子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.10.01
XML
カテゴリ: ドイツの児童文学
エーミールと三人のふたご

って不思議です。
何かしら問題を抱えているようなとき、なんとなく手に取って読み始めた本の中にその答えがあった。
そんな経験を、これまで何度してきたことでしょう。

数日前、ダンナさんに指摘されました。
私は、娘が失敗しないように口出ししすぎる…と。
朝は学校に遅れないように「早く早く」とキーキー言い、学校から帰れば宿題や持ち物を忘れないようにキーキー言い、夜も寝るのが遅くならないようにまたキーキー言う。
ダンナさんは言います。
キーキー言ってもなおらない。


その通りなんです。
でも母親にとって、子に失敗させるということは、なかなか勇気のいることではありませんか?

今日、私は皮膚科の待合室でケストナーの「 エーミールと三人のふたご 」を読んでいました。
エーミールの友達で 教授 というあだ名の子が、ゲーテの「 ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代 」を朗読する場面があります。

「生まれのいい、健康な子どもは、生まれつき恵まれています。
自然は子どもたちに、一生のあいだに必要なものをすべてあたえています。
それをのばすことが、わたしたちのつとめです。
むしろ、おのずとのびることも、しばしばです」

教授 はこう解説するのです。
「おれたちは生まれつき、生きてくのに必要なものは、もうなんでももっている、まだかくれてはいるけどって、言ってるんだよ。
それは、おのずとのびるものなんだ。
いつもいつも、だれかがおれたちにちょっかいを出すなんて、とんでもないのさ。
指図したり、見張ったり、テストしたりしてね」


人気ブログランキングへ 人気ブログランキング



灰色猫 伸び
ドイツの児童文学





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.10.01 21:39:55 コメントを書く
[ドイツの児童文学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

ねずみのフレデリック

ねずみのフレデリック

Free Space

★免責事項★
1.当サイトを使用して、何らかのトラブルや損失・損害等が発生しても一切責任を負いません。
2.当サイトのリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報・サービス等については一切責任を負いません。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: