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波瀾万丈の人生をしてみたいものだ。家出して貨物船で海を渡り汽車でロシアから中東をまわってヨーロッパにはいって、パリあたりで屋台ラーメンで大当たりして次々と日本レストランを開いて大実業家になって、それからアメリカにわたって縁があってハリウッドで映画出演したところ大ヒットして女優たちと結婚したり離婚したりして浮名をながす。ところがラスベガスで熱くなって全財産を失う。だれにも相手にされなくなり自信喪失して日本に帰国。故郷に帰るが無一文の変わり者はここでも村はちぶで失意の思いで東京に出る。ネット難民になり派遣の重労働をしていた時、たまたま拾った宝くじが一等の一億円の大当たりその後アイテイ事業を起こし大成功、ヤフーをこえるほどの企業になり故郷では名誉市民となる。しかしその後検察に粉飾決算で逮捕、刑務所暮らしとなる。その後はテレビ出演が増えて俳優になり小説を書き芥川賞をもらい都知事選に立候補して当選する。しかし女性秘書に手を出してセクハラで訴えられ表社会から姿を消す。その後フイリピンで貿易商になり縁あってビンラデインと意気投合、義兄弟の契りを交わす。アルカイダの幹部となり、イラクにいくが自爆テロのあまりの悲惨さに嫌気がさしアメリカへ逃げてナサにいき全財産を投げ打ってスペースシャトルの宇宙旅行に参加それがやみつきになり訓練して宇宙パイロットになる。その後はアメリカの名士となりフロリダで愛する妻と子を持ち時々テレビ局のインタビュウぐらいは受けながら海をみながら絵を描いたりしながら老後を悠々自適に過ごす。そんな波瀾万丈な人生がしてみたいもんだ。さ、明日も仕事だ。ばかなこと考えてないで一杯やって早く寝なければ。遅刻したらどやされるぞ。
2007.07.31
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六本木で法務省の係長が一万円札をちらつかせて遊ぼうと23歳の女性の下半身を触ったという。そして女性に警察ににつきだされたという。いくら酔っていたからと言っても日本の首都東京の法務省の人間が、取り締まるべき立場のものがこれじゃなにを信じていいのか庶民はわからなくなる。先般の元公安調査庁長官の一件もそうだ。マスコミもどういうわけか、どうでもいい羽賀ケンジのことはおおいに報道するがお上のことにはひかえめだ。酒と女に狂った係長にしても金に狂った長官にしても一生、生活には困らないお金をもらって保障されてるだろうと思う。しかしだからこそ腐ってしまうかもしれない。腐ってる公僕がふえているとなると裏で表面化しないことがいっぱいあるかもしれない。法にたずさわっている人間でもこうだから、他の省庁はもっと腐ってるかもしれない。泣かされるのは老後に不安をかかえて過労といえるほど働いている庶民だ。
2007.07.30
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今日は昼まで寝て、レストランでカツカレーを食べて生ビールの小を飲んだ。そのあとサウナにいって汗を流してゆっくりとソフアで休んで家に帰ってきた。これからワインを飲みながらなにかつまんであとは寝るだけだ。日曜日、いい休日だった。日本は平和だ。水のない国や餓死してる国もあるのになんて豊かなんだろう。テロもないし戦争もない幸せな国だ。天国かもしれない。それなのにいじめや、自殺、犯罪があとをたたない。親子のいさかい、夫婦の不仲、兄弟の財産争い、あげればきりがない。豊かな国にもそれなりの悩みはあるということか。とにかく早く寝て明日も仕事をがんばろうっと。
2007.07.29
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朝の登校時、向こうから小学生がかけてくる。肥満体の背中のランドセルが右に左に揺れている。遅れる、遅れると言いながら私の横を走りぬけていく。顔は汗でいっぱいだ。日本人の女性の平均寿命は85歳、男性は79歳だという。世界一らしい。小学生よ。そんなに急がなくてもまだまだたっぷり時間はあるよ。70年はある、たまには堂々と学校に遅刻したっていいし、ずる休みをしたっていいんだよ。私は走り去る彼の後姿に心で声をかけた。
2007.07.28
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朝の公園のベンチで一面の木々の緑の中からいろんな鳥の鳴き声が聞こえてくる。ピピピいー、チュンチュン、ピイピイーチューチュー、ジージー、緑の木々を見ながらじっと静かに鳴き声を聞いているとなぜか少年時代の頃を思いだした。見る者すべてが新鮮で無邪気に動きまわっていた頃を。青い空と緑の木々そして花の匂いときれいな空気が人を原点に回帰させるのかもしれない。
2007.07.27
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女子高生6人で老人ホームへ研修にいってきたという。将来福祉のほうへ進むのだそうだ。若くて明るくてピチピチしてる彼女たちが老人たちの食事の世話をしてきたという。たいしたものだ。望めばどんな華やかな世界でもいけるだろうに。私が高校生の頃は漫画家だとか落語家はたまた実業家とか華やかな世界しか頭になかった。それどころか今でもいい金儲けはないものかと思う毎日だ。やっぱり親の教育が違うとしか思えない。生まれ環境が違うとしか思えない。もちろんいろんな生き方があっていいのだが、いろんな人がいていいのだが、地味で目立たないところに価値をおいている彼女たちに今日は感動した。日本もまだすてたもんじゃないかもしれない。私にはとても真似できない。
2007.07.26
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学校が夏休みにはいって朝の公園もにぎやかになった。ラジオ体操をする3,40人の人たち、あちこちで雑談している人たち。ベンチでタバコをふかしている私の前を杖をつきながら重い足を引きずりながら歩く老人、ドタ、ドタ、ドタと、走り抜ける小学生と親の一団、60歳ぐらいのおばさん2人が大きな声で笑いながら歩いて行く、とうりすぎる時、皆がおはようございますと私に声をかけてくれる、私もそのたびにおはようございますと挨拶を返す。木々の緑の間から現われてくる私の夢想する原始人も今朝はヒゲずらの顔で芝生で腕立て伏せをしている。朝の空気と木々の緑、日差し、青い空、花の中でみんな明るくて幸せそうだ。鳥たちもいつもの朝とかわらず鳴いている。
2007.07.25
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木々の緑の中に小道がある。その小道の両側には青紫と赤紫のあじさいの花がいっぱい植えられている。私は20メートルほどのその道を朝のさわやかな空気を吸いながらゆっくりとアジサイの色を楽しみながら歩いたその時、ふっと、なにか、一瞬、このあじさいの道が天国への道のように思えた。天国なんてあるかどうかも知らないし、あるとしてもどんなところかもしらないのにどうしてそう思ったのだろう。古来天国の絵にはたいがい花が描かれている。小さい時からそんな絵を見ていたからそう思うのだろう。ともあれ、ただ歩くだけで天国の心地よさが味わえるんだから金だしてパチンコやったりするよりよっぽどいい。ただだもんね。明日もこようっと。
2007.07.24
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久しぶりに朝の公園にいった。やっぱり朝の空気はおいしい。緑の世界は気持ちを落ち着かせる。林の中のベンチで私は夢想する。木々の間から裸の原始人が手に棒きれをもって微笑みながら私のほうに歩いてくる。髪は腰まで伸びている。鼻から下は毛だらけだ。もちろん裸足だ。あの棒きれは獲物をしとめるためのものだろう。この時代は危険がいっぱいだったろう。病気になっても薬も医者もいない。信長の頃で平均寿命が40、50歳としてこの時代だと10、20歳がやっとだろう。3、4日も食べられないこともあったろうし、フカフカのベットもない。夜は電気もロウソクもない。我々のご先祖様たちは現代までずいぶん苦労があったんだな。今の時代は楽だ、幸せだと思いながら私は原始人のいる木々のほうへ歩きはじめた。
2007.07.23
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タバコを一回吸っただけでまだ長いのにおしげもなく捨てる。晩酌してまだグラスにワインが半分以上残ってるのにあとかたずけしてそれを捨ててしまう。浴槽にぎりぎりまで湯をためてザバーっとあふれさせて入る。昨日買って食べたスナック菓子が袋にまだ半分も残ってるのにくずかごにポイと捨てる。暑い日に寒いぐらいにクーラーをきかせてジャケットを着て熱いコーヒーを飲む。アイスコーヒーを一口、二口、飲んでは、喫茶店を四、五軒はしごする。たまにこんなことをして私は贅沢なお金持ちの気分になってストレスを発散する。この程度なら神様も許してくれるだろう。と、思う。
2007.07.22
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泣いて生きるか。笑って生きるか。不愉快に生きるか。愉快に生きるか。満足して生きるか。不満足だと生きるか。遊んで生きるか。仕事をして生きるか。酒を飲むか。飲まないか。タバコを吸うか吸わないか。独身で生きるか。結婚して生きるか。子供をつくるか。つくらないか。一つのことをやるか。いろんなことをやるか。闘って生きるか。和して生きるか。どちらを選ぶかは、だれにも邪魔されない私の自由のはずだが酒はやめられないし、タバコもやめられない意志の弱い私がいる。なるべくがんばろうっと。
2007.07.21
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人は生まれた時から親のないものもいるし貧乏なものもいる。しかし、親がいても自殺するものもいるし、金持ちでも犯罪をおかすものもいる。イラクで戦士するものもいれば平和な日本で泥棒に殺されるものもいる。貧乏人が金持ちになることもあるし金持ちが夜逃げすることもある。黒人もいれば白人、黄色人もいる。何百憶の人にそれぞれに与えられた運命がある。それぞれに与えられた自分の命がある。さあ、この私の命、日々どうやって生きていこうかな。大切なことなのに、けっこうこれがむずかしいんだな。一杯のみながらとっくりとかんがえるか。
2007.07.20
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仕事が暇だったので床屋へ行くことにした。きれいになって外に出ると喉がかわいたのでマグドナルドでアイスコーヒーを飲んだ。まだ喉がかわいていたので牛丼屋で牛皿をつまみにビールを一本飲んだ。そのあとスナックでもいってもいいんだけどくだらない話をするのもめんどくさいし金ももったいない。ほんのり酔った頭でのんびり街をブラブラと歩いて家に帰って、今ブログを書いている。毎日書くことにしてるから外で泥酔することはなくなった。いいことだ。しかし、水や食べ物に困ってる国が、人々がいっぱいいるのに、私はなんて幸せなんだろう。しかし、明日も仕事が暇だったらどうしよう。
2007.07.19
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高校の先輩が十年ぶりに遊びにきた。彼は若い時からヒッチハイクで日本中を旅したという。アメリカも歩いたという。奥さんとはその時知り合ったという。奥さんはアメリカ人だ。私も奥さんとは何度も会って話したことがある。日本が好きであこがれていたらしい。でも今は仕事の関係もあって別居しているそうだ。子供もできなかったようだ。彼は小さな農家だ。昔はいざとなれば田畑を売ればなんとかなると思っていたらしいが今は土地が安すぎてどうにもならないらしい。そのうえ母親の介護をしているという。彼はベジタリアンだから食費はかからないけど今の日本はどうしても金のかかるように出来ているから大変だと言っていた。ちょうどいいアルバイトもなかなかないという。日本中を歩きアメリカを歩いた男の得たものはなんだったのか一晩中飲みながら聞いてみたいものだ。
2007.07.18
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窓から青い空と白い雲をみていたら、電線に二羽の雀がとまった。 飛んだり跳ねたり楽しそうにじゃれあってるみたいだ。そういえば私も子供の頃は学校で友達とプロレスごっこやら相撲をとったりしてあそんだな。従兄と山の川にいって魚をとろうとスッピンになって2人で透明な水の中に潜った時の水の冷たかったことを思い出す。あれから数十年いつの頃からかそんな無邪気さはどこかに置き忘れてしまったようだ。あたりまえだろ、いいトシしていつまでもプロレスごっこや魚とりしてられねいだろうが、さっさとそんな思いでは奥の引き出しにしまって目の前の仕事に集中しろってんだ。雀だって一日中エサさがししてるんだぜ。お前も人に負けないようにしっかり働け。稼げ。わかりました。
2007.07.17
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緑の三つの蕾のバラが赤い蕾に変わった。大きな赤いバラのそばに小さな赤い三つの蕾まるで連れ添ってる母子のようだ。でも、今日は風が強い、枝が激しく揺れている。私は思わず、がんばれよ、と言った。そのままいっちゃうのかい。そんなに私たちが愛しかったら囲いでもしてやって風から守ってくれたらいいじゃないか口ばっかりじゃなくてさ。でも、俺は仕事で疲れてるし、大工仕事は苦手なんだよ。他にも用事がいっぱいあるんだ。何とか自力で頑張ってくれよ、それじゃ、自分のことばかり考えるジコチュウが増えて薄情な世の中になったもんだよ、まったく、ごめんね、バラさん、人間わが身が一番なんだよね。明日またみにくるからね。
2007.07.16
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裏のわずかばかりの土に例年どうりに大きな華麗な薔薇の花が一輪咲いた。そのまわりに緑の蕾が三つばかりいっしょに咲いている。この蕾もすぐに大きくなってあでやかに咲くだろう。でも、だれも、この場所には来ないからその綺麗な姿を見てもらえない。見てもらえないままに枯れて忘れられてしまう。私も毎日水をやったり手入れしたりもしないでほうっておくのにいつもどうりに立派に咲く。薔薇という花は美しいばかりでなくすごく強い花なのかもしれない。人も裏で目立たない平凡な場所に人柄のいい人や仁徳のある正直な人がいっぱいいるのかもしれない。そして薔薇はもちろん人に見てもらいたくて咲いているわけではない。
2007.07.15
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窓から風にそよぐ一本の木をただぼうっとみていた。緑の葉が陽に照らされてキラキラと綺麗だ。コーヒーを飲みながら一服、また一服と静かに空しく時間が流れていく。イスの横では愛犬のチビがうつぶせになって寝息をたてている。可愛い寝顔をみようと下を見ると頭を上げて大きな目で私をじっと見つめてる。なんだ、起きてるのか。私はまた一本の木をしばし見つめる。すう、すう、とまた寝息が聞こえてくる。私はパッとチビを見る。すでにチビは頭をあげて私を見てる私は又木を見る、そしてまた寝息、またチビを見る、私を見上げてるチビ。たいした能力だ。私が首を動かす気配を感じて、頭を持ち上げるのだ、それも超早い。チビと見つめあいながら私は思わず笑ってしまった。
2007.07.14
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愛犬のチビが心臓病で一年は持たないと医者に言われた時は可哀そうで涙がでた。山に捨てられていたのを拾った時はようし、しっかりしつけて立派な犬にするぞと決意したものだったが、散歩も家の周り程度にしてくださいと医者に言われて一年の命なら好きなように生きさせてやろうとしつけもせずただ可愛がって育てた。あれから12年太った体をどてっと部屋の真ん中に横たわらせてチビはまだ生きている。夏はやっぱり暑くて心臓が苦しそうだ。はあ、はあ、苦しそうだ。クーラーをつけてやるとすこし楽になるようだ。今日死ぬんじゃないだろうか、明日死ぬんじゃと心配しながら12年もきてしまった。結局人も同じだけれど、元気でも早く死ぬものもいるし難病でも長生きするものもいる。命は神様しだいというわけか。心配してもしょうがないか。
2007.07.13
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隣のお婆ちゃん久しぶりにお出かけだ。赤い口紅つけておめかしして上機嫌だ。なんでも戦前は父親が陸軍大将だったとかで北朝鮮あたりで住んでずいぶんいい思いをしたようだが戦後は貧乏生活だったそうだ。そのせいかどこか少しプライドが高い。しかし人は皆なにがしうちの親は先生だとか医者だとか村長だったとかとプライドをもって生きているんだよな。私も小さい時死んだ祖父に聞いたことがある。誰か先祖に偉い人いなかったかと、祖父はとうくをみる眼差しで私に言った。誰もいねえな。うちは代々百姓だな。ま、変なプライドがあると人との摩擦も多いし、ないほうが気楽かもしれない。
2007.07.12
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愛犬の具合が悪そうなので医者に連れていった。熱があるそうだ。薬をもらって帰る。こっちまで気持ちが落ちる。犬ですらこうだから人の場合も同じだ。なるべく会うひとには笑顔で接したい。ぶすっとした顔で接すると相手の気持ちを落とすことになるからできるだけ明るく笑顔にするようにがんばろうっと。
2007.07.11
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青い空に白い雲風に揺れる木々の緑、緑の葉は何も言わない。ただ風にまかせて揺れているだけだ。雨がふればただ濡れるだけ、秋になればひらひらと地面に舞い落ちるだけだ。残された木や枝も何も言わずにただ厳しい冬に耐えるだけだ。静かに春を待つだけだ。そうして、また賑やかな春が来る。公園のベンチであれやこれや俗っぽい考えにとらわれてタバコをふかしている私にもまた賑やかな春が来るだろうか。もうひと花咲かせてみたいものだ。地面に舞い落ちるまえに。人はなかなか緑の葉のように静かにしていられないものだな。
2007.07.10
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2階の部屋の窓から外をみていた。青い空に入道雲、気温は29度すっかり夏だ。はやくも、夏バテ気味だ。クーラーを寒いぐらいにきかせてコーヒーを飲み、一服しながらボウットただ白い雲をみていたら下の道をナップサックを背負って左手に買い物袋、右手には杖をついて一歩、一歩ゆっくりと歩く腰のまがったお婆さんがいた。強い陽射しをうけながら、まるでカタツムリのようにゆっくりだ。道路を渡って高い塀の日陰になってる場所にたどりつくと塀に腰を押し付けて頭をうなだれて立ったまましばらく休んでいる。そして、また、おもむろに陽のあたる道を歩き始め角の道を曲がって私の視界からふっと消えた。私は冷えすぎてる部屋のクーラーを消した。
2007.07.09
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今日は日曜日休日だ。働くことは嫌じゃないけれど、楽しい。目覚まし時計を気にしないでゆっくり好きなだけ寝てひげもそらないでボオットした頭でタバコくゆらしながらコーヒーを2,3杯飲む。汚れた衣類を洗濯機にいれてゆっくり風呂に浸かる。陽の光の差し込む風呂場だ。外に出ると青い空に白い雲気持のいい風がそよそよと私の体全体を包み込む。部活の女子高校生たちが嬌声を上げながら自転車で走り抜けていく。短パンからのびた脚が健康そうだ。角の道で日曜日なのに道路工事をしているおじさんはごくろうさんだ。あとは晩酌しながらテレビをゆっくり見て、明日の仕事のために早めに寝るだけだ。なんて幸せなんだろう。日本は平和だ。餓死したり戦争してる国があるというのに私はこれでいいんだろうか。仏陀はキリストはマザーテレサはなんというだろうか。
2007.07.08
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澄みきった青い空をみる。そしてその向こうには月があり太陽がある。またその向こうには広大な果てしない宇宙がある。その中では地球はちっぽけな塵みたいなものだ。ちっぽけな地球の中のまたちっぽけな人間があいつには負けられないと戦争をして殺しあっている。私はといえばなんとかもっと稼げる道はないものかと汲々としている。一体人間はどこへ向かっているんだろう。
2007.07.07
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白い雲が赤く染まる夕暮れ時、向かいのお婆ちゃんが花に水をやっている。いつも見かけるおじさんが柴犬に引っ張られて角の道を曲がっていく。向こうの家の前では奥さん2人がなにやら立ち話をしている。こうして今日も一日が終わっていく。私もめしを食って寝るだけだ。明日の仕事のために。古代から本質的に人間はあまり変わっていない。
2007.07.06
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この春まで女子高生だった娘さんが、地元の銀行の事務服を着て歩いてる。化粧をしてハイヒールだ。もうすっかり社会人だ。恋人もすでにいるそうだ。結婚も考えてるそうだ。これから貯金もしていくそうだ。笑顔が本当に幸せそうだ。ご両親もほっとしていることだろう。それに比べて今話題の羽賀ケンジはどうだろう。高校を卒業して夢を持って東京へ出て精一杯頑張っただろうにワイドショウでリンチのように扱われ挙句の果ては犯罪者だ。本人も悪いのだろうが、どこで、どうして、こうなるのだろうか。この違いはどこからくるのだろうか。堀江、村上しかりだ。しかし、普通の人の何倍もがんばったろうに、テレビで犯罪者の姿として見せられるのはなにか悲しい。笑っていいともで踊っていた姿を思い出すとなおさらだ。青年よ大志を抱けとなかなか言いずらい世の中になった。今は青年よ細く長く無名であれと言う気分にさせられる。
2007.07.05
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木々の香りのする、子供の頃よく吸ってたような、何かなつかしいような空気の朝の公園のベンチで青い空と白い雲を見上げていた。人は何のために生きるのかと思いながら地面に目をやると、せかせかとアリ達が働いている。よくみると小道のあちこちにいっぱいいる。アリはなんのために生きるのかなんて考えもしないだろう。それでも小さな命ではある。本能のままに、ただ女王アリにつくすために生まれてきた命だ。それでも生きる意味はある。そうだ、なんのためにもあるだろうが、人もただ生きてるだけでも意味があるんだ。とりあえずただ精一杯流れに沿って生きればいいんだ。どか、どか、どか、とその時ジョギングの太ったお兄さんが私の前を走りぬけて行った。ずいぶんのアリが踏みつぶされているだろうな。
2007.07.04
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朝の公園のベンチに座っているといろんな鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。カッコウ、うぐいす、雀、からす、まるで互いに声を掛け合って互いの存在を確かめあっているようだ。人間も同じことかも知れない。俺の存在を無視しないでくれ。俺を認めてくれといろんな鳴き声を出してアッピールしているのかもしれない。そして、人間界では、鳴き声が大きくて強いものが出世するのかも知れない。しかし、私も若い時から命がけで思い切り高い声で鳴いてきたつもりだけれど出世どころか今じゃ声帯をとられてしまった。やっぱり鳴き声ばかりじゃなくて頭脳も運もいるってことだな。
2007.07.03
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私の指定席である公園のベンチに今朝は中年の男が座っていた。私はいままでいったことのなかった滑り台や鉄棒のある近くのベンチに今朝は陣取った。青空と白い雲、木々の緑、一面の緑の芝生に白いタンポポ、朝の澄み切ったそよ風が私の体を吹き抜けていく中で一服しながらなにげなく私は近くにある鉄棒を見ていた。中学生の時は鉄棒が得意だったことを思い出した。子供用のそこにある鉄棒は横に3段階の高さになって立っていた。よし、久し振りにやってみるか、と私は一番高い鉄棒を握りしめた。えいっと逆上がりに挑戦したが不器用で運動神経の劣る女の子みたいにケツが重くて体が持ち上がらずすぐに足が地についてしまった。まさかと思いながら今度は低い鉄棒に移った。高さは腰ぐらいしかない。これならともう一度足を振り上げた。その時だった。肩から腕にかけてばきっというショックが走った。私はしっぽを踏まれた犬のようにキャンキャンとベンチにもどった。大事がなければいいがと肩をさすりながら私はひしひしと老いを感じた。
2007.07.02
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日曜日の朝の公園はおおぜいの人が一緒に音楽に合わせてラジオ体操をしていた。私も一緒にやればいいんだろうけど何か恥ずかしくてベンチで足を組んで一服しながらなにげなく見ていたら中にs君夫妻が楽しそうに二人並んで体操している。s君はもう10年もケーキ屋さんで下働きをしている。ほんの少し精神に支障がある。奥さんとは病院で知り合ったそうだ。彼女も少し支障がある。どの程度のものかはわからない。この世界は広くて深い。普通に生きてる人達の中にも変なのがいっぱいいる。s君夫妻は見た目も態度もいい。ただ薬をのみつずけなければならないのがつらいといっていた。奥さんの父親は大学教授だ。s君は婿養子だ。時間をみては詩を書いたりしている。詩の会にも入って友達もいる。家賃も払わなくていいしご飯も作ってもらえる。ケーキ職人になるという夢ももっている。如来心平等、健常者でありながら無職だったり、犯罪を起こしているものよりずっと幸せだ。私も立って見よう見まねですこしラジオ体操をして帰った。
2007.07.01
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