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債務整理については、もう説明する必要もないくらい、世間でも知られているように思います。
債務整理が知られているのか、「過払い」という言葉が一人歩きしているのかわからない面もありますが・・・
債務整理は、つまるところ、借金の整理です。
借金の整理の方法については、とっても簡単に言うと
1 利息制限法所定の利息(約束していた利息よりも低いことが多い)で再計算をして、借金額を見直す。
2 見直した金額の元金を、36回~60回の分割で支払えるか検討する。
3 支払いが困難な場合は、破産を検討する。
ということです。
1の段階で、払いすぎていたことが分かった場合、払いすぎていた「過払金」を取り戻します。
ほんっっとうに簡単に書いたので、これ以外にも沢山の考慮すべき事情
及び手続きはありますが、そこは専門家に直接相談して下さい。
さて、この債務整理、家族に内緒で行いたいという要望はとても沢山あります。
言えない気持ち、わかります。
そして、なるべく沿うようにしたいと思ってはいます。
しかし、この家族に内緒というのが、果たして良いことでしょうか。
まず、内緒にしておくと、その状態を固めるために余計な労力を使います。
家族に内緒だからこそ、借金がばれないように、他から借りて返済するということをします。
つまり、内緒は、借金が増える要因になるのです。
次に、内緒の場合、精神がとってもつかれます。
弁護士に相談したから全てが解決するわけではありません。
借金を作った人が努力することは沢山あります。
そのとき、家族という支えがあると、頑張れることが多いのですが、
内緒だと一人で頑張らなければなりません。
特に、破産手続きにおいては、そのプレッシャーや準備で大変なことがありますが、
家族が一緒に考え、準備してくれると多少楽になるのではないかと思うのです。
最後に、家族に内緒だと、家族全体が本当の意味で幸せになれないと思います。
内緒で借金を返済していく場合、家族が稼いだお金を返済に回すことになったり、
家族のために使えるお金をこっそり返済に充てていることになります。
本当は家族の生活費のために借金したような場合、家族の支出の仕方・気持ちも持ち方が変わらないので生活状態が変わりません。
とすると、借金の原因が除去されていないので、いつかまた同じことを繰り返します。
こうなると、いつまでも苦しいままです。
色々な事情がおありだと思います。
しかし、安易に内緒にしようと考えないでいただきたいのです。
家族に話して、みんなで一緒に頑張って下さい。
友人や子供などから、こっそりと借金について悩みをうちあけられている方、
その友人やお子さんに「家族にも言ったほうがいいよ。」と言ってあげて下さい。
そして、借金を打ち明けられた方、どうか怒らないで下さい。
そこに至るには色々と事情があったのです。
まずは理解してあげて下さい。
そして、一緒に弁護士事務所に付いてきてあげて下さい。
これから努力することが沢山あります。
その努力が結ぶよう、ときに叱るぐらいはいいと思います。
でも、ともに未来を見て下さい。
内緒にしていることの辛さもあると思います。
こんな若造がえらそうに、と思う方もいると思います。
でも、私はやはり言いたい。
借金は内緒にすることでさらに膨らんでいき、整理しても整理した意味がないということを。