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2004年03月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
★「まず自分の思いがあって、その思いを社会に適合させていく順序が大切」(p23)

★「人の話を聞くことのもう一つの効能は、

 他の誰かの生活をほんのヒトコマですが共有できることにあります。(p59)

★「この本を読み終えて、そのまま何もしない人が99%いるってこと。」(p233)


【サラッとく?】


●著者の加藤氏は、現在博報堂で活躍中の超一級の企画マンです。

 そんな著者も始めはアイデア欠乏症で、企画はどれも轟沈の嵐だったといいます。

 アイデアと名のつくものは一通り調べ、いくつもの発想を試してみた・・・。


●訓練を重ねるうちにいわゆる「アイデアマン」に進化を遂げた著者の言葉、



 本書ではそのアイデアを出すための「考具」が惜しげなく紹介されています。


●「考具」とはつまり「考えるための道具」ですね。

 どんなに才能があって経験を積んだ大工さんでも、

 工具なしにいきなり家を建てろ!なんていわれてもできたものじゃありません。


●アイデアが出ない・・・なんて悩んでいる人達も実は考具を持ってないだけなんです。

 「オズボーンのチェックリスト」「マインドマップ」「フォトリーディング」

 「ブレーンストーミング」などなど。

 おいしいツールがちょっとずつかじれる、幕の内弁当のような本です。 


【突っ込んどく?】


●まず自分の思いありき。それを社会に適合させていく・・・。

 マーケティングには「マーケットイン」と「プロダクトアウト」という概念があります。




 逆にプロダクトアウトでは、絶対これはいい!という商品がまずありきです。

 一般的に、現在は市場ニーズ重視の「マーケットイン」が主流とされます。


●でもこれからは「プロダクトアウト」の考え方が重視されるはずです。

 というのも現在は市場にモノが溢れ、大きなニーズや共通の不満が消えたから。

 最近、「スキマビジネス」だとか「ニッチマーケット」なんて言葉を




●今後は独特の個性や価値観を反映した商品が人気を掴むのではないでしょうか。

 やや前置きが長くなりましたが、アイデア発想にもこの2つの概念が当てはまります。

 まず企画先やテーマを考慮する「マーケットイン」と思いありきの「プロダクトアウト」。

 前者では出てくるアイデア自体、範囲が狭まってしまいます。


●著者はかなりの神田昌典ファンのようで、内容も大きくそちらに傾倒しています。

 この本を読み終えて何もしない人99%いる・・・これは以下の神田氏の見解より。

「成功するためのノウハウは既に明らかになっているのに、実際に行動に移すのは、

 1%しかいない。だから成功するのは簡単なんだ。」



オススメ度★★★★☆

→アイデア欠乏症の方

 具体的な発想法を知りたい方

 目指せ!考具使い!






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最終更新日  2004年05月08日 00時24分51秒
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