子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2012.06.05
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カテゴリ: 北米の児童文学
種をまく人

私は、案外、自信のない人間です。
自給的な生活を送り、 自然農 有機農法 を貫いて暮らしを立てている人たちのブログなどを見ては、自分が何もできていないという気持ちに沈みます。
あわてることない!って、自分に言い聞かせはするんですけどね。

耕さず、虫も草も敵としない 自然農
自然農で自給自足できたらいいな~、と思います。
いいな~ なんて、半端な覚悟じゃできないんです。
そんな、生易しいものではありません。
自然農の手引書を読んでいると、簡単にできるような気になりますが、実際にはこれが大変に難しい…
あわてることない!って、また自分に言い聞かせるんですけど…。

この頃、 自分の役割 について、いつも考えています。

私は、農業をやりたいのではない。
自分たちの食べ物はできるだけ自分たちで作りたい。
できるだけ。
でも、それを生業にするほどたくさん作るなんて、できそうにありません。
とてもとても、管理できない!


いつもいつもいつも本を読んでいたい。
よく母に言われました。
私は、夢見る夢子だと…

こんな私に、何ができるのか。

その答えは、ポール・フライシュマン作「 種をまく人
ポール・フライシュマンは、 あの ウエズレーの国 」の作者です。

舞台はアメリカ、オハイオ州クリーヴランド。
いろいろな人種の人々が暮らすある貧民街に、ゴミ置き場となっている空き地がありました。
ある年の春、ヴェトナム人の女の子が、そこに マメ を蒔きます。
空き地に面したアパートに住む白人男性がそれを知り、こう考えました。
人生には、変えられないものが山ほどあります。死んだ人間を生きかえらせることはできません。この世から悪人がいなくなることも、わたしが百万長者に変身することもないでしょう。だが、このゴミ捨て場の一角を畑にすることなら…
一人、また一人と、その空き地に畑を作る人々が増えていきます。
そして、互いに無関心だった人々の間に、絆が生まれます。

高い理想、ストイックな努力、美しい思想がなくたっていいんですね。
ほんのささやかなことでも、自分のできることをする。
何もできない人なんていない。

私は、誠意を持って、自分のできる小さなことをしようと思います。
背伸びせず、無理をせず…。
そうしているうちに、きっと役割を果たすことができるでしょう。


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灰色猫 立






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Last updated  2012.06.05 22:55:17 コメント(4) | コメントを書く
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