子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2012.06.08
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みどりのゆび

みどりのゆび 」という、この美しい作品が、どうして「 星の王子さま 」ほど読まれていないのでしょうか。
もったいないです。

フランスのモーリス・デュリオンによって書かれたこの物語は、1957年の初版となっていますが、今、この世界に、必要な物語だと思います。
そして、これからの世界の主役となる子どもたちに、読んでほしいなあと思うのです。

主人公の チト は、親指を押し当てると緑を生やし、花を咲かせることのできる みどりのゆび
チトは、お城のような家で、やさしいおとうさん、おかあさんに守られ、何不自由なく育ちました。
社会勉強のため、先生と町に出て、初めてチトは幸せでない人々がいることを知ります。
チトは、 みどりのゆび の力を使って、刑務所や病院、貧しい人々が暮らす界隈を花でいっぱいにしてあげます。
そのうちに、遠くの国で戦争が始まりました。
チトはその力で戦争を止めるのです。

こうやって、あらすじを書くと、よくある非常に道徳的なお話という印象になってしまいますねえ。
けれど、この物語の真の魅力は、美しい文章とその詩的な雰囲気、そして登場人物のあたたかさにあるように思います。
挿絵もいいです。

花は人を幸せな気持ちにします。
これは確かなこと。




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三毛猫 座










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Last updated  2012.06.09 22:05:43 コメント(7) | コメントを書く
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