子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.07.28
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カテゴリ: ドイツの児童文学
点子ちゃんとアントン

昨日書いた「 ふたりのロッテ 」の他に、小部屋の本棚に移したケストナーの作品が「 点子ちゃんとアントン 」です。

ケストナー作品の主人公は、やっぱり魅力的です。

お金持ちのご令嬢点子ちゃんは、機知に富みユーモアにあふれる友達思いの女の子。
アントンは、病気のお母さんを助け、料理をしたりお金を稼いだりするしっかりした男の子。
ケンカも強く、点子ちゃんをいじめる上級の男の子をやっつけてくれます。

この本のあとがきには、ケストナー作品の主人公がこんなにも素晴らしい子どもたちである理由が、はっきりと書かれています。


この少年たちが好きだったら、このお手本のように、勤勉に、立派に、勇敢に、誠実になってくれるでしょうね?
そしたら、それは私にとって何よりもいい報いになるでしょう。
なぜなら、エーミール(ケストナー作「 エーミールと探偵たち 」)やアントンやまたこの二人に似ているような人たちは、将来いつか非常に役に立つ大人になるでしょうから。
私たちの必要とするような人になるでしょうから。」

芸術の中に、あからさまな道徳教育をもりこむことを邪道と考える人たちもいます。
でも私は、ケストナーの作品が芸術でないとは思えません。
彼の作品からは、子どもたちへの並々ならぬ愛情が感じられます。
このような本を読むことは、子どもたちの心に栄養になると信じています。


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灰色猫 立
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Last updated  2010.07.29 00:10:52 コメントを書く
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