こんにちは
古代史妄想くんです
現代の天皇は、終身制なので、生前譲位はありません。
ある意味、天皇の健康状態を考慮したら、「上皇制度」を復活させてもいいと思うのは、私だけでしょうか?
もちろん、鎌倉時代末期のように、ころころと皇位が代わっていては、各式典は税金で行われるわけなので、国民の賛同を得ることは難しいかもしれません。
ところで、「上皇」という呼称は平安時代中期始まりだと思いますが、それ以前にも生前譲位はあったことになっています。
それは、大化改新後の皇極天皇から弟孝徳天皇への譲位です。
さらにさかのぼると、26代継体天皇はその死の前日に27代安閑天皇に譲位したことになっています。ちょっとこれはこじつけのような気がしますが。
あの聖徳太子が天皇になれなかったのは、33代推古天皇があまりに長寿(75歳)だったため、生前譲位システムがなかったこの時代においては、聖徳太子は運が悪かったことになっています。
その後も、飛鳥~奈良時代の女帝は持統・元明・孝謙と生前譲位のオンパレードです。
われわれは、便宜的に「持統上皇」や「幸謙上皇」などの尊称を用いますが、正史にはないことですから、かなり違和感を覚えます。
そうです。
私が言いたいのは、「上皇&生前譲位システム」が確立したのは平安時代の院政期以後であると思うのです。
逆に、その例外期を除くと、古代から現代に至るまで、天皇制とは基本的に終身制をさすのではないかと思うのです。
それは冒頭でも申し上げた、経費削減・権威維持(最近のどこかの国の首相はころころ代わるので、権威が失墜していると思いませんか?)種々の理由から、世界中を見渡してみても、国王は終身制が一般的だと思うのです。
つまり、皇極天皇に始まる「生前譲位」は、他の事実を隠すためのカムフラージュなのではないでしょうか?
次回妄想に発展させたいと思います。
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