子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2015.03.09
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カテゴリ: 農的生活など
3月に入り、寒い山でも農繁期、突入です。
今日は、朝から雨降り。
やっと少し時間が取れましたので、パソコンに向かっています。

土曜日、ジャガイモを植え付けました。
あまり早く植え付けると、種芋さんが凍えてしまうので、
山は平地より植え付けが遅いです。

植え付け前日、種芋さんが1個30グラムほどになるように、切り分けます。
どの子にもちゃんと芽があるように切り分けますよ。

DSC06899.JPG

     左が男爵、右がメークイン。

切り口を半日ほど乾かして、植え付けました。300株ほど。

DSC06902 (0).JPG

今日の雨で土にたっぷり水を含ませてから、マルチをかけます。

自然農では人工の資材を使いません。草マルチといって、稲わらや刈った草などを積み重ねていきます。これで、苗が雑草に埋もれてしまうのを防ぎ、時がたてば肥料になります。
自然農の川口由一さんがおっしゃるところの「なきがらの層」を作る。この「亡骸の層」が「豊穣の大地」へと育っていく。

憧れの農法。
いつか到達したい道。

でも今は、ハードルを高くしない。
私たちは、黒マルチを使います。
自然に帰らない、ゴミになってしまう資材でごめんなさい。


この2年間、じゃがいも栽培は草マルチで頑張ってきましたが、作業が追いつきませんでした。
お世話しなければならない野菜は、じゃがいもばかりではなく…。
周囲の草を刈っては敷き、刈っては敷きという時間を取れず、結局、収穫する頃には草むらに。
草むらの中からじゃがいもを掘り出すという感じ。
それでも、小さな、美味しいじゃがいもを収穫することができました。


でも、私たちは農業で生計を立てなければいけない。

上を見れば、素晴らしい農業者さんたちが、たくさんいらっしゃいます。
貧しさをものともせず、満ち足りて、どんな手間のかかる作業もいとわず、
農業を生きることとし、身を捧げている人たち…。

私は、弱い人間です。朝早くから夜遅くまで農作業に追われる生活はできません。でも理想は持っていて、現実との違いに苦しむこともよくあります。そんな私を元気づけてくれるのが、やなせたかしさんの「 だれでも詩人になれる本 」。


もし、そうなら、せっかくここまで読んでいただきましたが、このへんでお別れです。
どうか真の芸術家を求めて流浪の旅におでかけください。もはや二度と逢うことはありません。
なぜなら、ぼくは軽侮すべき根性だからです。
 ぼくはあんまり貧乏だったり、あんまり不幸になったり、あんまり精神病になったりしたくない。
大傑作をかくよりも、普通ぐらいでいい。
三食あんまり苦しまずに食べ、たまにはよい本を買い、音楽を聴いて笑いあったりもしたいと望むからです。」


自然農や有機農法に取り組む農家さんが、必ずしも貧乏だったり、不幸だったり、食べるのに苦しかったり、本も買えなかったり、ということではもちろんありませんよ!
でも、私たちがそれをやったら、そういう苦しい状況になるかもしれない。

私たちは自分を知っている。
だから無理はしないで、自分たちのペースで、少しずつ、理想に近づいていかれたらいいな…と。


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黒猫イラスト 伸び









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Last updated  2015.03.09 12:33:18
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