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2006年01月14日
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カテゴリ: 読書感想
藤原正彦 新潮文庫刊(だったよな???)

ここ1週間ほど、1日~2日に1冊のペースで、この作者の本を読んでおります。
久しぶりに、好き、と言える作家さんに出会えました。
この作者に出会ったきっかけは、山本夏彦なんですけどね。
ええ。

藤原正彦を読み始める直前まで、やはり2日~3日に1冊ペースで、
山本夏彦のコラムを読んでおりました。
たぶん、4冊。
山本夏彦という作家は、私にとってはやや異色です。

共感できる部分を多く持っているものなんですよ。
文章が好みか好みでないかも大きな要素ですけど、
こちらは共感できる部分なくしては、意味がない要素でして。
でも、山本夏彦はなんだか違うんですね。
共感できるところと納得できないところが相当な揺れ幅を持って存在してる。
なんでなんだろう?、この違和感はなんだろう?、と、
読んでいる間中考えていて、何となく答えがでかかった頃、
藤原正彦の本に出会い、考える事を放棄してしまいました(笑)

因みに、山本夏彦がきっかけでどう藤原正彦を知ったかというと、
『祖国とは国語』
この本のタイトルがほとんどそのまま、山本夏彦の文章に出てくるんですよ。

ちょっと興味が行きまして。
ネタばらしになりますが、なんのことはない、やはりパクリ(笑)で、
本人がちゃんとその旨を本の中に書いてます。
元々はフランスだかどっかの、シオランという人の言葉らしいんですけどね。

藤原正彦のエッセイには、文句なく共感できる部分がたくさんあります。

さすが国語教育の重要性を訴えるだけのことはある文章だと思いました。
芥川龍之介が、
「文学を志す若者は須らく数学を学ぶべきだ」
、と言った理由がよく解ります。
論理的な文章というのは、文句なく美しく解りやすいんですね。
英語教育の重要性が叫ばれ、英語教材が溢れかえる世の中にあって、
日本語は一部で「ブーム」と呼ばれる現象になって現れたりしてますが、
本質的な国語教育とはかけ離れてると思います。
受験生相手に毎日接していて思うことは、本当に彼らは言葉を知らない。
圧倒的に語彙が少ないんです。
現代文で点が取れないはずです。
英語の長文読解には単語力が必要だってことは解っているくせに、
どうして日本語の長文を読むのに語彙力が必要だってことが解らないのか。
日本人なら日本語は読めて書けるのが当然、と思い込んでるんですね。
日常で使わない言葉は、不必要な言葉だと思っている節さえあります。
言葉の乱れを、単純に歴史的な変化だと受け流す向きもありますしね・・・。
文中で作者は言います。
語彙によって思考は制限される、と。
つまり、言葉で思考する以上、知らない言葉で物事を考えることはできないってことですね。
言われるまでもない話なんですが、中々そこまで思い至らないことでもあります。
世の教育関係者(親も含む)に、広く読まれて欲しい一冊です。

最近話題になっている、『国家の品格』も素晴しかった。
こちらは世界を旅する全ての若いバックパッカー達に、
一読を是非お奨めしたいです。





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最終更新日  2006年01月15日 01時53分11秒
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