Il Suono Dell'Onda~波の音を聴きながら~

Il Suono Dell'Onda~波の音を聴きながら~

2007.09.10
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ほぼ1年前の話ですが、いつか書こうと思っていたのでこの楽しい夏休みが終わる前に書いておくことにしました。

2006年9月23日 出産前日
亡義おば(姑の姉、私のことを非常に慕ってくれた)が夢に出てきて、目が覚めた。
夢の中でも、私はベッドの中で眠たそうにしていた。
隣の部屋で、立ちながら舅と共にたばこを吸っている二人。
そこのおばが、私の方を見てとっても長い長い笑顔をくれた。
。。。と、そこで、ぱっと目が覚めた。
とっても幸せ、安心感が伝わってくる義理おばの笑顔。
私はもうすぐだな!と思った。



********** ********** ********** ********* **********

9月24日 出産当日

夜中3時、お腹が痛くなってきたので、トイレに行ってみるとおしるしあり!!!
お腹の痛みは、いわゆる生理痛程度なので様子を見ることにする。

早朝5時、夫が腹痛にてトイレに行ったので、陣痛が来ていることを伝えた。
まだまだ、痛みは弱いが間隔は狭まっていった。

朝7時、そろそろ起きて病院に行こうかということを夫と、義両親に伝えた。
夫は結局ドキドキし過ぎて寝られなかった様子。
私の横で、寝返りを打つたびに、「まだ?もうそろそろ行った方がいいんじゃない???」の連続。陣痛が弱くて自分でも半信半疑だったし?!

とにかく、私の陣痛の山を越えれば、なんのその♪
軽めの朝食を済ませて、8時半いよいよ病院へ。だって、出産は体力勝負です


息子にも「もう、すぐ妹に会えるからね♪あとで、ママと赤ちゃんに会いに来てね☆」と言うとうれしそうにしていた。

日曜の朝だったので、これまた交通渋滞ゼロ♪9時には病院に到着。

まずは、即効モニタリング開始。陣痛はあるが弱いらしい、子宮口もいい感じに(どれだけ開いていたかは覚えていない)開いていたらしく、パジャマに着替え、予備分娩室に。

これから色々といや~な出産前の準備の開始。
浣腸に、点滴用の針をさすが!!!

(この新米バカ子ちゃんは、私の出産後、娘の写真(自分が立ち会った出産の赤ちゃん写真は必ずもらっているらしい!)を欲しいと言われたけれど、返事を適当にしておいた。こんなに痛い目にあわせておいて、この野郎!!!甘いんだよ!!!)

血液検査や、心拍データなどがないと言われ、いろんな検査をさせられる。前もってやらなければいけなかったのに、やっていなかった自分に恥ずかしっ!

また、破水させて陣痛を促そうとしたが、これまたいまいち。

正午になっても、1分間ほどの陣痛は来るが、それが通り過ぎると、普通に会話などができていた。

そこで、ベテラン助産婦からそろそろ促進剤を点滴内に注入するといわれる。
すると急に、来たーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

急にいきみだした私に、焦る看護婦達!!!!
慌てて分娩室運搬用ベッドに乗り移れといわれるが、
「できね~~~~~~~~~~!!!」という私に、
「何言ってんのよ!頑張って!!!こんなところで生めないわよ!!!」と言われ必死こいて、ベッドに重たい体と共に移動。

数メートルの廊下でもいきみたくなるので、看護婦から「まだダメよ!散らして散らして!!!」と言われたが、かなり無理があった。ふーふーふー。

分娩室に入ってから再び分娩台に移動しなければいけなく、本当に泣きたくなった。

乗ってからまたすぐ、いきんだ。

1度目失敗!まだ、コツがつかめなかったようだ。

2度目もこれまた失敗!もっと下に力を入れてと言われる。ベッドにしがみついている私を見て、先生が、「分娩台についている取っ手を使いなさい!」と言われやっと気がづく。

この時点で、確か夫の存在を聞かれる。
そう彼は、私と一緒に起きていたので、眠たくて病院の気持ちのいいテラスで仮眠していたのだ。
私は息を切らせながら、「テラスにいるから早く呼んでください!」と、頼んだ。

3度目も失敗!ここでようやく、夫が白衣を着て私の後ろに立って私を応援!

4度目ヒット!娘の頭が見えてきた!!!

5度目無事出産。13:06 52cm 3360g

また出産直後に、娘をお腹の上に置いてもらって、顔を良く見てみた。
私は何を血迷ったのか、出産直後の直後、

「はぁ♪ちょっとどんなの?見せて見せて頂戴!!!」と淡々と言っていたそうだ。(本人まったく覚えなし!!!)だって、エコーで顔が見たくても見れなかったからね♪

出産で叫ばない日本人(イタリア人は叫び系ママが多いです)の私+その発言に、先生、看護婦さんともびっくりしていたと言う。

私はまだ気づかなかったのだが、娘の首にはへその緒がぐるぐる巻きになっていた!!!何となく、産声も生まれてすぐに上がらなかったから、「あれ?!?!」って思ったのも覚えている。

先生も前から知っていたようなのだが、言ったらびっくりするだろうし、特に出産に問題がなさそうなのであえて言わなかったとのこと。
確かに言われていたら、びっくりしていたと思ったのと、娘がそのせいで窒息とかにならなくてよかった~と思った。

UPGR(だっけ?出産後の赤ちゃんの元気度)もレベル9。10が最高だからいい方でしょう。

出産も無事終え、今までお腹の中にいた娘を移動ベッドに乗せて、それを押しながら自分の足で病室に戻った。

いやぁ~、感動的だった。できれば、また体験したいけど、もうないだろうなぁ。
妊娠中は赤ちゃんが育っていくのは楽しいけど、つわりはあるわ、検査も面倒、出産は好きだけど?!、その後の子育てがなんといっても大変だしね。。。

こんな話ももう1年前。
そりゃぁ、娘だって成長しているはずだ!





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最終更新日  2007.09.11 06:48:03
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