Bin-Star(Binary Star Watching)
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浦安での光害対策としてHαフィルタが有効かもしれない。。。と思いながらこの計画を進めている。Canonのデジカメでローパスフィルター除去改造が当たり前の様に行われているのはこのHαの透過性を高める目的であることが多い。天体写真はローパスフィルター除去改造なしでは笑われる時代である。デジカメに採用されているローパスフィルタには種々の特性があり、赤外線カットを目的とするものや赤外線カットに加えHα領域付近まで影響してしまう様なカラーバランス調整を目的とするものがある。さてNEX-5に内蔵されているローパスフィルタの特性が気になるが情報は公開されていない。ネットで検索してみるとNEX-5のローパスフィルタの効果がかなり弱いと断言しているブログも存在する。全く確証はないが、NEX-5のローパスフィルターは、改造カメラで好んで使用されているHα透過赤外線カットフィルタの特性に近く、カラーバランスをデジタル処理しているのかもしれない。NEX-5内蔵のローパスフィルターがHα(656nm)をどの程度減光するかが非常に興味ある点である。NEX-5内蔵のローパスフィルターのHα透過性が低ければ、ローパスフィルター除去改造に踏み込むことも検討しなければならなくなる。逆にNEX-5内蔵のローパスフィルターがHαよりもわずかに赤外側で透過率が急激に低くなる様な特性であれば640nM以下の波長をカットするフィルター(SC 64など)のみでもHα画像が得られることになる。確認するには、Hαフィルターが必要となるが、Hα専用フィルターは非常に高額である。LPS-V4の説明書には興味ある内容が書かれている。R-60やR-64とLPS-V4を併用して使用すれば半値幅約20~25nmのHαバンドパスになる。Hα専用フィルターを購入するよりは、R-60やR-64を追加する方がはるかにコストパフォーマンスに優れる。なおR-64は既に製造中止されている様で”夢みるころをすぎても”ブログにてSC64を代用できることを知り FUJIFILM SC 64 7.5X 1 SCフィルターを取り寄せた。実はSC64も品薄の様で、2週間も待った。今のうちに確保されておかれることを勧める。ということで、SC 64とLPS-V4を組み合わせて、赤外線のカット波長を推測することにした。Hα-赤外領域(SC64)NEX-5, ISO1600, 露出補正+2, f2.8, 絞り優先, 白黒モード, 1/125Hα(SC64+LPS-V4)NEX-5, ISO1600, 露出補正+2, f2.8, 絞り優先, 白黒モード, 1/60周辺のケラレの様に見える部分は、LPS-V4の特性(斜めの入射光の特性)によるもの。2枚の写真は、絞り優先で雲を撮影していて、違いはシャッタースピードのみとなる。ご覧のとおり、Hαから赤外までの光の方がHαのみの光でシャッタースピードが約2倍異なることが判る。もし、NEX-5の内蔵ローパスフィルタの赤外カット波長がLPS-V4の長波長側の限度よりも低波長側(NEX-5の内蔵ローパスフィルタがHαをカットする特性)であるなら、上記の2枚の写真のシャッタースピードはほぼ同じ程度になるはずである。今回の結果は、NEX-5の内蔵ローパスフィルタの赤外カット波長がLPS-V4の長波長側の限度よりもさらに長波長側(NEX-5の内蔵ローパスフィルタがHαよりも長波長側の領域をカットする特性)であることを示唆している。シャッタースピードが約倍異なることとLPS-V4やSC64の特性を考慮すると、NEX-5の内蔵ローパスフィルタの赤外カット波長は700nm程度ではないかと推測できる。今回の検証では、赤外カット波長を示すものであり、Hαの減光量そのものを見ているわけではないが、特性カーブは、Hαよりも長波長側である可能性が極めて高そうである。この様な結果が得られたことから、NEX-5では、ローパスフィルター除去改造なしでもHαの撮影ができる可能性が高まった。次のステップとして、星空で試してみようと思う。Binary Star Watchingソニー α NEX-5D ダブルレンズキット ブラック FUJIFILM SC 64 7.5X 1 SCフィルター
2010.10.16
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