ママのたからもの

ママのたからもの

2006.06.29
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療育は1時間。
課題は、数字・ひらがな・色&形・ゲーム・マトリクス・分類・・

dolaは、一つの課題が終わると、自分で片付けに行き、次の課題を勝手に選んでしまう。
ルールも、自分で勝手に作って、先生にそれを指示する。
おまけにゲームでも
「これ、難しいから、dolaが先生の分もやってあげるね」とか言って、
自分のペースでどんどんやる。

片付けるときも、なにやら道具をショベルカーなどに見立てて、
「がーガシャン!」なんて言いながら、マイペースに遊びながらやっている。


でも。
先生は、それを一度も制しなかった。 一度も、「もう時間だから」とか「さあ、早くしましょう」とか
「違うよこういう風にやって」とか「先生のお話きいて」とか「さあ、おイスに座って」とか
一切、言わなかった。


母は、何度も、大きな”ため息”をつき、それが部屋に響きわたった。
でも、先生は、終始、平静な表情で、
「そうかー、そういうやり方もあったかー」とかいいながら、dolaのペースに付合ってくれた。


全ての課題が終えたのは、”2時間”近くたってからだったか?

母 「先生、私、本当に、心から先生は凄いと思いました」
先生「え?」
母 「私なら、こんな風に待てないし、付き合えないし、ルールも押し付けるし・・」

   私の今日の場合は、これは”療育”という特別な設定ですから。
   普段、私は、どちらかというと、時間内に、全ての課題をクリアさせるタイプなんですよ」
母 「えーーーー????」
先生「お母さんが、そうして欲しいという強いご希望があれば、ご相談したいと思っています。
   ただ、今、dola君には 、”やらねばならぬ理想形”や”相手のペース”を押し付ける
   私も、まだ、dola君とは出会ったばかりだから、本当に手探りで申し訳ないんですけれど」

先生「dola君は、色々、工夫して遊べるお子さんだとわかってきました。
   お片づけでも、遊びでも、何でも、自分でやり方を色々工夫して楽しんでいるようです。
   課題に遣う道具が稚拙なものでも、高度なものでも、本人は本人なりに工夫して使っています。
工夫するという発想の豊かさは、子供が成長していく上で、とても大切です
待つことによって、その工夫を引き出したいなー と思ってみていたら、面白かったですよ」

先生「遊び方や、課題のやり方、時間配分なども、パターンでこちらが提示した方が
   はまって楽になるタイプのお子さんもいらっしゃいますが、dola君はそういうタイプでは
   ないようです。」

先生「自分の子供ではないから、できるってところもあるんですよ(苦笑)」

母 「今まで、先生のような先生に会ったことありませんでした。
   先日の療育で言われたのは・・・
   ”dolaちゃん、葉っぱを紫で塗ったんですよ。 葉っぱは緑だよねって言ったら
   怒ってしまって・・。こだわりが強いのか、理解していないのか?”って言われました。
   私は、心底、悲しくなりました。
   別には、葉っぱを紫で塗ったっていいじゃないかって。
   いちいちそれを、こだわりとか理解力とか言わないでって。
   もっと、違う療育方法はないのか?と落ち込んでいました」

先生「そうですか~。お母さんのいうように、葉っぱは紫でもいいですよね(笑)
   ここでの療育もそうですが、お母さんから見て、良い影響を与えていない
   と思われたら、少しお休みするという方法もあります。
   いつでも、遠慮なく、言って下さいね」

先生は凄い。
確かに、生活の中で、dolaのペースを優先して片付けや準備をしていたら、
全てのスケジュールが多分、全然間に合わない。

でも、一日、一回でも。
何かひとつでも。

dolaが、自由に、dolaのペースで、思い切りできる事を考えていこうかなと思う。

まだ4歳だしね。
いまのうち。 





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最終更新日  2006.06.29 10:32:24
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