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2012年02月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



 そうすると出てきました。
「サメの漁獲量の順位」
 多い順から、インドネシア、インド、スペイン、台湾・・・日本(9位)のようです。
サメは、フカヒレを目当てに獲られます。フカヒレの50%は香港に集まるそうです。
 少し勉強になりましたが、これを探すために検索をかけたのではないです。
 ありました。
「オランダ統治時代(台湾)」
・1622年 オランダ東インド会社、台湾統治

・1642年 オランダ、スペインを駆逐
・1652年 郭懐一の反乱
・1662年 鄭成功がオランダを駆逐。鄭政権の幕開け

 鄭成功(1626-1662)は、台湾を奪還した英雄。その英雄は、父が鄭芝龍、母は長崎平戸の出身の日本人であり、日本人と漢族のダブルである。

 鄭成功をモデルとして、世話物として「国姓爺合戦」の物語を描いたのが近松門左衛門である。甘輝の重んじる「義」と、国姓爺の母の「母の情け」とで板挟みになるが、最終的に錦祥女の自刃でことが動くことになる。現代人には理解できない価値観やもしれない。しかし、近松のやるせない現実を描く手法には、読者や観衆をうならせるものがある。
 中村染五郎が、近松門左衛門の作品が好きで、シェークスピアよりもすごい作家なんじゃないなかと本に書いてあったのを思い出す。

 鄭成功の時代は、北の清が台頭し、明が衰微。福建省に追いやられている。世界は大航海時代で、スペインやオランダが東シナ海に交易を求めて跋扈する。同時に倭寇等の海賊が現れ海上貿易で富をなした。非常に経済的に活発で活動的な時代を迎えていた。そうした中、交易を閉ざしていた明が衰微するのは、時代の流れから容易に理解ができる気がする。

 一方、日本に目を転ずれば、戦国時代から新たな秩序を求めて江戸幕府が開幕し、国の形を整えていく。文化においては、千利休が茶道という禅に通じる新たな文化を起こし確立された。その茶会の様子は、神屋宗湛、津田宗及、今井宗久、松屋久政らの四大茶会記に見て取れる。異文化に対しては、厳しい措置が取られた。キリシタン弾圧が日本全国で徹底された。

 このように、16C、17Cの環東シナ海の国々は、文化の衝突と交易の拡大が大胆にも実行された時代であった。日本人と漢族のダブルである鄭成功が、オランダ支配下にあった台湾を奪還するということは、この時代を見事に象徴しているかのようである。そして、今のグローバル化の時代。現代に示唆することがなにかあるのではないかと、そんな直感も働く。

 キリスト教、茶道、禅、政治の転換、自由な交易

 そうした時代、日本は鎖国へと突き進むのだが、今のグローバル化する時代からすれば、むしろ逆行した行動のように映る。なぜ、鎖国が国に秩序と安定を与え、文化的にも栄華を誇るようになったのかは、十分に考察すべきことだと思う。今の時代に鎖国したほうがよいと短絡的なことをいっているわけではなく、単に不思議なこととして疑問に思うだけである。

 さしせまって、今の時代に話は移るが、国の債務超過が目前、原子力事故、少子高齢化問題、相次ぐ企業破綻、すべてが体制的ないきずまりを見せている。国家という枠組みで、新たな思想をもとに国づくりを企画する時期に差し掛かっている。しかし、そのような力強い未来像は、誰も提示はしていない。将来は年寄りばかりで、若者の負担が増大する。そんなネガティブな姿しか提示できないようでは、ますます、活力もなくなり人口も激減し、未来に希望が持てなり、自滅への道へと進むであろう。このままの出生率に近い形で推移すれば、2060年には人口が約8,600万人になるという。約4,000万人も減るのである。内需拡大どころの話ではない。大幅な経済規模縮小である。人口が減っても生産性が高い産業に特化すればよいとのお気楽な議論を展開する人もいるが、全ての人が、全てそんな事業に携われるわけもない。

 世界はグローバル化の流れがあり、世界は境界なく混じり合う方向へ向かう。TTPを受け入れろをいっているのではない。TPPは農業、医療の分野で重大な問題がある。TTPというしくみが、このまま原則論を押し通すならば、望ましくない。TTPがダメなら、別の方法で、グローバル化の試みたほうがよい。

 グローバル化の流れは正しい。しかし、日本国として守るべきものと変えてゆくべきもの、それを明確にすべきである。日本の国としてのアイデンティティを十分考え、ゆずってはならないものは、ゆずらない。その部分を明確にして、法律で、きちっと強制するところはおさえておくようにすることだと思う。 

 そして、そういったアイデンティティと守りつつ、少子高齢化の問題を解決するひとつの方策として、移民受け入れは、拡大したほうがよいと考えている。

 こういうと保守的な層から、批判を受けるかもしれないが、グローバル化というのは、外へばかり拡がるのではなく、内へもグローバル化し、人間の内面もグローバル化しなければ、人間がついていけなくなる現象であると思える。



 そこで思うのが、今後の教育および体制の基本となることは、日本の歴史、文化、価値観をきちっと教え込む一方、多様な価値観を受け入れる思考の習慣化が必要となってくると思う。自分自身を守る一方、広い心でそれぞれの人格に敬意を払う。それこそ、今後の日本を形作る上で必要なことだと思う。当たり前のようなことをいっているようだが、誰しも徹底されていないし、できていない。今の日本に足りないのは、基本的な事項の確認と徹底だと思われる。

 そんなこんなんで、17Cの環東シナ海の国々にまつわる歴史に、今、注目している。





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最終更新日  2012年03月01日 01時28分30秒
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