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久しぶりの更新です。新宿ケイズシネマ他、全国公開されるMOOSIC LABという音楽と映像が融合した映画の企画イベントの「いいにおいのする映画」にクラウドファンディングをしました!エンドクレジットに名前が出ます!もちろん『たーくん.』です♪きちんとドット付きで私です(笑)TOKYO WALKERの映画版じぶんウォーカーの名物編集長だった名前です♪酒井麻衣監督、主演は金子理江、吉村界人、Vampillia、中嶋春陽。ファンタジーで、でも格好よく、試写で鑑賞済ですがお薦めです!MOOSIC LAB 2015 【Cプログラム】8.23(日)16:15-8.25(火)18:40-8.27(木)18:40-8.29(土)21:10-9.4(金)21:10-9.9(水)21:10-です!moosic-labなお、ブログの更新がなく、すみません。メッセいただければ、Facebook,twitterでつながりましょう♪
2015.08.21
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本当はポレポレ東中野で観たかったのですが機会を失って今日。しかし、ここまで直情で、しかも家族をさらけだしていいのかと思ってしまう。監督が来場して「ディア・ピョヤン」のヤン・ヨンヒ監督とトーク。本人は若気の至りで作ってしまったけどもう少し年月をかけてきちんと作りたかった。と語っていましたが、若さと作るぞ!というパワーで作り上げたのだから、これはこれで完成されているし良いと思う。まぁ完成してから劇場上映まで約6年かかっているのは、ここまで自分自身と家族を傷つけて見せつけているので、それを癒すのと家族や出演者に「この作品を一般の人に見せる意味・意義は?」ということを説得するのに時間がかかたということです。腹を割って話すこと、本音で語ること。衝突を恐れないこと。そこから生まれてくるのは新しく築かれるものがあるのかもしれない。 監督のサイン付きパンフ。「撮るか死ぬか」6年経過した監督は、悟りきったかのように、とても穏やかな表情をしていました。鑑賞者からの質問で「今も死にたいと思ったことはありますか?」の問いにある好きな作家さんに映画を観てメッセをもらった~とあり(嬉し過ぎて恥ずかしくて)死にたいと思ったそうです(笑)【公式HP】圧倒されます! ★★★★☆(5つ満点:★1点☆0.5点)佐野史郎氏が(ゲストではなく)来ていました^^;次回作のテーマも「死」のようですが要注目です。 たーくん's シネマカフェ
2010.09.16
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池袋・文芸坐にて鑑賞。黒澤明監督の特集で約20間、日替わり上映。黒澤作品を1本通してきちんと観たのは本日が初めて。「赤ひげ」鑑賞。黒澤明DVDコレクション::赤ひげ監督: 黒澤明 原作: 山本周五郎脚本: 井手雅人 、小国英雄 、菊島隆三 、黒澤明出演: 三船敏郎、加山雄三、土屋嘉男、江原達怡、三戸部スエ、頭師佳孝製作年度: 1965年 上映時間: 185分 製作国 : 日本配給 : 東宝-あらすじ-江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。(allcinema ONLINE) 黒澤の映画に対する何から何まで徹底ぶりと映画を愛する気持ち、三船ほかキャストの現代の役者にはない、映画にぶつかっていく演技。あー、求めてる映画ってこんな感じ。この頃(1955年)でも、日本の映画の衰退を危惧していた黒澤監督。大金をかけなくても、いいものはできますが細部まできちんと「映画作品」をつくることは大事なことだと感じます。185分の中に、赤ひげ先生と赴任してきた若造をベースにそこへ集まる人々とのいくつもの人間ドラマ。医療と教育・政治に対する風刺やメッセージも込められている。三船の穏やかで貫禄のある演技と、子役の盗人・長次(長べえ)の演技も素晴らしく光っていた。まぁ、2日リハーサルで1日本番で1年以上製作していたのだから、執念といえるでしょう。この作品。途中休憩があります。長いですが観る価値のある作品。どうかスクリーンで味わっていただきたい映画。この後も「クロサワ映画」をスクリーンで堪能したいと思います♪★★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点)長時間ですが必見です! たーくん's シネマカフェ
2010.07.17
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久しぶりの試写会。実は2週間前の試写会に間に合わず台無しに。。そのとき同伴の妹に悪いことをしたので再度誘いました。(今回は職場から近いので大丈夫でした^^;)さて、映画作品『ゴールデンスランバー』(C)2010「ゴールデンスランバー」製作委員会監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎 出演:堺雅人,竹内結子,吉岡秀隆,劇団ひとり,貫地谷しほり,相武紗季,ソニン 大森南朋,柄本明,香川照之 ジャンル : ドラマ 製作年 : 2010年 製作国 : 日本 配給 : 東宝上映時間: 139分作品自体も面白そうですが作家・伊坂幸太郎×中村義洋・監督のタッグは『アヒルと鴨のコインロッカー』や『フィッシュストーリー』が良かっただけに興味津津。腑におちない部分は多いけど、つながる面白さはありお薦めできます!逃走劇だけで2時間超が全然感じず、この後はどうなるのかという?は楽しい♪娯楽作として一般の人向けで考えすぎる人には突っ込み満載でNGかも。「解決」してない感もあるし!→そこが評価の分かれるところかも。強引にくっ付けたといわれても仕方ないかな。もしかするとその?部分を小説で補完しろというのか??【公式HP】★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) さて今回の試写会場の新宿にある東京厚生年金会館(ウェルシティ東京)。昭和36年4月の開業し今年の平成22年3月31日を以って閉館。(約50年の歴史に幕。)映画館だけではなく古き公共的な施設もなくなるのは寂しいです。若干、新宿駅から遠いのが難でしたけど。。 たーくん's シネマカフェ
2010.01.29
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シネトレさんの久しぶりの試写、しかもブロガー試写会。ブロガー試写は厳選して他では試写をしないようなものが多いのでうれしい。今回は「アンを探して」実は9月に鑑賞しています! (c)2009 Zuno Films グランジュテ監督:宮平貴子 出演:穂のか,ロザンナ,ダニエル・ピロン,紺野まひる,高部あい,ジョニー・サー,吉行和子 製作国 : カナダ=日本 配給 : シネカノン、グランジュテ 製作年 : 2009年 上映時間 : 105分-あらすじ-プリンス・エドワード島にやって来た17歳の杏里(穂のか)。「赤毛のアン」が大好きだった亡き祖母・静香(吉行和子)の初恋の人探しという目的は、見知らぬ土地で困難を極める。優しいライアン(ジョニー・サー)にほのかな思いを抱き始める杏里とともに、ホテルのオーナー・マリ(ロザンナ)と隣人のジェフ(ダニエル・ピロン)との関係にも少しずつ変化が訪れる。 とんねるずの石橋貴明の娘、穂のかやロザンナなど普段見慣れない人達が主演。初めは、「西の魔女が死んだ」のような設定ややりとりがよく感じられませんでした。しかし、穂のかの純真そうな演技が、「赤毛のアン」の舞台、カナダのプリンス・エドワード島での自然とあいまって素っ気ない少女が多くの人と接することで一回りも二周りも成長している姿が心に響く。けっして大感動して大泣きはしないけど繊細でトータル的に映画作品として観てよかったといえる寡作です。そして今回の試写は監督が来場~。お若く小柄な女性監督。言葉も弱弱しく小さい声でしたが作りたいものはこうなんだ!というものは感じられお話が聴けてよかったです。(単に売れるものを作るのではなくポリシーが強く持っているので応援したいです)それに、穂のかのキャスティング決定や役作りの裏話など^^小さな会場だけど逆にアットホームな感じでよかった。また、企画してほしい。だから頑張れシネトレ! メンバーは広めて支えよう♪10月31日(土)より、シネカノン有楽町1丁目ほか全国順次ロードショー【公式HP】【監督ブログのシネトレ試写会日記】(私は中央の出入り口付近に座りました^^)じわじわきます。 ★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) 映画「アンを探して」オリジナル・サウンド・トラック/サントラ[CD]赤毛のアン 西の魔女が死んだ 特別版 / サチ・パーカーたーくん's シネマカフェ
2009.10.03
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映画やグルメの情報SNSサイト「じぶんウォーカー」のコミュ「映画館へ行きませんか」のコーナーへある映画について書き込みがありました。作品は、『ほっこまい 高松純情シネマ』そのDVD発売記念に上映があり監督兼プロデューサー高嶋弘さんからご招待を受けました。監督・脚本:高嶋弘 原作:帰来雅基 歌:【mag】 出演:柳田龍馬,大西節子,高畑淳子,ひろせ友紀,佐藤潤,丸山裕一, 志水季里子,鴨川てんし 制作データ: 2008年上映時間: 57分-あらすじ-1970年、香川県が誇る名門校に合格した高校生の隆志(柳田龍馬)は、学校の勉強もそっちのけで映画館通いをしていた。ある日、彼は近所の公園で偶然見かけた春奈(大西節子)に心を奪われる。意を決して彼女を映画に誘うが断られた隆志は、夏休みを利用して仲間たちと自主映画を撮ることを決意し、そのヒロインに春奈を抜てきする。(シネマトゥデイ) 初めて行く会場「TMシアター新宿」設備、環境、立地がとてもよいデジタルシアターです。まるで配給会社の試写会場のように素晴らしい。テストマーケティング的に試写や上映会が行われるようです。さて本題。地方「香川・高松」発の1970年の学生時代を扱う作品。57分でこれだけやっていて素晴らしい。詰め込みすぎという訳でもなく、とても盛りだくさんで見ごたえがある。映画好きは観て下さい 個人的には映画を地域を大事にしている作品なので好きです。そう、ほっこまいの意味は観て確認して下さい。学生時代の男子の切ない、やるせない純情な気持ち観て下さい。【高松純情シネマ・ブログ】★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点)古い時代の学生の想いを綴った「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「1980」「グミ・チョコレート・パイン」一番近いのは純粋さと実直さから「博多っ子純情」。 上映会にはキャストのみなさんが勢揃い。でも監督が遅刻で上映後もいらしてなくてお礼も言えず残念でした・・・。ちなみに、原作者と監督と出演の高畑淳子さんは同級生だそうで友情出演です。「友情出演」とは監督など関係者との知り合いでギャラ関係なく出演していただくもの。つまりノーギャラか格安に出てもらうもの。「特別出演」はワンシーンなど大物を特別に出てもらうもの。通常のギャラが発生。たーくん's シネマカフェ
2009.06.27
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観たい映画を決めるとき、映画館の予告の他、小さな作品はチラシが貴重な情報源になります。今回の「ゆずり葉」もそのひとつ。チラシを見て観たいと思い、ポレポレ上映ということで鑑賞をほぼ確定(ポレポレ東中野は良質なドキュメンタリーなどが多い)(C) 財団法人全日本ろうあ連盟監督・脚本 : 早瀬憲太郎 出演:庄崎隆志,今井絵理子,福嶋一生,津田絵理奈,貴田みどり,井崎哲也,大久保鷹, 石井めぐみ,西村知美,林家正蔵,山口果林,大和田伸也 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : イメージ・サテライト -あらすじ-ろう者で大工の敬一(床崎隆志)は妊娠中の恋人・早苗(今井絵理子)を亡くして以来、映画を撮ることをやめていた。ある日、病に倒れた敬一は、20数年ぶりに映画作りを再開することを決意。無事に主演俳優も決まるが、その吾朗(福嶋一生)は結婚や妹の就職についての悩みを抱えていて……。(シネマトゥデイ) まず観てよかった。それは障害者の作品だからということだけではなく。手話も普通の喋りも補足の字幕もバランスがよかったしとてもわかりやすいドラマでした。ろうあ者が苦労してきた時代や現代でもある職業の制限などを描いたり、家族についても熱くさせられました。ろうあ者としてではなく健常者のように過ごす青年は気にしたり我が強かったけれど次第に一人ではなく周りの人のおかげで過ごせていることや思いやりを持てることも好感です^^ゆずって、ゆずられる心。聾唖者だけの問題ではなく健常者でも通じる考えもありますし「ゆずり葉」の精神は持っていたいものです。歌手スピードの今井絵理子出演。※監督自らも、ろう者です。 その視点から誰でもわかりやすく見やすい作品に仕上がっています。 一人でも多くの方が鑑賞していただけたらと思います♪【ゆずり葉:公式HP】市民ホール等全国上映スケジュールあり★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点)ゆずり葉 去年同じ東中野で鑑賞した「ふるさとをください」も良作でした♪同様にベタなように思えますがそれも題材が題材だけに合ってます^^たーくん's シネマカフェ
2009.06.13
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噺家のドキュメンタリー。興味があったけどずっと行けずじまい。やっとポレポレ東中野で「小三治」鑑賞。(しかしロングランで上映してますね~)監督 : 康宇政 出演 : 柳家小三治 、 入船亭扇橋 、 柳家三三 、 立川志の輔 、 桂米朝 語り : 梅沢昌代 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : ドキュメンタリー映画『小三治』上映委員会 上映時間 : 104分 -あらすじ-多くのファンを惹(ひ)き付けてやまない10代目柳家小三治。小三治の落語の魅力をカメラに収めようと、高座や舞台裏、地方公演の移動に密着。さらに、それだけでは飽き足らず、スキーやクラシック音楽など趣味に興じるプライベートを追い、人間・柳家小三治をとらえる。(シネマトゥデイ) 落語は興味があっても実際に生で観た経験は学生時代に林家木久扇(初代林家木久蔵)や社会人になって大阪NGKホールで吉本新喜劇を観た時は桂文珍も聴けたくらい。最近の映画でも落語を舞台にした話も多くもっと生で触れてみたい。さて本題。前半はほぼ語らず周辺の人達から彼のことを聞きだす。(弟子だったり、裏方のホール(演芸場)の館長など)まったくの初心者にはうれしい心遣い。彼の人物像と他の人たちと違う落語に対しての表現の仕方の魅力と取り組む姿勢が見えてよかった。そして次第に口を割る。そこには高飛車ではなく謙虚な心と俺は(まだ)ダメだという向上心も持っている。そしていろいろなことへの探究心。これも大きな意味で多趣味はネタの引き出しを広げるということでもよいことなんだと思う。楽屋に入るときはどこのおじさんかと思うくらいオーラがあまりない。しかし本番に入るときの目の変わり方と直前に髭を剃るのが印象的。これと顔芸風を知っただけでも満足^^【公式HP】★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.06.10
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ブログ、映画友に誘われ鑑賞。まったく予備知識もなく観ましたがこの作品を通じてあるご縁が生まれるとは想像もつきませんでした^^;(C)2009「築城せよ!」製作委員会監督:古波津陽 出演:片岡愛之助,海老瀬はな,江守徹,阿藤快,藤田朋子,津村鷹志,木津誠之,ふせえり製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 東京テアトル 上映時間: 120分-あらすじ-町興しのため、城を復元して観光客を誘致しようとする住民と、工場を建てて雇用を拡大させようとする町長一派が対立する猿投町。ある夜、遺跡の発掘現場で3人の戦国武将の霊がよみがえった。そのうちの一人の武将・恩大寺は城を建てるという夢を果たせぬまま、400年前に無念の死を遂げていた。恩大寺の「築城せよ」との無謀な命令と振る舞いをいぶかしがる町民たちだったが、築城へのひたむきさにいつの間にか引き込まれていく。(goo映画) 大昔の武将たちが憑依?してお城を作ることになる。しかも段ボールで。ふせえりさんが居ることでユーモア度が上がっています。そして役場で駆け出しでおどおどしている青年が武将になったときの顔付きは歌舞伎のように筋の通った素晴らしいもので圧巻でした。また段ボールでありながら、出来上がったお城もお見事!ヒロイン(棟梁)の海老瀬はなはアイドルみたいに見えて一昔前の木下あゆ美のような雰囲気。ウェディングドレスはコスプレさせたかっただけでは?と勘繰ってますしかし、お城に制作費がかかったでしょうけど、これを映画として観るには私はお薦めはできません。真剣かお笑いに走るか、どっちつかずで恋愛も絡めたりと中途半端な2時間TVドラマといった感じに見えてくるのが残念。。【公式HP】★★ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.06.05
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原作を読んでいないため内容はわからなかったけど予告編を見て公開前から楽しみだった作品。「重力ピエロ」(C)2009「重力ピエロ」製作委員会監督:森淳一 原作:伊坂幸太郎 出演:加瀬亮,岡田将生,小日向文世,吉高由里子,岡田義徳,鈴木京香,渡部篤郎 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : アスミック・エース 上映時間:119分-あらすじ-遺伝子を研究する大学院生・泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。(goo映画)連続放火を追求するうちにそこから見えたものとは。ある家族の歴史と溜まっていたものが浮かび上がってくる。家族のつながりや事件は偶然ではなく必然的な面も見えてくる。モテる格好いいけど影があり繊細そうな弟役の岡田将生くんがいい。またお父さん役の真面目でちょっと抜けてるけどやるときはやって要所要所の台詞も胸が熱くなり、小日向さんもよかった♪悲しい重い話を軽くさらっと言われたほうが楽に聴けますよね。そうなんですよね。人ってなかなか深刻なときは相手にも深刻に重く言ってしまう。衝突して苦難な局面を乗り越えた家族だからこれから真に、相手を想う心と許容する心がある父と結ばれた家族ですからうまく進んでいくんだろうなって思いました。台詞も一つ一つ良いので原作も読んで見たくなりました♪重力ピエロ【公式HP】ちょっぴり暗号の意味を兄がわからずスルーされたらと思っちゃいました^^;★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.05.30
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映画友のD猫さんから誘われ「おと・な・り」の試写鑑賞。麻生久美子さんが好きなので観ようかなと。でも彼女は変わった作品や役がけっこうありますね。(C)2009 J Storm Inc.監督:熊澤尚人 脚本:まなべゆきこ 出演:岡田准一,麻生久美子,谷村美月,岡田義徳,池内博之,市川実日子,とよた真帆,平田満, 森本レオ 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : ジェイ・ストーム 上映時間 : 119分 -あらすじ-風景写真を撮りたいという夢を抱きながら、友人でもある人気モデルの撮影に忙しい日々を送るカメラマンの聡(岡田准一)。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒(麻生久美子)。同じアパートの隣同士に暮らす二人は、いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。(シネマトゥデイ) 「おとなり」ではなく「おと・な・り」このタイトルには3つの意味が隠されている。1つ目は、「お隣」。2つ目は、「音鳴り」。3つ目は、「(大人になり成長するという)おとなり(大人成り?)」。それを気にしてみると楽しめるかもしれません。さて、本作。あるお隣同士面識のない者がお互いの音から生まれる物語。カメラマンの男の友達の彼女が「彼を探す」ために異性の友人宅に居座る感覚がわからないし男の印象が薄いのは将来について迷っているような役だったからか。花屋の彼女は自分の考えをもって仕事も生活もしていて普通に共感できる。ただ自分の恋愛には不器用だったり、ちょっと考えがずれている点も好感。少し二人の接点がつながれるまで長い気もしますがなかなかよかった。ネガティブに考えれば単なる雑音。ポジティブに考えれば心地よい音。自分の生活にはない音に癒され興味を抱く姿もいい。誰でも心音(赤ちゃんがお母さんのお腹の中で聞いた音)のように癒される音がある。それを見つけてもいいかなって思える。会話の内容までわかるのは困るけどたまにはいいですよね^^;二人の30歳にして進路や恋愛に迷っている中、お隣の音鳴りで大人に成る姿が印象的。【公式HP】素材はいいんですけどねぇ。前半タイトにしてほしかったかも。もったいない。★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点) 追記:心地よい音だったせいか途中コクリ(笑)たーくん's シネマカフェ
2009.05.08
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今回の試写会は、カップルか夫婦限定だそうで普通の試写会なら同伴者が遅れていても一人で入って同伴者を待てますがれNGで入口で待たされました(C)2009「60歳のラブレター」フィルムパートナーズ監督:深川栄洋 出演:中村雅俊,原田美枝子,井上順,戸田恵子,イッセー尾形,綾戸智恵,星野真里,内田朝陽,石田卓也,金澤美穂,佐藤慶原沙知絵 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 松竹 上映時間: 129分-あらすじ-仕事一筋の夫・孝平(中村雅俊)と献身的な専業主婦ちひろ(原田美枝子)は、定年退職を機に離婚を決意。時間を持て余すちひろは家政婦の仕事に挑戦し、翻訳家・麗子(戸田恵子)の家で働き始める。一方、張り切って第2の人生を歩み出すもさまざまな挫折を味わい、自信を失いかけていた孝平は、娘(星野真里)の出産見舞いでちひろと再会し……。(シネマトゥデイ) 熟年夫婦が互いへの感謝の言葉をはがきにつづり、これまでに8万通を超える応募が寄せられた人気企画「60歳のラブレター」を映画化。監督は『真木栗ノ穴』の深川栄洋、脚本を『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢良太。「真木栗~」は興味深く鑑賞できましたし「三丁目~」は王道の感動を受けました。この二人のコラボはある意味映画として良く観られる予感と先に試写を観た方の感想も良く安心して鑑賞してました熟年夫婦3組の結婚生活について。私は未婚ですが鑑賞して先日の小津安二郎監督の「お茶漬けの味」を想い出しました。やはり、いざというとき、夫婦(夫、妻)の態度や心意気(心粋)が物言うストーリー。ベタな部分があっても弾き語りを聴かせて上げるシーンはジーンとなる。冷静に考えると元に戻らないと思いきや相手を想う気持ちが伝わるという本題のラブレター企画がわかりとってもベタでも涙させられます。 中村雅俊は天狗で自業自得だからなるようになれ!井上順は娘もいる微妙な感じを表現。イッセー尾形は見た目が一番カッコ悪いのに夫婦の絆を一番感じました。あ~、毎日でなくてもチャーミーグリーンを再現してくれる人募集(爆)【公式HP】下手でも熱い想いは伝わるものです^^★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点)カップル試写ということで抽選で一組に高価な指輪のプレゼントがありました!若いカップルさんでこれをきっかけにプロポーズするかもしれません たーくん's シネマカフェ
2009.05.07
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小津安二郎監督特集2本目。去年まで小津作品3本鑑賞。(「東京物語」「秋刀魚の味」「晩春」の3本。)今まで観た親子物、特に父娘物ではないので、あまり期待していなかった「長屋紳士録」鑑賞。 長屋紳士録(DVD)監督・脚本:小津安二郎 脚本:池田忠雄出演:飯田蝶子,青木富夫,河村黎吉,笠智衆,坂本武,小沢栄太郎製作年 : 1947年 製作国 : 日本 配給 : 松竹 上映時間:72分戦後の東京も復興してきた中、一人の孤児を拾ってきてからの一騒動人情劇。戦後、小津復帰第1作。脇役の子どもを拾ってくる居候している青年。笠智衆。青年なのに既に知っている熟年の味わいが感じられる?独特の間合いとあの訛りがそうさせているのかもしれない。私は「小津安二郎作品」が好きというより「笠智衆出演作品」が好き。ということを笠さんが出てきて確信しました。もちろん小津作品は好きです!要らない子どもを拾ってこられて、なぜか世話をすることになった女。厄介に思いつつ口も悪く出るが完全に突き放せないのは後半の台詞にもあるように動乱の戦後の中にも「人情」が存在しているのでしょう☆女が早く出て行ってほしいと思っていたが次第に情がうつってくるのが見えてきてそこが見もの。3日もいりゃ情が移るってもんでぇ★★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点)ラストの切なさは、小津安二郎をリスペクトしているというアキ・カウリスマキ監督のような哀愁を感じました。やりきれない、もどかしい想い。しかしそれもまた「いとおかし」です。 たーくん's シネマカフェ
2009.05.05
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新文芸坐で小津安二郎監督作品特集。会員なら2本立てが千円。さらに活弁付きも会員なら変わらず千円。ってなぁ、うれしいねぇ。活弁(=活動写真弁士)の解説付きのサイレント映画も楽しみでした。今回は「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」1932年の作品。 生れてはみたけれど 活弁・トーキー版●監督:小津安二郎 【34】監督: 小津安二郎出演: 斎藤達雄、吉川満子、菅原秀雄、突貫小僧、笠智衆製作: 松竹上映時間: 91分モノクロ、サイレント郊外に家を構え引っ越してきた家族。子どもの目線から大人の世界を捉えた世界とは。まず活弁の感想から。まず活弁=澤登翠さん。上映前に挨拶。その後、本編での熱弁はライブ(生)という以外にもとても聴き入りました。声質も老若男女で変えさらにナレーションもする。しかしすべての台詞をしゃべる訳でもなく過不足なく進行していきます。(まぁ元々無声映画で必要な箇所は字幕が入るのだから大丈夫なのです。)今でいう落語の噺家のように流暢に話していく様は素晴らしい。それでもあくまで主役は映画。きちんとツボは抑えてしゃべります。まるで活弁があって当たり前のような雰囲気。そして寸分の狂いもなく語ります。そして活弁だったことによって小津作品=笠智衆さんが出演していることが判明。それは主役のお父さんが勤めている会社の若手社員(活動写真を扱っている人)。青年時代から小津作品に出ていたことを知りちょっぴり得をした気になりました^^;作品としては子どもが見る大人の上下関係の矛盾を描いていて面白い。今よりずっと子どもにとって父親は強く、偉く、絶対的な存在だった。いつもと違う一面を見たら考えが変わる。はず。子どもにとっては力だけが上下関係を決めるのに。子どもなりのやりきれない想いのぶつけ方や父への配慮。親の世界を見つつ、子どもの世界の関係も見ていて面白かったです。この後、実は名画座の良い面として続けて同じ作品を観ました。2回目は活弁なし。サイレントでも味わい深く感じました。が、それは活弁を観た後だから内容がわかっているからではないかとも感じてやっぱり活弁の良さを十二分に堪能させていただきました♪★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点)★★★★☆ (活弁付き) たーくん's シネマカフェ
2009.05.05
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この「おっぱいバレー」が映画化ということを知ったとき実話ということをどこからか入ってきて興味が湧きました♪去年あたりから映画で多く見るようになり初めは「サイボーグ」でもこみちくんのように演技に?の場合それが似合ってるかと思いましたがその後の活躍で旬の役者さんですね♪(C)2009「おっぱいバレー」製作委員会略称:OPV監督 : 羽住英一郎 原作 : 水野宗徳 出演 : 綾瀬はるか,青木崇高,仲村トオル,石田卓也,大後寿々花,光石研,田口浩正製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : ワーナー・ブラザース映画、東映上映時間: 102分-あらすじ-赴任早々、廃部寸前の弱小男子バレーボール部の顧問になった女性教師・寺嶋美香子(綾瀬はるか)。ある日彼女は、やる気のない部員たちに、「試合に勝ったら、おっぱいを見せる」という、とんでもない約束をさせられてしまう。おっぱいを見るという目標に向かって、思春期真っ盛りの部員たちは、別人のように練習に打ち込んでいく。(シネマトゥデイ) 今から30年前の1979年、北九州市の公立中学校でのお話。本当にあった事だと思いながら観ると男子中学生が思いつきそうなアホな事だと笑える。TVも家庭に1台しかないしPCもインターネットも携帯電話もない時代。深夜のお色気番組や雑誌が関の山。今だったら胸だけの約束でとどまってないだろうなぁ。当時流行った音楽に乗せて中学生と教師の奮闘を描いてます。「おっぱい」の約束以外は普通にありそうな範疇の話なのでおかしな感じもせず楽しく観ていられました♪でも個人的には、初めはそんなつもりはなくても次第におっぱいで釣って試合に勝つようニンジン作戦はあまり好みません。たしかに不順だったとしても頑張ることの大切さを知ることは大事だけど。。そして事実を基にしているということもあり結末に向けて現実にさらされます。先生も人の子。先生の先生のエピソードはいい。困難を乗り越えて成長するというところがありそうでそこはよかった☆先生も生徒も。失敗しても負けてもその経験から進める道はある。結論:中学生はちゃっかりで思ってるよりしたたか!【OPV公式HP】もちろん綾瀬はるかの胸も魅力的でちょっぴり期待しちゃいましたビミューに聴いたことがあっても世代が違うので歌に思い入れがないので低いです。でも、すっきり!します(一部すっきりしませんが)★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) チケットを買うとき、男一人で「おっぱいバレー1枚」と言いづらいと思ったら年の近い男性のスタッフで良かった私の中学生のときも、綺麗で胸がグラマーな国語の女性の先生がいました♪ 結局、自分たちのやりたいこと(青春時代)ができる世代が監督などになり30~40代以上は懐かしがり、それ以下は古いものが逆に新鮮なのかも? たーくん's シネマカフェ
2009.04.18
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ブログ・映画コミュのお友達のroseさんから教えていただき「精神」の試写に参加することができました。Spacial Thanks! ドキュメンタリー映画ということで興味を持っていたら想田和弘監督の前作の初監督作品「選挙」は鑑賞していました^^(ある街の補欠選挙に出ることになった新人にスポットをあて選挙・政治と いうものの基礎・裏側・本音が見えたドキュメンタリーで傑作です!) (頂いたチラシとパンフ。)(C) 2008 Laboratory X, Inc釜山国際映画祭・最優秀ドキュメンタリー賞受賞ドバイ国際映画祭・最優秀ドキュメンタリー賞受賞原題:MENTAL監督/撮影/録音/編集/製作:想田和弘 出演 : 「こらーる岡山」のみなさん サポート:柏木規与子、柏木廣子製作年 : 2008年 製作国 : 日本 配給 : アステア 上映時間 : 135分 -あらすじ- 外来の精神科診療所「こらーる岡山」には、年齢も性別も症状もさまざまな人々が通ってくる。自殺未遂を繰り返す人もいれば、何十年も病気と付き合い自らの哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。さまざまな心の問題を抱えた人々の精神世界を照らし出しながら、現代に生きる日本人の精神のありようを克明に描き出していく。(シネマトゥデイ) まず初めに映画のコミュでは言いましたが試写会に2回行きました。。実は1回目、少しだるいと思っていたら後から気付きましたが扁桃腺も腫れて熱がひどく鑑賞中はすぐ闇の中眠りへ入ってしまいました。(大阪映画祭遠征土日のみの強行のせいもありますね…)まずい。これではせっかく監督からブロガーに広めてもらうという約束ができない。そこでまだ何度か試写会の日程があったのでダメ元で配給のアステアさんへ電話。再鑑賞させて下さい!と。ブログに書きたいけど書けない。そのことがわかっていただきお許しがいただけました寛大な対応をしていただいた担当Aさんありがとうございました。さて前置きが長くなりましたが本題。お世辞抜きにして面白い! いや表現がおかしいか。観てよかった!ドキュメンタリーなのだから面白いというものではありませんね。そしてドキュメンタリーなので、みなさんごめんなさい。前作「選挙」でもそうでしたが前半の1時間は面白くなくても我慢して観て下さい。ドキュメンタリーというものは映していれば確かに誰でも撮れます。写真と同じ。 でも追求の仕方と芯となるポリシーが違っています。長回しもそう。全部映し出していることは切り取らず美しく見せないこと。悪くも見せない。ありのままを、そのまま伝えたいということ。それ以上に一歩踏み込んだ本音の部分が表現(映し出)されていました。またこの作品では患者さんは顔にモザイクをかけてません。もちろん映している方は了解をとっています。これってすごいことだと思いませんか?モザイクをかけることで逆に偏見や遠い別の次元での話と思ってほしくない意図です。精神患者と一般の人とは?と考えさせられました。確かにこれが全ての精神を患ってる方でもありませんが境界線というものが無くなってきたように思えるし逆にフツーの人もその世界に簡単に飛び込める気がしました。一般的に言われる「壁」「バリア」が「カーテン」という言葉で表現されています。あー、一般の人々もカーテンをしているけど向こう側(精神を患っている方)もカーテンをして気にしているんだなと。病状の大小があるにせよ、一般に人よりたくましく病気とうまく付き合っている人もいました。もちろんここに出ていない方にはもっと苦しんでいる人もいますが考えが変わりそう。フツーの人って何? 病んでいる人って何? 医者が決めれば異常?監督の思惑している観客に考えさせていることには成功しているようだ。舞台が岡山なのは義母のお仕事が関わっているようです。監督は栃木県足利市出身で現在NY在住。公開に向けて一時帰国。出身地がけっこう近く親近感☆【「精神」公式HP】【想田監督Blog】2回観たお世辞の評価ではありません。 しかしそれぞれ見方は変わるでしょう。★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点)2009年6月より渋谷イメージフォーラムほか全国上映。 もっと気軽に楽しみたいならエンターティンメント性もある前作「選挙」が「精神」の公開の後、7月に再上映が予定されています。(「選挙」がアメリカの放送界で権威のあるピ-ポディ賞を受賞。 海外200カ国でテレビ放送されたようです。 元々、想田監督はNHKでドキュメンタリーを40本以上演出。) 選挙/ドキュメント[DVD]【「選挙」公式HP】【山さん(山内和彦)Blog】現在、観察映画第3弾「演劇(仮題)」を製作中。説明や注釈のテロップやナレーションもないのにひきつけられる監督作品が楽しみです!また偶然?にも岡山の映画友の雨さんも試写鑑賞されてます♪ たーくん's シネマカフェ
2009.04.15
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「ハルフウェイ」別にたいした役者さんは出ていない(失礼!)それを北川悦吏子と岩井俊二で観たくさせた。(C) 2009「ハルフウェイ」製作委員会監督/脚本:北川悦吏子 製作/プロデュース:岩井俊二 プロデュース/音楽:小林武史 歌:Salyu 出演:北乃きい,岡田将生,溝端淳平,仲里依紗,成宮寛貴,白石美帆,大沢たかお 製作年:2009年 配給:シネカノン 上映時間:85分-Story-田舎の高校に通う高校3年生のカップル,シュウとヒロ。ある日、シュウが遠く離れた東京の大学への進学を考えていると知ったヒロは、まだ決めたわけではないと優柔不断な態度を見せるシュウと大げんかに。 シュウの夢を応援したい気持ちもあるヒロは,卒業を前にさまざまな思いをめぐらせ始める。(シネマトゥデイ) まずこの映画は北川悦吏子のヒットしたドラマを期待したら肩透かしを食らいます。TVドラマはTVなりのイベント事や強調させたりしてそれはそれで楽しめる。しかしこれは映画。彼女は映画作品を作るために岩井俊二に助けを求める。「作って」といったら、「せっかくだから監督やっちゃえば?」と。体が弱い彼女に到底監督はできないが「何とかなるよ。」とサポート。岩井俊二ティストの北川悦吏子監督作品の誕生。全編アドリブ。 この映画は映画好きがスクリーンで楽しむ映画です。物静かに息遣いだけが聴こえるところも二人が喧嘩するシーンもまた映画館でしか味わえないそんな甘酸っぱいものが膨らむでしょう。んー去年の「人セク」とは一味違った等身大の恋愛模様が照れますよ^^「人セク」より評価している要素に共感できて全ての人と演技が素のようで超自然体。不倫ではなくピュアで純粋。演技じゃなく、演技の間の何気ない会話か本当のカップルじゃないの?と思わせる。周りを支えるキャストもとてもよく他の映画では,けなすばかりの大沢たかおさえ良い。つまり映画のスクリーンを通してその学校のクラスメートのような感覚で観ている様。そしてラストの中途半端?という意見。 いやタイトルにもあるように、ハルフウェイ(halfway)だからOKなんです!これからまた仲良くやっていくか進路によって別々になるかもしれない。でもこの作品にそれを求めている訳ではなく若い時の等身大の揺れ動く気持ちと相手の事を考えれば考えるほど,わからなくなる気持ち。あえて答えを出さないほうがよい場合もあります♪【公式HP】私は満点をあげます。そしてパンフの出来も満点! ぜひ買おう!(映画が良くてもパンフはイマイチなこともあるので珍しい。 タモリさんが私は赤塚作品の一部ですと言ったが私が映画監督業でいっぱしになれたら岩井さんに私はあなたの一部ですと言おう。あっ殺してしまった(笑)など) 映画★★★★★ パンフ★★★★★岩井俊二の作品が未見(汗)なので特集があったら観たい♪たーくん's シネマカフェ
2009.04.10
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試写誘っていただき中野サンプラザまで「GOEMON」鑑賞。ここは会場が大きいから並んでる人がハンパじゃない!しかも今回当選メールを印刷したものを現場で当選はがきと交換(間に合わなかったのね。でもハガキが遅れて届くよりGood!)(C)2009「GOEMON」パートナーズ監督:紀里谷和明 出演:江口洋介,大沢たかお,広末涼子,ゴリ,中村橋之助,寺島進,平幹二朗,伊武雅刀,奥田瑛二,要潤,玉山鉄二,チェ・ホンマン 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 松竹、ワーナー・ブラザース映画上映時間: 128分-あらすじ-織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門(江口洋介)がすい星のごとく現れ、庶民を熱狂させる。 そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている南蛮製の箱を見つける。(シネマトゥデイ) 横文字・ローマ字のタイトルだからわかりづらいけど、盗賊・石川五右衛門の話。宇多田ヒカルの元夫・紀里谷監督の前作「キャシャーン」未見ですが不評のようでたぶん試写じゃなかったら観なかったかもしれません。さて観た感想。悪くない。でも「戦国時代劇」というイメージで邦画を観ようとするとNG。頭をやわらかくして戦国武将などのキャラが異次元のパラレルワールド(西洋?)での多少未来で進化した話だと思えば少しは入り込みやすくなるでしょう。と書いていることはだいぶ違うということはわかりますよね^^;(ドラゴンボールが中国とも日本ともつかない場所のようなもの。)そこが好き嫌いの分かれるところです。庶民の味方の五右衛門が主役で織田信長を暗殺を画策したのは…。という点は歴史を知らなくてもすんなり話がわかるし良いところ。でもなぁ洋風なお城だったり鎧だったり。。まぁ、だからタイトルを「五右衛門」ではなく「GOEMON」にしたんでしょうねあっ前作も「キャシャーン」ではなく「CASSHERN」でした。別物として見てほしいという事でしょうか。また実写版ヒーローモノと見えなくもないです。つまり格好良過ぎなんですよ。無骨な部分があってもいいのに☆【公式HP】豪華な顔ぶれに製作5年よく耐えたという感じですね。そして意外に楽しめました。★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.04.09
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今作「ジェネラル・ルージュの凱旋」は、堺雅人が出演ということで観ようと決めた作品。なので前作「チーム・バチスタの栄光」は観てません。(観る機会を失ったこともあるのですがDVD観ないと。)(C)2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会監督:中村義洋 原作:海堂尊 出演:竹内結子,阿部寛,堺雅人,羽田美智子,山本太郎,高嶋政伸,貫地谷しほり,林泰文 尾美としのり,中林大樹,佐野史郎,玉山鉄二,野際陽子,平泉成,國村隼 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 東宝 上映時間: 123分-あらすじ-チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。(シネマトゥデイ) やっぱり堺雅人につきるの一言。堺雅人(の笑み)など彼の役者の魅力に成り立った作品だ。ヒール役に見せているため、引き付けておいて実は…って美味しい。それも見所。脇を固めるベテランもよし。ちょっと本当の主役?の阿部ちゃんと竹内結子が影が薄い?ただストーリー的にはつじつまやその後は?と疑問符が多いのが残念。結局処分って一人なの?結論:なめたらアカン~♪ By 天童よしみ のオチは好きです【公式HP】もっとストーリーを詰めてほしかったけど高評価。★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点)月1無料パスポートで鑑賞なので大満足 たーくん's シネマカフェ
2009.04.05
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この映画、監督と原作、一部出演者が「アヒルと鴨のコインロッカー」が同じで楽しみにしていたらBlue bloodさんから試写会のお誘いが♪Special Thanks!「フィッシュストーリー」鑑賞★(C)2009「フィッシュストーリー」製作委員会監督 : 中村義洋 原作 : 伊坂幸太郎 音楽プロデュース : 斉藤和義 出演 : 伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 上映時間:112分配給 : ショウゲート -あらすじ-1975年、鳴かず飛ばずのパンクバンド“逆鱗”のメンバー4人(伊藤敦史、高良健吾、渋川清彦、大川内利充)は、解散前最後のレコーディングに挑んでいた。そしてときは超え、地球の滅亡まで数時間に迫った2012年、営業を続ける一軒のレコード店から“逆鱗”のあの一曲、「FISH STORY」が流れ始め……。(シネマトゥデイ) いや~、つながった、つながってる。1971年1982年2009年2012年の話がつながった。強引といわれても、この映画のゆるさ加減と濱田岳くんに免じてすべてOK。最近は小ネタで笑わせるユルい映画も多いけどこの作品はまったく違うつながりそうもない時代と人達と一つの売れない曲がうまい具合に伏線となって最後まで???とそれが解決し楽しませてくれました♪バンドの熱さに反して冷めてるようなマネージャーの理解っぷり。「ハルフウェイ」にも通じる間違いを通してしまう言葉。歌の無音に隠された意味。突然現れるなるべくしてなった本物のヒー○ー。単純な笑いではなく楽しませることができる作品ってまた観たくなるし原作も読みたくなるから好き。「罪とか罰とか」などのユル系が一発ギャグ系としたら本作は元々小説ですけど漫才や落語のようにしっかり練られているので見た目だけではなくすごい端から端まで楽しめますよ。ただ話がつながって楽しめるだけではなく「めでたし」感があるのもGOOD♪無音部分や雑音がそのままのその他の歌ってこんな理由あるのかなぁ【公式HP】★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点)試写でもらえたシール。映画館で提示すると2名まで千円で鑑賞できます。節約して観たい方は一言どうぞ☆ たーくん's シネマカフェ
2009.03.09
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この「1/4の奇跡~本当のことだから~」という作品は、Yahoo映画のレビュー採点で評価が高く内容を見てみたことから始まりました。レビューの中に「機会があればぜひ観てほしい」という言葉。そして実際下北沢で上映していることから観る機会を作り出し鑑賞。 1/4の奇跡 本当のことだから監督 : 入江富美子 出演 : 山元加津子 、 阪根博 、 村上和雄 、 昇幹夫製作年度: 2007年配給 : Heart of Miracle -あらすじ-石川県の養護学校で教える“かっこちゃん”は、子どもたちには素晴らしい力があると信じている。 ある日、研究者からインカ帝国の話について聞いて感じたのは、子どもたちとの共通点だった。 そんな彼女の言葉の意味を裏付けるように、考古学者や科学者、医師が、生命の不思議について語る。(シネマトゥデイ) 下北沢にある短編映画館トリウッド。東京とハリウッドの造語らしい。さて映画。ある一人の女性の講演を聴いているかのようだ。堅苦しくもなく飾りっ気もなく淡々とでも丁寧にわかりやすく小さい子どもから年配の方まで理解できるような話し方。とても聞き入ってしまう。言葉って不思議だ。一つ一つに力がある。励まされたり勇気づけられたり。年齢も障害も関係ない。そんなことを再認識させられる。それにタイトルにもなった「1/4」。見た目で不要だと思われる人々こそが役に立っている。つまりこの世に要らない人なんていない。これを観ていて一つのことを思い出した。働きアリです。それはある一定の割合で怠けるアリがいるそうです。そこで怠けるアリを排除すれば効率がよくなるかとそうではないようです。排除しても新しいグループの中から怠けるものが生まれるのです。逆も然りである一定の割合でいることでバランスがとれているのです。つまり、みんなと違うことは個性と思い頑張って過ごせる世の中でありたいものです。この映画を観てドキュメンタリーということもあり、いつもと違う満足感をいただきました^^道徳とも宗教ともとられてもかまいませんが何かしら考えが変わり今悩んでいることやしがらみが少し開放される気がします。現在、自主上映会が全国で拡がっています。詳しくはHPへ都内(23区内)でも上映会があるようなのでぜひどうぞ♪【公式HP】【上映会日程】映画を観たら本も読みたくなりますよ! ★★★★★(5つ満点:★1点☆0.5点)※ ここ下北沢TOLLYWOODで好評だった作品は同じドキュメンタリー作品の 上映が多いポレポレ東中野で上映があったりするそうです^^たーくん's シネマカフェ
2009.03.07
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映画友の同伴として試写会へ行ってきました。「罪とか罰とか」鑑賞。(C)「罪とか罰とか」製作委員会監督 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演 : 成海璃子 、 永山絢斗 、 段田安則 、 犬山イヌコ 、 山崎一 、 奥菜恵 、 大倉孝二 、 安藤サクラ 、 串田和美 製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 東京テアトル 上映時間 : 110分-あらすじ-万引きで捕まったことからなぜか一日警察署長をやるはめになった、B級グラビアアイドルのアヤメ(成海璃子)。そこで、刑事として働く元恋人の春樹(永山絢斗)に再会。何と春樹は殺人鬼で、この日も恋人(佐藤江梨子)を殺していた。しかし、今でも春樹を思うアヤメは、目撃者(段田安則)から受け取った証拠の品を隠そうとする。(シネマトゥデイ) 以前、このケラリーオ・サンドロヴィッチ監督の作品「グミ・チョコレート・パイン」「1980」を鑑賞しましたがイマイチ好きになれず。。(傑作「博多っ子純情」鑑賞後だったこともありますが。)今回の作品は、試写ということと成海璃子ちゃん主演ということで鑑賞☆さて本作。ゆるい。クラレのCMのユルさ加減がOKなら大丈夫かも?個人的にはオープニングからの10分間くらいの段田さんが好きです。なるようになっちゃう感のゆるさと成海璃子ちゃんとB級感は悪くありません。一日署長にされちゃったけど、なってよかったと思える爽快感もあって笑えるところも適度にあり楽しめました♪一味も二味も違う、ゆるゆる・ださださラブサスペンスコメディ。【公式HP】 それにしても瑠子ちゃん16歳なのに20代のアイドル役。歳相応で全然合ってます^^;★★★☆(5つ満点:★1点☆0.5点) 罪とか罰とか たーくん's シネマカフェ
2009.02.24
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紹介遅れましたがTOHOフリーパスポートで無料鑑賞。歌舞伎俳優の中村勘太郎主演の「禅 ZEN」。徐々に上映館が拡大してますね^^(C)2009「禅 ZEN」製作委員会監督・脚本 : 高橋伴明 原作:大谷哲夫 出演:中村勘太郎、内田有紀、藤原竜也、村上淳、哀川翔、勝村政信、笹野高史、 西村雅彦、高橋惠子 音楽 : 宇崎竜童、中西長谷雄製作年 : 2009年 製作国 : 日本 配給 : 角川映画 上映時間 : 128分-あらすじ-「只管打坐(しかんたざ)」の考えに目覚め、大宋国での修行より帰国した道元禅師。勢力入り乱れる鎌倉時代、道元は禅の教えを広めようとしていた。困窮する人々にも権力者にもわけ隔てなく、出会った人々に真の教えを説いていく。(シネマトゥデイ) 中村勘太郎が若いのに道元として落ち着いて悟りを開いてる姿が堂に入っていた。彼もインタビューでこの作品を経験したことによって考え等が改まったという。それもあり、観ているほうも安心して観ることができた。歌舞伎俳優としての素質なのか語り口調や立ち振る舞い・姿勢なども良かった。-禅-という教えは宗教の中だけではなく普段の生活でいろいろな負の感情が出てくるときにも応用できるので悔い改めたいと考えさせられました。友情出演のHさんは必要な役だけど合わなかったなぁ。【公式HP】激しいだけでなく落ち着いた映画も自分自身も見つめ直すよいきっかけでした☆★★★★(5つ満点:★1点☆0.5点)映画「禅ZEN」と「楽ぞうり」のコラボレーションモデル足ゆび運動ぞうり“禅”たーくん's シネマカフェ
2009.02.22
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この作品「イエスタデイズ」。小説で人気があったものを映画化したんですね。本多孝好の短編小説。(もちろん未読)FINE DAYS(C)2008 YESTERDAYS FILM PARTNERS監督 : 窪田崇 出演 : 塚本高史 、 國村隼 、 和田聰宏 、 原田夏希 、 カンニング竹山 製作年 : 2008年 製作国 : 日本 配給 : エスピーオー 上映時間 : 119分 -あらすじ-聡史(塚本高史)は3年振りに会った父親(國村隼)から、昔の恋人・澪を探してほしいと頼まれる。余命わずかな父親は、彼女のことが気にかかっていた。手がかりは父親が描きためたスケッチブック。そこに描かれた絵とそっくりのアパートを見つけ出した聡史が導かれるように中へ入ると、若き日の父親(和田聰宏)と澪(原田夏希)が現れる。(シネマトゥデイ) 映画(邦画)にぴったりの静かに無音状態を作って好きな雰囲気で適度に緊張感のある心地よい空間がありました。役者がただ黙っているだけでも、動いていなくても存在感のある映像。父と子の疎遠から、ある一つのキーワード「元恋人の子」を探す。同じ年代の父と出会ことで(あくまで他人として付き合い)考えていることがわかり次第に認めていく姿がいい。ただし、探すことで行き詰るといつも過去に行けとしまうのはどうかと思うけど過去に戻ること自体はおもしろいし悪くない。父だけではなく母の父への想い、元恋人への想いもドロドロにならずわかりやすく伝えていてよかったです。父が好きになった人を息子も好きになってるっていうのも♪宣伝もあまりなくマイナー系配給のSPOの良作でした☆こういうものが撮られても世に出ないことも多いのでみんな観て下さいね^^【公式HP】★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点)P.S. 塚本くんはバス停や海が似合いますね^^ たーくん's シネマカフェ
2009.02.09
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恒例の名画座ギンレイホール。一度観てますが再鑑賞。香川照之さんの演技が好きなので。(c)2008 Fortissimo Films/「TOKYO SONATA」製作委員会監督・脚本 : 黒沢清 出演:香川照之,小泉今日子,小柳友,井之脇海,井川遥,津田寛治,役所広司 製作年 : 2008年 製作国 : 日本 上映時間: 119分配給 : ピックス-あらすじ-仕事に没頭する毎日を送っている平凡なサラリーマンの佐々木竜平は、ある日突然、長年勤め上げた会社からリストラを宣告されてしまう。一方、世の中に対して懐疑的な心を持っている長男・貴は家族から距離を置くようになり、一家のまとめ役だったはずの妻・恵にも異変が起き始めていた。(シネマトゥデイ) 2度目の鑑賞ですが、ある種怖いくらい現実の世界(社会、職場、学校、家庭)でリアルにありそうなものでした。うまくいかないことが、うまい?具合にはまっていくとこんなことが起こるんでしょうか。とっても身につまされました。家族が揃って食べていても向いてる方向がみんな違っている。。表面張力で保っているような体裁でいるなら一度こぼしてリセットしたほうが雨降って地固まるかもしれませんよね。キョンキョン(言い方古い?)が夫に言った一言「そんな権威なら~」はスッとしました^^【公式HP】身につまされ切なすぎて低くしましたがキャストはよかったです。★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.02.08
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引き続き目黒シネマにて[堺雅人]特集の2本目。「アフタースクール」(C) 2008「アフタースクール」製作委員会監督・脚本 : 内田けんじ 出演:大泉洋,佐々木蔵之介,堺雅人,田畑智子,常盤貴子,北見敏之,山本圭,伊武雅刀製作年 : 2007年 製作国 : 日本 配給 : クロックワークス 上映時間 : 102分-あらすじ-母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。(シネマトゥデイ) 前回初めて見た昨夏は一日3本観たときだったので、疲れていてこの作品がラストがわからず騙されたまんまでした巧妙な平静を装いながらの騙しあい。ラストですべての行動の?が解決していって満足。出演シーンは少なかったけど堺雅人の淡々としている姿もよく、佐々木倉蔵之介の役はどこかにいそうで怖いけど面白い。彼の役のスピンオフ作ったら興味深い♪大泉洋が一番普通の役だったんだ(笑)騙しているほうが騙され利用しているほうが利用され観客も騙されていた。この3人のかけひきが絶妙で楽しめました。【公式HP】★★★★☆ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.02.07
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今日はまず目黒シネマ。の前に,この日の午前中は山手線がストップ。なので都営地下鉄&東京メトロを使い目黒まで^^;今日は堺雅人特集「ジャージの二人」「アフタースクール 」の2本。ジャージは見逃し、アフターは?なところがあり再鑑賞。まず1本目「ジャージの二人」(C)2008『ジャージの二人』製作委員会監督・脚本 : 中村義洋 原作 : 長嶋有 出演 : 堺雅人 、 鮎川誠 、 水野美紀 、 大楠道代 、 田中あさみ 製作年 : 2008年 製作国 : 日本 配給 : ザナドゥー 上映時間 : 93分 -Story-仕事を辞めたばかりの息子(堺雅人)が、グラビアカメラマンの父親(鮎川誠)に誘われ避暑地の山荘へやってくる。息子は妻の不倫、父は離婚の危機と互いに問題を抱えながらも、 2人は亡き祖母が集めてきた古着のジャージを着て、夏休みをのんびりと過ごす。翌年の夏、2人は猛暑の東京から逃れるように山荘へ向かうが…。(シネマトゥデイ) 目黒シネマの入り口までの階段に作品や堺雅人氏についての記事が掲げられてました。そこに堺氏が「演技の求められたものをその幅でできるようにしたい」というような内容。つまり野球のホームランの出来すぎの演技ではなく、ゴルフのカップインの丁度良い演技を狙っていると思う。今回の作品でいえば、丁度良いのかもしれないけど彼に求めるのには勿体無い。何もない場所で体験できること、ちょっとした変化の田舎での出来事はほくそえむこともあるけどただ映画としての完成度は。。です。ジャージの活用やポツリポツリと可笑しさはあるんですけどねぇ。ところで「アヒルと鴨~」の監督さんなんですね~なんか堺さんジャージ姿がしっくりしてきて、ウッチャンぽく見えてにやけてました^^;★★ 私としてはレンタルでもいいレベルでした朗報ですがここのポイントカード。有効期限があったのですが最近無期限になったようです。5回鑑賞で1回(2本立て分)無料。貯めましょう!初回は1500円ですがHPから割引券を印刷して200円引き。入場するとき割引券付き案内をくれるので次も1300円。6500円で12本=540円程度。新作を逃したら名画座も活用しましょう♪※ 劇場アンケートで、何で来ましたか?の問いの選択肢に電車、バスなどの中に ジャージがありました(スタッフの遊び心ですね♪) ちなみにロードショー中にはジャージ割引があり着ていくと千円でした♪ たーくん's シネマカフェ
2009.02.07
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「K-20」。本当はあまり観る気はなかったのですが無料パスポートなのと一部で評判がよく鑑賞。(C)2008「K-20 怪人二十面相・伝」製作委員会監督・脚本 : 佐藤嗣麻子原作 : 北村想 出演 : 金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子 製作年 : 2008年 製作国 : 日本 配給 : 東宝 上映時間 : 137分-あらすじ-極端な格差社会の架空の都市“帝都”では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。 ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉は、財閥令嬢・葉子と名探偵・明智小五郎との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。(シネマトゥデイ) 私が観たいと思わなかった理由。予告編で感じたことが、ハリウッドのアクション映画っぽいのでひいてしまいました。つまらないのでは?と。しかし意外にも楽しめる。それは早過ぎることもなくしかし爽快に動いていい。まるで「スパイダーマン」のよう。よい意味でアクション大作風に作っている。あとから知りましたが「三丁目の夕日」のスタッフが作っているので昔風の街並みが綺麗なんですね♪本物の20面相を探し二転三転したりは楽しいけど結局、20面相って「弱気者を助け、強い者をくじく」人じゃなかったのでしょうか?私利私欲で動く20面相が憎たらしいけど主要メンバーはとても体張っていて素直に楽しめました☆【公式HP】★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2009.01.07
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フリーパスポートで無料だから観てみようとTVドラマも並行している「赤い糸」鑑賞。(C) 2008「赤い糸」製作委員会監督 : 村上正典 原作 : メイ 出演 : 南沢奈央、溝端淳平、木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、 鈴木かすみ、田島亮、岩田さゆり、矢崎広、鈴木浩介、松田賢二 歌 : HY製作年 : 2008年 製作国 : 日本 配給 : 松竹 -あらすじ-幼なじみの悠哉に恋をしてきた芽衣は、中学2年生のある日、悠哉が好きなのは姉の春菜だということを知る。 10年来の初恋が終わった芽衣は静かな優しさを持った敦史と出会い、次第に傷ついた心も癒されていく。 そんなある日、芽衣と敦史にまつわる衝撃の事実が判明する。 (シネマトゥデイ) この映画作品のエピソードとなる"運命の赤い糸"の話はいい。余談ですが私も本当なら降りない駅で降りて偶然会いたい人に会えてそれから付き合うようになった覚えがあります。探しても探しても見つからなかったのに^^;そのときは、自分自身で、あ~っ、これが赤い糸なのかな。と感じました主演の南沢奈央と矢崎広も悪くないし学生時代を想い出す。溝端くんの役の若いときの相手を疑ったり独占欲もありますよねぇ。この映画はTVドラマと連動されているようなのでTVドラマを見ていない人やドラマを見忘れた人を除外しています。映画だけ見たら何が何だかわからないまま中途半端にエンディング。どんな形でも終わらないなら映画作品ではない。TVドラマを見てない人や見ることのできない人は話がわからないので映画は見る価値がありません。全てがわかるならDVDで見たほうがましです。(序盤)TVドラマ(中盤)映画(終盤)TVドラマということは映画もTVドラマのレベル(質)ということ。。フジTVはお金を払って観に来る映画鑑賞者を舐めてるとしかいいようがない!(大人はそんなに暇じゃない! まぁ私は無料鑑賞ですが)【公式HP】★(無評価) (★5つ満点:★1点☆0.5点)これなら「あしたの私のつくり方」を観たほうがよっぽど学生の気持ちが伝わりますよ♪ たーくん's シネマカフェ
2009.01.05
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年末年始の上映に小津安二郎監督特集「晩春」と「秋刀魚の味」の2本。早稲田松竹にて上映。小津作品は「東京物語」のみ鑑賞。今回鑑賞の2作品にも出演の笠智衆さんの雰囲気がとても印象に残っていて観たくなったのです。まず「晩春」日本名作映画 『晩春』(DVD)1949年ということで60年前の作品。映像も音声も相当よろしくない。ノイズも余りあるほどひどい。しかし作品は見入った。一人親で娘が結婚するまでの話ですが父親の話し終えた後の余韻、背中から感じられる哀愁。終盤、結婚を決意させるための「嘘」も含めた説教は感慨深い。結婚とはこんなものだ。と思わせる。マリッジ・ブルーになった人には聴かせたい?かも。原節子さんのはつらつとした姿や愛嬌のある笑顔もまたよかった。★★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)続いて「秋刀魚の味」<松竹ホームビデオ20周年記念 廉価キャンペーン>[DVDソフト] 秋刀魚の味 デジタルリマスター修復版(期間限定生産)こちらは1962年の作品でカラー。 こちらも「晩春」と同様に母親のいない家庭で娘が結婚するまでの父との姿を描く。父を想い、娘を想い。。岩下志麻の笑顔がキュート。でした。(特に着物でおでかけ姿が可愛い。極妻とはえらい違い^^;)笠智衆氏ももちろんよいのですが、東野英治郎氏がまたいい味がでてました^^★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点)2つとも、秘められたタイトルです☆ たーくん's シネマカフェ
2008.12.28
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4.0ch SURROUND SOUND virtual drug ALTOVISION タナカカツキ(BD) ◆20%OFF!この上の一枚の幻想的で絵画なチラシに惹かれて行きました。渋谷ユーロスペースのレイト、1週間限定、千円。運良く?トークイベント付きの日に観賞。『ALTOVISION』ちなみに映画作品ではありません。DVDを3Dメガネを配布され大きなスクリーンで観たということです。【公式HP】漫画家・アニメ作家でこの作品の制作のタナカカツキ氏がトークショーで出演。始めは下らないと思いつつも、タモリ倶楽部というかラジオのノリのような展開。上映前のトークだけでなく上映後もサービストークあり。制作した経緯やそのきっかけとなる「バカドリル」の話など面白かったです。トークショーでも言ってましたが良く眠れる映像です。つまらないという意味ではなく幻想的な映像なので睡眠を誘うのでしょうか^^映像もそうですが音楽も合っていてよく寝れます。眠れない方は一つどうでしょうか(笑)「ジーニアス・パーティ」にあっても良い感じの作品です☆個人的には予告関連CMのオバカな「バカドリル」のほうが楽しめました♪帰る前、回り(観客)を見渡すとビジュアルの凄い方たちがいてビックリ^^; たーくん's シネマカフェ
2008.12.19
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ユーロスペースの邦画は最近、小さな作品を応援しているのか多い。しかし、そのレベルは一定以上あるので観て損はない。(旧Q-AXのツタヤシネマやシネマートは論外)今回は霧のような幻想的な映像が特徴的な「アリア」を観賞。 (C) NAKED INC.監督・脚本・出演:村松亮太郎 出演:井坂俊哉、原田佳奈、大塚朝之、田中伸子 上映時間:96分 製作:日本(ネイキッド) -あらすじ-長野県諏訪で生まれ育ったミチは、女子高生のステンドグラス作家として暮らしている。ある冬の日、上京していた幼なじみの俊太郎が3年4か月ぶりに町に戻ってきた。恋心に似た思いを密かに抱えたまま、再び彼と過ごせる日々に幸せを感じていたミチ。しかし、一方の俊太郎は、ある決意を固めていた。(シネマトゥデイ) 多くのシーンに幻想的に見える霧がかっています。それはファンタジー色にしたいこともあるのでしょうけど舞台の長野の湖や森林から自然にも発生していたのかも。学生時代には持つこともある年上への憧れにも似た幼なじみのお兄ちゃんへの恋心。その彼女の周辺の恋物語。この作品。その彼女の息遣いが聴こえるところも雰囲気をよくしています。無音のときの状態(シーン)で恋の苦しい心境や切なさが伝わってくるようでスクリーンで観て正解♪-あなたは、「あたし」のことを好きでしたか-私の肌にあなたのぬくもりの感触はもうほとんど残っていない。。どんな種類の好きだったのか。今でもどう思っているのか。野暮なことも考えてしまいました^^【公式HP】★★★☆(★5つ満点:★1点☆0.5点) 原田佳奈/就活女優追記:この作品も「ブリュレ」同様に上映されるまで約5年の歳月がかかってます。 人物や街並みを見ても古さは感じませんが唯一、携帯で昔とわかります^^ たーくん's シネマカフェ
2008.12.09
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「センター・オブ・ジ・アース」の3D版。この作品、映画の日を含むサービスデーや割引など一切なし。。ワーナーマイカルシネマズでは無料ポイントもNG。観るならやっぱり3D版。正規の2千円観賞では観る気になれず、あきらめかけていたとき朗報。TOHOシネマズでは無料ポイントで観賞できました!(グラインドハウスUSAは無料観賞できなかったので初めからあきらめて ましたが、これは3千円だったから仕方ないのかな。。)(C) MMVIII NEW LINE PRODUCTIONS,INC.AND WALDEN MEDIA,LLC.ALL RIGHTS RESERVED.原題: JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D監督 : エリック・ブレヴィグ 出演 : ブレンダン・フレイザー 、 ジョシュ・ハッチャーソン 、 アニタ・ブリエム 声の出演 : 沢村一樹 、 入江甚儀 、 矢口真里 製作年 : 2007年 製作国 : アメリカ 配給 : ギャガ・コミュニケーションズ 上映時間 : 92分 -Story-兄の遺志を継いで地質学研究に打ち込むトレバーはおいっ子のショーンを預かるが、ぶっきらぼうで何ごとにも無関心なショーンに困り果ててしまう。 そんな2人は過去に取り付けたアイスランドの地震調査装置の異常を確かめるため現地に向かうが、激しい落雷に襲われ、洞窟に避難する。(シネマトゥデイ) やっぱり2Dより3Dで観てよかった!というより3Dで観ることを前提で作られ、わざと魅せるためのシーンが満載。ただしその3Dのよさはそこそこ満足ですがストーリーと吹替えの声には疑問。1、3Dは、もっと大きいスクリーンが必要。 IMAXシアターがベスト! (比べてはいけませんがIMAXで別の3D恐竜映画観てますからね~♪) 2、3Dを重視し過ぎて冒険が単調でまるでゲームのシーンのよう。3、話題づくりのために芸能人を吹替えに使うのはあまりいただけません。 沢村さん棒読み。感情や起伏がない。 それに比べ、矢口さん声優になれるんじゃないってくらい板についてました☆ 本人って最後まで気付きませんでした。結論:観るなら3Dで。【公式HP】★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)(たぶん2Dは★★☆) これDVDはどうなるのかなぁ。3D用メガネがついてくるのかな?? たーくん's シネマカフェ
2008.12.07
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映画の日。本当は「未来を写した子どもたち」観賞しようとしましたが間に合わず。。そこで急遽、変更。「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」へ電車内でPCから映画館情報を調べせっかくなので行ったことのない「ピカデリー」と「バルト」へ。ピカデリーは改装前の約4年前に行ったきり。ピカデリーは、映画館というと少しうすくらい感じですがここは白を基調に明るい。とても居心地がよさそう。ただし2つ残念なことが。1つはエスカレータを使わないとスクリーンまで行くことができません。だいぶ時間がかかる。。 帰りの下りもそう。。(エレベータが使えるようですが。。まだ使ってないです。)2つめは、みなさんが言っていたように椅子の背もたれが垂直に近いため人によっては、また前のほうの列だと観づらく疲れるかも。All Rights Reserved(C)Vienna Waits Productions LLC.原題: EVERY LITTLE STEP監督・製作 : ジェイムズ・D・スターン&アダム・デル・デオ 製作総指揮 : ジョン・ブレグリオ 製作年 : 2008年 製作国 : アメリカ 配給 : 松竹、ショウゲート 上映時間: 93分あらすじ:1975年初演の「コーラスライン」が再演されることとなり、19人のキャストを求め3千人ものダンサーたちがオーディションに集まった。ダンサーたちの半生を基に描かれたこのミュージカルに、誰もが「これはわたしの物語」とキャリアをかけて挑戦。4か月後の2次選考では演技や歌の審査もさらに激しさを増し、ついに運命となるキャスト発表の日が訪れる。(シネマトゥデイ) 日本人が挑戦していたというのは自分自身の興味の導入というだけでした。ここにいる人たちはダンスが好きでダンスしかできない(ダンスのことしか興味がない)熱烈なダンサーが繰り広げる過酷なオーディション。新作には前回出演したメンバーたちが自分たちのとき以上?の試練を課して試す。それは妥協をしてほしくないある意味、愛情も感じられます。そして観ていて誰をということではなく、みんな頑張れと熱くなっていました^^メンバーが決まった瞬間はこちらも安堵感が漂いました☆そして関連する舞台・映画を観たくなりました♪パンフには紹介されていますが、メンバーに選ばれなかった最終候補者の中には途中からメンバーに選ばれた方も多くいます!【公式HP】★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2008.12.01
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今日は某ワーナー併設のイオン感謝デー。千円の日の恩恵ではなくサポーターズカードで月一無料。今回は「ハッピーフライト」観賞。(c)2008 FUJI TELEVISION, ALTAMIRA PICTURES, TOHO, DENTSU監督:矢口史靖 出演:田辺誠一,時任三郎,綾瀬はるか,吹石一恵,田畑智子,寺島しのぶ,岸部一徳 製作年: 2008年 製作国: 日本 配給 : 東宝 上映時間 : 103分 飛行機を飛ばすために関わる人たちがこれだけいることがわかりますが知らない人にとっては不親切。詳しい人にとっては物足りない。はっきりいって特番のドラマの域を抜けてない。お金を出してまで見るほどではないけど笑えるし楽しめる。ただ飛んで降りるまでだけということと内容が薄い。TV上映まで待ってもいいかも。個人的に岸部さんと時任さんは好きでいい味出してました☆【ハッピーフライト公式HP】【ハッピーフライト×ANAキャンペーンサイト】★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)(CD)フランク・シナトラ/シナトラ、ザ・ベスト!-ハッピーフライト・パッケージたーくん's シネマカフェ
2008.11.30
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DVDでは観賞済みですが時間が経っていたこととスクリーンで観賞したいと思っていたので鑑賞。 旧作ワンコイン500円観賞。「オペラ座の怪人」 [DVDソフト] オペラ座の怪人 原題: THE PHANTOM OF THE OPERA監督 : ジョエル・シュマッカー 製作・作曲 : アンドリュー・ロイド・ウェバー 出演 : ジェラルド・バトラー 、 エミー・ロッサム 、 パトリック・ウィルソン 製作年 : 2004年 製作国 : アメリカ 配給 : ギャガ=ヒューマックス 上映時間 : 143分-Story-19世紀のパリ、オペラ座に住む伝説の男ファントムの仕業とされる怪事件が多発。一連の事件は彼が見初めた歌姫クリスティーヌをプリマドンナにするために起こされたものだった。(シネマトゥデイ) すっかり忘れていました。悲しい過去があってもしていいことか?と突っ込みもありますが。しかし、スクリーンで観て満足。舞台をスクリーンで表現したことに敬服。キン肉マン世代なので、怪人って"ウォーズマン"のようなものなのね自分の素性と伝わらぬ想いと叶わぬ恋。そして本物のミュージカルも一度観たいと思ってきましたミュージカル独特のやりとりが好きではないのに高評価♪★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)●オリジナル・サウンドトラック “オペラ座の怪人<映画>”CD<通常盤>「オペラ座の怪人」パーフェクトガイド(2005/1/19)オープンしたてのシネコンの最初の土日は有料鑑賞者にポップコーンのプレゼント♪500円観賞でもらえるとレンタルよりずっといい!さらにここ109菖蒲では12月末までポイントカード会員はいつでも千円で観賞できます♪さらにここはIMAXシアターといって大スクリーンのシアターがあります!【109シネマズHP】たーくん's シネマカフェ
2008.11.29
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ニッショーホールでの試写会。「ブロークン・イングリッシュ」観賞☆時間ギリギリになったら同伴者に悪いので妹を誘いました☆ (C)2007HDNET FILMS LLC原題:BROKEN ENGLISH監督・脚本 : ゾエ・カサヴェテス 出演 : パーカー・ポージー 、 メルヴィル・プポー 、 ジーナ・ローランズ 、 ドレア・ド・マッテオ 、 ジャスティン・セロー 製作年 : 2007年 製作国 : アメリカ=日本=フランス 配給 : ファントム・フィルム 上映時間 : 98分 -Story-ニューヨークのホテルでVIP対応係を務める30代独身のキャリアウーマン、ノラ。母親のヴィヴィアンからは結婚のことを心配されるものの、男性と付き合えば失敗ばかり。 日に日に人生の不安を膨らませていくノラは、ある日、フランス人男性のジュリアンと出会う。(シネマトゥデイ) 女性が好みそうな作品。気軽に見れます。ただたくさん見てると埋もれてしまう作品かも。何をしたいのか中途半端な気がしました。主人公の女性がなんか流されるまま、言われるがまま、なんか観ていて辛くなってきてました。。恋愛が楽しく見てられないし次第に笑えなくなってました。。恋愛の進行もテンポも悪く目新しさもないまま終盤。ラストは「連続ドラマの終わり方で続きがありそうな感じ」そこでエンドクレジットが表れたので騒然となりました。。一緒に観賞した妹が内容より衣装に注目してました^^まぁ、国外まで追いかけていく以外は実際にいそうな感じと服は良かったようです。もう1本観たくなりましたが時間が合わず断念。その代わり、試写プレでいただいたお洒落な「バック」と「エッフェル塔」に免じて許しました?? 【公式HP】女性向きだから男なので。。★★(★5つ満点:★1点☆0.5点)こんなことなら、どなたか女性に差し上げればよかったかな^^たーくん's シネマカフェ
2008.11.27
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『ロシアアニメーションフェスティバル』というものが汐留で開催されていて映画ではいつもお世話になっている頭文字D猫さまに同伴して鑑賞。【ロシアアニメーションフェスティバル2008HP】2008が付くということは来年以降もあるのかな?上映作品は『蛙になったお姫様』『ミトン』『ママ』『チェブラーシカ』(第一話) チェブラーシカのみ鑑賞済み。その他は初体験。どの作品も、キャラクターに頼り切っていないため、ストーリーがしっかりしている。それに一コマ一コマ繊細に作られていて感心します。動きや仕草も愛らしい☆会場には親子連れが多く、特にロシア親子は喜んでいたことでしょう^^そして観賞後、大きいですがチェブラーシカ登場に会場は熱気と興奮の渦に! プレゼントが当たる抽選会がありましたが見事に?はずれ。。でも、全員にチェブラーシカのポスターがもらえました 会場内にチェブラーシカ・グッズが売られていてこれを買いました♪「黒ひげ危機一発」のチェブラーシカ版。「チェブラーシカ危機一発」。これが本当のロシアンルーレット!でもちょっと遊ぶのもったいないかも (楽天内でも売られています。)たーくん's シネマカフェ
2008.11.23
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今年の6月に「ルノワール展」を鑑賞し映画も観たいと思ってましたが、都合がつかず。。【絵画観賞時の日記】ルノワール+ルノワール展のすべてを楽しむ公式ガイドブック今回シネコンの旧作上映にて「フレンチ・カンカン」鑑賞。しかもワンコイン500円は嬉しい♪フレンチ・カンカン(DVD) ◆20%OFF!原題:FRENCH CANCAN / ONLY THE FRENCH CAN 監督・脚色:ジャン・ルノワール 原案:アンドレ・ポール・アントワーヌ 音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス 撮影:ミシェル・ケルベ、クロード・ルノワール 出演:ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール、マリア・フェリックス、 フィリップ・クレイ、ミシェル・ピッコリ、ジャンニ・エスポジート、 エディット・ピアフ、シュジー・プリム、ヴァランティーヌ・テシエ 製作年 : 1954年 製作国 : フランス 配給 : 東和 -あらすじ-1888年のパリで上流向けのクラブを営んでいたダングラールは、下町のキャバレーで見初めた踊り子ニニ(アルヌール)に触発され、自分の店を処分し、その店“白い女王”を買い取り、カンカンの復活を軸とした新しいショウを見せる娯楽の殿堂にしようと画策。が、女性にもてる彼をめぐって、以前の店からのスター、ローラとニニが衝突を繰り返し、ローラに気のある出資者が援助を止めたりして、なかなか計画通りにいかない。ニニにはポウロというパン職人の恋人があったが、嫉妬深い彼よりダングラールの渋さに参ってしまった。 短時間の映像(たぶん3分くらい)ならルノワール展にて雰囲気は味わっています。しかし内容はやはり全編観ないとわかりません。主人公は違いますが、男版「ローマの休日」?のような雰囲気もあったりまた「フラガール」的な部分もあり女性への開放や応援する部分もあります。映像的に踊りの華やかさもそうでうが女性の社会進出など背景を知ったり監督の父の絵から映画を更に想像できて堪能できますよ♪★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点)【ジャン・ルノワールDVD・BOX】 たーくん's シネマカフェ
2008.11.17
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ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの二人が出ていて、よくない訳がないですよね。「最高の人生の見つけ方」(C) 2007 Warner Bros. Ent.原題:THE BUCKET LIST監督:ロブ・ライナー 出演:ジャック・ニコルソン,モーガン・フリーマン,ショーン・ヘイズ,ロブ・モロー,ビバリー・トッド製作年 : 2008年 製作国 : アメリカ (ワーナー・ブラザース) 上映時間 : 97分 -あらすじ-仕事に人生をささげた大富豪エドワードと、家族のために地道に働いてきたカーターは、入院先の病室で知りあった。 共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。(シネマトゥデイ) 原題の「THE BUCKET LIST」とは「死ぬまでにしたいリスト」のこと。普段なら絶対に出会う事ののない二人。病気になることで物事を見る視線が少し変わってきて相手に興味を持つ。病室が一緒ということからプライベートを知ることになりそこから余命を知らされたとき、どう生きるかを教えてもらったような気になりました。確かに余命の宣告はされたくないかもしれません。でも気持ちの持ちようもある。「あと6か月しかない」から「まだ6か月もある」そう意識を変えることで毎日がよい方向に変わり6か月以上過ごせる場合もある。この作品、二人の演技のうまさだけではなくジョークや部下との皮肉を込めた会話も楽しさの一つ。体が動けるなら、またはサポートしてでかけることができるなら最期までやり残すことがないようにしたいものですね☆【公式HP】爺2人に甘かったかな?★★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) 同時上映の「ぼくの大切なともだち」も仕事は成功していても親友と呼べる人のいないさみしい男の話。こちらも観賞が楽しみ♪たーくん's シネマカフェ
2008.11.16
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「座頭市」の女剣士版。たけしの「座頭市」は観賞しましたが、勝新太郎のは未見。真剣を使い凄まじかったということは聞いたことはあります。その勝版は新宿テアトルで特集が組まれています。「若山富三郎×勝新太郎の軌跡」(11/15~12/5)(C)2008 「ICHI」製作委員会監督:曽利文彦 出演:綾瀬はるか,大沢たかお,中村獅童,窪塚洋介,柄本明,竹内力,利重剛, 佐田真由美,横山めぐみ,渡辺えり製作年 : 2008年 製作国 : 日本 (ワーナー・ブラザース)上映時間:120分-あらすじ-三味線を背負い、人とかかわることを避けながら、一人で旅を続ける目の不自由な“離れ瞽女”の市。とある宿場町に流れ着いた彼女は、一風変わった浪人・藤平十馬と出会う。やがて二人は、若き2代目・虎次率いる白河組と、万鬼を首領とする万鬼党の争いに巻き込まれ。(シネマトゥデイ) 意外?にも綾瀬はるか演じる市がよかった。盲目としての佇まいも剣さばきも。三味線も。もちろんアクションシーンは「ピンポン」の監督・曽利文彦氏だけあり爽快に魅せる。ただし全体としては他の人達が時代劇ドラマ化してチャラチャラしたものに成り下がった。特に竹内力。今回の彼は喜劇やTV時代劇ならOKなんでしょうけどねぇ。後は毎回イエローカードの中村獅童。彼は悪のボスなのに品格も恐さも何も感じさせない。うすっぺらに笑っているだけで、つまらなくしている。(竹内力をボスにしたほうがよかったのでは?)あとは大沢たかおはお調子者っぽい、でもきれる役をなかなか無難に見せていた。初めは、綾瀬はるかを観るだけで充分だと思ったら本当に中身も「綾瀬はるかが大健闘しただけ」の映画だったのが寂しい。。【公式HP】★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2008.11.14
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今回のギンレイは原田芳雄パパ特集か?「歩いても 歩いても」に続き、「たみおのしあわせ」観賞。(C)2007 『たみおのしあわせ』フィルムパートナーズ監督・脚本 : 岩松了 出演 : オダギリジョー 、 原田芳雄 、 麻生久美子 、 小林薫 、 大竹しのぶ 、 富士眞奈美 、 川辺久造 、 石田えり 、 忌野清志郎 製作年 : 2007年 製作国 : 日本 配給 : スタイルジャム 上映時間 : 118分-あらすじ-父と暮らす民男は、女性との付き合いが得意ではない青年。そんな彼が父・伸男の上司の紹介で見合いをし、見合い相手の瞳と結婚を前提にした交際を始める。優柔不断で何事も成り行きまかせの民男は無事に挙式の日を迎えるが、彼は本当の幸せを結婚に見いだすことができるのか……。(シネマトゥデイ) んー途中までは民男と父、また交際相手の瞳とちょっと変わった間が面白かったのですがラストにやられて私的にイマイチでした。TVドラマ「時効警察」のほうが楽しめたかも♪もっと序盤からはじけたほうがよかったのかなぁ。。【公式HP】★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)たみおのしあわせ 勝手にしやがれ『診察室のワルツ』 たーくん's シネマカフェ
2008.11.13
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シネカノン配給でよい作品そうなのはわかっていたけど待ち。やはり名画座へ来てくれました♪(もちろんギンレイ)「歩いても 歩いても」(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会監督・原作・脚本・編集 : 是枝裕和 出演 : 阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄 製作年 : 2007年 製作国 : 日本 配給 : シネカノン 上映時間 : 114分-あらすじ-夏のある日、横山良多は妻のゆかりと息子のあつしとともに実家に帰省した。この日は、15年前に他界した兄の命日。 しかし、失業していることを口に出せない良多にとって、両親との再会は苦痛でしかなかった。(シネマトゥデイ) 予告編で何気ない普通の家族のあり方を見せてくれまた役者一人一人がなりきっているように思う。樹木希林とYOUのやりとりばかりが予告で目立ってしまってましたが彼女たち以外の夏川結衣さんの嫁の気苦労としてたまにでる本音。原田芳雄の一家の主として主張したい、でも明るくは振舞えない。阿部も仕事がないことと実の息子ではないことの微妙な中での実家の居心地度。何でもないような一家族の一コマを、ずっと観てても飽きないと思わせるしキャストもそうですがBGMも心地よさを増している。【公式HP】人生って思ったように進まないけど悪いもんでもない。★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) BOOK DVD CD たーくん's シネマカフェ
2008.11.13
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「ブリュレ」この作品は先月の試写会で鑑賞済みです。【ブリュレ試写会の日記】(C) 2008CINEVITAL普段であれば一度観た作品はブログに書きません。しかし試写会場のキネアティックでスクリーンが埋もれあまり観れず話がわからず。それとこの作品の監督・林田賢太氏が公開直後の今月11月1日に急病のために亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。今作は監督のデビュー作で公開まで5年の歳月がかかっています。その想いをあって精力的に舞台挨拶等をこなしていたそうです。手作りの感じと主役の二人の双子の初々しいさと支える役者さんも有名ではないものの味があってよかった。二人が再開して溶け込むまでの間や旅にでてからのやりとり、最後の昇華した形はとてもよかった。観た後、監督の次回作が観れないと思うととても残念です。上映終了3日前のイベントがあったことと、監督の訃報を聞きつけ訪れた人も多いとことでしょう。なんと91席の劇場に200名以上の方々が入りました。(通常では入れないでしょうけど特別な事情で許可したのかも。)この作品は何度も修正が加えられ71分に納まったそうです。長いバージョンも観てみたい気もします。公式サイトhttp://www.brulee-movie.com/・作品に出演の双子の中村梨香さんと中村美香さんが来て下さっていました。 来週の11/25で22歳と若いのにきちんとした口調で話すことができ感心♪・1Fのプロローグでは作品のデザートを再現した「ブリュレ」を販売していました☆※ シネトレというサイトで林田監督と中村姉妹とお友達になっていただいていたのに とても残念でなりませんが中村姉妹はこれから頑張って報告できるように活躍を 祈っています!たーくん's シネマカフェ
2008.11.12
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実話を元にした「三本木農業高校、馬術部」イニシャルD(猫)さんの試写でお薦めもあって母と観賞してきました。今回観賞した映画館はシルバーが千円なのは普通ですがシルバーと同伴者も1名千円になるのです!たいていは障害者の付添いの同伴者割引きはあるのですが。(ラッキーです♪ これでこの劇場へ母と来る回数が増えるかも?)(C)2008「三本木農業高校、馬術部」製作委員会副題:盲目の馬と少女の実話監督・脚本:佐々部清 出演:長渕文音,柳葉敏郎,黒谷友香,松方弘樹,奥村知史,森田彩華,西原亜希, 小林裕吉,吹越満,原日出子,伊嵜充則歌:STGM(ステゴマ) 製作年 : 2008年 製作国 : 日本 (東映)上映時間:117分-あらすじ-三本木農業高校2年生の香苗は馬術部に所属し、タカラコスモスの担当をしている。目の病気で引退したかつての名馬は気性も荒く、世話をするのもひと苦労だ。最初は顧問の先生に言われて嫌々コスモの面倒をみていた香苗だが、ある日コスモの目がほとんど見えなくなっていることに気付き、心を入れ替える。(シネマトゥデイ) 以前、TV番組「奇跡体験!アンビリーバボー」でストーリーを死っていましたが母と観てみようと思い鑑賞です。特に心優しい訳でも特技がある訳でもない普通の馬術部に通う高校生の話。お荷物の馬の世話を「させられて」やる気なし。しかし、「ほとんど目が見えないことがわかったとき」と親身に世話をしようと動き「子どもが産まれるとき」は一生懸命にコスモを応援しようとする姿が心に響く。さらに田舎の自然の雄大さと四季も見ていて印象をよくしている。単に馬との関係だけではなく学生としてのトラブル、悩みなども詰まっている。学生の子役がみんな有名ではないので普通っぽく観られたのも正解。馬は敏感。人間が心を開かないのに馬だって心は開かない。一流の馬ならなおさら。昼夜一緒にいることで信頼関係を掴んでいくのである。そのコスモ(馬)が高校生の成長に一役かったなら東北の冬は短かったでしょう。母は前半うとうとしてた(笑) 展開がつまらないのか正直だなぁ☆【公式HP】主役の香苗には長渕剛の娘。伊嵜充則くん。幼少の頃、長渕剛と共演してまさかその娘と映画出演すると思ってなかったでしょうね☆★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)※ ここでウォーカーでもお願いしているのですがこの作品のチラシをお持ちの方。 母が観賞した作品の半券とチラシを保存しています。 もしできましたら譲っていただけないでしょうか? または映画館にある情報を教えて下さい^^ 私、コスモの目になる!新装版(CD)STGM(ステゴマ)/この胸に・・・【通常盤:CDのみ】)STGM(ステゴマ)/この胸に・・・【通常盤:CDのみ】)カーテンコール メイキング 佐々部清監督と昭和ニッポンキネマ たーくん's シネマカフェ
2008.11.11
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約1ヶ月間の台湾映画特集が好評につき作品限定で延長されていました。そのおかげで「練習曲」と「遠い道のり」を観賞。台湾で2007年に公開され興行上位の作品をシネマート六本木で「台湾シネマ・コレクション2008」として初開催。【公式HP】同じようで中国映画、台湾映画、香港映画は違いがあります。パンフレットによれば台湾映画は90年代から最近まで台湾国内興行の1%という。映画が商業主義に捉われない作品が出てくる一方衰退も進む。国内の制作本数'82年(144本)'94年(28本)→その後20本台そこに台湾のTV公共電視台が制作の場をTVシリーズから映画化する機会を与えまた、新聞社がデビュー作の監督に支援していることも新しい芽が出て復興している一因だと解いてます。この他に「シルク」「花蓮の夏」「ラストコーション」と台湾映画が面白くなっていくでしょう。 「練習曲」原題: 練習曲/ISLAND ETUDE監督・脚本: チェン・ホァイエン出演:イーストン・ドン,Saya,ヤン・リーイン,ダールン,ウー・ニィエンジェン 製作年度: 2007年上映時間: 108分-あらすじ-大学卒業を控えた青年ミンは自転車で台湾一周の旅に出る。この監督はホウ・シャオシェンの撮影監督として活躍した長編デビュー作。主演のイーストン・ドンの自然な明るい笑顔が印象に残る。映画デビュー作。そして彼自身も聴覚障害を持つ。その独特な繊細さが出ているよう。台湾を一周する間に見られる自然の美しさ、(自動車ではなく)自転車だから伝わり肌で感じる風景や人々の温もり。彼の笑顔があるからか出会う人も優しく接していて、こちらまで温かい気になる。一週間かけて辿り着いた家路。途中起伏のある道、天候、人々との触れ合いから生きる事の喜びと厳しさを学ぶ。難しい事抜きに台湾の自然、交流、BGMにも心捉われるでしょう♪★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)「遠い道のり」原題:最遥遠的距離/THE MOST DISTANT COURSE監督・脚本:リン・チンチェ 出演:グイ・ルンメイ、モー・ズーイー、ジア・シャオグオ 制作年度: 2007年上映時間: 113分-あらすじ-毎日のように届く前住人宛ての手紙には音と青年の声が録音されたカセットテープが入っていた。不倫関係から逃げるようにその音を探しに行く。主演グイ・ルンメイに魅力を感じると思ったらジェイ・チョウ監督・主演の「言えない秘密」やチャン・チェンと競演の「停車」がありました。3人とも自分だけの孤独を抱えている様がうまく伝わってこなく残念。しかし三人三様で魅力があり見ていて飽きない。行き詰ってるけど何かにすがって進んでいこうという姿もある。少し「トウキョウソナタ」のような暗い絶望から希望が見えるところはよかった。★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) 言えない秘密(不能説的秘密)台湾版DVD[平装版]※リージョン3※【お取寄せ商品】ブレス/チャン・チェン[DVD]たーくん's シネマカフェ
2008.11.10
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ユーロスペースの予告編で気になった「真木栗ノ穴」これも去年の「M」と同様に少しエロティックな感もありつつ楽しめそうな作品で興味があり観賞。(C) 2007 Rights Management Corporation & Neo Inc. All rights reserved.監督・脚本 : 深川栄洋 原作:山本亜紀子撮影:高間賢治出演 : 西島秀俊 、 粟田麗 、 木下あゆ美 、 キムラ緑子 、 北村有起哉製作年 : 2007年 製作国 : 日本 配給 : ビターズ・エンド 上映時間 : 110分 (PG-12)-あらすじ-築40年のアパートに暮らす作家の真木栗勉は、ある日部屋の壁に隣室をのぞき見できる2つの穴を発見。片方の部屋には若い男が住み、空いている部屋に若い女が引越してくるのを期待した彼は、その妄想を小説に書き始める。 期待通りに女が越してきたとき、真木栗は毎日のように穴をのぞき、その女のとりこになっていく。(シネマトゥデイ) 原作はホラーだったのですねぇ。それを微塵も感じさせず昭和のノスタルジックの残る建て壊し間近のアパートとトンネル。それに合うように売れない小説家に西島秀俊と若くも古風な雰囲気を持つ粟田麗。今回は特に変質的、でも人間の本質も見え隠れする役の西島が何となくウッチャンにも似ているような面白味が出てくる。「売れない小説家が官能小説を依頼され、穴から覗いた事を書いたら本当に起きた。」「それは嘘か真か。」粟田麗の官能小説の言葉が思い浮かびそうなちょぴりエロティックな艶やかなシーンも惹き付けられるが西島の現実と非現実の境をさまよう姿を見届けましょう☆トンネルを抜ける幻想とその穴を見た観客はどっぷりこの作品にハマルことでしょう。本をほとんど読まないのにこの原作を読みたくなりました^^【公式HP】「東南角部屋二階の女」とは違う昭和の雰囲気のある作品。★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) たーくん's シネマカフェ
2008.11.09
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何気なく観てみようかな。と思った作品「ヤング@ハート」(C) 2008 Walker George Films (Young at Heart) Limited.原題:YOUNG@HEART / YOUNG AT HEART 監督:スティーヴン・ウォーカー 出演:アイリーン・ホール,スタン・ゴールドマン,フレッド・ニトル,ドラ・モロー,ボブ・シルマン製作年 : 2007年 製作国 : イギリス 配給 : ピックス 上映時間 : 108分 -あらすじ-アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町で活動するコーラス隊“ヤング@ハート”。世界各地で公演を行うメンバーは平均年齢80歳の老人たちで、彼らは年に1度のコンサートに向けてソニック・ユース、ボブ・ディラン、トーキング・ヘッズなどの曲の練習を重ねていく。そんな中、コンサートまでの6週間の間にメンバーにはさまざまなことが起こるが……。(シネマトゥデイ) もう、最高!おじいちゃん、おばあちゃんのパワーに圧倒される。冒頭音程が外れてそうな大声「AH~~♪」にはこの作品大丈夫かなと思いましたが笑いながら泣かされ、泣かされながら笑いをもらい、やられました素晴らしい!ユーモアのあるコメントも味わいがあってよいのですが肝心の歌もやはり練習より本番。慰問のときに見せた歌のとき、思わず映画なのに拍手を贈ってしまいそうでしたラストのコンサートも練習から見違えるほどの出来栄え☆メンバーが高齢ということもあり体調不良や病気いろいろ抱えてますが彼等はなんだかんだいってプロ意識も備えています☆人生謳歌して楽しみなさいよ。生きていても楽しみがなかったらつまらないじゃない。とでも言われているようで、人生の大先輩から元気をいただきました♪年をとったからとか○○だからと逃げずに諦めないで頑張る気力ももらえます^^【公式HP】おじいちゃん、おばあちゃんに気を遣って付けた評価ではありません。★★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点)P.S. D猫さんこの試写に行って正解でしたね♪ CDも売られていて買いたくなりました♪ ヤング@ハート-オリジナル・サウンドトラック(ライヴCD付2枚組)/サントラ[CD]たーくん's シネマカフェ
2008.11.08
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映画友から薦められたこととショーン・ペン(監督)、実話なことで観たいと思い「イントゥ・ザ・ワイルド」鑑賞。(c) MMVII by RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC and PARAMOUNT VANTAGE, A Division of PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. All Rights Reserved.原題:INTO THE WILD 監督・脚本 : ショーン・ペン 原作:ジョン・クラカワー 出演:エミール・ハーシュ,ハル・ホルブルック,キャサリン・キーナー,ウィリアム・ハート, ヴィンス・ヴォーン 製作年 : 2007年 製作国 : アメリカ 配給 : スタイルジャム 上映時間 : 148分 -あらすじ-大学を優秀な成績で卒業したクリスは車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り,捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。(シネマトゥデイ) 深い。大学を卒業した彼が単につまらない世間から逃げる訳ではない実話。IDカード(身分証明書・免許証),クレカ(信用売買カード),現金などを燃やし捨てる。何もかも捨て自分自身をも捨てることによって真の自由(フリーダム)を手に入れる旅。自由を手に入れることの引き換えに不自由も出てくる。しかしその不自由はある意味新鮮な出来事になる。結局、変化のない過不足のない生活を選ぶか刺激のある自分の選んだ緊張のある、また新鮮なときのある生活を選ぶかそれは個々に選ぶことではあるけど私は彼と同じことはできませんが彼は幸せだったはずです。その行動を起こす前の22年間より行動を起こした約3年間のほうが生きていることを実感して過ごせていたと思う。我が身に置き換えてみて、たとえば旅行に行って刺激を受けたりオールナイトで朝、都心でも静けさの中を歩いている新鮮さ。それだけでもいつもと違うことをしている喜びや快感を持つことが出来る。彼の行動に共感ができないと長くつまらない映画になるかもしれません。同じことは出来なくても動物的な本能で研ぎ澄まされて生きている緊張感もこの世に生きている存在の意味を考えるよい機会なのかもしれない。彼の生き方を賞賛するわけではないが自分の生きたいように活きる姿はいいし、かといって独りでは生きられないことも教えてくれる。自然を肌で感じたり死を意識した生活送ることで生への悦びを見出している。【公式HP】★★★★★ (★5つ満点:★1点☆0.5点) 荒野へ たーくん's シネマカフェ
2008.11.05
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シネトレさんのブロガー限定試写会に参加してきました。観たい!という方がけっこういたのですが用事があっていけない人多数。。最終手段の妹を誘い鑑賞☆(C)THE WEINSTEIN COMPANY ,FILMFOUR CUBA PICTURES 原題: BOY A監督 : ジョン・クローリー 原作 :ジョナサン・トリゲル脚本 :マーク・オロウ出演 :アンドリュー・ガーフィールド、ピーター・ミュラン、ケイティ・リオンズ、 ショーン・エヴァンス、シヴォーン・フィネラン 製作年 : 2007年 製作国 : イギリス 配給 : シネカノン 上映時間 : 107分 -あらすじ-生まれてきてから24年、そのほとんどを社会から離されて過ごした青年ジャック。ケースワーカーの中年男性テリーの指導のもとで新しい人生を歩み始めた彼は、運送会社で働くことに。やがてジャックは職場で知り合った女性ミシェルと親密になるが……。(シネマトゥデイ) 会員にもなっていてシネ・アミューズは何度も行ってますがシネ・ラ・セットの隣りのシネカノン試写室は初めてです♪椅子もスクリーンも高低差もとてもよく本家シネアミューズより断然いい!いっそのことここを常設劇場にしてほしいくらい♪さて本編ですがBOY A = 少年A彼が成年になって新たに出発するというところから始まり過去の出来事を織り交ぜながら見せる。この手法がいい。初めからこんなことを起こした人物だ!と思って観るよりBOY Aの一個人を知ることができた。冒頭の22歳の青年の純真無垢な笑顔。骨格はもう大人でもまだまだ無邪気な少年のままのようだ。それは顔や表情だけではなく内面(精神)的にも。「僕はここにいていいの?」この言葉は観客に向けても問いかけているかのようです。事件だけで悪とせず現在の姿も見てあげてほしい。。キャストみんな素晴らしいが主演のガーフィールドは舞台出身俳優で不安定な役を見事に演じればそれを支えるが自分自身の家庭はうまくいっていないことらも難しい役にピーター・ミュランが応えている。最後まで息を呑んで静まりかえりながら観終えました。この作品は良い映画というくくりとは一線を画すけど観てよかったと言える作品。最後に司会進行の方がおっしゃられたように公開されたらもう一度観てみたいです^11月15日、渋谷シネ・アミューズほか全国順次ロードショー【公式HP】★★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点)試写会でいただいた左がパンフレット、右がチラシ。帰りには楽天ブロガー友の、ひろちゃんさんとにくきゅ~うさんとお茶をしました^^こういう、つながりもブロガー試写会ならではですよね♪お二人とも試写の数がすごい! &ジョニデ・ファン!この主役のアンドリュー・ガーフィールドの最新作「パルナッサス博士の想像力」でジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、ヒース・レジャーと競演☆ ダブリン上等!(DVD) ブーリン家の姉妹(CD)[DVDソフト] 大いなる陰謀 特別編 トレインスポッティング トゥモロー・ワールド※ ところでアミューズは今年12月20日をもってシネカノンに移譲され名称も変更。 ネーミングライツ(命名権)によって親しんできた名前が 「シネ・アミューズ」→「ヒューマントラストシネマ文化村通り」 「アミューズCQN」→「ヒューマントラストシネマ渋谷」 でも1年更新でころころ名前を変えられてはたまったもんじゃない!たーくん's シネマカフェ
2008.11.04
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