Special Post-show Conversation on Nov. 15, 2022 following the premier performance of 'Boris Godunov' with the stage director Mariusz Treliński and the artistic director of the new national theatre Tokyo, Kazushi Ono.
Mariusz Treliński (born 28 March 1962, Warsaw) is a Polish opera, theatre and film director as well as the artistic director of the Grand Theatre in Warsaw.
大野:(公演を終えて)皆さんの温かい拍手がありがたかった。心強かった。アフタートークは新国立劇場始まって以来とのこと。 この演目(ボリス・ゴドゥノフ)はヨーロッパでは上演できないところもあるんです。ここでやれたのは…当初ロシアの歌手3人と契約したが、こんにちの事情で入国できないということで。 ピーメン役のゴデルジ・ジャネリーゼさん(Georgian bass Goderdzi Janelidze was previously a member of the ensemble at the Bolshoi Theatre of Moscow. In the 2022-23 season he made his house debut at the New National Theatre in Tokyo with the role Pimen in Mussorgsky’s Boris Gudunov) は私がYouTubeで見つけた。 現在の世界状況下ではショスタコーヴィチやプロコフィエフのオペラも(上演)できないところ(劇場)がある。 「ボリス・ゴドゥノフ」は新国立劇場では初演となるということで二重の感慨がある。 私はトレリンスキさんと初めてこの件について会話したときに、原設定の16世紀の時代ではなく、私たちの時代にジェネライズするという話をしたのですが、その成果は達成されたでしょうか?
マリウシュ・トレリンスキ:私はサイコロジー、精神状態を描いた方がよいと思った。戦争のことを持って来るのは世間知らずだ。political but more human, kind of madness シェークスピアを考えると、狂気を扱ったほうがおもしろい。impact choice by Tsar of Russia ボリスは重大な決意をする、ロシアの皇子を殺す。after that moment exactly like "Macbeth". 自分を苛むという方程式だ。point of view final aria "please forgive me my son" これが、息子よ赦してくれ、私は死ぬのだ。relationship with his son, the combination of all executors, in his eyes murderer said in the child's eyes 息子のことを描くのがいい。病気で障碍がある。聖愚者と重ねて一人の人物にした。処刑人でもある。息子の目を見ている時に、自分を殺人鬼として見るのはつらい。another side also his victim. 悪夢的に苛む良心が実体化した処刑人であり、自分を糾弾するものと変わった。
トレリンスキ:for me portray like Caligula, the beast グリゴリーは生粋の悪の存在にした。ボリスは理解できる、感情移入できるが、グリゴリーは獣です。カリグラだったりプ○○○○だったりをイメージして稽古してきた。邪悪な存在として。I came far very close Ukraine, suddenly, black and white but Mussorgsky 私は今回、演出にウクライナへのロシアの侵攻は反映されているかよく聞かれるのだが。ポーランドにはウクライナの避難民も入ってきている。ポーランドの劇場にも。その現状をそのまま反映することはできない。それは単純にしすぎてしまうことだ。白か黒かだけになってしまったら単純だ。ムソルグスキーはもっと大きなものを描いた。 brutal pure evil, using Mussorgsky, too much so far 戦争のことを考えた時簡単な答えがある。ウクライナが疲弊しボロボロになっているのは純粋に邪悪なことだがムソルグスキーの音楽を使って、プ○○○○は邪悪だとしてはいけないと思った。今の世の中は。
トレリンスキ:fundamentary real life ill person we have find another lev 普遍的な質問です。聖愚者は尊重されて半分神のように扱われている。私は現代的なところから捉えたい。病気の人、障碍者の目に映る世の中は健常者と異なる。Dostoyevsky, importance, said "you cannot create empire on child's blood. this is negative-- この物語の中心となるきっかけはドストエフスキーの有名な言葉、「子どもの血の上に国を作ることをしてはならない」
("And can you admit the idea that the people for whom you are building would agree to accept their happiness on the unjustified blood of a tortured child, and having accepted it, to remain forever happy?" "No, I cannot admit it.” ― Fyodor Dostoyevsky, The Brothers Karamazov)
トレリンスキ: To be honest if you do who our neighbour P**** idea of imperialism more brutal, You remember end of Act, dead body of people, sorry for, comparison, after Auschwitz on stage. it's so nightmare 細かい点しか変わっていない。ポーランドに住んでいるとロシアがどのような政治を行っていたか、プ○○○○が、戦争がなくても、ロシアの帝国主義にはなじんでいる。日本での上演の最後のシーンが残虐シーンになったが、また、子供が寝ているシーンとか。最後の戦争の後のことを描くのは難しい。人を殺すのは悪夢でしかない。