茨城県水戸から発信 Bacon's Infomation Laboratory

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2015.01.17
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カテゴリ: 読んだ本

【楽天ブックスならいつでも送料無料】銀行王安田善次郎 [ 北康利 ]

安田善次郎氏は現在のみずほフィナンシャルグループ、旧安田銀行など芙蓉グループの創始者です。
彼は暗殺によってなくなっていますが、世間的には存命中「ケチ」で知られ、それでいて富豪ゆえにねたみの対象になったようです。
しかし、この本を読むとそのイメージに反するエピソードの数々です。
明治維新から日本の近代国家が形成されていく過程で、経済界に貢献した彼の役割は絶大なものですが、営利ということだけでなく、ここぞという時あるいは事業には多額の寄付やリスク覚悟の投資を行い、日本経済の興隆に貢献しました。
その卓越したビジネス感覚ゆえ、社会貢献を主眼に出資や救済をおこなった事業が結果として大成功を収め、巨額の富を築くことになりました。
これがねたみを買う要因になっているのは皮肉です。
まあ、日本が成長していく過程の中で、このようないびつな人心はしかたがなかったのかも知れません。

本当に安田善次郎氏のスケールの大きさと事業家としての手腕は感服せざるを得ないですが、その中でもすごいなあと思うのは、サブタイトルにある「隠徳を積んでいる」ということです。
本当は日本のため、社会のために大きな貢献をしているのに、それを表に出さないので、世間では「ケチ」に見える部分だけクローズアップされてしまったようです。


私の体験的なことでいうと、みずほ銀行は実はそれほど好きなほうではありません。
ぜひ創業者の理念がどこかで行員一人一人に受け継がれる組織であってほしいと思うのでした。








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Last updated  2015.01.19 00:36:34
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