子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.10.11
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チョコレート工場の秘密 (イギリスの児童文学)

ロアルド・ダールの「 チョコレート工場の秘密 」は、お年寄りの物語というわけではありません。
でも、お年寄りがいい味出してるんです。
すごい存在感なんです。

極貧の少年チャーリーが住んでいる町に、世界一大きくて世界一有名なチョコレート工場があります。
誰も工場の中を見たことがなく、チョコレート工場は謎につつまれています。
そこへ、5人の子どもたちが招待されることになりました。
招待状はチョコレートの包みに隠されています。


孫のチャーリーがその招待状を当てたと知ったときの、ジョウおじいちゃんの喜びようといったら!
ジョウおじいちゃんは96歳半。
ここ20年間、ベッドから出たこともなかったのに、ピョーンと床に飛び降りて「やったぞよォォォォォォォォ!」と叫び、パジャマ姿で踊り出します。

この場面を読んだ読者は、一度でジョウおじいちゃんを好きになってしまうに違いありません。

チョコレート工場の持ち主・ウィリー・ワンカ氏も、相当なお年寄りのはずです。
けれど、目はとてつもなく明るく輝き、顔全体が茶目っ気と笑いに燃えています。
表情は才気にあふれ、動きはすばやく活気に満ちています。
おかしなステップ踊りで招待客を迎え、腕が肩からはずれんばかりにものすごい勢いで上手に振って握手をします。

クェティン・ブレイクの絵が、またいいですね~。

ティム・バートン監督の「 チャーリーとチョコレート工場 」では、このワンカ氏をジョニー・デップが演じているようですけど、どういう設定なんでしょう!?



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Last updated  2010.10.11 22:14:13 コメントを書く
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