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藤原歌劇団・NISSAY OPERA 2024 公演オペラ『ピーア・デ・トロメイ』全4幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)作曲:ドニゼッティ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ2024年11月22日(金) 14:00開演 日生劇場指揮 飯森範親演出マルコ・ガンディー二美術:イタロ・グラッシ衣裳:マリオ・ディーチェ照明:西田俊郎11月22日(金)・24日(日)ピーア伊藤 晴ネッロ井出壮志朗ギーノ藤田卓也ロドリーゴ星 由佳子ランベルト龍 進一郎ウバルド琉子健太郎ピエーロ相沢 創ビーチェ黒川亜希子両日牢番濱田 翔管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団合唱:藤原歌劇団合唱部合唱指揮:安部克彦舞台監督:斉藤美穂副指揮:玉崎優人、榊 真由演出助手:堀岡佐知子総監督:折江忠道 13:15から会場内にて作品解説***藤原歌劇団 ピーア・デ・トロメイ 初日題名役 伊藤晴さんの絶唱が光ったドラマチック・コロラトゥーラのパワフルで胸を打つ熱唱。ネッロの井出さんがカヴァリエ・バリトンの美声で入魂の演唱、すばらしかった。ギーノ藤田さんはテノーレ・スピントで強靭な声ロドリーゴ星さんはリリック・メゾの美しい声だったウバルドは強い声のリリック・テノール看守の濱田さんが美しいリリックな声でよかった。ランバルドはバスバリでしっかりした重い声ピエーロはバリトンだった音楽的にはドニゼッティ自身のルチアやベッリーニのノルマなどに似ていてファヴォリータで使われたメロディも。ヴェルディがこの作品に影響を受けたことも感じ取れる。指揮の飯森さんはキビキビと間が開かぬよう演奏しスタッカートも用い 全編強い音で演奏しとてもよかったです。演出もさすがのセンスで低予算ながら非常に効果的で視覚的にも美しく芸術的でこの分断の世界をよく表現していた。シーンごとに全て美術が変化して唸らせた。最後のシーン 沼地の表現は瞠目でした。外国人のセンスにはやはり叶わないものがあると思った。歌唱的には第1幕ギーノ B B ありピーアの1幕のアリアはHi C ,続くカバレッタでHi Cis Hi Cis 超絶コロラトゥーラそしてHi Es Hi Es という最高難度のセット***???FACH不明???Pia, Nello's wife soprano Ghino degli Armieri, Nello's cousin tenor Nello della Pietra baritone Rodrigo de' Tolomei, Pia's brother contralto Piero, a hermit bass Ubaldo, Nello's servant tenor Bice soprano Lamberto, old servant of Pia's family bass Il custode della Torre di Siena, Jailor of the Siena Tower tenorServants, bridesmaids, hermits***FACHがレア過ぎてどこにも記載がないものの、ルチアと同じと考えれば、題名役ピーアはドラマチック・コロラトゥーラである。 参考Dramatic Coloratura Roles from the ROMANTIC periodABIGAILLE- Verdi, NabuccoAMALIA- Verdi, I masnadieriELISABETTA- Donizetti, Maria StuartaELVIRA- Verdi, Ernani. GIOVANNA- Verdi, Giovanna d'ArcoGIULIETTA- Bellini, I Capuleti e i Montecchi.GIULETTA DI KELBAR- Verdi, Un Giorno di RegnoHÉLÈNE - Verdi, JérusalemLADY MACBETH- Verdi, MacbethLEONORA- Verdi, Il trovatoreLIDA- Verdi, La battaglia di LegnanoLUCIA- Donizetti, Lucia di LammermoorLUISA MILLER- Verdi, Luisa MillerMARIA STUARDA- Donizetti, Maria StuardaMEDORA- Verdi, Il CorsaroNORMA- Bellini, Norma ODABELLA- Verdi, Attila VIOLETTA- Verdi,***premiered on 18 February 1837 at the Teatro Apollo in Venice※今回は、第一幕フィナーレをセニガッリア版とナポリ版のコンチェルタートに差し替えて上演***原設定:Place: SienaTime: 1260***※ちなみに2005年のフェニーチェ劇場版(題名役:パトリシア・チョーフィ)にはウバルド役で若きフランチェスコ・メーリ(当時25歳)が出演しており美声を聴かせている。***※中身を知りたくない方はご注意を。中世、ギベリンとグエルフィの争いの中の悲劇。今回の演出では時代設定は原設定どおりと思われる分断を思わせるように、ネッロの館と荒野に二分されたステージ。荒野には荒れた土と少しの雑草しかなくネッロの館は冷たい敷石が敷き詰められているが遠近法で遠くへ行くほど小さくなっており、大広間の奥行を広く見せる効果をあげている。荒野と館の間には大きな壁がある。ギベリン側であるネッロの部下、兵隊たちが話し合っている。甲冑は赤基本の色彩で作ってある(グエルフィは青基調)ネッロの部下、ウバルドは入手した密会の手紙を、ネッロのいとこのギーノに渡すギーノはいとこのネッロの妻のピーアに横恋慕していた。ウバルド:E tanto l'ami ancor?ギーノ:Più di me stessoピーアの召使はギーノへの女主人からの拒絶のメッセージを伝える藤田さんが悪役に豹変しています!***ピーアの侍女たち「ラ・ファヴォリータ」に出てくる合唱のメロディを歌う。一番奥に現れたピーア。苦悩の表情侍女たちは心配する。ランベルトが手紙を届けピーアは晴れやかな表情になる***幽閉されているロドリーゴロドリーゴは床に倒れる鉄柵が閉まる(下がってくる)***手前に登場したピーアの夫で城主のネッロすばらしい声だ!空気が変わり、このカヴァリエバリトンの甘やかかつ重厚な美声に一瞬で魅せられる。もううっとりしちゃいます!ギーノとネッロの二重唱ギーノのアリア部分高音がすごいですB B あり***囚われのロドリーゴ看守が彼を脱走させる手はずを組んだと話しかけてくる濱田さん、いい声です。見張りの兵士が交代するとロドリーゴは脱獄させられる***以降、第一幕フィナーレはセニガッリア版とナポリ版のコンチェルタート***ウバルドと手下の兵士はピーアのもとへ密会者が来るのを待っている***寝台寝巻のピーアピーアのアリアが高音連発ですごいですアリアHi C ,続くカバレッタでHi Cis Hi Cis 超絶コロラトゥーラそしてHi Es Hi Es という最高難度のセットロドリーゴが来るのを待っているがランベルトが来て、罠だと知らせるロドリーゴ到着ロドリーゴとピーアの二重唱ここが「ノルマ」のノルマとアダルジーザの二重唱に似ていますネッロが踏み込んでくるネッロはピーアをすぐに剣で殺そうとするが押さえられる。ここのネッロ、ピーア、ギーノの三重唱が圧巻ですごいです!第1幕了<休憩>第2幕第2幕以降、めっちゃすごくなります!音楽的にも美しくなります。第二部戦場の荒野壁が取り払われて視界が広がった感じ遠くに黒い雲が立ち込めた地平線荒涼とした戦場第1幕での大理石の石は可動式で位置が変わっているしもてがわで野営地に陣取っているロドリーゴグエルフィ側の兵隊たち片沼 慎さんが目立ってますランベルトがやってくるお前がここに!ランベルトはピーアの窮状を伝えに来たマレンマの沼地で死ぬまで幽閉されると怒りのロドリーゴ勇壮なカバレッタ***第3場マレンマの沼地ここを演出は大胆に変えて、マレンマの牢獄ではなく沼地そのものとした。人々が何かを引いてくるがそれはアルミホイルのように光が当たるときらきら輝くものだったそれを引くといっぱいに沼地が広がっているように見えるギーノの部下たちは罪人のようにピーアを浅い沼に突き落とす。ギーノがまだ性懲りもなくピーアに逢いにマレンマまでやってきたウバルドにピーアを呼ぶように命じるピーアはギーノに密会の相手は恋人ではなく弟だったと告げるギーノはショックを受けるギーノはまだ自分と逃げれば命が助かるとピーアを誘惑しようとするがピーアは死を選ぶと言い彼の申し出を拒絶するピーアは私の亡霊があなたを悩ませるだろうと脅す(ここも清教徒、そしてルチアに似ているシーンがあります)ピーアの祈りのアリアピーアは罪深いギーノの魂のために祈り、彼を赦すさようなら待ってくださいピーアはようやくギーノが改心したことを喜ぶギーノはネッロの誤解を解くために急ぎ、その後自分は自殺すると語るそんな!美しき二重唱***ギーノが去り、ピーアは牢獄に戻るウバルドがネッロからの手紙を読むネッロは戦況が思わしくないため自分もどうなるかわからない。ピーアが罪を逃れるのは許せないので、夜明けまでに変更がなければピーアを殺すようにと言いつけるウバルドは逡巡するが命令なので仕方ないと思い去る。***隠者たちの集う場所隠者たちのリーダー、ピエーロ隠者たちの合唱Divo Spirto, il cui sguardo penètraこのメロディもどこかで聴いたような…と感じさせます負け戦のネッロがやってくるピエーロは彼に厳しい言葉をかけるdi lui, che a torto non punisce.ネッロ:ご老人、私にひどいことを申されますなピエーロ:お前が生きながら葬った妻は無実だネッロ:Solo un istante dubitar vorrei dell'onta miaこのアリアがす~~~ばらしいです。ネッロの苦悩憎みながらも愛している妻への思いを歌い上げますすばらしい絶唱!そこにギーノが!ギーノは敵に刺され瀕死だが、死に際の最期にネッロに会えたとは神のお導きだと語りますギーノはピーアが密会したのは弟だと、そして自分の愛をピーアに断られたので陥れたことを語って絶命するネッロは恐怖にかられる夜明けにピーアは殺されてしまうネッロのアリアネッロは急いでピーアのもとへ向かう***沼地ウバルドは毒薬を入れた水をピーアのそばに置くピーアは高熱で錯乱しているピーアは目覚めて水を飲むウバルドはその方が長く苦しむよりよいと思っているピーアのアリアSposo, ah! tronca ogni dimoraピーアは夫への愛を歌う最後に会えれば死んでもいいと歌うネッロがかけつけるピーアは毒でもう目が見えなくなっているネッロ:この野郎、何をした?ウバルド:あなたの命令ですよウバルドは手紙をネッロに押し付ける何を?毒を…そこにロドリーゴたちの一隊が急襲するネッロはロドリーゴの前に胸を出し自分を殺すよう示す俺が殺った…何をピーアは毒を飲まされたロドリーゴは剣を振り上げるネッロ:殺ってくれ!ピーア:やめて!ネッロ様は勘違いしてただけなの。ピーアの絶唱ネッロとロドリーゴの慟哭ピーアは…(割愛)全幕了***詳細続く。
2024年11月22日
上本訓久さまからお知らせです。***野獣スリーテナー🦁2025年5月29日(木)開演19時00分府中の森ウィーンホール🔥古橋郷平(野獣テノール)笛田博昭(野獣テノール)上本訓久(野獣テノール)仲田淳也(気高き猫ピアノ)フライヤーが届きました🥳3頭の猛獣と気高き猫様によるお祭りコンサート。是非‼️、咆哮を聴きにいらしてくださいませ🦁🔥
2024年11月22日
撮影:2024年2月 文中敬称略Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists上野 de クラシック Vol.100 宮里直樹(テノール)2024年11月19日(火)11:00~12:00(10:30開場)東京文化会館 小ホールテノール:宮里直樹 *第10回東京音楽コンクール声楽部門第2位〈最高位〉及び聴衆賞ピアノ:水野彰子高田三郎:くちなし小林秀雄:落葉松リスト:『ペトラルカの3つのソネット』 第1曲 「平和を見出さず」 第2曲 「幸なるかな、あの日よ」 第3曲 「地上に見た天使のような姿」ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」ヴェルディ:オペラ『リゴレット』より 「女心の歌」〈アンコール〉マイク・ウィルシュ、マイク・ディーガン:オー・シャンゼリゼニコラス・ブロドスキー:ビー・マイ・ラブ東京音楽コンクール入賞者によるクラシックコンサート***宮里さんの午前中のコンサート平日朝から満席の大盛況!本当にすばらしかった!声が起きてない」なんておっしゃりながらどの曲も宮里印のすばらしいパフォーマンスさすが日本最高のテノールの一人表現力もパワーも音程も申し分ない水野さんのピアノ演奏もダイナミックですばらしい!空前絶後のオペラティック・リサイタルだった。***高田三郎:くちなし 歌詞の内容が、亡き父を思い出しての独白。哀しみがにじむような入魂の演唱。小林秀雄:落葉松 こんな落葉松聴いたことない!弱音からオペラティックな大声量にヴォリュームUP。すばらしい!TALK>>(メモをもとに概要を記述。)宮里直樹「満席の客席に感動している。きょうは早起きできるかが心配だった(笑)(東京で初披露?リスト『ペトラルカの3つのソネット』について)「長野の伊那市にある金鳳寺で先立って演奏したが、とてもきついプログラムだった。 僕の声はまだ起きてません(朝11時) 朝5時半に起きたのですが、…(声は)起きないもんですね。 (この曲を)池内響君がここでやったリサイタルのリストに入れていたので「なにくそ~」と思って(自分も入れたのだが)今後悔してる(笑)(※大親友、池内響氏は会場で鑑賞している) 朝の本番にやる曲じゃなかった…ソプラノ、テノール、そしてバリトンのために書かれた曲なので(書かれた順番から言って)僕が先に歌うべきかと…(笑)(朝なんで)余計なことしゃべっちゃう リスト:『ペトラルカの3つのソネット』 第1曲 「平和を見出さず」 第2曲 「幸なるかな、あの日よ」 第3曲 「地上に見た天使のような姿」Liszt:Tre sonetti di PetrarcaPace non trovo,e non ho da far guerra, ※高音のテッシトゥーラAsまで? H (=Hi Ces=Hi C♭ スコアとパヴァロッティで確認。二種類書かれている音程の高音の方。) (そしてオプショナルのHigh Desがスコアには書かれている。) As Benedetto sia 'l giorno,e 'l mese,e l'anno, ここではAからAへの驚異のオクターブ上げがあります。(スコアとパヴァロッティで確認) As Gis H ossia(「こちらで演奏してもよい」という意味) の H(長く伸ばす)(パヴァロッティはこの音を出している。) (そしてその後の ossia では High Desも書かれているがパヴァロッティはこの音を出していない。一般的には歌われない?)I' vidi in terra angelici costumi, Gis G As (Che non si vedea in ramo mover foglia) As (Tanta dolcezza ) (以上スコアとパヴァロッティで確認) 筆舌に尽くしがたくすばらしい!神々しい輝きに満ちた声のシャワー、至福の時間。TALK>>宮里直樹「mo が二個多かった、mo mo mo~ となった。( ramo mover foglia のことか?) 響はなんでこんな曲入れたんだ。次はいつでも自信を持って歌える二曲を(笑) TALK>>宮里直樹「(曲目解説の後で)以前「どうして ド→ラ で始まる曲ばかり4曲にしたの?とピアニストに言われたのをふわっと思い出した。」ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」“Una furtiva lagrima”, from L’elisir d’amore (Donizetti)Cielo, si puo morirDi piu non chiedonon がAカデンツァ部分でA(JDF他音源で確認。)si puo morird'amor パワー! ヴェルディ:オペラ『リゴレット』より 「女心の歌」La donna è mobileMuta d'accentoE di pensiero.E di pensieroでカデンツァここは最高音Hが出てきます。(楽譜ではBまでですがHに上げるのが慣例です) H すばらしい!見事しか言いようがない! 大喝采。〈アンコール〉TALK>>宮里直樹「秘かにマイ・ブームな曲です。」マイク・ウィルシュ、マイク・ディーガン:オー・シャンゼリゼニコラス・ブロドスキー:ビー・マイ・ラブ 高音に上げて歌う BからHi C(?)に上げた!すごいです!お疲れ様でした。※終演後のお二人Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistsRelated linksリスト:『ペトラルカの3つのソネット』2011年02月24日 Bravo Francesco Meli in recital Tokyo tonight2015年05月30日 地震直撃!ヨナス・カウフマン in サントリーホール
2024年11月19日
写真左から、盛田 麻央 鷲尾 麻衣 阿部加奈子 阿部 純 澤﨑 一了 ヴィタリ・ユシュマノフ(文中敬称略)※カーテンコール撮影OKPhoto AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of Tokyo Akademische Kapelle and the artists 東京アカデミッシェカペレ 第67回演奏会2024年11月16日(土) 開場18:15 開演19:00ミューザ川崎シンフォニーホール曲目:J.S.バッハ=A.ウェーベルン/6声のリチェルカーレO.メシアン/キリストの昇天W.A.モーツァルト/ミサ曲 ハ短調指揮:阿部 加奈子ソプラノⅠ:盛田 麻央ソプラノⅡ:鷲尾 麻衣テノール:澤﨑 一了バス:ヴィタリ・ユシュマノフ 指揮者阿部加奈子氏と阿部純団長によるプレトークあり。チケット 全席指定 2,000円問い合わせ先:東京アカデミッシェカペレ事務局Webサイト http://www2s.biglobe.ne.jp/~kapelle/後援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会***今日は珍しくダブル・ヘッダー夜は川崎のモーツァルト:ハ短調ミサ指揮の阿部加奈子すばらしい!才能溢れる天才特に前半のメシアンがすばらしかった。後半のモーツァルトでも合唱 ソリスト オケを完璧に牽引もうすごいカリスマだった!今年1月の藤原歌劇団のオペラ、グノー「ファウスト」でもその才能を感じさせたマエストラ。その『ファウスト』で今回のテノール澤﨑氏とはすでに共演を果たしている。すばらしいソリストなのにこの曲はテノールとバスが歌う分量少な過ぎる💦バスなんて最後の四重唱だけよ。ヴィタリさん😭その代わり歌いまくるのがソプラノ1盛田さんすごかった天使が降りてきて憑依しているみたいだったさすが👍ソプラノ2との二重唱とか三重唱四重唱とても難しい楽譜を書いてます。モーツァルトさん💦午後の全てを破壊しまくるヴェルディレクイエムからガラッと変わったモーツァルトの世界でした♪前半のBach =ウェーベルンは発想が斬新過ぎる曲で相当上手いアマオケなのだが厳しかった。メシアンは最初の金管だけパートはまるでブルックナーが進化したみたいだった木管だけパートあって弦楽パートがめちゃうまで混沌とした不協和音最高に美しい。こういう難しい曲ほど指揮者がいかにきっちり振るかが大事になる。阿部さんすばらしい シモーネ・ヤングばりだった。日本でいっぱい振って欲しい。後半のモーツァルト合唱がパイプオルガンの下とその左右に陣取り1階平土間だったので合唱がまるで天から降り注ぐように神々しく最高でした。パイプオルガンも演奏されていた。歌いまくるソプラノ1、憑依天使盛田さんはリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ妙技を聴かせたソプラノ2の鷲尾さんは落ち着いた声のリリック・ソプラノで、やはり難しいアジリタを美しく歌っていた。最後の方の三重唱と四重唱しか出番がない澤崎さんはリリック・テノール。これ以上ないほどの美声でやはり天上の声。すばらしかった。バスのヴィタリは四重唱の1曲だけですが、類稀なる美声を聴かせてくれました。***【指揮者阿部加奈子氏と阿部純団長によるプレトーク】最近はやりの指揮者によるプレトーク、メモに基づき概要を記述。《J.S.バッハ=A.ウェーベルン/6声のリチェルカーレ》について阿部加奈子:原作はBachの(フリードリヒ)大王様のテーマを仕上げて献呈したもの。ウェーベルンは新ウィーン学派の創始者の3人のうちの一人。独自のオーケストレーションでBachの作品をよみがえらせた。古典的オーケストレーションは、あるメロディを一つの楽器もしくは複数の楽器が最後まで奏でる。ウェーベルンは一つのメロディを切り刻んであちこちにばらまいた。おもしろい空間の妙。音は響きにまで限定して研ぎ澄ました。20世紀の語法の源となった。Bach=Webernの空間的オーケストレーション。《O.メシアン/キリストの昇天 Messiaen: L'Ascension》阿部加奈子:メシアンは鳥類学者で鳥の声を録音してカタログにした。教会のオルガニスト。即興オルガン奏者だった。インドのリズム法を体系化した学術書を出した。いろんな側面持った人。キリスト教を題材とした L'Ascension。キリストが人類の罪を背負って神の元へ行く4楽章仕立て。メシアンは極端に遅いテンポがある。驚くと思うが新しい時間の概念の中に引き込まれていく。4楽章の個人的印象だが、冥途への道すがら、極彩色の花畑、鳥の声を耳にし恍惚となって光の方へ行く。キリスト様が最後に光と一体化する。私にはそう思える。いろんな想像をめぐらして聴いてほしい。《W.A.モーツァルト/ミサ曲 ハ短調》阿部純:レクイエムとこのハ短調ミサは未完成である。阿部加奈子:モーツァルトは大好きだが、人を快活にさせようとするユーモアのある人物。しかし短調の時に曲の感じが変わる。エモーショナルな情動と強い感情、ダークなものが出てしまう、ふと知られざる一面が表れてしまう。ト短調の作品がある。どうぞ赦し給へと…その感じが…私は…いろいろあると思うが、神に近い天才の完璧な美しさと、隠れている人間的な面が…もしかしたら皆さんの心に届くかも。阿部純:合唱団はフーガが大変だった。(日本語のように平坦ではなく)ヨーロッパ(言語)は強弱アクセントがうまく表現できるかが、アマチュアの合唱団には難しいところ。***J. S. Bach/A. Webern: Ricercar a 6Messiaen: L'Ascension<休憩>Mozart: Messe in c-moll 第1曲 キリエ(Kyrie) ソプラノIの独唱と4部合唱。 第2曲 グローリア(Gloria) 第1部 天のいと高きところには、神に栄光(Gloria in excelsis Deo) 4部合唱。 第2部 我らは主をほめ(Laudamus te) ソプラノIIの独唱。 第3部 主の大いなる栄光のゆえに(Gratias agimus tibi) 5部合唱 第4部 神なる主(Domine Deus) ソプラノI&IIの二重唱。 第5部 世の罪を除きたもう主よ(Qui tollis) 二重合唱。 第6部 主のみ聖なり(Quoniam tu solus) ソプラノI&II、テノールの三重唱。 第7部 イエス・キリストよ(Jesu Christe) 4部合唱。 第8部 聖霊とともに(Cum Sancto Spiritu) 4部合唱。 第3曲 クレド(Credo) 第1部 我は信ず、唯一の神(Credo in unum Deum) 5部合唱。 第2部 聖霊によりて(Et incarnatus est) ソプラノIの独唱。 第4曲 サンクトゥス(Sanctus) 二重合唱。 第5曲 ベネディクトゥス(Benedictus) 四重唱と二重合唱終演後、指揮の阿部加奈子さんは歓呼の大喝采に応え、一転し、涙ぐみながら語った。世界で行われている理不尽な死に対し、これらの音楽によるメッセージを届けたいというような内容だった(ここはメモしてないので記憶を再生) 最初から最後までマエストラ阿部 加奈子氏のカリスマティックな魅力がてんこ盛りのコンサートでした。Encore:アヴェ・ヴェルム・コルプスMozart: Ave verum corpus K.618全員Ave, verum corpus natumde/ex Maria Virginevere passum, immolatumin cruce pro homineコンサート翌日の日曜日、バレエ界そしてオペラ関係者のあまりにも衝撃的な訃報が次々ともたらされた。合掌 R.I.P. 安らかに眠り給へ
2024年11月16日
終演後の平野和さん(バス)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists神奈川フィルハーモニー管弦楽団みなとみらいシリーズ定期演奏会第400回ヴェルディ/レクイエム【完売】2024年11月16日(土曜日)開演時間14:00横浜みなとみらいホール指揮 沼尻竜典(音楽監督)(AMATI)田崎尚美(ソプラノ)中島郁子(メゾソプラノ)宮里直樹(テノール)平野和(バス)(ジャパン・アーツ)***神奈川ハーモニック・クワイア(合唱)※クワイアマスター:岸本大ソプラノ 網永悠里 石野真帆 岩谷香菜子 大網かおり 木田悠子栗林瑛利子 佐々木麻子 髙品綾野 田﨑美香 田中沙友里中江早希 原彩子 久野綾子 別府美沙子 山口遥輝アルト 相羽薫 安藤千尋 遠藤美紗子 片岡美里 櫻井日菜子櫻井陽香 杉山由紀 鈴木望 竹嶋杏奈 中川香里本多都 持田温子 山下未紗 横瀬まりの 和田美樹子テノール 新井拓人 荒木俊雅 岩鶴優太 奥山晋也 岸野裕貴 木野千晶 鈴木俊介 鹿野浩史 下村将太 鷹野景輔 高橋大 高柳圭 松岡大海 水野優 山中志月バス 岩田健志 小野寺光 狩野賢一 岸本大 齊藤一頼 佐藤克彦 田中雅史 田中夕也 寺田穣二 寺西一真 外崎広弥 倍田大生 松井永太郎 的場正剛 三神祐太郎稽古ピアノ 白河俊平 水野彰子***13時35分より音楽監督沼尻竜典によるプレトーク開催。1970年10月に初回を数えた定期演奏会は、第400回の節目。ゲスト・コンサートマスター:東亮汰全席完売。助成公益財団法人アフィニス文化財団 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))| 独立行政法人日本芸術文化振興会***沼尻さんのヴェルディ レクイエム に行ってきたオール日本人でこの完成度すごい最も素晴らしかったのは合唱聴衆はよくわかっていて彼らの退場時に盛大な拍手で送った。合唱のピアニッシモ や低音がほんとすごかった。合唱団は全員プロのオペラ歌手で一体となって演奏した。桜木町駅で合唱にいたバリトン松井永太郎さんと遭遇してビックリ!(小心者なのでお声がけできず)ソリストは色々個性あって楽しいやっぱりリベラ・メはこの人で聴いたら最高という田崎尚美様ドラマチック・ソプラノの迫力でやっぱり聴いてみたいですよね。一人だけ規格外の外国人ソリストレヴェルですごかった。ピアニッシモもがんばっていた。そしてテノール宮里さんもしかしたら出だし本調子じゃなかったのかもしれないが圧巻の声の立ち上がりでさすが見事だった。インジェミスコの最高音もバッチリ👌メゾの中島さんはノーブルな美声で魅了するバスバリトンの平野さんは明る目の美声でとても歌心がある。ルックス・エテルナの三重唱すごかった。いいものを聴いた!沼尻さんのプレトークがすごく面白かったです。まるで漫談で30秒に1回笑える。後述します。***本日の#神奈川フィル #ヴェルディレクイエム 公演中学時代の同級生で大親友の#戸田和幸 君が観に来てくれた演奏を聴いて貰えるのは、恐らく5年ぶりか18歳でプロ選手になり、W杯に出場し、🏴プレミアリーグでプレーした誇れる親友がいたからこそ、自分も海外に渡り今まで頑張ってこれた感謝🙏 pic.twitter.com/Z4EZLKYutW— Yasushi Hirano/平野 和 (@YasushiHirano) November 16, 2024 なんと驚いたことにテレビでよく拝見するサッカー解説者・監督の戸田和幸さんが平野さんの応援にいらしてました!なんでサッカーの人ここに?と頭がバグりました(笑。)(元)サッカー選手はほんと背が高くてめっちゃ細くてかっこいいんです!大親友とのこと。プレミアのスパーズに在籍していたのですね。***プレトーク(※メモをもとに概要を記述)沼尻竜典:以前県立音楽堂でペトルーシュカを指揮した。もう400回!記念碑的作品をやろと事務所とディスカッション重ねてきた。「フロイデ」での(音楽評論家)加藤浩子さんとの対談で述べているが、やはり音楽的にすばらしいのがやりたいと。最後まで(候補として)残ったのはマーラーの「復活」。でも、それだと(復活する前の)今は破滅してるみたいだから(と笑いを取る)レクイエムーいろんなところで理不尽な死がある。音楽家の力は小さいが、なにがしかの問いかけを。今日は、神奈川ハーモニック・クワイアが(出演している。)この合唱団はソリストばかりですばらしい。マーラーの「復活」は10分しか歌うところがないのに、今回のレクイエムはずっと歌ってる。ギャラおんなじで(と笑いを取る。)ヨーロッパ音楽をやるにはキリスト教は押さえておかなくてはならない。<以下内容の説明あって>宗教曲だが限りなくオペラティック。私が前回レクイエムを振ってから今回までに「リゴレット」「アイーダ」をやっている。私のヴェルディ感も変わってきた。ヴェルディはこの曲を、演奏会のピース(piece、曲)として演奏されることを念頭に置いていた。ディーエス・イレは長いので、高校の時、レコードで聴いていて、レコードをひっくり返さなくてはいけなかった。その動作が身に沁みついているので今日も気をつけないと。…あんまり聖なる話ができず申し訳ない。「リゴレット」の殺し屋スパラフチーレのシーンと似ているシーンもあって、オペラ知ってる人はそういう楽しみ方もある。<以下歌手について言及あって>ヴェルディが使ってたチンバッソ(Cimbasso)音が前向きになる。より音像がはっきりする。80、85分ぐらいの大曲。など。***Requiem et Kyrie (quartetto solista, coro)Dies Irae Dies irae (coro) Tuba Mirum (basso e coro) トランペットが2基ずつパイプオルガンの下しもてとかみてに配置。 Mors stupebit (basso e coro) Liber Scriptus, (mezzosoprano, coro) Quid sum miser (soprano, mezzosoprano, tenore) Rex tremendae (solisti, coro) Recordare (soprano, mezzosoprano Ingemisco (tenore) テノール独唱 インジェミスコ Confutatis (basso, coro) Lacrymosa (solisti, coro)Offertorium (solisti) Domine Jesu Christe (soloists) Hostias (soloists)Sanctus (a doppio coro)Agnus Dei (soprano, mezzosoprano, coro)Lux Aeterna (mezzosoprano, tenore, basso)Libera Me (soprano, coro) Libera me Dies iræ Requiem æternam Libera me***大喝采!お疲れ様でした。***Related links2006年4月6日 ヴェルディ『レクイエム』ムーティ フリットリ グバノワ サッバティーニ ダルカンジェロ2009年9月10日 スカラ座 ヴェルディ:レクイエム バレンボイム フリットリ グバノワ ボータ パーぺ2011年8月14日 ムーティ指揮ウィーンフィルVerdiレクイエム ストヤノヴァ ボロディナ ピルグ アブドラザコフ2013年4月20日 N響 ヴェルレク ビシュコフ ポプラフスカヤ ラチヴェリシュヴィリ ピタス ヴォロビエフ2022年9月11日 N響 ヴェルレク ファビオ・ルイージ ヒブラ・ゲルズマーワ オレシア・ペトロヴァ ルネ・バルベラ ヨン・グァンチョル
2024年11月16日
Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists小野弘晴(テノール)UPCOMING20252025年01月13日[月・祝]開場:14:15 開演:15:00ACO(愛知室内オーケストラ)ニューイヤーコンサート 2025愛知県芸術劇場コンサートホール指揮:原田慶太楼ソプラノ:熊木夕茉 メゾ・ソプラノ:小野綾香テノール:小野弘晴 バリトン:又吉秀樹合唱:ACO特別合唱団・ふれあいFanFun合唱団J. シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214J. シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」より 序曲 侯爵様、あなたのようなお方は(熊木夕茉)プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ(小野弘晴)ビゼ―:歌劇「カルメン」より 前奏曲とアラゴネーズ 間奏曲 セギディーリャ(小野綾香) アルカラの竜騎兵 諸君の乾杯を喜んで受けよう[闘牛士の歌](又吉秀樹) 闘牛士J. シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ Op. 314ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV 56より ハレルヤコーラスシベリウス:交響詩「フィンランディア」Op.26ベートーヴェン:交響曲第9番 Op.125より 第4楽章「歓喜の歌」主催:一般社団法人愛知室内オーケストラ特別協賛:医療法人葵鐘会協力:認定NPO法人MusikEngel
2024年11月15日
Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists後藤春馬(バス・バリトン)UPCOMING20242024.12.13(金) 12:10開演 11:30開場MUZAランチタイムコンサート12月男たちが歌う愛のうた canto cube会場ミューザ川崎シンフォニーホール出演 canto cubeテノール:隠岐速人バリトン:高橋洋介バス・バリトン:後藤春馬ピアノ:長井進之介曲⽬ビゼー:歌劇『カルメン』より 闘牛士の歌マンシーニ:映画『ティファニーで朝食を』より ムーン・リバーサルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッバイ他チケット料金 全席指定 ¥50020252025年1月13日(月・祝) 14:00開演 (13:30開場)会場:サントリーホールみずほフィナンシャルグループ 「第36回 成人の日コンサート 2025」料金:S:6,500円 A:5,500円 B:4,500円 学生:2,000円 *全席指定 【第1部】2023年日本音楽コンクール覇者 水野琴音 (ヴァイオリン) サン=サーンス 『序奏とロンド・カプリチオーソ』(ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品)【第2部】 カルチエ・ラタンの青春 パリの恋人たちプッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』 への招待
2024年11月15日
Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists水島正樹(バス・バリトン)UPCOMING20252025年3月27日 [木] 15:00開演(14:00開場)2025年3月30日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京春祭 ワーグナー・シリーズ:舞台神聖祝典劇《パルジファル》(演奏会形式)(全3幕/ドイツ語上演・日本語字幕付)東京文化会館 大ホール指揮:マレク・ヤノフスキアムフォルタス(バリトン):クリスティアン・ゲルハーヘルティトゥレル(バス・バリトン):水島正樹グルネマンツ(バス):タレク・ナズミパルジファル(テノール):スチュアート・スケルトンクリングゾル(バリトン):シム・インスンクンドリ(メゾ・ソプラノ):ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー第1の聖杯騎士(テノール):大槻孝志第2の聖杯騎士(バリトン):杉浦隆大第1の小姓(メゾ・ソプラノ):秋本悠希第2の小姓(メゾ・ソプラノ):金子美香第3の小姓(テノール):土崎 譲第4の小姓(テノール):谷口耕平クリングゾルの魔法の乙女たち 第1の娘(ソプラノ):相原里美 第2の娘(ソプラノ):今野沙知恵 第3の娘(メゾ・ソプラノ):杉山由紀 第4の娘(ソプラノ):佐々木麻子 第5の娘(ソプラノ):松田万美江 第6の娘(メゾ・ソプラノ):鳥谷尚子アルトの声(メゾ・ソプラノ):金子美香管弦楽:NHK交響楽団合唱:東京オペラシンガーズ合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩音楽コーチ:トーマス・ラウスマン上演時間:約5時間(休憩含む)料金(税込)S A B C D E U-25¥27,000 ¥22,500 ¥18,500 ¥15,000 ¥12,000 ¥9,000 ¥3,000来場チケット先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00※U-25チケットは2025年2月14日 [金] 12:00より発売
2024年11月15日
飯塚学UPCOMING20252025/3/9(日)13:00 開演 (12:30 開場2025/3/9(日)16:00 開演 (15:30 開場会場:牛込箪笥区民ホール 第30回 新宿オペラ「蝶々夫人アリア集/ジャンニ・スキッキ1幕」指揮]高野秀峰上本訓久 / 藤井冴 / 長谷川暖 / 飯塚学 / 小澤美咲紀 / 堀越俊成 / 窪瑶子 / 川合佐知 / 田中拓風 / 片沼慎 / 三神祐太郎 / 小野口基 / 玉田弓絵 / 竹澤直 / 五島泰次郎 / 川村貢一郎 / 小山治彦 / 上野均 [演出]園江治問い合わせ先: NPO法人新宿オペラ事務局:03-3952-7894全席自由 6,000円
2024年11月15日
井出 壮志朗(バリトン)UPCOMING20242024年11月22日(金) 14:00開演 (13:00 開場)2024年11月23日(土) 14:00開演 (13:00 開場)2024年11月24日(日) 14:00開演 (13:00 開場)13:15から会場内にて作品解説あり上演時間:約2時間藤原歌劇団・NISSAY OPERA 2024 公演オペラ『ピーア・デ・トロメイ』全4幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)日生劇場作曲:ドニゼッティ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ総監督:折江忠道指揮飯森範親演出マルコ・ガンディー二合 唱:藤原歌劇団合唱部管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団11月22日(金)・24日(日)ピーア伊藤 晴ネッロ井出壮志朗ギーノ藤田卓也ロドリーゴ星 由佳子ランベルト龍 進一郎ウバルド琉子健太郎ピエーロ相沢 創ビーチェ黒川亜希子11月23日(土)ピーア迫田美帆ネッロ森口賢二ギーノ海道弘昭ロドリーゴ北薗彩佳ランベルト大澤恒夫ウバルド西山広大ピエーロ別府真也ビーチェ三代川奈樹両日牢番濱田 翔合唱指揮:安部克彦美術:イタロ・グラッシ衣裳:マリオ・ディーチェ照明:西田俊郎舞台監督:斉藤美穂副指揮:玉崎優人、榊 真由演出助手:堀岡佐知子20252025年3月14日(金)、3月16日(日) ロームシアター京都 メインホール2025年3月20日(木・祝)、3月22日(土) 東京文化会館 大ホールヴィオレッタ・ヴァレリー:ニーナ・ミナシアンアルフレード・ジェルモン:カン・ワンジョルジョ・ジェルモン:クイン・ケルシーフローラ:メーガン・マリノアンニーナ:牧野真由美ガストン:マーティン・バカリドゥフォール男爵:井出壮志朗ドビニー侯爵:町英和医師グランヴィル:河野鉄平ほか創設者/永久音楽監督:小澤征爾指揮:ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾首席指揮者)演出:デイヴィッド・ニース装置・衣裳:ロバート・パージオーラ管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演)共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション協賛:ローム株式会社企画・制作:ヴェローザ・ジャパン2025年7月5日(土)16時開演・6日(日)14時開演アーリドラーテ歌劇団 第11回公演《エルナーニ》~ Teatro Verdi di Tokyo ~ヴェルディ《エルナーニ》(全4幕・イタリア語上演・日本語字幕付)会場:新国立劇場 中劇場指揮:山島達夫 演出:木澤譲 振付:石井竜一 7/5 7/6エルナーニ: 片寄純也/石井基幾ドン・カルロ: 与那城敬/井出壮志朗シルヴァ: 大塚博章/加藤宏隆エルヴィーラ: 石上朋美/中村真紀ジョヴァンナ: 林 眞暎/米谷朋子ドン・リッカルド:工藤翔陽/河野大樹ヤーゴ: 杉尾真吾/松中哲平テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス&オーケストラ井上バレエ団後援:NPO日本ヴェルディ協会SS席15,000円、S席12,000円、A席9,000円、B席7,000円、C席5,000円(税込・全席指定)2024年10月10日(木)11:00〜 ぴあ先行先着プリセール開始(SS席/S席/A席)2025年1月27日(月)10:00〜 一般販売開始(チケットぴあ/イープラス)https://ali-dorate.net/
2024年11月15日
Photo:©Shevaibraオペラ通の「名古屋のおやじ」様(←写真)から注目作「影のない女」演出家コンヴィチュニーのマスタークラス、POPな演出で話題の「連隊の娘」ご鑑賞の感想をいただきましたのでご許可を得まして以下に転載させていただきます。***「影のない女」ABキャスト鑑賞2024年10月26日、27日東京文化会館大ホール***Sheva さま土曜日のバラクの「台本通りにやろうよ」というセリフは自虐ネタかと思ったら、日曜日の公演ではなし。やはり、大沼さんのアドリブだったのですね。「影のない女」については、時間があったら書きたいのですが、名古屋に戻ったら、急ぎの仕事が複数待っておりました・・・今回、影の女を二回見たのは、2日目のバラクにキャスティングされていた清水勇磨さんの歌も聴きたかったから。残念ながら降板。その本当の理由は、もしかしたらプロダクションを受け入れられなかったこともあるのかななどと邪推しております。***Tokyo Opera Days 2024ペーター・コンヴィチュニー演出マスタークラス2024年10月26日(土)19:00開演(18:30開場)東京文化会館 小ホールペーター・コンヴィチュニーソプラノ:中江万柚子、今井実希メゾソプラノ:一條翠葉テノール:河野大樹バリトン:室岡大輝、野村光洋ピアノ:古野七央佳オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』よりコンヴィチュニー演出マスタークラス、無事終演いたしました!何が飛び出すか分からない中、その場で役としての感情を紡ぎ出していく大変刺激的で楽しい2時間でした♪今回得たインスピレーションを山形公演にも活かして頑張ります!ご来場頂きありがとうございました🥰 pic.twitter.com/oBezsy6Sy9— 中江 万柚子|Mayuko NAKAE (@Mayuko_NAKAE) October 27, 2024 ***マスタークラスも見ましたが、フィオルデリージを歌ったソプラノ(中江万柚子さん)が大輪の花のよう。彼女、この前の深作さんのレクチャーにも登場した人のようですね。ちょっと声の細かなヴィブラートが気になりましたが、大成してほしい。マスタークラスの翻訳担当の人は、今回の演出助手みたいですね。ドイツ語は堪能なのですが、日本語やその他の知識に偏りがあるようで、説明が遅滞・・・デ・サー という哲学者云々なんてくだりもあって、誰でしょう?どなたかご存じないですかと聴衆へ通訳が問いかける場面も。誰かがフロアからデカルトと言ったら、演出家が違う!愛の問題について大きな影響力があった人と演出家が言って、そのあと小道具の目隠しを鞭のように使う演技を演出家がつけたので、モーツァルトとの時代の問題もあり、マルキ・ド・サドのことかもしれないと思ったのですが自信がなかったので黙っていました。***『連隊の娘』Bキャスト鑑賞2024年11月10日 (日)日生劇場 指揮:原田慶太楼演出:粟國 淳マリー 熊木夕茉トニオ 小堀勇介***昨日はお目にかかれてよかったです。Shevaさまも、あのアンコールには疑問を持たれたようですね私も、あれは「ない」と思いました。明らかにあの後、小堀さんの発声のバランスが崩れた。そのせいか、2幕の聞かせどころのアリアは、聴いていて少々ハラハラしました。昨日、話していたフレーニのマリー。トニオはパヴァロッティです。Mirella Freni & Luciano Pavarotti. Maria & Tonio. La Figlia del Reggimento***『連隊の娘』はイタリア語版もあって、楽曲も少し違います。以下は、イタリア語版にあるトニオのアリアですが、フランス語版にはないですよね。ここでトニオを歌っているのはマテウツィですが、彼とセッラ、そしてダーラの3人が出演したボローニャの公演がCDになっていて、このオペラのイタリア語版の私のお気に入りです。Donizetti: La Figlia del Reggimento - Eccomi finalmente - William Matteuzzi20数年前、メトのショップで開かれたフローレスのサイン会で、彼に聞きました。「連隊の娘のトニオは、あなたにぴったりだと思うけど、歌う予定はありますか?」「イタリアでは、既に歌っていて、そのうちメトでも歌えるといいのだけれども」フローレスの隣に座っていた男性が「じゃあ、『娘』を探さないと!」私「ナタリー・デセイはどうでしょう。完璧なマリーになると思いますが」それを聞いて、フローレスの隣の男性(彼の関係者?)「おお。それはいいアイディアだ!」この時点で、デセイはマリーを歌っていなかったと思います。このやり取りから数年たち、フローレスとデセイの共演で、NY、ロンドン、ウィーンの歌劇場の共同制作により、『連隊の娘』が上演されることが発表されて、とても驚きました。サイン会の時点で、このプロジェクトの計画がすでにあったのかもしれませんね。名古屋のおやじ転載終わり***「名古屋のおやじ」様、お忙しい中、貴重な情報をお送りいただきありがとうございます。言及されていた演出助手の森川太郎(Taro Morikawa)さんは「「ウィーン育ちの気鋭の演出家で歌手(バス)としても、また大道芸の分野でも一流という多才な方」だそうです。Taro Morikawa, born and raised in Vienna, studied Opera Singing and Directing at the University of Music and Performing Arts Vienna (MDW). He assisted renowned directors such as Peter Konwitschny, Stefan Herheim, Christoph Loy, Tatjana Gürbaca, Claus Guth, and Philipp Stölzl at prestigious venues like the Vienna State Opera, Theater an der Wien, Nikikai Opera Foundation Tokyo, and the Bregenzer Festspiele.今後日本でも活躍されていく方のようです。楽しみですね!今回の「影のない女」の裏側についてこんなヴィデオを制作されています。My big adventure in Tokyo with Peter Konwitschny - Die Frau ohne Schatten by Richard Strauss
2024年11月14日
第93回日本音楽コンクール 本選会 声楽部門2024年10月24日 東京オペラシティ コンサートホール配信アーカイブは2024年11月18日夜まで聴取可能声楽部門本選 審査結果(敬称略)第1位 竹田 舞音第2位 櫻井 愛子第3位 田中 雅史第4位 寺島 弘城第5位 新堂 由暁岩谷賞(聴衆賞) 櫻井 愛子テレビ放送予定・NHK Eテレ ドキュメンタリー2024年12月中旬・NHK BS「クラシック俱楽部」2024年12月
2024年11月12日
NISSAY OPERA オペラ『連隊の娘』作 曲:ガエターノ・ドニゼッティ台 本:ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュジャン=フランソワ=アルフレッド・バイヤール2024年11月10日 (日)14:00開演日生劇場 上演時間:約2時間35分(休憩を含む)上演時間:135分(約2時間15分)(休憩含まず)第1幕80分 休憩20分 第2幕55分指 揮:原田慶太楼(ジャパン・アーツ)演 出:粟國 淳(日生劇場芸術参与)読売日本交響楽団合唱:C.ヴィレッジシンガーズ11月10日(日)マリー 熊木夕茉(ジャパン・アーツ)トニオ 小堀勇介(AMATI)ベルケンフィールド侯爵夫人 鳥木弥生シュルピス 町 英和オルテンシウス 森 翔梧両日伍長 市川宥一郎農民 工藤翔陽クラッケントルプ公爵夫人:金子あい(俳優)公証人:阿瀬見貴光 従者:大木太郎カヴァー:川越未晴(マリー)、澤原行正(トニオ)美術:イタロ・グラッシ照明:稲葉直人(A.S.G)衣裳:武田久美子ヘアメイク:橘 房図振付:伊藤範子音響:山中洋一(サウンドわいわい)字幕:本谷麻子特殊衣裳・小物イラスト:山田博之対訳・台本作成協力:石川裕美演出助手:生田みゆき、橋本英志振付助手:宮城 文舞台監督:山田ゆか(ザ・スタッフ)合唱指揮:三澤洋史副指揮:根本卓也、湯川紘惠、平石章人コレペティトゥア:平塚洋子、三澤志保原語指導:大庭 パスカル、根本卓也宣伝美術:秋澤一彰宣伝イラスト:サイトウユウスケ***日生劇場 連隊の娘「トイ・ストーリー」だった。おもちゃの世界のお話粟國さんのメルヘン路線の方の演出です貴族の世界は「着せ替え人形」というのがツボファンタジーワールドを再現するため美術は手が込んでいるヨーロッパの歌劇場で上演されてても不思議ではないレヴェルに完成度高い美しい世界またフランス語のセリフをカットせずに歌手に喋らせているのが大層チャレンジングだった。猛稽古したというだけあって、フランス語皆さん大変上手かった。メイクがちょっと変だったのは人形を表現するためなのでしょうかヘアに関しては小堀さんがヒグタツのヘアスタイルになっていて不思議だった(笑歌手はやっぱり光り輝く小堀さんの美声が主役の声だった。リリカルで声が美しい響きでまろやかに飛んでくるリリコレッジェーロ テノール至福の時間だった彼が歌い出すと舞台が締まる今年のチェネレントラに個人的事情で行くことができなかったのでトニオの全幕Tokyo debutは見られてとても幸せであった。本公演がオペラデビューという熊木さん大健闘だった。彼女は素喋りはアニメ声で喋るスーブレット レッジェーロ でしょうか超高音は大得意でHi Esまで操ってたと思う。いきなりタイトルロールってすごいですよねシュルピスはドラマチックバリトンの町さんシュルピスはバスバリトンの役重い声がピッタリ声もすばらしいのだがフランス語も見事だったベルケンフィールド侯爵夫人は芝居も抜群な鳥木さん。アルトの雰囲気を出して歌っていた。クラッケントルプ公爵夫人がとんでもなく大声ですごかった。この方はオペラ歌手ではなく俳優のようです。オルタンシウスの森さん、コメディに徹していて面白かった伍長の市川さん、いい声だった。「マッド・マックス」の出演者にしか見えないぐらいはまってた農民の工藤さん、重めのリリックテノールで印象的な強い声だった。***Gaetano Donizetti:La Fille du régimentFACHMarie:Soprano Fach:Lyric Coloratura SopranoTonio:Tenor Fach:Lyric Tenor tenor leggieroSergeant Sulpice: Bass Fach:Spielbass (aka bass buffo, comic bass)La marquise de Berkenfield (mezzo-soprano/contralto Fach : lyric mezzoHortensius, intendant de la Marquise (basse)La duchesse de Crakentorp (mezzo-soprano)Un caporal (basse)Un paysan (ténor)Un notaireSoldats français, paysans tyroliens, seigneurs et dames bavarois, valets de la Marquise***上演時間:135分(約2時間15分)(休憩含まず)第1幕80分 休憩20分 第2幕55分通常の上演:107分序曲:約7分、第1幕:約1時間、第2幕約:40分スカラ、レンツェッティ、ゼッフィレリ、デヴィーア、プラティコ 121分ジェノヴァ、フリッツァ、チョーフィ、ウリヴィエリ、フローレス 1幕75分 2幕41分 計116分***今回の一番のポイントは長いフランス語の音楽のない素しゃべり部分だ。上記の上演時間比較を見ても明らかにかなり長い。フランス語の素しゃべり部分が非常に長く、音楽の方が短いのでどうしても客はフランス語教室にいる気分になってしまい、すごく聞き取り作業に疲れた。またフランス語の会話の間が空くし会話のスピードが言葉が聴きとれるぐらい極めてゆっくりなので全体的にたるいイメージを与える。ただしそれでもオール日本人歌手でそれをやりたかった粟國さんの本格派への強いこだわりが感じられる。読響の演奏はすばらしいの一言である。原田氏がbisもかかってないのに無理やりアンコールをやったのはちょっとやり過ぎ感。フローレスの伝説のbisの真似をしたかったのだと思うが、指揮者主導でやるべきではない。後半に最高音Hi Cisを擁するアリアがあり、歌手の負担を考えれば簡単にはできないことだ。演出的変更など:貴族などやんごとなきセレブリティの人々が入場するシーンは名前の読み上げではなく、着せ替え人形のダンスに変更されていた。カットされていたシーンの復活?:マリーへの求婚アリアを拒絶されたトニオが「ベルケンフィールド侯爵夫人には妹はおらず、したがってマリーはあなたの姪ではない」と断言し去っていくのだがこのシーンは今まで見たことがない気がする。それが呼び水となって侯爵夫人はシュルピスに「実は自分の娘」という秘密を話してしまうのでこの流れの台本はとてもわかりやすかった。ピアノ教師が自動人形に読み替えられているのだが、この人がフィナーレのシーンで後ろから入ってくるのだが、ここで入ってくると、もしかしてクラッケントルプの御曹司が来たのか?と考えてしまい煩わしかった。ここで入る必要ある?以上気になった点ファンタジーに読み替えているのは(戦争及び戦後の悲惨を描くことから回避できて)まーまーいいアイディアではあると思うのだが、帰着点が見えない。みんなおもちゃだけどマリーやトニオは生身の人間なのか?だとすると彼らは人形で遊んでいただけなのか?しかし肝心のそこが最後で明らかにされずもやもやする。また演出が子供向けに特化しすぎているきらいもある。おもちゃたちが何のおもちゃかが気になって落ち着いて見れない(笑)。シュルピスは今回衣裳デザインはほぼイメージ「パイレーツオブカリビアン」のジョニデっぽい。色はドピンクだけど。町さんの本来のイメージを打ち毀すPOPなカラーですごく良かった!マリーのつなぎも可愛いし、トニオだけ衣装が3回変化するのはやっぱり人形なんだからでしょうね?トニオの衣裳変化:茶色のチロル風のケープをかぶったださいイメージ→おもちゃのスーパーサイヤ人っぽい人形→花婿の白い衣装マリーの衣裳変化:白のつなぎ、オレンジ色の髪のおさげ→花嫁衣裳【おもちゃとしての読み替え】マリー(人間?→最後に花嫁人形)トニオ(スーパーサイヤ人風ヒーローフィギュア→最後に花婿人形)ベルケンフィールド侯爵夫人→19世紀前半貴族風着せ替え紙人形シュルピス→「パイレーツオブカリビアン」のジョニデっぽいポップないかれた18世紀のフランス軍軍曹人形オルテンシウス→19世紀前半貴族の執事風着せ替え紙人形伍長→ドラゴンボールのむきむきマン風フィギュア、「マッド・マックス」?農民→ ブラウンのケープ、ジンジャーブレッドクッキー?クラッケントルプ公爵夫人→操り人形(爆笑)公証人→ピエロ(阿瀬見貴光さんはテノール 黙役のはずだが合唱で歌ってた)ピアノ教師→ねじまきの自動人形兵隊人形(多数)猿のシンバルの人形自分で動けない人形(爆笑)下半身ロボット人形ほか全部異なっていて個性あり【ステージ上のセット】子供部屋の机の上?しもてに兵隊人形たちがいっぱい入っている箱が二つ縦にして置いてある巨大な鉛筆もある背景はチロルの雄大な風景、アルプスだが全部ジクソーパズルで一部取れている そこから覗けるラブラブ場面ではなぜか巨大テディベアが鎮座 なんか怖い貴族の家場面では上空に巨大な気球貴族の家場面はおもちゃの人形の家 小学生までは人形で遊んでいたのでなんか懐かしいです 兵隊の人形で戦争ごっこしていた男の子のような女の子が女の子らしい着せ替え人形遊びを強要されて…という今流行りのジェンダー問題提起の意味もあったのかな? 原田慶太楼氏はカーテンコールで読響のソロを演奏した人をステージに上げた。クラリネットの女性、ホルン3人、そしてチェロ。 チェロは序曲ですごい響きを聴かせておりWagnerのLohengrinのあの間奏曲にすごく似てると思ったほどだった。高いチェロなんだろうな。 原田慶太楼氏はソリストの歌手の高音の前にテンポゆっくりにして間をとらせてあげるのは歌手への親切のつもりなのかもしれないが少々間延びし過ぎで音楽的にはよろしくない気がした。***元々の時代設定:1815年頃(ナポレオン戦争1803年 - 1815年)ナポレオンの百日天下が終わり、ウィーン会議の頃。元々の場所設定:チロル地方とパリ ※チロルはスイスではない! チロルは、ヨーロッパ中部にある、オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東部の地域。大部分の住民はドイツ系(バイエルン人・アレマン人の一部) 疑問点>>ベルケンフィールド侯爵夫人はバイエルン公国の人?オーストリアハプスブルクの人?2幕の舞台がパリなのだが、なぜパリに別荘があるのか。保守反動体制の頃だから? ウィーン体制:ウィーン会議で絶対王政を復活させたヨーロッパ19世紀前半の反動的国際体制。フランス革命・ナポレオン以前のヨーロッパ国際秩序を復活させ、各国の絶対君主が同盟を結び、自由主義とナショナリズムの運動を抑えた。1848年の各地で起こった革命で崩壊した。保守反動体制。時期は1815年から1848年の二月革命・三月革命までのほぼ19世紀前半にあたる。メッテルニヒ体制初演:1840年2月11日、パリのオペラ=コミック座***序曲(幕は開かず)アルプスの山々(ジクソーパズル)聖母マリアの像(積み木?)に祈りを捧げるProtège-nous!村人たちベルケンフィールド侯爵夫人(着せ替え人形)No. 1, Couplets with ChorusPour une femme de mon nomMarquise de BirkenfeldRange : A#/Bb4 to D5ここはベルケンフィールド侯爵夫人の見せ場低くてパンチのある声。フランス軍は去っていったというニュースがもたらされるフランスの兵士ならぬおもちゃの戦士たちがやってくるマリー登場連隊が私の家族なのよN'est-ce pas?たりめえよ!二重唱Au bruit de le guerre♪私は戦火の中で生まれたRataplanおまえ最近、誰かと会ってるそうじゃないかこのシーンがめっちゃ長い感あったわその時、連隊が戻ってくる男を捕まえている。その男こそチロルの男性、トニオでマリーの命の恩人だった。トニオが声を発した瞬間空気が変わった。なんという声だ!兵士たちはトニオがマリーの恩人と聞き、急態度を変える。No. 3Chacun le saitRole : MarieRange : F4 to C6CoupletChacun le sait, chacun le ditIl est là, il est là, il est là, morbleu!可憐な歌唱に男声合唱のすばらしいこと!連隊が点呼のために出て行くトニオも連れて行かれる。しかしトニオは舞い戻ってくる二人きり。トニオは理解する、連隊の兵士全員がマリーの父親代わりだということを。二重唱第1幕5場De cet aveu si tendre♪こんな優しい告白にトニオの愛の告白にマリーはとりあえず聞いてから考えるわ!Écoutons et jugeons!と答える。トニオDepuis l'instant ou, dans mes bras陶酔の時間の始まりだ。同じ言葉でお返しするトニオÉcoutons et jugeons!マリーLongtemps coquette, heureuse et vive***ベルケンフィールド侯爵夫人はマリーを「姪」だと言い、引き取ることにする。マリーのお行儀の悪さに侯爵夫人は驚愕する***隊が戻ってくるトニオはマリーとの仲を認めてもらうため入隊した。○〇に変わっている。いよいよこのオペラでもっとも注目されているシーンを迎えようとしているNo. 6, Cavatina and CabalettaトニオのアリアAh! mes amis, quel jour de fête!No. 6, CavatinaRange : G3 to A#/Bb5♪ああ友よ、なんて楽しい日いきなりテッシトゥーラが高い常に高い音程で歌っている。Ah~~~~!兵士たちとのコミカルな演技を繰り広げながらお父様!聞いてください!ダメダメ!でもマリーは僕を愛してるんですElle m'aimeなんだって!じゃしょうがないな!Pour mon âmeCabaletta for Ah! mes amis, quel jour de fête!Range : G3 to C5Pour mon âme,Quel destin! J'ai sa flamme,Et j'ai sa main! Jour prospère! Me voiciMilitaire et mari!Pour mon âme,Quel destin! J'ai sa flamme,Et j'ai sa main!Militaire !!!9回のHigh C (高いド)すべてが完璧最後のHigh C 圧倒的に長く伸ばすすばらしい!怒涛のような拍手がわきおこり止らない。拍手とブラボーが飛び交いえんえんと続いた。完全にショーが止まったこの現象はもちろんファン・ディエゴ・フローレスがこのアリアを歌った時にも同じことが起こった「もう1回やりましょう!」指揮者がbisお嬢さんを僕にください!しかし…シュルピス「それは誰にも無理なんだ」マリーがトニオに別れを告げる。No. 7, RomanceIl faut partir mes bons compagnons d'armesRange : F4 to A6Adieu, adieu! il faut partir!トニオとマリーの嘆きコンチェルタンテ第1幕了第2幕舞台は変わって、ベルケンフィールド侯爵夫人のパリの屋敷。マリーはいやいやレッスンをしているシュルピス。今度は歌のレッスンこれがまた爆笑。おもちゃのピアノを弾く自動人形いつのまにか連隊の歌になっているマリーここのコロラトゥーラがすごいですマリーは苦しんでいるこの環境になじめない連隊が懐かしい心に染まぬ結婚をしなくてはいけない運命。マリーのアリアPar le rang et par l'opulence♪高い身分と豪華な暮らしにRange: C4 - A#/Bb5C'en est donc fait兵士たちがやってくるマリーの喜びAh! salut à la France!ここで超高音。おもちゃたちが登場。トニオが颯爽とやってくる三重唱Tous les trois réunis愛らしくコミカルな三重唱。マリーは公爵の息子と結婚することになっているトニオに冷たく言う侯爵夫人あなたは誰なの?No. 11, RomancePour me rapprocher de MarieRange : E3 to B5すばらしい~!感情がほとばしる。ファン・ディエゴも当時語っていた。メザミよりもこちらのアリアの方が大事なのだと。S'il me fallait cesser d'aimerこのfallaitで High Cis (High D Flat)大拍手しかしトニオの訴えも虚しく断られトニオは爆弾発言!帰って!侯爵夫人はシュルピスだけに真実を明かすマリーは実の娘だったのだ。そこに到着するクラーケントルプ夫人(操り人形)公証人も(ピエロ)あなたの姪御さんはいったいどこにいらっしゃるの?ようやくマリーが白い花嫁衣裳で現れるそこにおもちゃたちが突入してくるトニオは白い花婿衣裳トニオ助けにきたんだMarie était vivandièreマリーは飲み屋の女主人(隊の食糧調達係)だ!素性を明かす。客たちは驚くマリー:Oui! Quand le destin, au milieu de la guerre, enfant,Quand j'existe par leurs bienfaits!しかしマリーの歌に客たちは心から感動し彼女を支持する。マリーは結婚証明書にサインしようとするが、夫人が止めるもうあの子を犠牲にしないわ好きな人と結婚して。大団円***Related links1996年6月、7月 ミラノ・スカラ座 レンツェッティ指揮、マリー:マリエッラ・デヴィーア ベルケンフィールド侯爵夫人:エヴァ・ポドレシ スュルピス:ブルーノ・プラティコ トニオ:ポール・オースティン・ケリー演出:フィリッポ・クリヴェッリ 舞台装置、衣装:フランコ・ゼッフィレッリ2005年2月 カルロ・フェリーチェ劇場(ジェノヴァ) パトリツィア・チョーフィ(マリー)フアン・ディエゴ・フローレス(トニオ)ニコラ・ウリヴィエリ(シュルピス軍曹)フランチェスカ・フランチ(ベルケンフィールド侯爵夫人)[演出]エミリオ・サージ[指揮]リッカルド・フリッツァ2006年06月09日 ボローニャ歌劇場来日公演 ドニゼッティ「連隊の娘」3日目東京最終公演 指揮 ブルーノ・カンパネッラ 演出 エミリオ・サージ ファン・ディエゴ・フローレス ステファニア・ボンファデッリ ブルーノ・プラティコ エレーナ・オブラスツォワ2008年4月 メトLa Fille du Régiment at the Met Gaetano Donizetti: La Fille du RégimentMetropolitan Opera performance of Saturday, April 26, 2008 Marie: Natalie Dessay Tonio: Juan Diego Florez Marquise: Dame Felicity Palmer Sulpice: Alessandro Corbelli Conducted by Marco Armiliato 演出ロラン・ペリ2017年02月12日 びわ湖ホール 連隊の娘 Day 2 指揮:園田隆一郎 演出:中村敬一 大阪交響楽団 飯嶋幸子 小堀勇介トニオの小堀勇介さん 撮影は2024年6月
2024年11月10日
写真左から、振付家・草間華奈さんと王妃役の石塚あずささんPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artists「シティ・バレエ・サロン vol.13」-TOKYO CITY BALLET LIVE 2024-2024年11月9日(土)17:30開演(17:00開場)2024年11月10日(日) 11:00開演(10:30開場)/15:00開演(14:30開場)豊洲シビックセンターホール全3回公演上演時間:約130分(休憩含む)問い合わせ東京シティ・バレエ団 豊洲文化センター 創立以来、古典の名作バレエと共に100を超えるオリジナル作品を生み出してきた東京シティ・バレエ団。創作作品にフィーチャーした「TOKYO CITY BALLET LIVE」シリーズを毎年展開。東京シティ・バレエ団のダンサーが新たな作品に挑戦する、大人気の"サロン"シリーズ。『シティ・バレエ・サロンvol.13』2024年11月9日(土)17:30公演出演松本佳織 斎藤ジュン 植田穂乃香 新里茉利絵 三好梨生石塚あずさ 山本彩未 五島茉佑子 石橋沙也果 山本菜月栄木耀瑠 西澤一透 池田剛志 大川彪 チョ・ミンヨン 春野雅彦南城未来 矢幡友梨 三矢知世 小林可乃 加藤早冬花 淡路さくら成澤心優 鈴木海和子 久保田花鈴 和田栞乙里 中村康之介石井智也 小宮林丘 キム・キョンロク石田ゆら 池田萌恵 大場蒔音 奥野伊咲 葛西あおい 五戸彩葉田代有乃 中山柚子 湯脇乙葉 菊川萌香 中茎姫奈子 宮本愛万大井穏空 大村詩織 上村梓紗 神谷歩乃加 菅沼咲希 苑田美瑚寺田百花 長谷川華 松川彩夏 谷口笙 熊谷天志 Program CAST2024年11月9日(土) 17:30開演(17:00開場)Aキャスト『海賊』より振付:キム・ボヨン原振付:マリウス・プティパ音楽:Riccardo Eugenio Drigoメドーラ:斎藤ジュン(A)ギュリナーラ:長谷川華(A)コンラッド: 春野雅彦アリ:栄木耀瑠(A)奴隷(商人ランケンデム?):小宮林丘(A)オダリスク:A... 和田栞乙里 中山柚子 菅沼咲希コール・ド・バレエ:A... 久保田花鈴 石田ゆら 奥野伊咲 田代有乃 菊川萌香 大井穏空 神谷歩乃加 菅沼咲希 松川彩夏 五戸彩葉 B... 和田栞乙里 池田萌恵 五戸彩葉 中山柚子 宮本愛万 上村梓紗 菅沼咲希 寺田百花 長谷川華『フィジカル・ノイズ』より振付:中島伸欣音楽:Hybrids ほか和田栞乙里 石田ゆら 中山柚子 宮本愛万 苑田美瑚 寺田百花 谷口笙 熊谷天志『Nostalgia』振付:浅井永希音楽:Julianna Barwickキム・キョンロク 上村梓紗 熊谷天志(9日17:30 / 10日15:00)『王妃の舞踏会』振付:草間華奈音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi王妃エリザベッタ:石塚あずさエボリ公女:山本彩未ドン・カルロ:小宮林丘ロドリーゴ:池田剛志矢幡友梨 成澤心優ほか「ラ・ペレグリーナ」(「ドン・カルロ」の劇中バレエ)光の精:西澤一透白真珠:植田穂乃香黒真珠:松本佳織ピンク真珠:斎藤ジュン海の守り神:石井智也 新里茉利絵 三好梨生 石橋沙也果 山本菜月 南城未来 三矢知世 小林可乃加藤早冬花 淡路さくら 鈴木海和子 池田萌恵 大場蒔音 葛西あおい 湯脇乙葉 中茎姫奈子 大村詩織 谷口笙***驚きです‼️東京シティバレエの振付家、草間華奈さんがまた新たな偉業です。今年1月に大和市で行われたオペラ「ドン・カルロ」5幕版で初めて上演された王妃のバレエ「ラ・ペレグリーナ」を振り付けた草間さん今回はその劇中バレエ「ラ・ペレグリーナ」の前にオペラ「ドン・カルロ」の一部をバレエ化してセットで上演したのです。快挙!すばらしい!王子ドン・カルロ王妃エリザベッタ友人のロドリーゴエボリが登場し見事にドラマをバレエ化しました。さすがです!音楽はサンジュスト修道院での友情の二重唱修道院の中庭でのエボリのヴェールのアリア修道院の中庭での三重唱とロドリーゴのアリア火刑の場の導入部の音楽などをピアノ演奏で目いっぱい使ってスピーディに展開します。ぜひ全幕版をやってほしいとお願いしました。明日も豊洲シビックホールで同公演があります終演後30分の交流タイムがあるのもありがたいです!詳細続く。※とりあえず速報版でSNSにUPします。***『海賊』より振付:キム・ボヨン原振付:マリウス・プティパ音楽:Riccardo Eugenio Drigoメドーラ:斎藤ジュン(A)ギュリナーラ:長谷川華(A)コンラッド: 春野雅彦アリ:栄木耀瑠(A)奴隷(商人ランケンデム?):小宮林丘(A)オダリスクA... 和田栞乙里 中山柚子 菅沼咲希コール・ド・バレエA... 久保田花鈴 石田ゆら 奥野伊咲 田代有乃 菊川萌香 大井穏空 神谷歩乃加 菅沼咲希 松川彩夏 五戸彩葉 コールド ↓ギュリナーラのパドドゥ ・アダージョ ・ランケンデムのソロ ・ギュリナーラのヴァリエーション ・コーダ ↓オダリスクのパドトロワ ↓アリ・コンラッド・メドゥーラのグラン・パトトロワ ・アダージョ ・アリのヴァリエーション ・メドゥーラヴァリエーション ・コーダ(3人) ↓フィナーレ(コールド他全員) ギュリナーラ:長谷川華さん、コーダのフェッテは4回に1回ダブル。 ランケンデム小宮林丘さんもすばらしい。 オダリスクの一人が急遽菅沼咲希さんに変更。この方は新国立劇場バレエ研修所公演で見た。すてきです。 メドーラ:斎藤ジュンさん、コーダでダイアゴナルに後ろにシェネしながら下がっていくというめっちゃ難しそうな振付があった。 アリ:栄木耀瑠さんはジュテがめっちゃ高い!マネージュではヘリコプター、最後のとどめがFive-forty(540)という大技。すごいです。『フィジカル・ノイズ』より振付:中島伸欣音楽:Hybrids ほか和田栞乙里 石田ゆら 中山柚子 宮本愛万 苑田美瑚 寺田百花 谷口笙 熊谷天志(男性ダンサー) コンテンポラリー。フォーサイスの ”In the Middle, Somewhat Elevated” のようなイメージ。強烈な音楽に合わせたシャープな動き。2組の男女の踊りとコールド。男女のセクシャルな行為のニュアンスが散りばめられている。『Nostalgia』振付:浅井永希音楽:Julianna Barwickキム・キョンロク 上村梓紗 熊谷天志(9日17:30 / 10日15:00) 東日本大震災の喪失と再生の物語。ガスマスクの男性と男女の計3人の作品。楽しかった思い出のイメージ(パドドゥ)。ガスマスクの男性がガスマスクを外して踊るがまたガスマスクをはめて呼吸音だけが残っているのが辛く悲しい。『王妃の舞踏会』Don Carlo: Ballo della regina "La Pérégrina"振付:草間華奈音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi『ドン・カルロ』より編曲・演奏(ピアノ):山根えみり王妃エリザベッタ:石塚あずさエボリ公女:山本彩未ドン・カルロ:小宮林丘ロドリーゴ:池田剛志矢幡友梨 成澤心優 鈴木海和子 大場蒔音 葛西あおい 湯脇乙葉 中茎姫奈子 大村詩織 石井智也 谷口笙 ほか こちらは今回初めて見た、まったくの新作と思われます。『ドン・カルロ』の音楽をピアノ演奏に編曲し演奏しています 友情の二重唱のメロディで描かれる、 ドン・カルロとエリザベッタの幸せな恋人時代 ドン・カルロと友人ロドリーゴとの再会。 修道院の中庭でのエボリのヴェールのアリアのメロディで描かれる 公女エボリの可憐なダンス 修道院の中庭での三重唱とロドリーゴのアリアのメロディで描かれる 4人の恋模様(?) エボリ→カルロが好き。カルロ→エリザベッタが好き(禁断の愛)。 火刑の場の導入部の音楽で描かれる 複雑な人間関係と豪華な宮廷絵巻 「ラ・ペレグリーナ」(「ドン・カルロ」の劇中バレエ)光の精:西澤一透白真珠:植田穂乃香黒真珠:松本佳織ピンク真珠:斎藤ジュン海の守り神:石井智也黒真珠たち:三好梨生 石橋沙也果 小林可乃 池田萌恵 ピンク真珠たち:新里茉利絵 山本菜月 南城未来 加藤早冬花波:三矢知世 淡路さくら 鈴木海和子 大場蒔音 葛西あおい 湯脇乙葉 中茎姫奈子 大村詩織 寓話劇が華麗なクラシックバレエによって演じられる 振付家によると前回の大和市での上演から多少変えている部分もあるということです。 最後にエリザベッタが堂々と登場し、ねぎらうという形で締め写真左から、振付家・草間華奈さんとロドリーゴ役の池田剛志さんPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artists
2024年11月09日
プリンツレゲンテン劇場ラフマニノフ 歌劇「アレコ」/ 歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」(演奏会形式)FMで放送中田朱美 収録:2024年1月28日 プリンツレゲンテン劇場(ドイツ、ミュンヘン) 歌劇「アレコ」歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」モンナ・ヴァンナ
2024年11月08日
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