2019年10月06日
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カテゴリ: OPERA


Photo Album
Photo credit:Shevaibra, courtesy of the artist

《ザクセン州立歌劇場との共同制作公演》
東京二期会オペラ劇場
主催:公益財団法人東京二期会
蝶々夫人〈新制作〉
オペラ全3幕
日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
台本:ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ
原案:デイヴィッド・ベラスコ「マダム・バタフライ」


2019年10月6日(日) 14:00
東京文化会館 大ホール
(Day4 大村組)

指揮: アンドレア・バッティストーニ
演出: 宮本亞門

舞台美術: ボリス・クドルチカ
衣裳: 高田賢三
照明: マルク・ハインツ
映像: バルテック・マシス

演出助手:
澤田康子


舞台監督: 村田健輔
公演監督: 大島幾雄

蝶々夫人
大村博美

スズキ


ケート
田崎美香

ピンカートン
小原啓楼

シャープレス
久保和範

ゴロー
高田正人

ヤマドリ
大川 博

ボンゾ
三戸大久

神官
白岩 洵

ドローレ

青年(黙役)
牧田哲也

合唱: 二期会合唱団
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

※スマホで入力できない字体がございます。申し訳ございません。
***

さすが宮本亜門!
とうならされた。
すばらしい作品。
練りに練ったプロット
時代も色濃くのしかかってきて
三島由紀夫の世界とも繋がった。
まさに換骨奪胎。
蝶々夫人が宮本亜門版蝶々夫人とも呼びたいぐらい一つの作品として成立していた。
これはすばらしい!

ちょっと説明しすぎな場面も多いが
作品を超えてその頃の日本はどうだったのか?を見せつける。

次のパルジファルもきっとすごいんだろうな。

NHKで放送された蝶々夫人のその後のストーリーそれに触発されているとも思う。

全てが最後に繋がって瞠目のラストを迎える。

まるで映画を見ているようです。

いやはや
大興奮です。

来々週の田尾下晢のカルメンも相当ぶっ飛んでいるようなんで
すごい楽しみなんですけど。
宮本亜門さんは入れ子構造
軒の上に家という
複雑な宮本亜門ワールド
亜門さんの味があるんですよね。

字幕は意訳しまくりで
まさに超訳w
になっていた部分が多かった。
それも亜門ワールド

マザコン
三島由紀夫の世界とも繋がる。
完全にマザコン

視覚的にも
写実を排し
超美しい

お嫁入りの場面はまさにファッションショーのランウェイ!

花の二重唱はお得意のプロジェクション・マッピング

外国人にもオーThis is Japan!と受けそうな派手な衣装。
巫女
山伏
山口小夜子

ピンカートンは最初はゲスのセックスマニアックに描かれるが
最終幕では衝撃の展開に。

これって時代設定
1940年ごろなのか。
それとも
1950年頃なのか。

ハワイなのか?

賢三さんの特徴的なファッションが出てきて、おお〜です。

歌手では蝶々さんの大村博美さんが別次元の大パワー!
彼女はMETでも歌えるのではないかと思う。
まさに魂の熱唱!

ピンカートン リリックでパワフルな美声の小原さんもローエングリン に続き大熱演。

ゴローがすごい存在感!

バッティストーニの作り出す音楽がドラマチックで
迫力のパワー
表現力
断ち切られる弦のところとか
すごかった!

**

※ここから内容に触れますので横須賀公演を観る人はご注意ください。

バッティストーニがオケピに入ってくるが音楽は始まらない。
出た!亜門さんの入れ子構造。
魔笛も生活に疲れたママとピザ配達人 ゲームフリークの息子たちに悩むサラリーマンの話になってた。
横浜の亜門さんの 2012年11月の蝶々夫人 とは
また違う設定

今回は!

クラウス・グートとかステファン・ヘアハイムレヴェルの超絶読み替え!
亜門さんはこうでなくちゃ!

とりあえずここで訂正しておきますが
オペラの時代の設定は1894年(日清戦争)
その後の世界は1929年(世界大恐慌)とのこと。

病室で死にかけているピンカートン
病室にはすでにスズキがいるが
この病室シーンも時系列ではないのだ。
あとで気づいたが
3幕の始まりが最初の病室

なぜここを入れ替えたのか?

息子がやってくる
息子は父に手紙を渡される

英語

スズキが手紙をピンカートンに渡したのか
ピンカートンは死ぬ前に半生を綴った手紙をスズキに送って
スズキがそれを返して
息子にピンカートンが渡したのか?

息子は手紙? (父の日記?)を読んで自分の出自の真実を知ることになる。

このへん地獄の黙示録のカート大佐みたい。

タイムスリップしていく息子。

ピンカートンはオペラ界で最も非道な悪役として名を馳せている。普段はオブラートに包まれて描かれる。しかし
ブロードウェイで南太平洋(→訂正!『太平洋序曲』でした。名古屋のおやじ様、ご指摘ありがとうございます。貴兄の専門でしたね。)を演出した亜門がそれで容赦するわけがない。

亜門は1幕で非道なピンカートンをよりカリカチュアライズした。

そう戦後日本でパンパンをはべらせてたアメリカ人のように。

オッパイに飛びつくセックスマニアックのように。
ピンカートンは蝶々さんを文字通り買ったのだった。

遊女を買った。
蝶々さんは生娘でもカタギでもなく、プロの商売女。
嫁入の服装からして
神社の巫女か遊女しかない豪華さ。

NYNYに出てくる水兵さんのような男たちがたむろする寄港地
将校のピンカートンは気晴らしに女を買った。

日本家屋は出てこない。
素通しの鳥かごのような
遊女の囚われの獄のような簡素な立方体
(ここではまだ出てこない)

歌詞と合わなくなるのでイタリア語ネイティブカントリーではブーイングされそうだ。

周旋屋のゴローはまさに遊女を仲介するジゴロ。
使用人の男2人とスズキを紹介する。
使用人は金を受け取るがスズキは固辞する。
それは頑なに固辞するのです。
ピンカートンがスズキの手をとって金を乗せても
金を落として後ずさります。
ピンカートンは仕方なく金を拾います。
日本人でチップを受け取らない人間もいると
ピンカートンは初めて知ります。
スズキは心の大切さを説き始めます。
ピンカートンはそのような精神性とは真反対な生き方をしています。
ピンカートンにとってスズキは理解できない少々うざい存在だったのです。
少なくとも出会った時は。

領事が来て酒を飲む
スズキが盆に載せたバーボンを捧げている。
当然のようにがぶがぶ酒を飲む二人。

ピンカートンのアリア

America forever

まるでトランプ大統領の演説のように聴こえてくるアリアです。

しかしここでも注目の芝居が。領事が渡した紙を見てピンカートンは不快な表情を浮かべながら「いつか結婚する本当のアメリカの妻のために」と歌います。重要な伏線です。

ゴローは領事にも遊女を勧めます。
ピンカートンは女のカタログを広げてみせるゴローに怒ります。
領事の前ではいいカッコをしたかったのでしょうか?
ゴローを追い出します

いよいよ蝶々さんの登場です。

白い衣裳に豪華な髪飾り
普通の白無垢、綿帽子、角隠しではありません
おいらん道中のような
派手な髪飾りと髪型です
巫女っぽいな
と思いました。
左右に居並ぶグラデーションの着物を着た女性たち
遊女、芸者、蝶々の同僚です
あでやかでいっせいに並んで前に進んでくるシーンが圧巻です。

蝶々さんが歌います。

ピンカートンは蝶々にいきなりすがりつきます。
こんなピンカートンは今まで見たことありません。
回りがいさめます。

うちは金持ちの名家だったんです
(振り返って)そうよね!

ゴローがひひひと笑います

きっとなった蝶々さん

落ちぶれて芸者になりましたけど。

さらに笑うゴロー。
(原作では笑うのはシャープレス)
ゴローの辛らつな残酷さがぐいぐい表現されている。

父親のことを訪ねると芸者たちは傘を盾にするようにして顔を隠して陣形を組みます。

領事が年齢を尋ねると答えは15歳!
領事は周旋屋のゴローをひっぱたきます。
今だったら淫行になってしまいます。

ただし遊女の蝶々が本当に15歳であったわけがありません。
サバを読んだ可能性もあります。

蝶々はピンカートンに宝物を見せます。
キリスト教に改宗したと告げます。
ピンカートンは十字架の首飾りを蝶々の首にかけます。
蝶々さんは胸元に入れて隠していますが、常にこの首飾りをかけているのです。

ピンカートンは赤い花を蝶々の頭に挿します
(ここだったか?)

親戚連中も到着し
式が始まります。
単なる酒を飲みたかった近所の人なのかもしれません
酔っ払って倒れたりしてます。

役人(洋服に赤いたすきがけ)が祝詞を唱える
終始ゴローが式を仕切っている。

子作りには慎重にといさめるシャープレスが帰る
ピンカートンはさっさと連中を帰らせようと急ぎます
乾杯!

そこにボンゾが乱入!
強烈な山伏のかっこの坊主とその山伏軍団
暴れまわります。
軍団はピンカートンを棒で打ったり
蝶々は床に突き倒され
すごい乱暴狼藉を働きます。

人々はそそくさと帰っていきます
こういう親戚がいる人とは付き合いたくありません。
いわばほぼ坊主の姿をしたヤクザ?

Basta
ピンカートンは叫びますが
さんざん殴られます

激しい!

蝶々を慰めるピンカートン

ピンカートンは蝶々に迫りますが
蝶々は部屋に入っていきます
スズキがピンカートンを中に入れません

やがて出てくると羽織っていた打ちかけを脱いで
頭の飾りも取っています

Bimba dagli occhi pieni di malia

キス。

この後の愛の二重唱でどんどんピンカートンが一枚ずつ蝶々を脱がせて行きます
このへんも遊郭での戯れと似ています。

肌襦袢ではなく
デコルテを出した洋風のマーメイドラインのイブニングドレスのような姿になります。
エロティックです。

Vogliatemi bene

満点の星空が広がります
美しい!
プロジェクションマッピングが
活躍します。

Ah, vien, vien

部屋の中に入っていき
障子のような戸を閉める。
大喝采で(本来の)第1幕が終了。

***
病室に戻っている。
おとなになったドローレは手紙を読んで感情が高ぶっている。

だったかなあ…
***

本来の第二幕

スズキがお経を読んでいる。

蝶々は部屋の中にいて
下着姿
今では死語だが
シミーズ、シュミーズ姿。
お若い方は知らないでしょうねえw

蝶々の髪型がざんぎり頭に代わっている
モダンガール
モガか。(1920年代)
まるで山口小夜子。
1970年代に高田賢三のショーで活躍した。
この変貌に皆驚くだろう。
蝶々さんはすっかり洋風になっているのだ。

このあと有名なアリアがあるのだが
蝶々ははしごで家の屋上に登っていきそこで歌う。
ありえないこんな危険なことを…!
しまいには立ち上がって歌う
命綱をつけていないようなので
はらはらしてしまった。
奔放な蝶々さんを表現したかったのだとは思うが…
安全だけは担保して行って欲しい。

ROHのオテロでもデズデモーナが高い位置にある一枚板の上を突端まで歩くというのをやっていたが明らかに命綱をつけていたのではないだろうか?

すると背後にあの人の姿が!
(5階だったので見切れてましたが)

降りてきた蝶々はスズキを抱きしめる。

ゴローがシャープレスを連れてくる
シャープレスは壁をノックする。

下着姿で出てくる蝶々さんにびっくりしてスズキが奥へ連れて行く。

着替えてきた蝶々は肩がパフスリーブになっている
明らかに着物をリメイクしたワンピース
これも高田賢三の特徴的ファッション!
肩のデザインに懐かしく感じてしまう。

手紙が来たんです。ピンカートンから

シャープレスのために洋風の椅子を置く。

ゴローがすぐそばで聞いていて
駒鳥が巣を作るころ帰ってくるって
という蝶々の言葉を聴いてこれはおかしいとばかりに笑い出す。

嫌な人

私に男の人を紹介するのよ

ここで登場したヤマドリがまたすごい!
ぶっ飛んでいる発想
山鳥は軍人だったのだ
それも相当階級の高い
カーキ色の軍服を着て
血なまぐさい臭いが漂っている
お金持ちのヤマドリのぽわんとしたキャラとは正反対の
動物的でぐいぐい迫ってくる肉食獣
大川さんの迫力も半端ない

ヤマドリは蝶々を力づくで抱きしめようとする
蝶々はヤマドリに茶も出さず侮辱する
殴ろうとするヤマドリを押えるゴロー。

三島由紀夫の世界がぐらっと揺らぐように重なってくる。

三島由紀夫の感じた恐怖と亜門さんの感じた恐怖がこのシーンに重なってくる。

この軍人は旧帝国陸軍だと私は思ったので時代設定は1940年ごろかと思ったのだが、
この作品はあらゆる過去の時代をタイムマシーンのように連れてきちゃう雰囲気もある。

シャープレスは自分の椅子に蝶々を座らせる。
シャープレスは紳士なのだ。
スズキが寄り添っている。

もう忘れたでしょうですって
スズキ!
スズキがそんなことないです~と驚いた顔で反応するのが
なんともいい雰囲気
スズキは蝶々さんを愛しく思っている

蝶々さんに準備するよう

帰ってくるのね

はしゃぐ蝶々

もう先を聞いてない

シャープレスは仕方なく手紙を仕舞う。

もうあいつが帰ってこないとしたら
どうするんですか!?

怖い物言いにはっとなる蝶々さん

さあ

ひどいわ

Ah! m'ha scordata?

スズキが家の奥から男の子を連れてくる

男の子は走ってきて蝶々に抱きつく

ええっとドッペルゲンガーです

僕が僕の姿をまじまじと見ています。

僕の本当の母さん

これって僕なの?

この子が可愛すぎて…!
まじやばいです!!

蝶々さんが語る運命
背後で浮かび上がる情景
踊る芸者
やがて芸者は男たちに…
暗澹としてしまう
ここまで表現するとは!

シャープレスはすっかり悲しくなってしまう

私を許してください

子供のためになんとかしなくては

子供は無邪気に抱きついては走っていく

可愛すぎる!

ドローレはシャープレスに手を振る。

バイバイ…!

可愛すぎる!

シャープレスが帰る

ゴローがスズキともめている

父なし子はあちらの国でもつまはじきだってさあ

蝶々は怒りくるって短刀を振り上げゴローを追いかける
ゴローは逃げてから立ち止まってすごむ
蝶々は虚しく何度も短刀を振り下ろす
何度も何度も…!

ドオオン

号砲

望遠鏡で見る
坊やにも渡して見させる

もう涙涙

坊やが可愛すぎる

蝶々は自分の着ている着物リメイク生地と同じ生地で仕立てた子供用の礼服をドローレに着せる。
昭和の時代は子供の服は全部ママが洋裁で作ったものです。

ここの花の二重唱の演出もひねってある。
坊やと蝶々の鬼ごっこなのだ。

まるで失われた過去の甘い思い出
美しいママとの鬼ごっこ
ノスタルジー
甘い甘い記憶
さすがです亜門さん!
この味が亜門さんです。
完全にマザコン!

二重唱もすばらしく美しいです。

実際の花ではなくプロジェクションマッピングで次々と大輪の花が咲き乱れます。

ピンカートンの帰りを待つ三人

蝶々さんは背後に帯で作ったような大きなリボンをつけたマーメイドラインのデコルテを出したドレス
高田賢三です!

坊やは蝶々さんの頭に赤い花を飾ります。
ピンカートンが飾ったのと同じ花です。
デジャブのようです。

客席に向かって正対しています。

ここでまた涙を誘いまくるシーンが!!
ドッペルゲンガーが…
ここはないしょです。

幕が下りますが
すぐに音楽が始まります。

ハミングソング

ここでまた病室に戻るのです。

スズキが来てピンカートンに会う

もう長くないです

医者がケイトに告げる

ケイトは十字を切る

二人きりになったドローレ

ピンカートンの上体を起こす

ピンカートンはなにやら興奮して飛び降りる

ここだったかな

何を苦しんでいる?

***

いつのまにか家が奥にあって
蝶々さんがまっすぐまっすぐ歩いてくる
ここも夢のようです。

ピンカートンは帰ってこなかった

ドローレを起こして
奥へ連れて行く

シャープレスとピンカートン、ケイトがくる。

ここで衝撃!
涙…
もう打ちのめされてしまった
ここも割愛します

静かに
奥様を起こしてはいけない

あの女の人は

彼の奥さんだよ

ああ希望は消えてしまった

おまえに頼みがあるのだ

何ができるっていうんです

ケイトとスズキが消え

ピンカートンとシャープレス

俺は言っただろ
あの子は本気だったと

激しく後悔しているピンカートン

私はここで妄想
映画の「ひまわり」のように
戦争の後遺症で記憶喪失になり
別の人と結婚してしまったという戦争の悲劇
ピンカートンはそれだった
のか?
いやいやいや
もしくは
いや最初にね
アメリカの妻に!
というところでピンカートンは紙を見てるんです
この時点でピンカートンには親が決めた許婚がいて
うとましく思っていたんです
でも戦争で怪我をしたので世話になり
結婚せざるを得なくなった
それでしょ!
とにかく亜門演出ではピンカートンはケイトを1ミリも愛していない。
子供がいるので仕方なく来てみたけど
心が揺らいでしまいとても会わせる顔がない

みじめに地面に這うが
誰も助けてくれない
ケイトが近寄ろうとするが
ピンカートンは拒否する
近寄るな!
残酷なことをしようとしているケイトをピンカートンは憎んでいる
しかしそれ以外に自分の子を保護する方法はない。

激しく葛藤し苦しむピンカートンに1幕の傲慢なアメリカ人の姿は消えていた
自分が弱者になると初めて弱者の気持ちがわかるんです。

ここですごいことが…!
ここも割愛します

もうさすがの亜門さん!
どこまですごいんだ!

ピンカートンが逃げ去っていく

ピンカートンの帽子が落ちています。

蝶々が急いでやってきます

ケイトは帽子を拾っていったんはけますがすぐに

ケイトは自ら蝶々の前に姿を現します

蝶々は見つめながらスズキに問います

生きてるの?

ええ

でももういらっしゃらないのね?

沈黙

ケイトが何か言おうとすると蝶々さんはスズキにどなります

お前に聞いてるんだよ
いまいましい!

もう…いらっしゃいません

シャープレスが何かを言おうと近づくと

何も言わないで!

彼の奥さんなのね

許してあげてください

子供も連れて行くの?

彼に従いますわ

私を許してくださいますか

あなたは世界で一番幸せな方

子供を渡してくれますか?

30分後に彼が来てください

二人は辞去する

蝶々は気絶する

スズキは心配する

子供は

遊んでやって

蝶々はスズキを締め出す
にらみつける
スズキは仕方なく去る

自害しようとする蝶々

子供が遊んでいる

すると!!!

ここもすごいです
さすがの亜門さん!
この瞬間この蝶々夫人は亜門さんの蝶々夫人になりました
すごすぎるよお~~

蝶々は短刀を落とす

Tu? tu? tu?
piccolo Iddio! Amore, amore mio

蝶々は息子に目隠しをする
鬼ごっこだ

そして
○○が○○させまいと○○する
ここも割愛

バッテルフライ!

蝶々を呼ぶ声

照明が!

驚きの連続!

ここからが超絶驚きの展開です。

もう何べんどんでん返しあるんでしょうね

バッティストーニの音楽とあいまって
いろんな意味でものすごい幕切れの衝撃をもたらしました。

こういうラストを見たかった人が多かったと思います。
私もです!
亜門さん、ありがとうございます!!





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最終更新日  2019年10月14日 14時48分08秒
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