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ベタを見る旅です。チャツチャク・マーケットに続いてベタの水族館を見ました。そして、今日はハイライトのベタの養殖場見学のお話です。
場所はノンタブリ、バンコクから車で1時間くらいです。知人が調べておいてくれましたが、田舎の泥道を迷い迷ってたどり着きました。
田んぼの中に吹きさらしで屋根だけの小屋があります。横幅15メートル、長さ50メートルくらいの小屋です。でも、何処にもベタはいません。迷っている時オーナーとは携帯で連絡を取っていました。
やがてやってきたオーナー曰く、ベタは出荷してしまっていない、とのこと。だけど、少しいると言って小屋の中に入り、やおら足元のビンを持ち上げました。そのビンはウイスキーの小瓶です。あの平たい形状のウイスキーのビンです。中に、確かにきれいなベタが1匹いました。
オーナーについて小屋の中に入りました。吹きさらしの建物の床は一面ウイスキーのビンが敷き詰められていて、その中に1匹ずつべたを入れているのです。その時点でベタの入っているビンはほんの一部でしたが、ビンの数は・・・30万本くらいもありました。
小屋の周りには直径70-80cmで深さが50cmくらいのコンクリート製の容器が数十個あり、その一部にベタの子供が沢山いました。
ベタの養殖はその容器で6週間育てる。そして、その段階でオス、メスを判別してオスはウイスキーのビンに1匹ずつ入れる。メスは繁殖用に一部残して、残りはお土産用などに二束三文で売る。なぜなら、喧嘩のためにきれいなひれを広げるのはオスだけだからです。それから、ウイスキーのビンに入れて1ヶ月育て出荷する。そのときの大きさは2.5cmくらいで、値段は3.5B(約10円)だそうです(日本では300円くらいになります)。出荷量はこのオーナーだけで月に10万匹くらいとのことでした。昔は3.5cmまで育てるのか決まりだったそうですが、今は注文が多くてそこまで育てるのを待ってくれないそうです。
ほとんどが輸出で、出荷先は一にアメリカ、二が中国だそうです。日本はあまり多くないといっていました。
オーナーはここ以外にも近辺に養殖の小屋を幾つか持っているとのことでした。
また、この付近には同業者が結構いるそうです。
(つづく)