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2009年02月01日
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テーマ: 鉄道雑談(1639)
カテゴリ: 旅行記



駅を出発すると左側に存在する山に沿う形で、列車は右側にカーブする。相変わらず右側には建物が、左側には山が続くが、程なく次の駅の存在を示す標識が現れる。道路の下を左にカーブして進むと、程なく沢田駅に到着する事になる。この駅までの駅間も1.3キロしかなく、短い駅間で着実に乗客を集めようとする姿勢が窺える。駅はやはり棒線にホームの構造で、カーブ上に造られており、ホーム上の見通しは良くない。
気がつくと列車の右側には海が現れていた。
沢田駅から見える万石浦の風景
沢田駅から見える万石浦の風景

沢田駅を出た列車は、駅周辺に広がっていた集落を過ぎると線路は浦の側を走る事になる。左側には道路が並走するが、その先にはやはり山が続いており、平地となる空間は殆ど無くる。線路は浦の岸に沿うように、左右にカーブしながら続いていた。

沢田駅~浦宿駅間
沢田駅~浦宿駅間 万石浦が線路沿いに続いている。

所々にできた平地には集落が広がるが、その規模も小さくて、列車はただ山と浦の間にある僅かな空間を道路と共に進むことになる。右側に広がる万石浦にはたくさんの筏が組まれていたが、この浦ではカキの養殖が盛である事を、帰宅後に調べて解った。列車はときおり海側に現れる藪を見ながら進むと、やがて列車は海のすぐ横を走る事になる。その海が途切れると程なく浦宿駅に到着する。
この駅も棒線にホームの構造だが、この駅から線路の両側には再び建物が立ち並び、街が現れる。
駅名標がホーム上ではなく、奥に続く道路との間の通路に設置されていたのが印象的だった。

駅を出ると列車は前方へ真っ直ぐに伸びた線路を、勾配を登りながら進む。相変わらず線路の両側には建物が続き、途切れることはなかった。やがて線路が道路より高くなったところで、列車は左にカーブしながらその道路を乗り越えると、程なく右側の高台に設置された遠方信号機が現れ、つぎにトンネルが見えてくる。このトンネルは石巻線で最長となる640mのトンネルで、直線でほとんど勾配も無い為に入口から出口が見えていた。トンネルを出ると、直後に線路は右側にカーブすると中継信号機が現れ、人家も少しずつ増え始める。場内信号機を過ぎてカーブが終わると終点の女川駅に到着する。
女川駅に進入
女川駅に進入 奥に見えるキハは温泉施設として使用されている様だった。

この駅は端頭式のホームを持った構造で、駅舎はホームから階段を下りた低い位置に設置されていた。線路は2線が使用されている様で、列車到着直後に隣の番線から発車出来る構造だ。


帰りの列車まで小一時間あったので、駅舎内に飾ってあった昔の女川駅の写真を眺めていると、昔はこの駅から女川港まで線路が敷かれていた事が判明した。線路跡でも残っていないものかと駅の横に出てみると、遊歩道になっていた場所があった。振り返って駅の方向を見ると、丁度側線に繋がるカーブを描いていたので、この道が線路跡である事はほぼ間違いなさそうだった。
女川駅から女川港方向を見る
女川駅から女川港方向を見る 中央付近の細い空間が線路跡

女川駅横の線路跡から女川港方向を見る
女川駅横の線路跡から女川港方向を見る

その小道を歩いていくと、緩やかにカーブしながら市街地を抜けゆく。市街地を抜けた辺りで女川港が見え始めるが、線路跡は何かの工事地区の中を通っているようで近づくことは出来なかった。
並行道路を歩いて先に進むと橋を渡るが、道路の隣に現れた線路跡には現在も橋台跡が残っていた。
引き込み線の橋台跡
引き込み線の橋台跡 左側の張り出した部分が橋台跡の様だ。

女川港の岸壁では、釣りを楽しむ人達が大勢見られた。更に先に進むと前方に魚市場が見えてくる。この付近はかつての線路の面影もなく駐車場となっていたので、実際に魚市場のどの個所に線路が敷かれていたのかは不明だが、この駐車場となっている部分が想像した線路跡と一致する事から、勝手にこの場所だったのであろうと解釈した。
駅から僅かに300m程度の距離だが、かつての線路跡を見つけるのも楽しいものだ。
女川港にある市場
女川港にある市場 多分この駐車場が線路跡と思われる。


おわり




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Last updated  2009年02月02日 00時33分51秒 コメント(4) | コメントを書く
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