサルさんは「出る」と言われている賃貸住宅をずっと借りて住んでいた強者なのだが…さすがである(^^; 私は怖くて耐えられないなぁ。<お酒メモ>10月15日木曜日蒼空 試験醸造酒26BY 3合三善菊 半合蒼空 ひやおろし 1合半10月16日金曜日蒼空 ひやおろし 2合澤屋まつもと 純米吟醸 1合ちょっとみむろ杉 純米大吟醸 生酒 1合十四代 酒未来 1合弱
2020年10月12日
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山歩きに行ったのだが、台風の影響で雨がざんざんで、早々に引き上げて宿に入る。ただ、行った先がたまたま飲泉ができる温泉宿だったので、私は大喜び。なぜなら、温泉のレバレッジ効果が高くなるからである。温泉は基本、浸かるので「経皮吸収」でその効果が得られるのだけれど、温泉水を飲むことができる温泉ならば、体内からもそれを浸透させることができる。つまり温泉水を飲みながら温泉に浸かると、吸収がより早まるわけだ。入浴は体力を使うし、汗もかく。つまり脱水していくわけだが、それを同じ温泉水を飲むことで補うわけだから、より効率がいい。しかも今回は37℃のぬる湯(低張泉、弱アルカリ)で、湯治場としても有名なところだった。普通温泉は1時間程度浸かればいいとされるが、そこは「最初は3~4時間程度で」と書いてあるくらいだから、湯温的にも長く浸かっても問題ないわけで。ゆったり、ゆっくり、川辺の露天風呂に浸かる。気が付いたら1晩で4回、計2時間半程度浸かっていた。その間飲んだ温泉水は1.5リットル。宿を出るころには、アルコールの飲酒もした割には「お肌しっとり」になっていて、超ご機嫌になった。惜しむらくは「酒を呑みながら入りたい」。でも、そういう温泉ファンが多いらしく、「飲食しながらの入浴はダメです。特に酒を呑んでいるのを見つけたら即刻退場」と書いてあった。すっかり手筋を読まれてるなー(^^;<お酒メモ>10月9日金曜日ボルドー赤ワイン 2015年 ハーフボトルイタリア プーリア州白ワイン グラスで1つイタリア 白ワイン グラスで1つグラッパ グラスで1つ10月10日土曜日グランドキリン 白ビール 缶 200mlくらい小布施 オーディエール メルロ 2018 2/3本くらいイタリア 白ワイン グラスで2つ ←もうちょっと呑みたかった10月11日日曜日新政 ピンクラベル おちょこで1つ蒼空 山田穂 おりがらみ 2合弱梅一輪 純米大吟醸 鑑評会出品酒(限定品) 1合
2020年10月09日
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