日本一私的な役立たず日記 水虎亭~妖怪天国

日本一私的な役立たず日記 水虎亭~妖怪天国

2005年10月18日
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カテゴリ: 仕事雑記


 すんまへん)焼肉屋へ、取材に出かけた。

 その日はあいにくの雨。
 店舗についた途端、「何か暗いなあ」と感じた。
 階段をあがって店に入ると、これまたどんよりとした雰囲気。

 天気も悪かったし、店が休憩中だったため、照明もろくに
 入っていたかったから、暗いのは当然だったかもしれない。

 しかし、この時感じた悪い予感は、見事に的中する。

 取材に出てきた店長は、60前後か。

 「これで客商売なんてできるのか?」と思ったが、こちらもプロだ。
 いつもどおりに店のこと、料理のことを聞こうとした。

 ところが返ってくるのは、取材とは程遠い世間話もいいところ。
 軌道を修復するために、「御社では非常に品質の高い食材を、
 手頃な価格で提供しているとおうかがいしましたが」と聞くと・・・。

 「確かにそうですが、最近の味音痴の日本人に食べてもらっても、
 本当に美味しさがわかっているのか・・・と思うんですな」という
 セリフが返ってきた。

 太公望は驚いた。
 いくらそれが本音とはいえ、大事なお客様をバカにするような
 セリフを、軽々しく、初対面の人間に話すだろうか?


 帰ろうとした時だった。

 「あなたは暗いね」
 「はあ?」
 「笑顔がないんだよ」



 「暗い顔は、嫌いなんだ。
 どうせあんたじゃいい記事かけないだろうね」

 おいおい、顔の好き嫌いで原稿の良し悪しがわかるんかい。
 じゃあ、美人だったらいい原稿が書けるんかい。

 ばかばかしいとは思ったけど、最後に聞いてやった。
 「何がどう暗いんですか?」

 「表情を通して、心に闇が見える」

 あんたは細木和子かい(笑)。内心、もう笑った笑った。

 最初にキツイ言葉で相手を脅し、どんどん不安にさせようとする。
 悪徳占い師の常套手段で、一体何が目的なんだ(笑)。

 会って15分話した(といってもこっちはほとんど聞き手だ)だけで、
 そんなことがわかるんなら、焼肉屋なんてやらずに、
 細木のように占い師にでもなれば、もっと稼げるのに(さらに笑)?

 もしかしたら、このおっさん、怪しい新興宗教入ってんな~と
 思いながら、店を出た瞬間、どんよりした空気がふっと消えた。

 いい文章も何も、大事なお客様を取材でコケにするような店、
 誰がまともに書くかい!! パンフレット丸写しで十分だね。 





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Last updated  2005年10月19日 02時30分41秒 コメントを書く
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