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The Royal Opera: Matilde Di ShabranRoyal Opera House, Covent GardenOpening night23 Oct 2008Dir: Mario MartoneThe Royal Opera, Sergio Tramonti (des)Carlo Rizzi (cond), Aleksandra Kurzak (Matilde Di Shabran)Juan Diego Florez (Corradino)Mark Beesley (Raimondo)Vesselina Kasarova (Edoardo)Marco Vinco (Aliprando)Alfonso Antoniozzi (Isidoro)Enkelejda Shkosa (Contessa D'Arco)Carlo Lepore (Ginardo)Robert Anthony Gardiner (Egoldo)Bryan Secombe (Rodrigo)初日が終わりました。噂によるとすごく休憩まで長いらしいとか。レビューによるとフローレスが出てくるまで30分かかるとか。これには主役の2人が傑出していたと書いてありますね。ReviewsEvening Standard - This is London co.uk.The Royal Opera: Matilde Di ShabranGuardianROH OfficialBBC Radio3 で放送されます。いや~待ち遠しいわあ~BBC Radio3 Opera on 322 November at 6.00pm(現地)Rossini: Matilde di Shabran from Royal Opera House
2008年10月25日
きょう、久しぶりにギャンビルさんのサイトに行ってみたんだよね。 前回見たときは何も書き込まれてなかったスケジュールがUpされてるではないか。 彼は今年の9月にウンター・デン・リンデンでトリスタンを3回も歌ったようなんだよね。 でもこれがクリフトン・フォービス降板での代役だったみたいなんだよね。 バレンボイムだったので出ることにしたんでしょうか。キャストは豪華です。 それで10月にはベルリンドイツオペラの北京公演があったんだけど、タンホイザー、キャンセルしたみたいなんだよね。 そんで11月22日にはハノーヴァー・シュターツオーパのヴァーグナー・ガラに出るんだよね。でもその紹介の書き方がいかにも添え物っぽいんだよね。 2009年2月にはスカラ座のトリスタンなんだよね。これはもう知っていたけど、セカンドキャストなんだよね。 そんで4月にはドレスデン(ゼンパーオーパ)でピーター・グライムズなんだよね。これ見たいなあ…無理なんですけど。
2008年10月24日
チューリヒ歌劇場 ヘンデル:オラトリオ「セメレ」セメレ : チェチーリア・バルトリ ジュピター : チャールズ・ワークマン ジュノー : ビルギット・レンメルト アイノ : リリアーナ・ニキテアヌ カドモス / ソムヌス : アントン・シャリンガー アタマス : トマス・マイケル・アレン アイリス : イザベル・レイ 合 唱 : チューリヒ歌劇場合唱団 管弦楽 : チューリヒ歌劇場・シンティルラ管弦楽団 指 揮 : ウィリアム・クリスティ 美 術 : パトリック・キンマンス 演 出 : ロバート・カーセン 収録: 2007年1月28日, 2月2/4日 チューリヒ歌劇場 (スイス) ] 放送:2008年 10月11日 NHKBSハイビジョンアイリスさいこ~ぶっとんじゃった。さすが。うますぎる。カーセンだな~
2008年10月18日
キター!フランチェスコ・メーリ!!どばっ(鼻血)本日Bunkamura公式サイトにようやく出ましたよ~彼は最近事務所変わったみたいで以前検索で出てきてた事務所のサイトからはもう削除されています。彼は現在28歳ぐらいと推測される。The young Francesco Meli, born in Genoa in 1980Francesco MeliRelated LinksFrancesco Meli [Paolo Erisso Maometto II ROF 2008] ペーザロ・ロッシーニ・フェス キャストドニゼッティ「マリア・ストゥアルダ」のメーリ+++メフメト2世の音源を聴きながら、あらすじを読みながら、イタリア語を追いながら、それをインターネット翻訳で英語にして頭の中でまともに変換しながらという作業で聴いた。カルボのダニエラ・バルチェッローナがすばらしくてブラヴァブラヴァだった。残念ながら日本公演には来ませんが。アンナもなかなかだった。メーリの声は輝かしすぎて他を睥睨させる力がある。これがテノールというものだ。ザルツのジョヴンニでも一人だけ浮いてた~いや~ドン・オッターヴィオすばらしかったです。このエリッソ、老け役なんですね(アンナの父ちゃんだから)でも主役。どんなんだろう。彼は役へののめりこみ方がすごい!そこもすばらし~音だけ聴いていてもわかるもん。
2008年10月17日
今週はメトの特集ウィークだったんですね。きのう気づけよ!って感じですが。きょうはロミジュリです。いや~楽しみですね!特にルチッチのマクベスは見逃したので楽しみ~***ドマシェンコまたドタキャンです。ローザンヌ歌劇場。これってやっぱセカンドキャストにしてたのはこれを危惧したためか?
2008年10月07日
たった今ですが、メトのセビリアの理髪師をNHKハイビジョンで再放送しています。ジョイスディドナート、ペーター・マッティ、ファン・ディエゴ・フローレスという豪華版です。何度見てもすごいわ~
2008年10月06日
ポートレート『ロランド・ヴィラゾン』Roland Villazon a Mexican dreamおもしろい!ロランド~テンション高(たか)!!!ほとんどインタビューは大興奮状態でしゃべるしゃべる。いや~ウンターデンリンデンでのバレンボイムとの競演の「カルメン」幕切れの演出が変わってますね。2005年伝説のザルツブルク音楽祭椿姫、アンナとのリハーサルシーン。スペイン語~ドミンゴともバレンボイムともスペイン語でしゃべってる。インタビューは全部超早口の英語。バルセロナリセウ劇場。愛の妙薬 ネモリーノのアリアメトのリゴレット、降板(キャンセル)したその言い訳を語ってる。ExcerptMedici TV
2008年09月28日
クラシカジャパンネタばかりで恐縮ですがザルツブルク音楽祭のドキュメンタリー、興味深く見ました。ザルツブルク音楽祭の成り立ちから今日まで1時間ずつ3回のシリーズで第1回が成立からナチの時代、第2回がカラヤン時代、第3回が音楽祭の現在という構成になっていてほとんどテーマがそれぞれそのテーマに傾いちゃってるので。実に興味深いですよ~出てくる人が半端なくすごいす。大統領王女大使総裁フルトヴェングラートスカニーニカラヤンゲッペルスベームショルティ小澤ドミンゴカレーラスフレーニランランラトルレヴァインムーティバレンボイムトマス・ハンプスン往年の名歌手の方々ブレンデルポリーニバレンボイムの秘話とかおもしろい。ブレンデルとサーサイモンラトルのリハとか。数々はさまれているザルツブルク音楽祭のオペラのシーン、これを見るだけでも貴重だ!ザルツじゃないのも中には入ってた気がするが…例えばラトルの「ピーター・グライムズ」とか。ジャンキーのドンジョヴァンニとか、娼婦の館?の薔薇の騎士なんてのもあったりして衝撃的。ジェラール・モルティエさんって実はすごい人だったのだな~というのが一番の感想。相変わらずサーサイモンの英語は美しくフォンカラヤンはだみ声だ。グローセスフェストシュピールハウスはカラヤンが作ったんですね~今はオーストリアの文化観光の収入源になっている。
2008年09月23日
Eugene Onegin (Barenboim) 2007 Salzburg FestivalRenée Morloc, alt, LarinaAnna Samuil, sopran, TatianaEkaterina Gubanova, Olga, mezzosopranEmma Sarkissián, mezzosopran, FilipyevnaPeter Mattei, baryton, Eugen OneginJoseph Kaiser, tenor, LenskyFerruccio Furlanetto, bass, Fyrst GreminSergei Kovnir, bass, En kommandantGeorg Nigl, baryton, ZaretskyRyland Davies, tenor, TriquetWien Statsoperas korWien Filharmoniske orkesterDaniel Barenboim, dirigentFra Salzburg-festspillene 29. juli 2007 (3 hrs.)Recorded at the 2007 Salzburg Festival出演:ペーター・マッテイ(エフゲニー・オネーギン)アンナ・サムイル (タチヤーナ)エカテリーナ・グバノヴァ(オルガ)ヨゼフ・カイザー (レンスキー)フェルッチョ・フルラネット(グレーミン公爵)エンマ・ サルキッシアン(フィリッピエヴナ)ルネ・モルロック(ラリーナ)ゲオ ルグ・ニグル(ザレツキー)[演出]アンドレア・ブレト[脚色]セルジオ・モラービト[美術]マルティン・ツェートグルーバー [衣裳]シルケ・ヴィルレット&マルク・ヴィーガー[照明]フリードリヒ・ロム[振付]カタリーナ・ルール[指揮]ダニエル・バレンボイム[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団[合唱指揮]トーマス・ラング[映像監督]ブライアン・ラージ[収録]2007年8月25日・26日・29日ザルツブルク祝祭大劇場「ザルツブルク音楽祭」クラシカジャパンで放送。日本初放送とのこと。ペーター・マッティ!すばらしい!!!ジョゼフ・カイザーも期待以上。まずペーター・マッティは今までに見た誰よりも、私の抱いているエフゲニー・オネーギン像に近い。つまりレイフ・ファインズに似ているということなのかもしれないが…。ニヒルで虚無的で厭世的で。背が高くてやせていてハンサム。カイザーも映画俳優が務まるぐらいハンサムなので、2人揃ってラーリン家に現れた時はもう、くらくら~ときてしまうありえないぐらいのかっこよさ。タチヤーナも美人なのですごく映画っぽい。ヨゼフ・カイザーは演技の入り込みも細かさもすごくてまさにそのまま俳優だった。まさにレンスキーだった~ペータ・マッティは最初は若々しくかっこよく、そして放浪の果てには見事に変貌し、よれよれのひどい感じになっていて、もうアカデミー賞ものの演技。このままオペラアカデミー賞が取れそうな壊れた演技。しかも単に壊れてるんじゃなくてちゃんと演じている。グレーミンとのやり取りとか。演出は女性、ということだが、この演出は時代を戦後ぐらいに移してはいるが大筋はそのまま。しかしサイドストーリーが充実している。いらないんじゃない?というぐらいサイドストーリーがくっついている。例えばフィリピエーヴナ。彼女は孫に墓を掘らせ、その中の生きたまま横たわる。ロシア版楢山節考。人間関係がどろどろしていて、ラーリン家の奥様は次女のオルガがお気に入り。タチヤーナがなついている乳母の老婆、フィリピーエヴナを虐待している。彼女のカーラーを頭に巻いた崩れた感じの中年女、すごくリアル。それからグレーミン公爵のパーティに出てくる、掃除係の青年。オネーギンは彼に向かって歌うのだ。独白ではなく。それからレンスキーの頬の傷。これは何なの?何の伏線かわからないものが横溢。ラーリン家は水浸し。これも謎。回り舞台はちょっとうるさい感じ。でも邸内の別室に移動するときは効果的。衣裳にも眼がいく。レンスキーはズボン吊り?を片方だけ斜めにかけていてこれが上着を着ていると下にアクセントのようにラインが見えておしゃれ~エカテリーナ・グバノヴァのオルガはレンスキーを最初のシーンでシャツを脱がせようとする。レンスキーはネクタイでオルガの目隠しをしたりする。しかしオルガがそのネクタイで首を吊るまねをするのがなんか凶兆っぽい。このシーンでフィリピエーヴナが2組のカップルにつきまとっているのもおもしろい。何度も振り返って気にするオネーギン。オネーギンの衣裳もシーンごとに違っておしゃれ!カイザーもマッティもモデルサイズなので実に衣裳が決まってる。なんとなくこの舞台はこのまま1960-70年代に作られた映画みたいなんだよね~ 演技も「舞台向け」ではなく完全に「映像向け」な感じがした。オネーギンのフラッシュバックで全シーン語られるわけだしね。最近オネーギンづいているなあ…Related Links写真 レンスキーとオネーギンジョゼフ・カイザーケネス・ブラナーの魔笛ペーター・マッティベルリン国立歌劇場 日本公演 2007 ドン・ジョヴァンニ
2008年09月21日
Salzburg Festival: Benvenuto Cellini, 15 August 2007 Benvenuto Cellini - Burkhard FritzFieramosca - Laurent NouariGiacomo Balducci - Brindley SherrattPope Clemens VII - Mikhail PetrenkoTeresa - Mija KovalvskaAscanio - Kate AldrichFrancesco - Xavier MasBernardino - Roberto TagliaviniPompeo - Adam PlachetkaInnkeeper - Sung-Keun ParkPhillip Stölzl (director)Concert Association of the Vienna State Opera ChorusVienna Philharmonic OrchestraValery Gergiev (conductor)今まさにクラシカジャパンで放送中。めっちゃおもしろい~いや~この後のオネーギンが楽しみなんですがその前のプログラムに驚愕!ローラン・ナウリが喜劇役者!オペラファン以外も楽しめる。主役の女の子がキュートで足がきれい。
2008年09月21日
東京バレエ団「ジゼル」2008年9月16日五反田ジゼル:小出領子アルブレヒト:マニュエル・ルグリきょうの舞台ではショッキングなことが最後の最後に起こった。何が原因だかわからないが、マニュエル・ルグリが第2幕のソロを踊り終え、嵐のような大喝采を浴びた。その直後、再度アルブレヒトが登場し、ブリゼボレをしながら舞台を横切るあのシーン。ルグリさまは走って出てきて、ミルタに懇願した。あれ?嫌な予感。その後の踊らされるシーン、ルグリ様は全部右足軸でジャンプしていた。どうも左足を痛めてしまったらしい。彼はどうにか舞台を終わらせ、えんえんと長いカーテンコールにこたえた。足が何事もないように振舞っていたが、踊りが終わった後の素の歩きの時は違和感があった。カーテンがしまりかけた瞬間、つった足を伸ばすように左足をつま先立てて伸ばしているのが見えた。何度も何度もカーテンコールが繰り返される。彼は多分痛みに耐えながら笑顔で何度もこたえていた、と思われる。あぁルグリ様。2幕のソロが終わった瞬間まで至高の世界があったのに。小出・ルグリコンビの奇蹟の化学反応は今回も起こった。1幕からは考えられない化学反応が2幕の2人におこっていた。だから悔やまれる。神さまはいじわるだ。
2008年09月16日
ベルリン・ドイツ・オペラ『エイズ基金ガラ・コンサート2006』ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』~月に寄せる歌(イザベル・バイラクダリアン)ヘンデル:歌劇『アグリッピーナ』~女が男を誘ったなら(マレーナ・エルンマン)チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』~レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」(マリウス・ブレンチウ)ヴェルディ:歌劇『運命の力』~神よ、平和を与えたまえ(ヴィオレタ・ウルマーナ)ワーグナー:歌劇『ローエングリン』~はるかな国へ(クラウス・フロリアン・フォークト)ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』~行け、わが思いよ、金色の翼に乗って(ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団)プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』~ムゼッタのワルツ「私が街を歩くと」(マリア・ヴィルジニア・サヴァスターノ&アンサンブル)ロッシーニ:歌劇『湖上の美人』~ああ私の愛する人が歩く街の壁よ(ダニエラ・バルチェッローナ)ヴェルディ:歌劇『リゴレット』~四重唱「愛する美しい乙女よ」(モイカ・エルドマン、マリーナ・プルデンスカヤ、マリウス・ブレンチウ、ロベルト・デ・カンディア)ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』~彼女は私を愛していない(トーマス・クヴァストフ)R・シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』~すべてが清らかな国がある(ソイレ・イソコスキ)スメタナ:喜歌劇『売られた花嫁』~ケチャルとハンスの二重唱(トーマス・クヴァストフ&クラウス・フロリアン・フォークト)ロッシーニ:踊り(ラモン・ヴァルガス)ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』~全てこの世は冗談(全員)[指揮]ローレンス・フォスター[演奏]ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団及び同合唱団[映像監督]ミカエル・ディルマン[収録]2006年11月11日ベルリン・ドイツ・オペラ(約1時間35分)クラシカジャパンで放送
2008年09月15日
Prom 76: The Last Night of the PromsSaturday 13 September 2008 (現地時間)8.00pm - c10.35pm Royal Albert Hall Sir Roger Norrington makes his first Last Night appearanceBeethoven The Creatures of Prometheus - overture (6 mins) Wagner Tannhäuser - 'Wie Todesahnung Dämmrun ... O du, mein holder Abendstern' (Act 3) (5 mins) Puccini Tosca - 'Tre sbirri, Una carrozza' (Act 1, Te Deum) (4 mins) Verdi Falstaff - 'Ehi paggio!... L'onore Ladri!' (Act 1) (5 mins) Beethoven Fantasia in C minor for piano, chorus and orchestra, 'Choral Fantasy' (19 mins) Interval Denza, arr. Rimsky-Korsakov Funiculì, funiculà (3 mins) Trad. arr. Chris Hazell Folk Song Medley: The Turtle Dove (England) Loch Lomond (Scotland) Cariad cyntaf (Wales) Molly Malone (Ireland) (12 mins) (BBC commission: world premiere) Anna Meredith froms (BBC commission: world premiere) (c5 mins) Elgar Pomp and Circumstance March No.1 (8 mins) Vaughan Williams Sea Songs (4 mins) Arne arr. Sargent Rule, Britannia! (4 mins) Parry orch. Elgar Jerusalem (2 mins) The National Anthem (2 mins) Bryn Terfel bass-baritoneHélène Grimaud pianoAnna Leese soprano 1Sophie Bevan soprano 2Cora Burggraaf mezzo-sopranoNathan Vale tenor 1Joshua Ellicott tenor 2Jonathan Lemalu bass-baritoneBBC SingersBBC Symphony ChorusBBC Symphony OrchestraSir Roger Norrington conductor日本時間14日朝4時~1週間はオンデマンドで音声が聴けます。今週末はいよいよラスト・ナイトです!ブリンが出演、レマルも。オペラキャストさんいつもありがとうございます!
2008年09月13日
東京二期会「エフゲニー・オネーギン」 Part2※内容を書いているのでこれから見る方はご注意ください。第2部また休憩中も舞台上で芝居が続いている。シチュエーションは第1部の前の芝居と同じ。掃除する人と指図する人。酔っ払いに編み物、恋人たち、若者。また酔っ払いが叫ぶのも同じなので人々から笑いと拍手が起こる。レンスキーが入ってくる。悲嘆にくれている。白樺に手を置く。彼は詩集を開く。座り込む。メガネをかけてクーダクーダーアリアを歌いだす。どこへいった?これはまるでニールシコフのそっくりさんに変身だ。めがねをかけただけで詩人に見えるから不思議だ。ペイリン候補もめがねで賢く見えるのと同じだ。人々が現れて見ている。高みの見物をしにやってきたのか。哀しげな顔をしているが実は殺し合いが見たかったらしい。またまたオネーギンがぐてんぐでんに酔っ払って登場する。「介添え人はこいつです!」と酔っ払いを指差す。どっかで見た演出に似てるな(笑)。二人の重唱。二人はもう許しあっている。抱き合って和解しようとしている。しかし人々はそれを許さない。人々の輪が縮まり、レンスキーは倒れる。人々はオネーギンを見ている。「お前がやったんだろ?」というように。コンヴィチュニーお得意の、集団が個を抹殺するという図式。この図式は「アイーダ」でも「タンホイザー」でも出てきた。オネーギンは動揺している。人々は亡骸にコートをかけて去っていく。オネーギンは震える手でタバコにライターで火をつける。タバコをふかす。手にはレンスキーの手帳(詩集)をしっかり握っている。ほんとならグレーミン公爵のダンスでかかるはずのポロネーズが演奏される。圧倒的にきらびやかな音楽の中、狂ったようにオネーギンはレンスキーにかぶさった外套を一枚一枚放り投げる。哀しい。彼は最後の彼の顔にかかったコートをそーっとはずす。レンスキーを抱き起こし揺さぶる。「生き返ってくれ!」しかし死んだまま。オネーギンは彼を立たせてホールドしてワルツを踊りだす。そしてレンスキーが力なく倒れると覆いかぶさって嗚咽する。オネーギンがほんとに好きなのは実はレンスキーだったのか?と疑問符が頭をかすめるシーンです。このシーンはコンヴィチュニー演出の白眉でしょう。オネーギンはレンスキーの顔にコートをかける。オネーギンは花道で歌いだす。「亡霊に追われて屋敷を去って放浪した…」グレーミン公爵のパーティ。華やかな客たちが多数舞台上に現れる。しかし!グレーミン公爵とその妻はなんと○○○○○に現れたのだった!ひょえ~これ見えない人もいますよね~?なんとも大胆な演出。さすがコンヴィチュニー。グレーミンは妻を自慢したくてしょうがない。社交界の虚飾を強調するあまり、客たちは鼻白んで帰ってしまう。KYなグレーミンは気づかない。オネーギンに妻を紹介する。「気分が悪いわ」と去っていく彼女にコートをかけ、オネーギンに向かって大きく肩をすくめる。「悪いな…」喜色満面。若く美しい妻が自慢でしょうがないらしい。オネーギンが花道の下手に行くと、舞台上のパーティ客も退出したので誰もいない舞台を見ているかっこうの席の人も多数いた筈だ。一方打ちのめされたオネーギン。タチヤーナが舞台に現れる。タチヤーナはカーテンをずい~と引いていくのだが、このときの眼がすごい!花道にいるオネーギンを食い殺さんばかりの迫力の目線。彼女はオネーギンを死ぬほど憎んでいる。しかし。それは一瞬にして愛に変わる。にらみ合っていた二人はついに激しく抱き合う。タチヤーナ、ここの歌唱もさすがでした!オネーギンをぐうの音も出ないほどこてんぱんにやっつけて。それでも「愛しています」その一言でまた彼をうちのめす。そして最後に彼を拒絶して、手紙を引き裂く、引き裂く、引き裂く…いつまでやってるんだ!終わってもやってたブラヴァ~!オネーギンはさっさとタチヤーナの愛に見切りをつけてずらっと並ぶ歌手たちのカーテンコールの列にすべりこむ。あれっ?いつまでもやっているタチヤーナだけが浮いちゃう。日常と非日常の境目。ここでぐいっと現実に客を押し戻すコンヴィチュニー。タチヤーナが退場し「芝居」が終わる。大拍手。コンヴィチュニーさんが出てきてくれてうれしかった。これは傑作です。オペラの斬新な演出、やっぱカーセンとコンヴィチュニーはほんと知的だわ~Related Linksペーター・コンヴィチュニー新演出「エウゲニー・オネーギン」記事2005年9月 ブラスチラヴァの国立劇場コンヴィチュニー演出「アイーダ」 2008年4月上演コンヴィチュニー演出「タンホイザー」 2007年11月上演コンヴィチュニー演出 二期会「皇帝ティトの慈悲」 2006年4月20~23日 新国立劇場コンヴィチュニー演出「魔笛」 2006年2月上演Konwitschny Index
2008年09月12日
EUGÈNE ONEGIN Music by PYTOR IL’ICH TCHAIKOVSKY12.FRISeptember 2008 At Tokyo Bunkakaikan (Japan)Conductor: Alexander ANISSIMOV Regie: Peter KONWITSCHNY Set Disigner&Costume: Johannes LEIACKER Lighting Designer: KITAMURA, Takashi Chorus Master: MORIGUCHI, Shinji Assistant Stage Directors: Verena GRAUBNER and SAWADA, Yasuko Language coach: YAMASHITA, Kenji Stage Manager: KOIZUMI, Hiroshi Production Director: TATARA, Michio CAST Madame Larina,YODA, ASAKOTatyana TSUYAMA, MegumiOlga, TAMURA, Yukie Flipyevna, MURAMATSU, Keiko Eugène(Yevgeny) Onegin KURODA, HiroshiVladimir Lensky, HIGUCHI, Tatsuya Prince Gremin, SATÔ, Yasuhiro A Captain/Zaretsky HATAKEYAMA, ShigeruMonsieur Triqet IGARASHI, OsamuOrchestra: Tokyo Symphony OrchestraChorus: Nikikai Chorus Group東京二期会「エフゲニー・オネーギン」2008年9月12日(金) 東京・上野 東京文化会館指揮: アレクサンドル・アニシモフ 演出: ペーター・コンヴィチュニー 美術: ヨハネス・ライアカー 照明: 喜多村 貴 合唱指揮: 森口真司 演出助手: ヴェレーナ・グラウブナー澤田康子 原語指導: 山下健二 舞台監督: 幸泉浩司 公演監督: 多田羅迪夫 ラーリナ 与田 朝子 タチアーナ 津山 恵 オルガ 田村由貴絵フィリピエーヴナ 村松 桂子エフゲニー・オネーギン 黒田 博 ウラジーミル・レンスキー 樋口達哉グレーミン公爵 佐藤泰弘 隊長/ザレツキー 畠山 茂 トリケ 五十嵐 修 +++コンヴィチュニーには「良いコンヴィチュニー」と「悪いコンヴィチュニー」がある。これは良い方だった!すばらしい演出だった。コンヴィチュニーの「アイーダ」を先日見たときは、もう二度とコンヴィチュニー演出は見るもんかと思ったが、見てよかった~先日のウィーン国立歌劇場との共同製作の東京のオペラの森よりぜんぜん演出は良かった。Simonはこの演出で演じるべきだ。コンヴィチュニーは嫌悪感をもよおさせるほどねじ曲げてしまうことが多いが、これはそこまでいってないのだ。だから納得感がある。影絵のような物語が生き生きと語られる。おもしろかった!ほとんどコメディはいっているのも彼の演出の特徴。笑える~のに誰も笑わない。カーテンコールでお約束のブーはあったけど、ごく少数だった。コンヴィチュニーも満面の笑みで歌手を讃えまくっていた。超ご機嫌だった。彼の演出に見事にこたえた主役のタチヤーナ、津山 恵はすごく良かった。大喝采を浴びていた。レンスキーの樋口達哉も良かった。※ここから内容を書きますのでこれから見る方はご注意ください。コンヴィチュニーの構成では第1幕と2幕が続いて演じられる。もう芝居は始まっている。舞台の上ではえんえんと人々が編み物をしたり、掃除をしたり、泥酔したり、恋を語らったりしている。酔っ払いががああ~と叫ぶとし~んとなりオーケストラが音あわせしだす。この感じがおかしくてもう最初から笑える~!指揮者が入ってくる。人々は酔っ払いを連れ出す。姉妹2人が歌うがまるで子供みたいに見える。奥様とお手伝いさんの歌唱はさすがの貫禄。農民たちの歌に、明るいオルガは反応して喜びまくる。人々が鏡張りの壁を開いて入ってくる。農民ではなく黒い労働者風衣裳。人々は「疲れた」と歌い、まるで女主人を威嚇するように近づいてくる。しかし最後の瞬間に酒をつきだす。緊張が解ける。オルガとラーリナ夫人は踊りだす。人々は大きな白樺を立てる。オネーギンとレンスキーのやってくる気配に大騒ぎになる女たち。このへんの緊張感、音楽がさすがです。大階段の上から現れる2人。帰ろうとするオネーギンを引き止めるレンスキー。オネーギンとレンスキーと姉妹2人は、4人の重唱になる。オネーギンは酒を取り出す。喜ぶオルガ。4人は並んで腰掛け、オネーギンが酒を注ぐ。2人で歌う部分も4人でいっしょにかけているままで歌う。これがうまい!と思った。オルガはレンスキーはもうどうでもよく、金持ちのハンサムなオネーギンに夢中になっている。レンスキーは一方的に燃え上がってオルガに歌いかけるがオルガは上の空。オネーギンがタチヤーナに話しかける。オネーギンとタチヤーナが立ち上がると、レンスキーはオルガの隣に座りなおす。「愛しているんだ!オルガ」美しい歌唱。オルガはまだオニエーギンを見ている。レンスキーはコートで彼女の目線を遮る。(笑)。でもオルガは「お酒お代わり!」とねだる。サービスするレンスキー。最後にレンスキーに覆いかぶさるオルガ。でも彼女はままごとのようにしか思っていない。母とフィリピエーヴナはわざと彼女たちに静かに近づいて驚かす。帰りそうになるオニエーギンを無理やり押しとどめる彼女たち。フィリピエーヴナはぐいっと隠していた酒の小瓶をらっぱ飲み。すぐに次。タチヤーナは興奮している。タチヤーナの部屋は汚く本が積み上げられている。そこが彼女の世界。しかし彼女は今恋に燃え上がっている。ここでのカーテンの使い方が実に印象的。あとの伏線になっている。フィリピエーヴナのスカートの裾をつかむ(笑)。お話をせがむがまったく聞いていない。しまいにはフィリピエーヴナは「聞いてるんですか!」と地声でどなる(笑)。タチヤーナは恋文をしたためる。大きな紙に大きな文字。必要以上にでかい!ポスターみたいだ。この手紙は重要な役割を担っていく。このせいでレンスキーは死ぬのだ。オーケストラの前にしつらえられた花道。そこを歩きながら歌うタチヤーナの歌唱はほんとにすばらしく、アリアが終わると大拍手が起こった。夜明け。光がさしこむ。牧童の笛が聞こえる。タチヤーナはフィリピエーヴナに手紙を託す。すぐに次!なんと農園のシーンは、朝帰りの水商売の女たちの合唱に変わっていた!しかも連れてきたのはあのオニエーギン。ぐてんぐてんに酔っていて、女を両脇に抱えている。大幻滅したタチヤーナは身の置き所がない。そのオネーギンはタチヤーナの部屋にやってきた。タチヤーナは本を読む振りをするが本がぶるぶる震える。「手紙をくれましたね?」ふるふるふるふる(違う違う)タチヤーナは本で顔を隠し、首を振る(笑)。オネーギンは手紙をタチヤーナの読んでいる本にさしこむ。水商売の女たちは振られた彼女に同情の眼を向けながら去っていく。オネーギンは立ち去るわけでなく、白樺の木に寄りかかって自己嫌悪に陥っている。すぐに次!人々が乱入しパーティが始まる。主役は冠をかぶったタチヤーナ。これはコンヴィチュニー演出「タンホイザー」でエリーザベトが被っていた金色の冠に重なる。偽りの王女。道化。讃えられているが実は馬鹿にされている。タチヤーナは翻弄される。手に持った手紙を皆が見ようとする。オネーギンはタチヤーナをかばうように踊りだすがタチヤーナは彼を突き飛ばす。人々は「結婚するのね!」「あんな男と!かわいそうに!」オネーギンに手紙を押し付けて愚弄する。噂に嫌気がさしたオネーギンは立ち去ろうとするが。レンスキーとオルガに押しとどめられる。人々はいっせいに踊りだし、いっせいに倒れる。まるで「こうもり」みたい。すごい迫力。そこにムシュートリケが現れる。これがまたすごい。おかま。いやらしいフランス人。タチヤーナを讃えるようで手紙を読もうとする。トリケはオネーギンも愚弄する。オネーギンはオルガと踊っている。人々は椅子取りゲームをし始めて楽しそうに遊ぶ。これもおもしろい~椅子取りゲームをしていたレンスキーがついに切れる。オネーギンをなじる。レンスキーはラーリナ家で愛を知ったのに…とせつせつと歌う。オルガは子供でまったくわかっていない。オネーギンとレンスキーは口汚い罵りあいになる。怒って出て行くオネーギンの演技がすごい。重なっている椅子を蹴り飛ばし、投げ飛ばし、大暴れして出て行く。かっこい~レンスキーも蹴っ飛ばして出て行くタチヤーナは無残に落ちた手紙を拾う。ここでやっと第一部が終わり、休憩になる。
2008年09月12日
REVIEWROH Don GiovanniGuardian-Wednesday September 10 2008 ROH Don GiovanniTimes OnlineSeptember 9, 2008Don Giovanni at Covent Garden +++Telegraph11/09/2008Bryn Terfel: why I nearly fled the Last Night ***Sir Simon Rattle and BPOIndependentProms 64 +++Bourne's Dorian GrayGuardian-Tuesday September 09 2008 Repainting the critical picture of Dorian GrayPicturesWilde at heart: Matthew Bourne's Dorian Gray (7 pictures)Another viewPhotographer Stephen Kearney on Dorian Gray
2008年09月11日
アンナ・ネトレプコ 男児出産。 Soprano Anna Netrebko gives birth to baby boy +++Real Player の設定を変更し、やっとまともに聴けるようになったので、BBCのSimon KeenlysideのIn Tuneを聴いたSardanapalusさまのおかげです。それでねえ、SimonはSimonでもSir Simon のBPO Proms 64 and 65これが…Sep 2-3のコンサートなのでぎりぎり聴けたのだTristan!涙出ます。これは。うちのめされてしまつた。ブラームスもヨーロッパコンサートで1番を聴いていたので今度は3番。2番は生で聴いた。今回のブラームスチクルスもトリスタンも行けないので。BBC Proms 2008Prom 64: Berliner PhilharmonikerProm 65: Berliner Philharmoniker
2008年09月08日
ちゃむさん、ありがとう~~いちおう貼っておきますLivespireLivespire UKオペラ@Cinema「グラインドボーン音楽祭&ロイヤル・オペラ・ハウス」プレミア上映会さてMETのほうは…METライブビューイング(まだ未定)MET LIVE in HD+++BBC Radio3Opera on 3 2008-09こちらはオペラキャストさん、Bravissimiさんからの情報BBCのRealPlayerなぜかうまく録れないんですよね~***大野さん凱旋!!Bunkamura大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団オペラコンチェルタンテ マスネ:歌劇「ウェルテル」公演日程: 2009年11月 +++フランス国立フィル来日情報についてはデセイのサイトにもフランス国立フィルのサイトにも載っていない。***オペラキャストさんの情報のおかげです!今週ペーザロロッシーニフェスの「マホメット2世」再放送されます。フランチェスコ・メーリです!RTBF Musiq37 Sept 200820:00 現地Opéra : Festival de Pesaro 2008Gioacchino ROSSINI. Cesare della Valle. - Maometto II. Francesco Meli, ténor, Paolo Erisso, Marina Rebeka, soprano, Anna, Daniela Barcellona, mezzo-soprano, Calbo, Enrico Iviglia, ténor, Condulmiero, Michele Pertusi, basse, Maometto II, Cosimo Panozzo, ténor, Selimo, Choeur de chambre de Prague (Directeur : Lubomír Mátl)Orchestre Haydn de Bolzano et TrentoCond.: Gustav Kuhn. **+今晩?これもフランチェスコ・メーリ!(フェントン)、フォードはテジエ。France MusiqueSamedi 06 Septembre 200819:05 現地時間Concert donné le 19 juin 2008 au Théâtre des Champs-Elysées à ParisGiuseppe Verdi FalstaffAlessandro Corbelli : FalstaffAnna-Caterina Antonacci : Alice FordFrancesco Meli : FentonAmel Brahim-Djelloul : NanettaEnrico Facini : Docteur CaïusFederico Sacchi : PistolaMarie-Nicole Lemieux : Mrs QuicklyLudovic Tézier : FordPatrizio Saudelli : BardolfoCaitlin Hulcup : Meg PageChoeur du Théâtre des Champs-ElyséesOrchestre de ParisDirection : Alain Altinoglu+++グリゴーロさんのドン・カルロもあります。Radio Suisse Romande1900-(現地時間)samedi 06 septembre 2008Opéra de Genève Un enregistrement du 26 juin 2008 au Grand Théâtre de GenèveGiuseppe Verdi: Don Carlos, Version italienneOrlin Anastassov, Philippe II, roi d'EspagneVittorio Grigolo, Don CarlosAnthony Michaels-Moore, Rodrigue, marquis de PosaKristinn Sigmundsson, le Grand InquisiteurNicolas Testé, un moineMichele Capalbo, Elisabeth de ValoisSylvie Brunet, la Princesse EboliTeodora Gheorghiu, ThibaultSvetlana Doneva, la Voix du cielOrchestre de la Suisse RomandeChoeur du Grand ThéâtreDirection musicale: Nicola LuisottiDirection: Ching-Lien WuPrésentation: Paul-André Demierre+++同時間帯にビリャゾンのグノーのロミジュリもあるんだよねえ~ザルツ2008年8月 ミハイル・ペトレンコも出てる。ザイフェルトのシスコのタンホイザーもある。いやいや百花繚乱?
2008年09月05日
Gaetano Donizetti :Maria Stuarda (Mary Stuart) Cast:Mariella Devia (Maria Stuarda)Anna Caterina Antonacci (Elisabetta)Paola Gardina (Anna)Francesco Meli (Leicester)Simone Alberghini (Talbot)Piero Terranova (Cecil)Conductor: Antonino FoglianiJan. 2008Teatro a la Scalaドニゼッティ「マリア・ストゥアルダ」エリザベッタ : アンナ・カテリーナ・アントナッチ マリア・ストゥアルダ : マリエルラ・デヴィーア アンナ・ケネディ : パオラ・ガルディーナ レスター伯ロベルト : フランチェスコ・メーリ ジョルジョ・タルボ : シモーネ・アルベルギーニ グリエルモ・セシル卿 : ピエロ・テラノーヴァ 合唱 : ミラノ・スカラ座合唱団 管弦楽 : ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮 : アントニーノ・フォグリアーニ 演出・美術・衣装 : ピエール・ルイージ・ピッツィ 収録: 2008年1月, ミラノ・スカラ座スカラ座って厳しいですね。圧巻のデヴィーアには万雷の拍手。アントナッチには冷遇。ストーリーも怖いけどスカラ座の客も怖いわ~それはそれとしてメーリ!!!来日してほしいなあ。エリッソで。ベビーフェイス~~~まつ毛が薄い茶色で可愛い~いわゆるcrack もあったけど。今貴重な絶滅品種のすてきなテノール!斬首されるマリアより嘆くロベルトがかわいそう~って思ってしまう。ドニゼッティはやっぱりおもしろい~途中で気絶することもなく。なんでドニゼッティがこんなのばっかりかいたのか・イングランドでこれ上演できるんでしょうか?よほどイギリス人が嫌いなのかイタリアオペラでネタにされまくりなエリザベッタ。エリザベスの映画のノベライズ本をこのあいだ読んだので怖い~フランチェスコ・メーリはムーティ指揮のコジのフェルランドだったんですね~来日はしません… 残念Related LinksFrancesco Meli Born in Genova in 1980下記の2006年のスカラ座のムスバッハのジョヴァンニのオッターヴィオ役。(クラシカで放送されるようですね)Don Giovanni alla Scala di Milano Wolfgang Amadeus Mozart 19 ottobre 2006 Milano Teatro alla Scala Nuova produzione Regia Peter Mussbach InterpretiCarlos Alvarez (Don Giovanni)Attila Jun (Commendatore)Anna Samuil (Donna Anna)Francesco Meli (Don Ottavio)Monica Bacelli (Donna Elvira)Ildebrando D'Arcangelo (Leporello)Veronica Cangemi (Zerlina)Alex Esposito (Masetto) Produzione Coproduzione con Staatsoper Unter den Linden, Berlin Scenografia Peter Mussbach Costumi Andrea Schmidt-Futterer Luci Alexander Koppelmann Direzione d'orchestra Gustavo Dudamel ***Simone Alberghini Bass-Baritone***オペラの最新情報、VIDEOCLIP などが見られるサイト。レアだ~ザルツ2008 ジョヴァンニ来た~
2008年08月30日
Mozart: Così fan tutteFiordiligi: Barbara FrittoliDorabella : Angelica KirchschlagerGuglielmo : Bo SkovhusFerrando : Michael SchadeDespina : Monica BacelliDon Alfonso : Alessandro CorbelliConductor: Riccardo MutiOrchestra and Choir of the Wiener StaatsoperRecorded live at the Theater an der Wien in 1996以前感想を書いたHPが閉鎖されて跡形もなく消えてしまったこの作品。ようやく発見した。
2008年08月24日
Coming Soon! ローザンヌ歌劇場 データ集 (ご注意、Wキャストです) ドン・ホセ役: ジュリアン・ギャヴィン Julian Gavin Australian born tenor エスカミーリョ役: ジャン=フランソワ・ラポワント Jean-Francois Lapointe Canadian baritone ハイティンク指揮ペレアスとメリザンドのペレアス。 Articles: Jean-François Lapointe From Europe and Back カルメン役:ユリア・ゲルセワ Julia Gertseva Schedule ミカエラ役:ノエミ・ナーデルマン Noemi Nadelmann 新国立劇場「こうもり」のロザリンデにもキャスティングされている。 コンツェルトハウスジャパン オフィシャル Opéra de Lausanne Official Une première pour un théâtre lyrique suisse: l'Opéra de Lausanne part en tournée au Japon avec sa production de Carmen et donnera 14 représentations de Sapporo à Osaka, en passant par Tokyo +++ 関係ないけど便利リンク CAMI所属アーティスト 歌手検索に便利
2008年08月23日
TannhäuserBaden-Baden Festival July 2008Production: Nikolaus LehnhoffCast: Robert Gambill/Franz van Aken (T), Camilla Nylund/Solveig Kringelborn (Elisabeth), Waltraud Meier (Venus), Stephen Milling (Hermann), Roman Trekel (W)Conductor: Philippe JordanMostly OperaBaden-Baden Festival
2008年08月17日
REVIEW Bayreuth Parsifal and Baden Baden Tannhauser The New York Times History vs. Modernity in German Opera Season About Robert Gambill as Tannhauser in Baden Baden excerpt - Robert Gambill handled the title role’s exhausting demands with energy and élan. Herald Tribune Bayreuth staging of Wagner's 'Parsifal' is a welcome assault on the senses
2008年08月17日
SIEGFRIEDWiener Staatsoper27.4.2008Premiere Dirigent: Franz Welser-MöstInszenierung: Sven-Eric BechtolfBühne: Rolf GlittenbergKostüme: Marianne GlittenbergVideo: fettFilmSiegfried - Stephen GouldWanderer - Juha UusitaloBrünnhilde - Nina StemmeMime - Herwig PecoraroAlberich - Tomasz KoniecznyErda - Anna LarssonFafner - Ain AngerWaldvogel - Ileana ToncaRelated LinksÜbertragung aus der Wiener StaatsoperIn den Spielzeiten 2007/08 und 2008/09 bringt die Wiener Staatsoper das größte Musiktheaterwerk der Operngeschichte zur Premiere: Richard Wagners Der Ring des Nibelungen.
2008年08月16日
BEETHOVEN: FidelioZurich Opera, 2004Leonore - Camilla Nylund Florestan - Jonas Kaufmann Don Pizzarro - Alfred Muff Rocco - László Pólgár Marzelline - Elizabeth Rae Magnuson Jaquino - Christoph Strehl Don Fernando - Günther Groissböck Erster Gefangener - Boguslaw Bidzinski Zweiter Gefangener - Gabriel Bermúdez Chorus and Orchestra of Zurich Opera HouseNikolaus Harnoncourt, conductorJürgen Flimm, stage directorRecorded at the Opernhaus Zürich in February 2004 ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲ドン・フェルナンド:ギュンター・グロイスベックドン・ピツァロ:アルフレート・ムフフロレスタン:ヨナス・カウフマンレオノーレ:カミラ・ニルンドロッコ:ラズロー・ポルガールマルツェリーネ:エリザベス・ラエ・マグナソンヤキーノ:クリストフ・シュトレール第1の囚人:ボグスラフ・ビジンスキ第2の囚人:ガブリエル・ベルムデスチューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団ニコラウス・アーノンクール(指揮)演出:ユルゲン・フリム装置:ロルフ・グリッテンベルク衣裳:マリアンネ・グリッテンベルク照明:ヤーコプ・シュロスシュタイン収録:2004年2月15日 チューリヒ歌劇場[ライヴ]DVDの山をかき回していたら出てきた。フィデリオ。アーノンクールのチューリヒ歌劇場。いつのまにか録画していたらしい…フロレスタンがヨナス・カウフマン。始まって1時間20分たってやっとフロレスタンが登場。すごい入りまくりの演技でカメラもわかっていてドアップ。死ぬほどかっこいいです。カウフマン。ラズロ・ポルガーがいい男で演技もうまいんですよね~それにしてもこのオペラも不思議なオペラですよね~なんか。まだ生で見ていない歌手の中で一番見たいのはもちろん…ヴィリャゾンとカウフマンですよね~やはり。彼らを見るためなら海外までも行く気になる。METのルチアで来るのかなあ?ヴィリャゾン。Related Linksラトルの「フィデリオ」
2008年08月16日
Endrik Wottrich今年のバイロイトのジークムント、エントリク・ヴォトリッヒ君はなんと新国「ワルキューレ」でもキャスティングされているんですね。ようやく気づきました~RelatedSemperOperINDEPENDENTPreview: Fidelio, Royal Opera House, LondonIntermezzo+++私もいい加減、サイ(=Simon)とボブ(=Robert)から脱却しないといけない。ジークムント、エントリク、バイロイトを聴いています。もう早くも来年の邂逅が待ちきれませんわ…フロレスタンも早く予習しないと…間に合わない。+++BS2 クラシックロイヤルシートでクーラのアイーダが放送されます。抜粋で。音楽のおくりもの 歌劇「アイーダ」 から (抜粋) エジプトとイシスの神に栄光あれ (第2幕から) 勝利の合唱 「戦いに勝った将軍よ、前に出よ」 おお、わがふるさと (第3幕から) アイーダふたたびここで エジプト王 : カルロ・ストゥリウリ アムネリス : ラリーサ・ジャチコワ アイーダ : シルヴィ・ヴァレール ラダメス: ホセ・クーラ ランフィス : アンドレア・パピ アモナズロ : レーオ・ヌッチ バレエ : ヴェローナ野外劇場バレエ 振 付 : ジョージ・イアンク 合 唱 : ヴェローナ野外劇場合唱団 管弦楽 : ヴェローナ野外劇場管弦楽団 指 揮 : ダニエル・オレーン 演 出 : ピエール・ルイージ・ピッツィ 収録: 1999年6月25日, ヴェローナ野外劇場放送:8月18日(月) 03時36分30秒~03時59分30秒 BS2 クラシックロイヤルシート
2008年08月16日
海外おもしろサイト>>>エントリク・ヴォトリッヒの記事検索をしていたらこんなおもしろいサイトを発見した。IntermezzoSimon関係。 ▼Topless opera bargain at Covent Garden for Sun readers Simon 'Shirtless' Keenlyside 私もモウリーニョのとき散々お世話になったインチキ大衆紙「ザ・サン」の読者に「半裸の」オペラが格安で提供されるという記事。 ▼サイモンが妻といかに恋に落ちたか。 Wales Online From Turandot to tree-planting with opera singer Simon Keenlyside 「「魔笛」のときに奈落に落ちて、骨が粉々になっちゃったんだ。腹が減ってたんで上に食事しようとそこで医者を待ってたら彼女がいたんだ。」+++実は先日ある方から紹介されたこれOpera Chicこれもそーとーおかしいです。なんでおかしいのか完全にわからないけど笑いがこみ上げてくるって病気ですかね~The Flyなんかすごいし~シュロットのヤクチューもすごいし~
2008年08月16日
いろいろな情報今晩芸術劇場でラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン シューベルトヴァージョンが放送されます。シューベルティアーデみたいなものなのでしょうね。シューベルトは悲劇的過ぎて私の好みではありませんが…+++Rossini Opera Festival ペーザロ・ロッシーニ・フェスの情報が「オペラキャスト」さんに載っていました。いつも感謝です。気づいたときには放送終わってましたけど(苦笑)フローレスのコンサートに駆けつけたファンも多かったのでしょうね。現地では下記の公演にドミトリー・コルチャク君が出たようですね~日本には来ないんでしょうかね~まだテノール募集中のようですが…。Teatro Rossini Monday 11 - Friday 22 AugustL’EQUIVOCO STRAVAGANTEDramma giocoso per musica in due atti by Gaetano GasbarriMusic by Gioachino RossiniCritical edition Fondazione Rossini/Universal Music Publishing Ricordi, edited by Marco Beghelli and Stefano PianaConductor UMBERTO BENEDETTI MICHELANGELIDirector EMILIO SAGISettings FRANCESCO CALCAGNINICostumes PEPA OJANGURENLighting designer GUIDO LEVIInterpretersErnestina MARINA PRUDENSKAJAGamberotto BRUNO DE SIMONEBuralicchio MARCO VINCOErmanno DMITRY KORCHAKRosalia AMANDA FORSYTHEFrontino RICARDO MIRABELLICORO DA CAMERA DI PRAGAChorus Master Pavel VanekORCHESTRA HAYDN DI BOLZANO E TRENTO**Adriatic Arena (Teatro 2)Tuesday 12 - Saturday 23 AugustMAOMETTO IIDramma per musica in due atti by Cesare Della ValleMusic by Gioachino RossiniCritical edition Fondazione Rossini/Universal Music Publishing Ricordi, edited by Claudio ScimoneConductor GUSTAV KUHNDirector MICHAEL HAMPESettings ALBERTO ANDREISCostumes CHIARA DONATOLighting designer FRANCO MARRIInterpretersPaolo Erisso FRANCESCO MELIAnna MARINA REBEKACalbo DANIELA BARCELLONA / HADAR HALEVY (20.VIII)Condulmiero ENRICO IVIGLIAMaometto II MICHELE PERTUSISelimo COSIMO PANOZZOCORO DA CAMERA DI PRAGAChorus Master Lubomír MátlORCHESTRA HAYDN DI BOLZANO E TRENTONew coproduction with TheaterBremen日本でも公演がある「マホメット2世」はハンペの演出ということで、ハンペさんのラウンドテーブルを聴いて以来その知的なところに惹かれているのでぜひ見たいものです。ただし日本公演はキャストが違います。オケと合唱団はいっしょですね。日本公演キャスト(予定):マホメット2世…ロレンツォ・レガッツォ(バス)セリモ(その腹心の友)…コジモ・パノッツォ(テノール)パオロ・エリッソ(植民地モンテネグロのヴェネツィアの指令官)・・・調整中(テノール)アンナ(その娘)…マリーナ・レベカ(ソプラノ)カルボ(ヴェネツィアの将軍)…アーダー・アレヴィ(メゾ・ソプラノ)コンドゥルミエーロ(ヴェネツィアの将軍)…エンリーコ・イヴィッリア(テノール) 一方のオテッロですがこれは昨年のフェスのデータ。Stagione 2007Dall'8 al 21 agosto.XXVIII EdizioneAdriatic Arena (ex BPA Palas) Teatro 1Mercoledì 8 - Lunedì 20 agostoOTELLODramma per musica in tre atti di Francesco Berio di SalsaMusica di Gioachino RossiniEdizione critica della Fondazione Rossini, in collaborazione con Casa Ricordi, a cura di Michael CollinsNuova coproduzione con Deutsche Oper di Berlino e con Opéra di LosannaDirettore RENATO PALUMBORegia GIANCARLO DEL MONACOScene CARLO CENTOLAVIGNACostumi MARIA FILIPPIProgetto luci WOLFGANG VON ZOUBEKPersonaggi e Interpreti Otello GREGORY KUNDE (8, 14, 17, 20 agosto) FERDINAND VON BOTHMER 11 agosto)Desdemona OLGA PERETYATKOElmiro MIRCO PALAZZIRodrigo JUAN DIEGO FLÓREZIago CHRIS MERRITTEmilia MARIA GORTSEVSKAYALucio / Gondoliero ENRICO IVIGLIADoge ALDO BOTTIONCORO DA CAMERA DI PRAGAMaestro del Coro Lubomír MátlORCHESTRA DEL TEATRO COMUNALE DI BOLOGNA昨年はフローレスが出ていたのですね~こちらは日本公演。オテッロ…グレゴリー・クンデ(テノール)デズデーモナ…イアノ・タマール(ソプラノ)エルミーロ…ミルコ・パラッツィ(バス)ロドリーゴ…ブルース・スレッジ(テノール)ヤーゴ …フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール)エミーリア…マリア・ゴルツェフスカヤ(メゾ・ソプラノ)ルチオ、ゴンドラ漕ぎ…エンリーコ・イヴィッリア(テノール)総督…コジモ・パノッツォ(バス) イアノ・タマールはよさそうですね。ブレゲンツ音楽祭2006「トロヴァトーレ」のレオノーラです。Related LinksBunkamuraダイワハウス・ロッシーニ・オペラ・フェスティバル日本公演
2008年08月15日
先の話ですがドミトリー・コルチャク君のレンスキーが聴けそうです。オペラキャストさまに情報が出ています。日本時間では8月31日未明です。Radio Clásica Aug30 2008 19.30:Temporada de Ópera de EuroradioTransmisión diferida desde el Teatro Carlo Felice de GénovaCHAIKOVSKI: Eugene OneginF. Maria Capitanucci (Eugene Onegin), S. Vassileva (Tatiana), D. Korchak (Lensky), A. Abdrazakov (Gremin), T. Tramonti (Larina), M. Pardo (Olga), A. Vespasiano (Filipievna)D. Giorgelè (Un comandante)M. Signorini (Zaretsky)M. Bolognesi (Monsieur Triquet)Coro y Orquesta del Teatro Carlo FeliceDir.: J. Mena.同じもの、NPR's World of Opera WBHMバーミンガムでも放送があります。every Wednesday night at 7 p.m. (現地)September 17, 2008TCHAIKOVSKY: Eugene OneginTeatro Carlo Felice, GenoaTeatro Carlo Felice Orchestra and ChorusJuanjo Mena, conductorCAST: Fabio Maria Capitanucci; Svetla Vassileva (Tatyana); Tiziana Tramonti (Larina); Dmitri Korchak (Lensky); Askar Abdrazakov (Prince Gremin); Ambra Vespasiani (Filipyenva); Marina Pardo (Olga); Marco Signorini (Zaretsky)それに同じくオペラキャストさまの情報ですがなにかと話題のヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigòlo のドン・カルロの再放送?もあります。RSR-Espace 2シューベルティアーデ
2008年08月05日
BAYREUTH 2008August 2GOTTERDÄMMERUNG:Dirigent Christian ThielemannInszenierung Tankred DorstBühnenbild Frank Philipp SchlößmannKostüme Bernd Ernst SkodzigChorleitung Eberhard FriedrichSiegfried Stephen GouldGunther Ralf LukasHagen Hans-Peter KönigAlberich Andrew ShoreBrünnhilde Linda WatsonGutrune Edith HallerWaltraute Christa Mayer1. Norn Simone Schröder2. Norn Martina Dike3. Norn Edith HallerWoglinde Fionnuala McCarthyWellgunde Ulrike HelzelFlosshilde Simone SchröderBayern 4 Klassik の音はとってもいいです。リンダ・ワトソンのブリュンヒルデがすばらしいです。それにやっぱりティーレマン。すばらしいです。音がまさに animated という感じです。スティーヴン・グールドも相変わらずすばらしいです。エディット・ハッラーさん(下記参照)はこれにも出てます。グートルーネと、ノルンのダブルキャスト? そんなことあるんですねえ。
2008年08月02日
小澤征爾音楽塾「こうもり」tonight2008年7月30日東京・上野 東京文化会館音楽監督・指揮:小澤征爾演 出:デイヴィッド・ニース装 置:ヴォルフラム・スカリッキ衣 裳:ティエリー・ボスケ照 明:高沢立生振 付:マーカス・バグラーサンフランシスコ・オペラ・アソシエーション所有プロダクションを使用管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ合 唱:小澤征爾音楽塾合唱団出演ロザリンデ:アンドレア・ロストガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:ボー・スコウフスアデーレ:アンナ・クリスティアルフレート:ゴードン・ギーツオルロフスキー公:キャサリン・ゴールドナーファルケ博士:ロッド・ギルフリーフランク:ジョン・デル・カルロブリント博士:ジャン=ポール・フシェクールフロッシュ: 小迫良成(7月21日、8月2日)大浦みずき(7月24日、27日、30日) おもしろかったですね~予想外の展開で、これはこれで新しい。日本語とドイツ語が入り乱れてもうわけがわかんなくなってるのにしっかり字幕がついているし…恐るべしこの脚本と演出と歌手たちという気がしました。フォルクスオーパーはドイツ語でアドリブかましまくって何もわかんなかったでもこれはすべてのギャグがよ~くわかった1幕の椿姫、リゴレット、トゥーランドットの三連発にはびっくり、でもこれは序の口だった第3幕はさらにすごいことが…こうもりってこういうエンターテイメントだから楽しめればいいのよ!それにね~ボー・スコウフスさま(既に敬称)がもう~もう~すごくかこよくって~惚れました。ポッ(鼠先輩じゃないですよ)背が高くて金髪(のかつら)、てんぱった感じの歌い方。もうやけくそなの?っていういつもの歌い方。芝居うまいしダンスうまいしもう~好き~~~~ボー・スコウフスってレパートリー広いですよね。オペレッタからモーツァルト、ワーグナーまで!今回初生だったので感激。見て良かった!今回歌はアンドレア・ロストとボー・スコウフスだけがもう傑出していた。声量が違うんです。ボー・スコウフス、ほんとにすばらしかった~ またぜひ見たいです。オペレッタで!テノール(アルフレート)はルネ・コロを聞いたばっかしなんで…(笑)比較になりませ~ん。フォルクスオーパーもめっちゃおもしろかったけど、こっちはドメスティックなおもしろさ(笑)ですね~「日本の笑い」だったわ。そうくるとはな~と今でも笑える。Related Linksウィーンフォルクスオーパー「こうもり」
2008年07月30日
DIE WALKÜRE:Dirigent Christian ThielemannInszenierung Tankred DorstBühnenbild Frank Philipp SchlößmannKostüme Bernd Ernst SkodzigSiegmund Endrik WottrichHunding Kwangchul YounWotan Albert DohmenSieglinde Eva-Maria WestbroekBrünnhilde Linda Watson Fricka Michelle BreedtGerhilde Sonja MühleckOrtlinde Anna GablerWaltraute Martina DikeSchwertleite Simone SchröderHelmwige Edith HallerSiegrune Wilke te BrummelstroeteGrimgerde Annette KüttenbaumRossweisse Manuela BressBAYREUTH 2008の生中継が始まっています。オペラキャスト様、いつもありがとうございます。きょうオペラキャストさまによると、ティーレマンのワルキューレが日本時間の23時から放送されますがジークムントはエントリック・ヴォトリッヒらしいです。この人はバレンボイムのヴォツェックのアンドレです。音だけだと味気ないですね~姿が見たいわ。しかしティーレマンのリングはもう聴いたはずです。今年のウィーンの…何もかもごっちゃになってよく思い出せません。もう年だわ…ヘルムヴィゲのエディット・ハッラーは新国立劇場の『魔弾の射手』ですばらしいアガーテを歌いました。
2008年07月29日
パリ国立オペラ初来日公演 2008ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」2008年7月27日(日)東京・渋谷・Bunkamuraオーチャードホール演出:ピーター・セラーズ映像:ビル・ヴィオラ指揮:セミヨン・ビシュコフトリスタン:クリフトン・フォービスイゾルデ:ヴィオレッタ・ウルマーナブランゲーネ:エカテリーナ・グバノヴァクルヴェナル:ボアズ・ダニエルマルケ王:フランツ・ヨーゼフ・セリグメロート:サムエル・ユン牧童/若い水夫:アレス・ブリシャイン舵手:ユリ・キッシンパリ国立オペラ管弦楽団・合唱団※内容を書きますので未見の方はご注意ください。セミヨン・ビシュコフ!すばらしかった。オケ鳴らしすぎだ~(笑)。歌手に喧嘩売ってんのか?というぐらい。パリ国立オペラ管弦楽団の音は重厚で、最初から最後まで音がビンビン飛んでくる。気持ち良かった。オーチャードの音響のせいもあるだろうが、NHKホールで聞いたベルリン国立の音がOFFだとすると完全にONだった。その分歌手は大変!でも実力派揃いだったんで大丈夫でした。歌手ですが、ブランゲーネのグバノヴァがすばらしかった。ウルマナも貫禄ボディに貫禄の歌唱、すばらしかった。心配していたクリフトン・フォービス、彼のいつもヴィヴラートがかかった歌い方は好きではないが、彼も圧倒的な歌唱だった。最後までもったし、どんどん幕が進むにつれてすばらしくなった。さすがトリスタン歌いだ。クルヴェナルのボアズ・ダニエル君はいちばん多分歳が若い。若々しくてすてきな歌唱でした。音量はオケに負け気味だったけど、ローマン・トレケルに比べたらぜんぜん大きい声。そしてゼーリヒ!彼は役者ですね~彼が出てきた瞬間にドラマが現実のものとなった。他の人はね~まったく演技してない。だいたいこの演出は演技ってものがゼロに等しいの。その理由はおわかりのとおり。そう映像演出のせいなんです。全編偏執的にこだわりのある絵が流れ続ける。水がテーマ。ちょこっと炎。ほとんど水に溺れているような感覚をずっと味わい続ける。この演出は賛否両論あると思う。ともすると、というか絶対、映像が主役になってしまっている。歌手は影絵のように歌うだけで、歌っているのにスポットが当たっていないシーンもある。照明もまったく疑問だった。しかし、しかし。その疑問符のつく演出、最後のシーンですべてが相殺されるんです。これは絶対体験するべき!(テーマパークか?)というか衝撃的で立ち直れなくなる。ヴィオレッタ・ウルマナにちょっと悪い気がします。どばーと出ていた涙が、ピタッと止まり、え?え?え? 何これ?というわけで口をあんぐり開けたまま衝撃的に終わってしまう。やっぱヨーロッパだな~と、しかもフランスから来たオペラだな~と納得の舞台でした。ちょっと思ったんですよね、これからこういうのがオペラ演出の主流になっていくんじゃないかって。だってはるかに映像の方がかきわりよりリアリティあるわけですよ。美男で若いトリスタンが出てくるわけですよ。オールヌードが出てくるわけですよ…森、そして海、河、水の中、炎、逢引の夜の闇…見事に表現されてしまうわけですよ、視覚的に。う~ん、う~ん でもきっと日本人のオペラ好きのほとんどはこの演出を嫌だと言うでしょう。歌手がそえものになるからです。こんな豪華の歌手が添え物かよ!って思っちゃいますもんやっぱり。まあ、その映像に酔うね、ちょっと。今でも森の匂いや、海や水で溺れそうだ。そして現実の歌手の存在と至高の音楽にはさまれtoo much 情報量多すぎじゃん~となる。だからセットも演技もないんだな~とひとつのおとぎ話の伝え方ではある。第1幕舞台上に大きなスクリーン。寝台の上に女性が2人。序曲が終わるといきなり3F上手バルコニーで歌いだす若い水夫。イゾルデとブランゲーネ。トリスタンとクルヴェナルが現れる。セットも何もなく、四角いスポットが上手と下手にきってあるだけ。衣裳は黒。全員黒。男は現代のかっこう。女性はロングドレス。一方映像のほうはすごくめまぐるしい。最初は海面の絵。このへんはまだ良かったが波が激しく打ち付けだす。歌っているのに映像が強いので気がそらされる。そのうち男と女(中年?)が登場する。まあ…その…予想はしてたんですけど、脱ぎだす。ブランゲーネがやってくるとクルヴェナルがかばうように歌う。傷つけられたブランゲーネにイゾルデはタントリスの話を始める。トリスタンは寝台に横になっている。毒の薬を飲むつもりで実は媚薬を飲んでしまう2人。第2幕第2幕良かった~暗い夜。森の中。狩に向かう人々のサーチライトがだんだん遠くなる。イゾルデがトリスタンを思って女神について歌うとき、背後で炎が燃え上がる。これははまったなあ…松明を消すとトリスタンがやってくる。炎を越えて。イゾルデ(映像)は何百ものろうそくの明かりを灯す。乙女心が表現されている。トリスタンがやってくる。このえんえんと続く二重唱がめちゃめちゃすばらしかったです。ほんとにすばらしいのですばらしいとしか書きようがない。降り来よ 愛の夜…夜の帳が愛を連れてくる。しかし彼らは実は監視されていた。メロートとマルケ王に。下手のバルコニー?で歌う見張りのブランゲーネ。実にすばらしい。映像はとにかく水の中に沈んでいく男女のイメージ。入水のイメージ。彼らは水の中で死んでいく、そういうイメージ。映像の男女がさきほどは中年だったのに20前ぐらいの若い男女になっている。ゼーリヒが登場する。マルケ王。オーラがただよっている。舞台で存在感のある人ってほんと違うよねえ。今まで彼は好みではなかったが大好きになった。意外とハンサムです。彼が慟哭して歌う。ゼーリヒはトリスタンに抱きつくがその手を押し戻すのはトリスタン。トリスタンはまるで王の嘆きなど聞いていなかったように歌いだす。二人の世界。二人は死出の旅に出ようと歌っているのだ。現実世界に二人はもういないのにそれがわからないメロートは背後からトリスタンを刺す。ゼーリヒはそのナイフを取り上げ信じられないように見つめている。マルケ王はトリスタンを殺そうとは微塵も思っていなかったのだ。メロートが最後の音でがくっとひざをつく。第2幕了第3幕故郷のカレオールで死んだように眠るトリスタン。今度は3Fバルコニー下手にコールアングレ。うまい~めちゃうまですわ。その下の階に羊飼い(多分)舞台上の下手で彼にこたえるクルヴェナル。ダニエルの見せ場。彼はグレーのGパンにグレーのトレーナー。普段着か(笑)。実に良かった~この歌手はまた別の演目でぜひ見たいと思った。哀しい調べで目を覚ますトリスタン。トリスタンの歌唱もほんとすばらしかった。ほんとにすばらしいのですばらしいとしか書きようがない。トリスタンが忠義者のクルヴェナルを褒める。「お前は俺に忠誠を誓ってくれた」うん。うん。(ダニエルうなずく)「マルケ王にも忠実だった」そう。そう(ダニエルうなずく)「王を裏切った俺にもついてきてくれた」まあね(ダニエル仕方ないという身振り)これ受けた~演技らしいものはほんとここだけ。それも離れている。ふつう主君を心配して寄り添うとか抱きつくとかしそうだがいっさいそういう演出はないの。不思議だよねえ~まるで紙芝居の声を出している人みたいな。トリスタンがイゾルデを思うとき、イゾルデの映像が浮かびあがる。砂漠のような蜃気楼でよく見えないが女性がやってくる。早く会いたいイゾルデに…この映像は効きますよね~イゾルデがやってくる。トリスタンはもう虫の息で顔をわずかに上げて彼女を見る。そして絶命。イゾルデは彼にすがるでもなく、絶望を歌い続ける。ブランゲーネとマルケ王らがやってきて、死体の数が増える。そしてイゾルデの絶唱!ここが…ということで音が消えてたっぷり10秒近く沈黙が支配していた。あとは嵐。おつかれさま~
2008年07月27日
BAYREUTH 2008July 26TRISTAN UND ISOLDEDirigent Peter SchneiderInszenierung Christoph MarthalerKostüme & Bühnenbild Anna ViebrockChorleitungEberhard FriedrichTristan Robert Dean SmithKönig Marke Robert HollIsolde Iréne TheorinKurwenal Jukka RasilainenMelot Ralf LukasBrangäne Michelle BreedtJunger Seemann Clemens BieberEin Hirt Arnold BezuyenEin Steuermann Martin Snell あまりにもすばらしくて悶死しそう。イレーネ・テオリンは今年の10月の新国立劇場の『トゥーランドット』でタイトルロールを歌います。すごそうだな~ロバート、長く伸ばして思い入れ込めて歌ってました~1幕のところユッカ・ラジライネンがクルヴェナル3カ国でアナウンスするのがすごい~独語、英語、仏語の順です。
2008年07月26日
サントリーホール公演モーツァルト「フィガロの結婚」フィガロ: ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ スザンナ: ダニエレ・デ・ニース アルマヴィーヴァ伯爵: マルクス・ウェルバ 伯爵夫人: セレーナ・ファルノッキア ケルビーノ: ダニエラ・ピーニ マルチェルリーナ:牧野 真由美 バルトロ : エンツォ・カプアーノ ドン・バジリオ/ドン・クルチオ:ジャンルーカ・フローリス アントニオ: 清水 良一 バルバリーナ:吉原 圭子 合唱: サントリーホール オペラ・アカデミー 管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮&フォルテピアノ : ニコラ・ルイゾッティ 舞台装置: アレッサンドロ・カメラ 衣装: アンドレア・ヴィオッティ 照明: 喜多村 貴 演出: ガブリエーレ・ラヴィア 収録: 2008年3月12日, サントリーホール放送: 2008年 6月21日(土) 非常に楽しい公演でしたね。
2008年06月22日
スポレート歌劇場日本公演2008ロッシーニ「チェネレントラ」今年もやってきました、スポレート歌劇場。去年ほどのおもしろさはなかったですが、シラグーザのアリアに聴衆は酔い、大熱狂しました。BIS が出ましたです。アンコールしてくれたのです。彼はかなりのどに無理を強いたのではないでしょうか。ちょっと心配です。シラグーザはとにかく彼の才能を惜しげもなく披露してくれ、すばらしかったのですが、私はダンディーニ役のモンタナーリに大注目!去年のバルトロですよ。演技はうまいわ、歌はいいわ、それに意外とハンサムなんです~実はこっちでした~(えへ)バルチェッローナの降板は残念。代役は凡庸でした。
2008年06月18日
Simon Keenlyside (Rodrigo) and Rolando Villazon (Don Carlo)June 2008, The Royal Opera House, London Photo: Tristram KentonDon Carlo at the Royal Opera House, London The Stage
2008年06月11日
New National Theatre, Tokyo2007/2008 Season OperaGiuseppe Verdi :LA TRAVIATA5 June 2008Conductor : Kamioka Toshiyuki Production : Luca Ronconi Set Design : Margherita Palli Costume Design : Carlo Maria Diappi Lighting Design : Sergio Rossi Choreographer : Tiziana Colombo Violetta Val?ry : Elena Mosuc Alfredo Germont : Roberto Sacc? Giorgio Germont : Lado Ataneli Flora Bervoix : Hayashi Michiko Visconte Gastone : Higuchi Tatsuya Barone Douphol : Kobayashi Yoshiki Marchese D’Obigny : Higashihara Sadahiko Dottor Grenvil : Shikano Yoshiyuki Annina : Iwamori Misato Chorus : New National Theatre Chorus Orchestra : Tokyo Philharmonic OrchestraConductor Kamioka Toshiyuki, active in Europe as a Kappelmeister (a theater’s resident conductor) and musical director, and appearing for the first time at the New National Theatre Tokyo, will bring the skills he has honed in the theater to the direction of a dazzling cast of singers, including the much-talked-about coloratura soprano Elena Mosuc. 新国立劇場「椿姫」2007/2008シーズン【指 揮】上岡 敏之【演 出】ルーカ・ロンコーニ【装 置】マルゲリータ・パッリ【衣 裳】カルロ・マリア・ディアッピ【照 明】セルジオ・ロッシ【振 付】ティツィアーナ・コロンボ【舞台監督】斉藤 美穂【ヴィオレッタ】エレーナ・モシュク【アルフレード】ロベルト・サッカ【ジェルモン】ラード・アタネッリ【フローラ】林 美智子【ガストン子爵】樋口 達哉【ドゥフォール男爵】小林 由樹【ドビニー侯爵】東原 貞彦【医師グランヴィル】鹿野 由之【アンニーナ】岩森 美里【ジュゼッペ】小田 修一【使者】大森 一英【フローラの召使い】黒田 諭【合唱指揮】三澤 洋史【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団本日ディーヴァ降臨!エレーナ・モシュク、すばらしかったです。彼女はいわゆる天才ですね。すごく自分流に歌うが、それが美しく完璧。これぞヴィオレッタ!だったですよ~サッカは第1幕ではセーブしていたが、2幕以降めきめき乗り始めて、なかなかのできでした。スレンダーな体でかっこよかったです。アタネッリはほんとすごい歌手ですね~きょうの観客は彼にだけブラーヴォをかけなかったけど…違うんじゃないか。彼の朴訥なまったくアンサンブルが合わない歌い方。あちゃ~それでも彼の天性の声はすごいよ!太い。ただしパパ・ジェルモンをやるには若すぎる。サッカの方が老けてたし~きょうの客の冷たい反応を感じて、彼のリゴレット、心配になってきた。入りが…。きょうの指揮者は、音楽と音楽の間に完全なサイレンス(沈黙)を2秒ぐらい、必ずドラマティックな部分の前ではおくんですよ~客席の緊張感は高まるけど。好き嫌いあるかな~あまりにもやりすぎると。それからテンポきょうの歌手はわがままでモシュクとアタネッリは自分のテンポで歌ってたからなかなかオケと合ってませんでした。でもそれも生の醍醐味だからいいんですけどね~サッカは器用に合わせていたなあ。大物歌手はテンポも自己流なんだあ~ルーカ・ロンコーニのセットはすばらしい!さすがです。特に第1幕のヴィオレッタの屋敷と賭博場のシーンがすばらしい。セットが壁ごと家具ごと人物ごと移動する! ほんとに何部屋もある邸宅の中に迷い込んだ気になる。これぞ椿姫!ですわ~第1幕ヴィオレッタの屋敷。ヴィオレッタは銀の宝石のついたネックレス、胸元に真っ白なカメーリアを挿している。さっそうとアルフレードが現れる。スレンダーでかっこいい!とにかくエレーナ・モシュクが歌うたびに圧倒される。その体そのものが楽器。とてつもない弱音から強音まで自由自在。一方アルフレードは声を抑え気味である。せきこむヴィオレッタは別室に辞去する。ここのセットチェンジがすばらしい。大広間から、ヴィオレッタの私室へ。そこの扉の中にアルフレードが隠れていて、ドアを開けて入ってくる。アルフレードに花を与え、「ドマーニ!」と約束して帰らせる。ヴィオレッタの輝かしいアリア。もっともコロラトゥーラの美しい部分、モシュクはゆっくり歌った。すべての音程があっている。実に丁寧に歌い上げた。さらにヴィオレッタが寝室に移動する。アルフレードの歌声が窓の外から聞こえると、ヴィオレッタは別室に移動して彼の声を聞こうとする。このへんの美術がすばらしい。よく考えてある。本物みたいに錯覚しちゃう。第1幕了第2幕郊外のヴィオレッタの別荘木が生えている。ソファと椅子。ガラスのついたてのような窓?幸せなアルフレード。ここはなかなかの歌唱。彼もそろそろギアチェンジしたようだ。「あの人が僕に貞節を誓ってから…」有頂天の喜び。アンニーナに奥様が家財を売ったことを聞くと一転、自分のバカさ加減を呪い出す。あわてて出て行くアルフレード。入れ違いに帰ってくるヴィオレッタ。幸せにあふれている。ところがアルフレードの父、ジョルジュ・ジェルモンが急にやってくる。アタネッリ、でかい~ さらに太った?彼は悪人とか極悪人とか悪役とか怒りに駆られた役の方が合うんじゃないかな。ジョルジョ・ジェルモンにしてもいたいけな美女にせまるマフィアの親分に見えちまうよ~でも声はスバラシ~演技もちゃんとしてましたよ~彼は。他の人は知らんけど。「あなたにたぶらかされた男の父親です」「女性に対して失礼では?」「(まったく!)」「実は犠牲をお願いしたいんだ。」「少し別れていればいいの?」「いいやそうではなくて…」「まさか永遠に! いやよ! やめて!」「こんな病気の女に。生きる望みはあの方しかないのに」パパ・ジェルモンは鼻で笑い、首を振る。女のいうことをまったく信じていないのだ。彼は説得方針に切り替えた。「聞いて欲しい。天使のような娘が…」ここ、アタネッリは息継ぎなしで4小節歌いました~「破談になるやもしれぬのだ!」「しょせん愛し合っていてもあんたたちは神さまに祝福されていないんだから…」ついに折れたヴィオレッタ。「あなたの娘に犠牲になった娘のことをおつたえください…」パパ・ジェルモンはありがたくヴィオレッタに手を合わせる。「娘として抱いてください!」「そうすれば勇気が…」「何をしようと言うんです?」「知ったらお止めになりますわ…」「さようなら」「永遠に」
2008年06月05日
Birtwistle's The MinotaurSaturday 31 May 2008 18:30-21:15 (イギリス時間)BBC Radio 3Ariadne: Christine Rice (Mezzo-soprano) The Minotaur: John Tomlinson (Bass) Theseus: Johan Reuter (Baritone) First Innocent: Rebecca Bottone (Soprano) Second Innocent: Pumeza Matshikiza (Soprano) Third Innocent: Wendy Dawn Thompson (Mezzo-soprano)Fourth Innocent Christopher Ainslie (Counter-tenor) Fifth Innocent: Tim Mead (Counter-tenor) Ker: Amanda Echalaz (Soprano) Snake Princess: Andrew Watts (Counter-tenor) Hiereus: Philip Langridge (Tenor) Antonio Pappano ( Conductor )The Royal Opera ChorusThe Orchestra of the Royal Opera House日本時間の今夜、いろいろ話題のROHミノタウロスが放送されます。ほかにも今夜は聴きたいものが目白押しです。迷いますね。ディーマかドミンゴか、クーラか、ベチャーラか。
2008年05月31日
ミラノ・スカラ座の新シーズンラインナップが発表されました。 「オペラキャスト」さんに詳しく出ています。 なんとなんと~バレンボイムのトリスタンにセカンドキャストですがギャンビルさんが登場です~ ファーストキャスト(?)が例のストーリーさんです。
2008年05月29日
ウィーンフォルクスオーパー 来日公演 2008ヨハン・シュトラウス「こうもり」2008年5月27日 東京・上野 東京文化会館指揮: レオポルト・ハーガー 演出: ハインツ・ツェドニク 舞台装置: パンテリス・デッシラス 衣裳:ドリス・エングル (エヴェリン・フランクのオリジナルに基づく) 振付:リリ・クレメンテ、スザンネ・キルンバウアー 合唱指揮:ミヒャエル・トマシェック キャストロザリンデ:ナンシー・グスタフソン アデーレ: ダニエラ・ファリー イーダ: マルティナ・ドラーク オルロフスキー公爵: ヨッヘン・コワルスキー アイゼンシュタイン: ディートマール・ケルシュバウム ファルケ博士: ミリェンコ・トゥルク アルフレート: ルネ・コロ イワン: ステファン・タンツァー フランク: カルロ・ハルトマン フロッシュ: ハインツ・ツェドニク ブリント博士: ゲルノート・クランナー ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 ウィーン・フォルクスオーパー合唱団ウィーン国立歌劇場およびフォルクスオーパー・バレエ団 大人の極上のエンタテイメントとはこのことだ!!めっちゃおもしろかったです。大人の世界でした~ものすごいエンターテインメントですね。ツェドニクすご!コロもおお~まだまだめっちゃ怪しいコワルスキー脇がとにかく超個性!主役のアイゼンシュタイン、ぱっと見はうだつのあがらないさえない中年。声も10人並。それなのにそれなのにめちゃくちゃ演技がおもしろいの。こんなにおもしろい人はいない。うまい! うま過ぎる。感嘆しました~とにかくみんな演技がうますぎ 芸達者ぞろい。2幕の終盤、ブリッツからワルツにいたるまでの展開はまさに圧巻!本物を見た!って感じ?セットも思ったほど豪華ではないのに、と~にかくおもしろいのだよね~5秒に1回笑える。いい意味で格調高くないところが良かった。庶民的!これでドイツ語がわかったらもっとおもしろかったでしょう。台詞の字幕がずれているところがあって残念だった。多分台詞言う前にみんな笑ってる(笑)。それにアドリブのような字幕のない台詞も多数…歌でなくせりふだけで展開する部分も多いのだもの。この舞台はなんというかB級の醍醐味?みたいな感じかな…見た人はわかると思うけど。
2008年05月27日
Debussy: Pelleas et MelisandeMelisande ...... Magdalena Kozena (mezzo-soprano)Pelleas ...... Jean-Francois Lapointe (baritone)Golaud ...... Laurent Naouri (baritone)Arkel ...... Gregory Reinhardt (bass)Genevieve ...... Marie-Nicole Lemieux (mezzo-soprano)Yniold ...... Amel Brahim-Djelloul (soprano)French National OrchestraBernard Haitink (conductor)from the Champs-Elysees Theatre in Paris.ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」ペレアス: ジャン・フランソア・ラポワント メリザンド: マグダレーナ・コジェナー ゴロー: ローラン・ナウリ ジュヌヴィエーヴ : マリー・ニコル・ルミュー アルケル: グレゴリー・ラインハート イニョルド: アメル・ブライム・ジェルール 医師: ユーリ・キーシン 合唱 : フランス放送合唱団 管弦楽 : フランス国立管弦楽団 指揮 : ベルナルト・ハイティンク 演出 : ジャン・ルイ・マルティノーティ 収録: 2007年6月12/18/20日, シャンゼリゼ劇場 (パリ) 放送: (TV) NHK BS hivision ch. 2008年 5月17日(土) 21:00 ~ 翌 00:53
2008年05月17日
きょうの夜(日本時間) BBCで「サロメ」が放送されます。BBC Radio3 Opera on 3 broadcasts tonight, Richard Strauss's SalomeDavid McVicar's new production for The Royal Opera features Philippe Jordan conductingSalome ...... Nadja Michael (soprano)Herodias ...... Michaela Schuster (soprano)Page to Herodias ...... Daniela Sindram (mezzo-soprano)Herod ...... Thomas Moser (tenor)Narraboth ...... Joseph Kaiser (tenor)Jokanaan ...... Michael Volle (baritone)First Nazarene ...... Iain Paterson (bass)Second Nazarene ...... Andrew Mayor (baritone)First Soldier ...... Christian Sist (bass)Second Soldier ...... Alan Ewing (bass)First Jew ...... Adrian Thompson (tenor)Second Jew ...... Martyn Hill (tenor)Third Jew ...... Hubert Francis (tenor)Fourth Jew ...... Ji-Min Park (tenor)Fifth Jew ...... Jeremy White (bass)A Cappadocian ...... Vuyani Mlinde (bass)Slave ...... Pumeza Matshikiza (soprano)Orchestra of the Royal Opera HousePhilippe Jordan (conductor) (2 hrs.,. 5 min.) ほかもサタデーナイトは花盛りといった感じです。 しかし私のPCはなぜかBBCがうまく聴けないんですよね~ なんで、もう通算5回ぐらい失敗しているムーティ、ダルカンジェロのコジをなんとかしたい!NPR World of Opera: W. A. Mozart : Cosi fan tutteVienna State Opera; Riccardo Muti, conductorCast: Barbara Frittoli (Fiordiligi); Angelika Kirschlager (Dorabella); Ildebrando D'Arcangelo(Giglielmo); Francesco Meli (Ferrando); Laura Tatalescu (Despina); Natale de Carolis (Don Alfonso)(3 hrs., 30 min.)
2008年05月10日
ついに! サイモンが、ジョルジョ・ジェルモンを演じます。 2009年6月 バイエルン国立歌劇場です。共演はゲオルギューにカウフマン。 ハンサム対決の軍配はどっち!? …じゃなくて… ハンサム対決といえばまさに今ローマでジョコビッチとアンドレーエフが対戦中。…じゃなくて… simonkeenlyside.info に情報がきょう出ました~ 前からやりたいやりたいと言っていた、パパ役。 う~~~ん早すぎるよな~ という声もあるでしょうし… 「主役じゃないじゃん!」という周りの声にもかかわらず、 サイモンはこの役への意欲を見せていました。 演出があのギュンター・クレーマー。 「ポントの王 ミトリダーテ」の濃い濃い濃い演出に窒息しそうになった直後なんで、そういう椿姫なんだろうかと怖いような見たいような…
2008年05月08日
▼今年の連休は、ベチャーラ・ウィークということになった。 今はまってます! きのうはドゥカ(「リゴレット」)をまた見て、きょうはレンスキー(「オネーギン」)をまた見た。 リゴレットはこれ、チューリヒのですけど、第1幕の公爵の舞踏会は「仮面舞踏会」なんです。乱入してくるモンテローネが普通の服装をしているので気づく。 スペイン辺りのエリザベス朝時代の回顧のかっこうをしている。舞台はイギリス。王座はイギリスっぽいし、服装はシルクハットに黒のスーツ。 最近では最新のウィーンの椿姫を聴いてます~ いや~ぜんぜんビリャゾンに負けてない。いいよ~ カウフマンは聴いたけどアルフレード向きの声ではない~ ほかに最近ではサンフランシスコ・オペラ、ドナルド・ランニクルズの「魔笛」のタミーノ。ランニクルズの手腕により、「魔笛」がどんなに音楽的にすばらしい作品かがよくわかる。エリカ・ミクローシャも出ている。 普通タミーノは主役なのに添え物っぽいが、これは違う。ベチャーラだからしっかり主役の声している。男っぽいタミーノ。 実は一番ベチャーラの歌唱で気に入っているのが、「ばらの騎士」の「イタリアの歌手」のアリアなんですよ~~ ♪Di rigori armato il seno … ものすごくすばらしい… これは彼のオフィシャルサイトの試聴リストにもトップに入っている。甘いんだよねえ。。。 それからロミオですね、グノーの。これは彼のアリア集に入っていて、いやこれも甘いの~ やっぱテノールは声が甘くないとだめ~ 声が出ていればいってものではないの。 甘い声といえば一番甘くてハンサムですばらしい声はホセ・カレーラスです。えぇ。 ビリャゾンも甘いよね! ▼ウィーンの最新のジークフリート これはやっぱりスティーヴングールドの鍛冶屋のところがすっばらしいです! それからもちろんシュテンメもすばらしい声! 今回はハプニングはなかったのかしら? ウィーンにはティーレマンとヴェルザー=メストという人気を二分する天才指揮者が集っているからうらやましいですなあ… ▼ポントの王ミトリダーテ ザルツブルクの これはすごく変わった演出で、鏡を使っている。鏡を使った手法は、「トロイ人」でも見たが、なんか非常に気持ちが悪いのですよね~~ あれもそういえば恐ろしいドラマだった。 あんまり演出がぶっとんでいるので、(芝居は現代風)元がまったくわからん。変えちゃってんじゃないの?と疑心暗鬼で見るのですごく疲れる。 モーツァルトなので歌詞を何回も繰り返すので展開が遅すぎて早送りしちゃった(あるまじき)同じ歌詞が4~5回で出てくるのだもん。 イタリア語の文字にアラビア語。 カーキ色の戦闘服で出てくる「ローマ人」 王子様たちはスーツ。 これもこないだのコンヴィチュニーのアイーダに似ていて、設定が現代の戦争している国家の軍事的首脳部。ローマ人というのはアメリカで自分たちはアラビア人なのかもしれない。そのへんよくわからん。 王様は悪逆非道で長男を嫌っている。次男を可愛がっているが、実は長男には裏切られる。二男は心ならずも王様との許婚の絶世の美女に恋してしまう。 したがって二男(ミア・ペルション)も忠誠心はあるのに、心の中は裏切っているという微妙な心持。 とにかくミアの歌唱が見事ですばらしかった。 拍手がものすごかった(オケの) 男性のカウンターテナーが2人も出ていて、ズボン役もいる。それで女が男で男が女のような声の男で、みたいなわけのわからないエロさもすごく出てた~ こういう時代だったんだな~と音楽だけは昔を感じさせる。 現代なのに処刑方法だけは斧で首を切り落とすか、毒を飲ませるかだなんて不思議。 首切り台と斧が出てくるのが、「イドメネオ」に似ている。 首切り台には微妙に血が垂れたような跡が残っていて恐ろしい。 最後に悪人だった長男が父親の「試し」にも負けず改心する。 すると父親は長男を殺すつもりだったが、息子の善の目覚めにびっくりし、自分が自殺する。手首を切るんだ。それで鏡を使っている。 おどろおどろしい展開。若い4人の愛憎の憎しみ合いが全編通して濃く演技されるのでお腹いっぱいになる。見終わって速攻消しちゃった…
2008年05月06日
エクサン・プロバンス音楽祭 2007ヤナーチェク: 歌劇「死の家から」アレクサンドル・ペトロヴィチ・ゴリャンチコフ: オラフ・ベーア アリイェイヤ(少年囚): エリック・シュトクロッサ ルカ・クズミチ 本名フィルカ・モロゾフ(殺人犯): ステファン・マルギタ スクラトフ: ジョン・マーク・エインズリー チェクノフ: ヤン・ガラ シャプキン(耳の大きな囚人): ピーター・ホーレ シシコフ(新妻を殺した囚人): ゲルト・グロホフスキ 大男の囚人: ペーター・シュトラーカ 小男の囚人: ウラディミール・フメロ 司令官: イルジー・スルジェンコ 管弦楽: マーラー室内管弦楽団 指揮: ピエール・ブーレーズ 演出 : パトリス・シェロー 収録: 2007年7月16/18/20日, プロバンス大劇場放送:NHK hivision 2008年 5月3日(土) ***ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート 2007 1. 舞台神聖祭典劇「パルシファル」 前奏曲 ( ワーグナー作曲 ) 2. バイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102 ( ブラームス作曲 ) 3. 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ( ブラームス作曲 ) バイオリン : リサ・バティアシヴィリ チェロ : トルルス・モルク 管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指 揮 : サイモン・ラトル 収録: 2007年5月1日, オーバーシュプレー・ケーブル工場 (ベルリン)放送:NHK highvision 5月3日(土) ***ザルツブルク音楽祭 2006 モーツァルト : 歌劇「ポントの王ミトリダーテ」 ミトリダーテ (ポントの王) : リチャード・クロフト アスパージア (ミトリダーテのいいなずけ) : ネッタ・オル シーファレ (ミトリダーテの息子) : ミア・ペション ファルナーチェ (ミトリダーテの長男) : ベジュン・メータ イズメーネ (パルティア王の娘) : インゲラ・ボーリン マルツィオ (ローマの執政官) : コリン・リー アルバーテ (ニンフェーアの総督) : パスカル・ベルタン 管弦楽: ルーヴル宮音楽隊 指揮: マルク・ミンコフスキ 演出: ギュンター・クレーマー 収録: 2006年8月, レジデンツホーフ (オーストリア・ザルツブルク) 放送:(再放送)NHK BS2 ch. (TV) 5月5日(月)
2008年05月03日
GMT 0200KUHFHouston, Texas, USAR.STRAUSS: "Der Rosenkavalier." (Semi-staged performance.)Cleveland OrchestraFranz Welser-Möst, cond. Dorothea Röschmann (The Marschallin), Katarina Karneus (Octavian), Malin Hartelius (Sophie), Alfred Muff (Baron Ochs)ファーニナル:アイケ・ヴィルム・シュルテイタリアの歌手:マシュー・ポレンザーニヴァルツァッキ:フォルカー・フォーゲルアンニーナ:ジュディス・クリスティンCleveland Orchestra Chorus and Children's Chorus. (3 hrs., 30 min.) Stage Director Sven-Eric Bechtolfthe June 7 & 9 performances of Der Rosenkavalier 2007年6月頃のパフォーマンスと思われる。しかし2007年6月のキャスト表ではファーニナルがルドルフ・シャシングになっている。シャシングはテノールなんでこれはミスプリントと思われる。***RelatedCool Cleveland VIDEOS
2008年04月29日
Wozzeck, Op. 7Alban Berg (1885 - 1935) Conductor Daniel BarenboimBerlin Deutsche Oper Children's ChorusPerformer:Franz Grundheber (Baritone - Wozzeck)Waltraud Meier (Mezzo Soprano - Marie)Graham Clark (Tenor - Captain) Mark Baker (Tenor - Drum Major)Endrik Wottrich (Tenor)Gunter von Kannen (Bass)Directed by Patrice Chéreau (93:52)マイヤーが実にすばらしい。ローマン・トレケルが出ている。登場人物が全員醜悪で異常。ものすごいインパクトのオペラ。すごくオペラが「映画」に近づいている時代の作品。シェローだが、抽象的な演出で、セットはボックスなどの簡素なスタイルなので、背景がわけがわからずあまりよくない。初めて見たら状況がわからないだろうと思う。個人的にはアンドレのエントリック・ヴォトリッヒが好み。まともな人物像はこの人ぐらい。ヘル・ハウプトマンのグレアム・クラークはまさに異様。すごい演技。
2008年04月29日
GMT 1100FRANCE VIVACEParis, FRANCEPuccini / Edgar / ON2006V8831E0007rediffusion du 18.02.06Concert du 7 décembre 2002 Salle Olivier Messiaen dans le cadre des Figures d'Italie.Giacomo PucciniEdgar, "Dramma lirico" en trois actes de Ferdinando Fontana d'après le drame " La Coupe et les lèvres " d'Alfred de MussetCarl Tanner, ténor (Edgar)Julia Varady, soprano (Fidelia)Dalibor Jenis, baryton (Franck)Carlo Cigni, basse (Gualtiero)Mary Ann McCormick, mezzo-soprano (Tigrana)Choeur de Radio FranceOrchestre National de FranceYoel Levi, direction(1 hr., 31 min.)
2008年04月29日
Giuseppe Verdi: "La Traviata" (Live aus der Wiener Staatsoper)26 Apr 2008Krassimira Stoyanova/Violetta ValeryPiotr Beczala/Alfredo GermontZeljko Lucic/Giorgio GermontSophie Marilley/Flora BervoixWaltraud Winsauer/AnninaGergely Nemeti/GastonMarcus Pelz/Baron DoupholEijiro Kai/Marquis d ObignyDan Paul Dumitrescu/Doktor GrenvilChor: Chor der Wiener StaatsoperOrchester: Orchester der Wiener StaatsoperLeitung: Renato Palumbo主役3人の歌唱がすばらしい~~~ジェリコ・ルチッチのジョルジョ・ジェルモンはまさにはまっている。映像が見たいなあ~
2008年04月27日
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