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定食1200円に値上がりして以来、すっかり足が遠のいてしまった東京アスリート食堂だが、最近また時々訪問するようにしている。というのも、やはり、他所のランチに比べれば「体によい」という実感があるからだ。特にアス米(雑穀米)を食べると、便通が整う気がしている。ただ、一時期ほどでないとはいえ、メニューはあまり変わり映えしないし、値上がり時に売りにしていた「5種のお茶をセルフで楽しめる」サービスもいつのまにか終了してしまった。12~13時前後の時間帯はそれなりに客は入っているようだが、人手不足や材料の値上がりなど、経営的に厳しいのだろうか。なんとか続いてほしいものだが…。
2024年06月19日
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杵屋麦丸のうどん。暖かいぶっかけうどん中盛りに天かすをたっぷり乗せ、ちくわの天ぷらとともに。これなら食後にセブンイレブンでコーヒーを買っても1000円以内で済む。庶民の心強い味方だが、頻繁に行くとさすがに飽きる。蕎麦処「まる竹」ののりかけせいろとしらす丼のセット。味はいたって普通だが、蕎麦自体は適度なコシがあって悪くはない。大衆酒場「かっぽうぎ」の冴えないランチ。主菜と副菜2品、それにライスとみそ汁付きで990円(税込み)という値段は、私の職場の界隈ではむしろ安い方だが、学生食堂のように、外に並べられている皿から選ぶ仕組みなので、料理が冷めているのがつらいところだ。もうひと声安ければ、ランチのローテーションに加えるところだが。食べログの口コミを見ると、以前は860円だったらしい。インフレと人手不足の波が身近に迫ってきていることを実感させられる。
2024年06月14日
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水槽に1匹残っていた最後のヤゴは3日ほど前からエサを食べなくなり、そろそろ羽化と思っていたのですが、今朝水槽の中でひっくりかえって死んでいました。ここ数匹続けて死なせてしまっていたので、最後の1匹ぐらいは無事トンボになってもらって、終わりよければすべて良し、としたいところでしたが、残念無念です。6月にはあれほどポコポコと羽化していたのに、急に失敗続きになってしまったのは、何がいけなかったのでしょう?水温?それとも時期的なもの?今回、世田谷公園のプールで捕ってきたヤゴたちの飼育結果を総括しますと、13匹中、トンボになって飛び立っていったのは5匹という結果でした。内訳は、羽化までこぎつけたもの→7匹(うち成功5匹、失敗2匹。失敗は人為的なもの=ベープマットによる可能性大。)羽化直前で、あるいは羽化中に死んでしまったもの→2匹(直近の2匹。死因不明。)共食いで死んだもの→3匹通常生育中に死んだもの→1匹*エサは冷凍アカムシをやっていました。ヤゴは動いているものしか食べないので、最初はピンセットでゆらゆらとゆすってやっていましたが、慣れてくると、上から落としてやるだけで勝手に食いつくようになりました。*通常の飼育は、共食いとエサの残りによる水の汚れにさえ注意していれば、難しいものではありません。問題はやはり羽化でしょうね。来年もぜひまたチャレンジしてみたいと思います。↑今にも歩き出しそうなヤゴの死体。よく見ると、羽になる部分もしっかりと盛り上がっていて、羽化直前だったことがわかります。水上に顔を出すところは確認できませんでしたが、この個体も羽化の失敗だったのでしょう。
2007年07月15日
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ワイン会によいかも。みちのくさんよりドゥラモットのブラン・ド・ブラン[2014] マグナム安くなってますね。割田さんのブリュット・ナチュール・マグ17 [NV] ルノーブルウメムラさん一番人気のロゼを含む シャンパーニュ 豪華 3本セットレアな銘柄ですね。ウメムラさんよりドメーヌ・ユベール・リニエのクロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ [2018]今はこんな銘柄もあるんですね。ルフレーヴ・エ・アソシエ オーセイ・デュレス・ブラン [2021]ウメムラさんより。10年熟成激安価格のセカンドです。ウメムラさんのラ・シャペル・ド・ポタンサック [2014]こちらは結構値上がりしましたが。アンヌ・フランソワーズ・グロ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2019]下手なブルゴーニュよりこちらの方がよいかと。マル源さんのバロン・ドゥ・エル[2020]/ドゥ・ラドゥセットかわばたさんサンデーセール割田さんのシネ・クア・ノンうきうきさんよりパイパー エドシックのエッセンシエル キュヴェ ブリュットフルートグラス(ペアグラス) ギフトセット 同じくうきうきさんよりロゼ ド ジスクール 2022。メドック3級のシャトー ジスクールが造る辛口ロゼ
2024年06月16日
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今朝、ヤゴにエサをやろうとしましたら、なんだか様子が変です。抜け殻がありましたので、小さい固体が脱皮したようなのですが、肝心のヤゴが変な姿勢のまま、動きません。ピンセットで触れてみると、案の定、死んでいます。どうやら脱皮直後に共食いの被害にあったようなのです。水槽から出して裏返してみると、体の右下の部分を食いちぎられているのがわかります。(右側にあるのは抜け殻)脱皮直後の個体は体が柔らかく、共食いの対象になりやすいのです。しかし、今回の共食いは、まさに人災、私のミスでした。というのも、一昨日、水換えをしたのに(水換えは総じて脱皮を促します)、昨晩、ワインを飲みすぎてエサをやらないまま寝てしまったのです。水換えで刺激を受けたヤゴは思惑通り脱皮しましたが、まさにそのタイミングで、腹ペコの他のヤゴに喰われてしまった…。それにしてもこのタイミングでの共食いは痛すぎです。これで水槽の中のヤゴは、終齢段階の3匹になってしまいました。ガックシです。ひまわりもガックシ。ちなみに、残ったヤゴたちの羽化は早くて来週半ばぐらいと思われます。なんとか3匹無事に羽化させてやりたいものです。そして願わくば、1回ぐらいはその様子を撮影したいですね~。
2008年06月28日
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モディリアーニの描く絵を見るたび、最初のうちは、不思議な絵だなあと思っていた。黒目のない顔、妙に長くくねった首、静謐なようでいて、どこか躍動感のある画面。彼がもともと彫刻家志望だったと聞いて、なるほど、と合点がいった。一見平面的でありながら、彼の絵にはノミで削ったような立体的、彫刻的な趣がある。モディリアーニの描いた女性の肖像画は数多くあるが、もっとも有名なのは「ジャンヌ・エビュテルヌ」の一連の肖像画だろう。24枚という数自体、いかにこの女性がモディリアーニにとって、大切な伴侶だったかをあらわしている。エコール・ド・パリと呼ばれる20世紀初頭のパリで、モンパルナスのカフェに入り浸り、酒とクスリとで自らの命をそれこそ彫刻のように刻々と削りながら、命の炎を燃やした破滅型の画家モディリアーニ。その生涯の後半を支えたのが、この女性である。 ジャンヌ・エビュテルヌは当時19才の画学生で、青色の切れ長の瞳が美しかったという。どこかの画集で、生前の彼女の写真を見る機会があったが、美しさに隠れた、どこか物憂げな表情が印象的で、美男として名を馳せたモディリアーニと連れ立ってパリの街を歩けば、道行く人も振り返ったことだろうと思う。二枚ほど、私は、黒目の書き込まれたジャンヌ・エビュテルヌの肖像画を知っている。美しい肖像画だが、その絵を見ると、逆になぜモディリアーニが多くの人物画に黒目を入れなかったのかが判るような気がする。黒目の書かれたその肖像は美しいけれども、どこか日常の鎖から解き放たれていないのだ。一方、翡翠のような淡い青色で塗りつぶされた瞳のほうは、一見無表情なようで、それでいて、鑑賞者により幅広いイマジネーションをかきたてさせる。ひとりのモデルとしての存在を超えた普遍性。そんなものまで感じると言ったら誉めすぎか。多くのジャンヌ・エビュテルヌの肖像画の中でも、私は最晩年に書かれたこの一枚にもっとも惹かれる。渋いエンジのトーンがえもいえぬ哀愁を誘い、上体をひねったポーズと斜めに描かれた背景が安定した中にも不思議な不安感をあおるこの絵は、個人蔵ということで、モディリアーニ展でも開催されないと、鑑賞できる機会がないのが惜しい。もう一作、特に好きな作品として、グッゲンハイム美術館に「黄色いセーターを着たジャンヌ・エビュテルヌ」を挙げたい。「黄色いセーター~」は美術書などでよく目にすることもあり、ニューヨークを訪れた際にはぜひ本物を見たいと思っていた。十年近く前、初めてニューヨークを訪れたときには、メトロポリタンやNOMAを見て回るうちに時間がなくなってしまい、結局実物を見れずじまいだった。なので、翌年、再度ニューヨーク出張の話がふって沸いたときには、今度こそ、と意気込んだものだ。グッゲンハイム美術館はメトロポリタン美術館からは目と鼻の先。ほんの一区画クルマを走ると、セントラルパーク沿いに、かたつむり型のモダンな建物が見えてくる。美術館の中はらせん階段状になっていて、通路のところどころに、キャンディがオブジェ状に山高く積まれたりしていて、いかにもモダンな雰囲気だ。ところが、上から下まで探し歩いても、どこにもこの絵が見当たらない。掃除をしていた従業員の女性に聞いたら、「In the Storage」だという。まさか。こんな名画を倉庫には入れていないだろう。きっとどこかに貸し出し中なのだろう、と諦めて帰ってきたが、縁とは不思議なもので、帰国後しばらくして、休日にたまたまぶらりと入った展覧会---今では名前もどこで開催されていたかも忘れてしまったが、おそらくエコール・ド・パリ展のようなものだったのだろう---にこの絵が飾られていた。展示場所が出口のすぐ手前だったためか、この絵の前で足を止める人は多くなかった。しかし、実際に目の当たりにする、黒目のない瞳は、美術書で見るよりもずっと奥行きがあって、私にしばし時間を忘れさせた。モディリアーニに目をかけ、彼のことをいろいろと面倒を見ていた画商ズボロフスキーは、画家の結核の悪化を知って、1917年の夏に彼をジャンヌとともにニースに保養に連れて行った。この肖像画はそのときに描かれたものらしい。最晩年に書かれた前述の一枚に比べると、画面はずっとおだやかにまとまっており、構図も自然で、明るく安らかな雰囲気に満ちているのはニースの陽光によるものかもしれない。セーターのやわらかなふくらみが示すように、ジャンヌはこのときモディリアーニの子供を身ごもっていた。しかし、彼と彼女の結末を知っている私たちは、どうも物事を運命論的に捉えてしまう。ニースの柔らかな光に包まれた画面の中にも、どこかひんやりとした物憂げな表情が見て取れるような気がするのは、ジャンヌに、あるいは描いていたモディリアーニの双方に、遠からず訪れる運命の予感があったのだろうかと。肺結核が悪化したモディリアーニはこの1年後、帰らぬ人となった。享年35才。このときすでに二人目の子供を宿していたジャンヌ・エビュテルヌは、医者を呼ぶことすらできずに断末魔の画家を呆然と見守るばかりだったという。そして身重のジャンヌ自身もまた、モディリアーニの死の2日後に、ビルの5Fから身を投げて、彼の後を追った。当初から二人の仲に反対だったジャンヌの両親は彼女がモディリアーニと同じ墓に入ることを許さず、彼女は共同墓地に葬られた。ジャンヌがペール・ラシェーズにあるモディリアーニの墓の隣に葬られることになったのは、その5年後だったという。墓碑には「すべてを捧げたアメデオ・モディリアーニの献身的な伴侶」と刻まれているそうだ。天才画家との偶然の巡り合いゆえ、わずか21年で閉じることになったの彼女の一生は、芸術の息吹華やかなりし時代のパリの悲恋の物語として、今後も語り継がれていくことだろう。しかし、モディリアーニによるこの肖像画はそのようなセンチメンタリズムを越えた高みにある。夭折した多くの天才たち同様、死後になって彼の名声は確固たるものとなり、ジャンヌもまた、愛する人のキャンパスの中で永遠の生を得ることとなった。ジオット ~ 小鳥に説教をする聖フランチェスコ(S'sArt拾遺集) ラファエロ~草原の聖母 (S'sArt拾遺集)モネ 「印象~日の出」(S'sArt拾遺集)ゴヤ~「黒い絵」とボルドーのミルク売り娘(S’sArt拾遺集)フラ・アンジェリコとフィリッポ・リッピ(S's Art拾遺集)鉄道(サン・ラザール駅)〜マネ(S’sArt拾遺集)ラファエロ~ガリテア (S’sArt拾遺集)モディリアーニ ~ 黄色いセーターのジャンヌ・エビュテルヌ(S’Art拾遺集)「S 'Art」の記事はこちらのアーカイブにもあります。http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/
2016年11月28日
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前々から懸案になっていた自宅の裏の壁のヒビ割れ。建築士の方に診てもらったところ、それほど緊急性のあるものではないとのことでしたが、裏の家が引っ越すことになったので、そのタイミングで塗装をしてもらいました。古い家の壁でよく見かける、虫が這った後のようなウネウネした補修の跡が残るのはイヤだなあと思っていましたら、それを察してくれたのか、似たような色でほぼ全面塗りなおしてくれました。かかった費用はこの部分と駐車場の一部塗装を含めて8万弱。思いのほか安く上がりました。その後裏の家が建て直しのために取り壊されたため、この壁が今は外から丸見えです。塗装してもらっておいてヨカッタ。
2009年12月08日
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昨晩は昔の職場の先輩と二人で久しぶりに銀座の「オーディン」さんを訪問しました。コース料理のほうは相変わらずCPのよい、力のこもったフレンチでしたが、これに併せるべく私が持ち込んだワインがどうにもイマイチだったんですよねぇ。一本目はジャドの02ピュリニー白。過去にも何本か飲んで、いずれも無難な熟成を遂げていたので、特に不安も抱かずに持参しました。ところがこれが失敗。注ぎたてこそモカっぽい熟成フレーバーが感じられたのですが、徐々にビニールや洋ナシなどの酸化系の香りが支配的になり、味わいも酸が腰砕け気味。同席した先輩は「丸くなりすぎている」とコメントしていましたが、言わんとするところはよくわかりました。う~ん、残念。★★気を取り直して次は赤です。。
2014年04月16日
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昨年の後半に新たにリリースされたミラーレス一眼カメラ、Caonon EOS R10 が、大分県国東市のふるさと納税の返礼品になっていたので、年末に駆け込みで申し込みました。納期3ヶ月とのことでしたが、2ヶ月で到着しました。この返礼品をもらうのに必要な寄付金額は、実のところ、我が家の寄附金控除限度枠を超えていました。しかし、楽天のポイントがつくことや、今使っているEOS RPと交換レンズをマップカメラに売れば、そこそこの買取価格になることなど、トータルの収支はリクープできると睨んで申し込んだのでした。こちらが到着したEOS R10 +RF-S18-150mm。R10はAPS-Cセンサーなので、フルサイズに換算すると、28.8mm-240mmとなります。この1年半ほど愛用しているEOS RP+RF24mm-240mm。一見すると同じように見えますが、並べてみると、こんなにサイズが異なるのです!EOS RPもフルサイズの中では最軽量の部類なのですが、なんだかんだいって、やはりレンズが大きいですよねぇ。実はこの2台、比較対象として、なかなか面白いのです。というのも、かたやフルサイズミラーレス、かたやセンサーサイズがフルサイズの半分のAPS-C。一方で、画像処理エンジンは、RP搭載のDIGIC8に対して、R10はDIGIC Xと1世代新しいプロセッサーが載っています。フルサイズセンサーを積んだRPの方が、高感度領域(夜の撮影や室内など)や諧調表現における画質で優位と予想されますが、一方で、画像処理エンジンが進化していることから、(RAWフォーマットでなく)ほとんどJPEGでしか撮影しない私のようなライトユーザーにとっては、R10でもほとんど遜色ないのではと思われます。逆に、AF性能や連写性能については、世代の新しいR10が圧勝でしょうし、サイズ感や使い勝手まで含めると、もはやRPを持ち出す機会はほとんどなくなるのではという気もします。(なので、マップカメラに売却することを想定しているのです。)一方で、そうはいっても、やはり撮影してみると、フルサイズの良さは捨て難く、当面RPも残しておこうという結論になるかもしれません。この辺は、実際に撮り比べてみないとなんともいえないところなのです。近々、2台持ち出して撮り比べてみようと思います。
2023年02月24日
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神保町に来て1年が過ぎたが、駅周辺までランチに繰り出すことはめったにない。理由は単純。「職場から遠いから」だ。往復20分近くかかるので、どうしても面倒になるのだ。そうはいっても、神保町でいつまで働くかわからない(今年度いっぱいでの退社をかなり真剣に検討中)こともあり、天気がよい日や時間に余裕があるときには、なるべく駅の周りの店にも繰り出すことにした。この日訪れたのは、100年以上続く老舗ビアホール「ランチョン」。写真の日替わりランチは1200円と安くはないが、まあ高すぎるということもない。ナイフとフォークで食べることがステイタスだった、古き良き昭和の高級洋食ランチという感じ。その点では如水会館「マーキュリー」のランチと似ているが、こちらのほうがボリュームがある。(ライスのお代わりは自由)。ちなみにこの店、ランチビールが480円で飲める(私は飲んでいないが笑)が、珈琲はメニューにない。数軒先に私の好きな「ヴェローチェ」があるのだが、職場からの往復で20分ちかく費やすので、ゆっくりコーヒーを飲む時間がないのが残念だ。
2024年06月13日
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GWに突入。ということで、いつものACブルや福袋ボトルでなく、セラーの少しよさげなワインを開けることにしたのですが。いつどこで買ったのかもよく覚えていません。確か某店の限定セールで仕入れたような。輸入元はTSCさん、楽天の千歳さんですね。コルクがきつくて抜栓するのに苦労しました。液漏れや染み出し染み上がり等はなし。グラスに注ぐとかなり濃いイエローの色調で少し麦わら色がかっています。。これはやや危ないのではと私の直感が告げます。案の定、最初は香りが全くたちません。少し時間が経つと、黄桃やミネラル、ヘーゼルナッツ、クリームブリュレといった香りが出て来ました。ただ、芳香力自体はか細いものです。飲んでみると、桃を思わせる果実味はあるものの、酒躯はやや細身で液体の密度感に欠けます。酸もあるにはあるのですが、やや締まりがなく、全般に少しばかりビニールっぽい酸化のニュアンスも感じます。ん〜、こじんまりとバランスは取れているんですけどね。ラフォンのクロ・ド・ラ・バールに対する期待値には遠く及ばない水準です。ブラインドだとプイイフュッセとか答えそうです(苦笑)。90年代後半のボトルで問題視されたPMOが今も続いているのか、それとも単にボトル差キュベ差なのか・・。よくわかりませんが、とりあえずワイン会などに持参せず晩酌で消費したおかげで二次被害を出さずにすんだのは不幸中の幸いだったということにしておきましょう。★★☆
2018年05月04日
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ようやく仕事納めです。長い一年でしたが、総じて無難に事が運んだ一年でもありました。納会はジャンクフード主体の立食形式、基本紙コップだというのに、わりと良いワインが次々と出てきて、若干複雑な気分でした。(私が仕込んだわけではありません。(^^;)最近はワイン会に出席しなくなったこともあり、このようにバラエティに富んだワインを飲むのは久しぶりのことでした。シャサーニュモンラッシェ・モルジョ2013(トマ・モレ)日本語でトーマス・モレとも表記します。ベルナール・モレのご子息のドメーヌですね。飲んだのはたぶん初めてですが、実直なよい作りだと思いました。充実した黄色やトリピカル系の果実。溌剌とした酸がそれを支え、ミネラリーな味わいにオークがほどよくバニリーなアクセントを添えます。きちんとしたグラスで飲みたかった一本です。★楽天でトマ・モレを検索★オークセイデュレス2009(アラン・グラ)当初冷えすぎでタンニンが目立ちましたが、時間とともに柔らかな果実味が前面に出てきました。とはいえ、積極的に追いかけたい銘柄でもないですかね。バローロ2010(アゼリア)アルコール度14.5%!がっしりした構造で、肉料理がほしくなります。タンニンは非常に豊富ですが、巧い具合に調教されています。ボーイズ系の作り手ですが、バリックにはこだわっていないようですね。よく熟成しそうです。★アゼリアを楽天で探す★双葉メルロ2013山梨放送さんがマンズワインの技術協力を得てリリースしている銘柄。2013年は銅賞受賞だそうです。国産メルロらしく、構造は強くないもののまったりとした優しい味わいで、甘くトロッとした果実味が印象的。アゼリアの後に飲むとホッとします。美味しいです。リリース初年度のものを飲んだことがありますがずいぶんと向上しています。レ・ザレ・ド・カントメルル2009これもなかなかよかったです。セカンドといいながらも酒質が緻密でよい意味でモダンなボルドーという味わい。カントメルルってわたし的には安手の格付け銘柄というイメージでしたが、最近は良くなっているようですね。。★カントメルルを楽天で検索★キスラー・シャルドネ2012紙コップで飲むのはあまりに申し訳ないワイン。久しぶりですが、相変わらず果実味豊かでグラマラス。しなやかな酸とバニラ風味が心地よく調和しています。いろいろ新しい作り手が台頭してきている加州ワインですが、老舗も頑張っているようですね。★楽天のキスラー★量的にはボトル半分も飲んでいないのですが、夜寝ていて頭痛と吐き気に襲われて参りました。積極的にワイン会に参加することはもうないだろうなぁと改めて思いましたよ。まあ今回はジャンクフードばかりを肴に立食で飲んでいたからというのもあるのでしょうけど。
2015年12月29日
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さて、梅まつりで撮った写真のうち、同じような画角で撮ったものを並べてみました。撮影はすべてPモードでおまかせ。JPEG撮って出しです。EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm*****EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm******EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm*****EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm*****EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm*****EOS R10 +RF-S18-150mmEOS RP +RS24-240mm最後の写真はかなり異なった感じになっていますが、これは逆光下で、撮影タイミングがずれたことやそもそも画角もかなり異なることによるものと思われます。R10の方が通行人は綺麗に撮れていますが、空の諧調はRPの方がよく残ってます。それ以外の写真はといえば、これだけ日照に恵まれた条件下で、しかもこのサイズだと、予想通り、フルサイズとAPS-Cの違いはほとんど判別できないですね。次回は、曇天時や夕刻など、もう少しシビアな条件下で撮り比べてみたいと思います。
2023年02月26日
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54回目の誕生日を迎えました。30代で始めたホームページ(今はブログですが)もすでに丸17年経過しました。もはやワインブログとは名ばかりのサイトに成り果てていますが、これからも気負わずにタイトルどおり日々の徒然を綴って行こうと思います。(ちなみに「話飲徒然草」というのは、YOMIURI ONLINEにコラムを連載していた時に、山本昭彦さんがつけてくれたタイトルです。)今年の誕生日は週初めの月曜日でしたが、久しぶりに贔屓のシャルロパン・パリゾを開けてみました。ザルトのグラスに注ぐと、濃い色調のガーネットで、エッジにははっきりとオレンジが見てとれます。まあそりゃそうですよね。05年も収穫からすでに12年経過しているわけですからね。香りがいつものパリゾ節ではありません。黒系果実やスパイス類、紅茶などは弱めで、墨やブランデー、それに埃っぽいニュアンスがあります。ブショネではないと思いますが、いつものパリゾ節が隠れてしまっているのは残念です。味わいは香りに比べると真っ当で、ややタニックながらも、集中力のある果実味と伸びのある酸とでパンと張ったような酒躯を楽しめました。香りが残念な一本でしたが、コルクは稀に見るほど綺麗な状態だったし、購入後はずっと寺田倉庫に預けていたので、状態が悪かったということはないはずです。凝縮度の高いVTでもあり、時期的にガチガチに閉じこもってしまう時期に当たってしまったのかもしれませんね。小瓶に残して、数日かけて飲んでみようと思います。その後、なかなか家でワインを飲む機会がなく、小瓶2本目を翌々日、3本目を約1週刊後に開けました。翌々日に開けたものは味わいこそこなれていましたが、香りは相変わらずでした。1週間後に開けた3本目はさすがに酸化が進んでしまっていました。どちらの瓶も香りに埃っぽいようなニュアンスをまとったままで、結局のところ、何が原因なのか、わからず仕舞いでした。★★★
2017年12月04日
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以前からお気に入りのドメーヌひとつである、ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール。近年はスタードメーヌの仲間入りを果たしてしまい、上位銘柄にはおいそれと手が出なくなってきました。抜栓すると、コルクはまるでリリース当初のように綺麗です。色調は濃い目のルビーながら、エッジにかなり複雑なニュアンスが見られます。香りは、お、いいですね。赤と黒の中間ぐらいの果実やシナモンなどのスパイス、ファンデーション、それに花束のようなフローラルなニュアンスもあります。口に含むと、目の詰まった果実味のアタック。果実の甘みと旨みが口中で波が寄せるように広がります。酸はしなやかでタンニンは柔らか、テクスチャーはフィニッシュまで毛羽立ったようなところがなくなめらか。口内の抑揚や表情、余韻の美しさなど、状態の良さが際立つ素晴らしいボトルです。久しぶりに自宅でワインを飲んで心から美味しいと思いました。ジョルジュ・ミュニュレのラインアップの中で、村名ヴォーヌロマネに感心したことは今までほとんどなかったのですが、このボトルはたまたま状態の良さに加えて飲んだ時期も良かったんでしょうね。出自を確認してみたところ、2011年8月30日に楽天のヒロヤショップさんで購入したものでした。インポーターはラック。売価は5750円。他にNSGヴィーニュロンドとシェーニョも一緒に購入していましたが、ブログやHPを紐解いてもこれらを飲んだ記録がありません。ということは、寺田倉庫にでも預けっぱなし?最近放置プレイの寺田倉庫ですが、久しぶりに棚卸しにでも行ってみようかと。★★★★☆楽天でジョルジュ・ミュニュレ・ジブールを検索する
2018年05月08日
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研修の期間中、私が過ごした会社の寮は工場まで徒歩10分ぐらいのところにありました。老朽化したボロボロの建物で、タタミ6畳の部屋に2人で万年床を敷いての生活でした。私が生活していた1階の部屋はジメジメとしていて、たまにゲジゲジが畳の隙間から現れたりしていました。ムカデにかまれた同僚もいました。食事も出されるのですが、あまりに「貧相で不味い」ため、みな工場で食べるか、外食にしていました。同じ寮の期間工の中には気性の荒い人もいて、風呂で湯がかかったかからないで喧嘩になったなんて話も時折耳にしました。いろいろな意味で、劣悪な労働環境、居住環境でした。そんな実習生活も3ヶ月の辛抱。工場からの行き帰りに、寮の前に広がっている田園風景を眺めながら、この田んぼの稲穂が黄色く色づくころには東京に帰れるね、などと会話をしていたものです。ところが、実習期間も2ヶ月を過ぎた8月頃になって、耳を疑うような話が飛び込んできました。「円高が急激に進んで厳しいので、その対策として、期間工の採用を絞り、代わりに新入社員の実習期間を延ばして、今年度いっぱい工場で働かせることを会社が考えている」というのです。たちの悪い噂だと信じたかったです。いくらなんでも、まさか会社がそんな理不尽なことをするわけなかろう、と思いました。ところが、火のないところに煙は立たず、とはよく言ったもので、ある日、実習生全員が集められ、本社の人事担当者から、3ヶ月の実習期間を延長して翌年3月までとする旨の発表がありました。実に6ヶ月の延長。7月から翌年3月まで、私たちはまるまる9ヶ月工場で働くことになりました。この発表を聞いたときの無力感脱力感をうまく文章で表現できるだけの語彙と文章力を私は持ち合わせていません。ようやくあと1ヶ月で終わると思っていた苦行のような生活が、突然6ヶ月延長されるという、あまりの不条理さ。田んぼの稲穂が黄色く色づくころには帰京して正規配属になると思っていたのが、収穫を終えて、翌春の田植えのシーズンまでライン勤務が続くというやるせなさ。労働に対する苦痛もさることながら、会社に裏切られたという思いが半端でありませんでした。実は私もこのとき、真剣に会社を辞めようかと思い立ち、有休をとって帰京して、大学の学生課に相談に行ったりしました。しかし、いわゆる第二新卒的な転職が一般的でなかった当時、卒業したての学生を採用しようという企業はほとんどなく、かといって、学科の劣等生だった私に、大学に残るという選択肢もなく、泣く泣く鈴鹿に戻ったものです。工場実習の思い出。工場実習の思い出〜その2 工場実習の思い出。~その3 工場実習の思い出~その4 工場実習の思い出~その5(実習期間が9ヶ月に延長) 工場実習の思い出~その6(亀山市でヤクザに監禁される) 工場実習の思い出~その7(亀山でヤクザに監禁されてその後)工場実習の思い出~その8(名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その9(続・名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その10(名古屋でヤクザの車に追突その後) 工場実習の思い出~その11(痔で歩けなくなる) 工場実習の思い出〜その12(痔で動けなくなってその後)工場実習の思い出~その13(駅伝の練習ってマジですか??) 工場実習の思い出~その14(駅伝ってマジ?~その後) 工場実習の思い出~その15(ジョブローテーションでさらにキツイ仕事に…) 工場実習の思い出~その16(ジョブローテーションでキツイ仕事に…)工場実習の思い出~その17(ラインの同僚のこと) 工場実習の思い出その18(休日の過ごし方) 工場実習の思い出~その19(友人とそのフィアンセの話) 工場実習の思い出~その20(もうひとりの友人のこと。) 工場実習の思い出〜その21(実習終了間近なれど…)工場実習の思い出~その22(実習終了)
2012年10月18日
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「東京アスリート食堂」ロスを補ってくれる数少ない店。主菜+ローカルの副菜、それに御飯とみそ汁で980円。食後のコーヒーをプラス120円でつけられる(が、決して美味しいものではない。)何度か通ってみると、意外にこの店、一人で来ている女性客が多いことに気づいた。スタッフは総じて感じがよく「がんばっている」感も感じられるが、人数が限られていることもあり、13時過ぎても、結構行列ができたりしている。ところがそのわりに席にはわりと余裕があるのが不思議だ。料理は(一部の風変わりなローカル副菜を除き)基本的に美味しく、量的にも充実している。ライス普通盛りだと多すぎて午後眠くなるので、最近は御飯少なめにしているが、私にはそれで充分だ。一風変わった店構えと相まって、よくわからないことの多い店だが、この値段をキープしてくれるなら、週に1~2回は通いたいと思っている。
2024年06月08日
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ワイン会というわけでもないのですが、以前の職場の先輩宅にお呼ばれしたときに持ち寄ったワインです。■ドンペリニヨンP2 2000ドンペリの長期熟成タイプ。以前はエノテークと呼ばれていた銘柄ですよね?でもって、P3がかつてのレゼルドラベイにほぼ相当するという認識でよいのでしょうか。まあ私にはあまり関係ない世界ですが。それにしてもこのP2は旨かったです。ブリオッシュやモカが絡む芳香、複雑で調和のとれた味わいに雪が解けるようなフィニッシュ。自費で購入して自宅で飲もうとはなかなか思わない銘柄ですが、たまにこうして飲むと熟成ドンペリの素晴らしさを再認識します。 ■シャトー・ガバロン2016ボルドーAOCのカジュアル銘柄のようですが、リッチで瑞々しい果実味とそれを支えるしっかりした酸とがバランスよくまとまっています。フィニッシュには果実由来の健全な果実の甘みが感じられます。食事とよくあっていました。 ■サシカイア2014私が持参したボトル。うきうきさんイタリア福袋の一本です。凝縮感はあまりありませんが、といって薄っぺらいわけでもなく、明るめの酸とあいまって、今飲んでも十分美味しくエレガントな味わいです。この分なら福袋に入っていた他の2銘柄(ルーチェとオルネライア)も早めに飲んでしまってもよいかもしれません。十分に熟成したドンペリと若いサシカイア、まさに対照的なボトルたちでした。楽天でドンペリP2を探す楽天でサシカイアを検索する
2017年12月20日
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先週に続いて、取引先の方々と、新橋のおでん&串焼き&ワインの店「ひねも」へ行きました。頼んだワインは以下の2本。デジカメを持ち歩いていない場合、ラベルの写真については、これまでは携帯でピンボケの写真をとるか、もしくは写真を諦めるしかなかったのですが、楽天のブログですと、こうしてショップの写真を引用できるのが便利です。【ミネルヴォワ・デュ・ドンジョン トラディション '05】【コトー・デュ・ラングドック・ロリエ04(マ・フラキエ)】まあどちらも、単体で飲むと、ありがちなそこそこ出来のいい南仏モノという印象ですが、この店のように、味付けの濃い串焼きなどに合わせるのには、これぐらいメリハリの利いたワインが合いますね。帰宅すると、昨日水面に顔を出していたヤゴがいよいよ体ごと上に上がってきました。いよいよです。しかし、12時を回ってもなかなか羽化が始まる様子はなく、私も結構酔っ払ってましたので、そのまま寝てしまい、翌朝早く起きてみると‥。羽化は一応成功。トンボになっていましたが、しかし‥。恐れいていたことが現実になってしまいました。羽化した場所が水面に近すぎたのか、トンボの羽根と腹の部分がもろに水に漬かってしまっていました。このままの姿勢で何時間ももがいたのでしょう。トンボはすっかり弱ってしまっています。写真はとりあえず、水から救い上げ、羽根を乾かしているところです。なかなか羽根が開かないので、おそるおそる手でくっついた羽根同士をはがしてやったら、ようやく羽ばたきができるようになりました。しかし、脚の力も弱々しく、これでこの先大空を飛び回って餌をとれるのかといえば、状況は悲観的といわざるをえません。一応、記念撮影。そのままにしておいても、なかなか飛ぼうとしないので、バルコニーのブドウの木の枝に止まらせておきましたら、いつのまにかいなくなっていました。私たちのできることはここまで、あとはこのトンボの生命力次第でしょう。近日中に羽化しそうなヤゴがまだ何匹かいます。次は同じ失敗を繰り返さないよう、ワリバシを2本長めにつないで、水面も低めにしました。
2007年06月16日
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工場実習の最終日、ラインの工員仲間が私の送別会を企画してくれました。平田町の鍋料理の店でした。自分のクルマを東京に持ち帰ってしまって足がなかった私は、南クンに迎えてにきてもらうことにしていました。ところが翌日の引越しの準備やその他もろもろ手続き等に追われて、私は主賓にもかかわらず、少しばかり遅刻してしまいました。遅れるかもしれない旨は事前に幹事に伝えてあったのですが、会場に向かうクルマの中で南クンが言うには「班長のヤツ、なんや知らんが、エラい怒ってたで~。」「え?なんで?少し遅れるというのは、事前に伝えてあったはずだけど…。」「『最初から最後まで、自分勝手なヤツだ』、だと。オレはそれ聞いて、どっちが自分勝手や、って思ったけどな。」これを聞いて私の堪忍袋の尾がプツンと切れました。もし班長のヤツが送別会の場で何か絡んできたら、場が白けようが怒鳴りあいになろうが、徹底的に応戦してやる。今まで腹にためこんできたものを吐き出してやるぞ。「まあまあそう怒りなさんな。ナベさんのお別れの会なんだからさぁ。班長のことなんか放っておこうよ。」顔を真っ赤にしている(であろう)私を見て、余計なことを言ってしまったなぁと気まずそうに、南くんは会場に着くまでの間、必死に私の事をなだめてくれたのでした。売られたケンカは買おうじゃないかと腕まくりをして乗り込んだ私でしたが、そんな意気込みは空振りに終わりました。送別会の場では、班長は終始大人のふるまいだったからです。明るく歯切れよく、長いあいだご苦労様、新しい職場にいってもこの工場での経験を糧に頑張って欲しいという班長の挨拶は、まことにもって教科書的で、ある意味非の打ち所のない、別の言い方をすれば至って杓子定規なものでした。送別される私向けというよりは、残った部下たちへの示威行為的なメッセージという感じでした。直前まで班長が怒り狂っていたとあらかじめ聞いていた私からすれば、その爽やかな態度と言葉がいかにも白々しく、顔に「やっと厄介払いができるのだから、今日だけは我慢しておくか。」と書いてあるのが見て取れるようでした。まあ班長からしてそんな感じでしたから、送別会は終始しらけた雰囲気でした。私の事など眼中にないかのごとく、カラオケに夢中になる連中がいるかと思ったら、ふだん物静かで大人しい先輩がやたらと私に歌え歌えとしつこく迫ってきたり…。杯を注ぎに回ると、たいていの人とは、おざなりに「長いあいだお疲れ様だったね。」「新しい職場ではどんな仕事をやるの?」といったやりとりをふた言み言交わすと、すぐに隣の人たちとの会話に戻っていきました。南クンはじめ何人か親しい友人ができたとはいえ、総じて私は自身で考えていたほどラインの仲間たちから愛されていたわけでなかったのだなあと改めて実感しました。9ヶ月間も一緒にラインで働き、駅伝大会のメンバーにもなったりして、すっかり仲間の輪に加われた気でいたんですけどね。残された人たちにしてみれば、私のことなど年に何人も来ては去っていく期間工や研修生のうちの一人に過ぎないのですから、無理もないですけどね。「ナベさんはええやん。終わりがあるんだからさ。オレらなんか一生この生活だぜ。」南君がよく笑いながら言っていた言葉が身にしみました。そういえば、先日実家に立ち寄った際に、彼らが書いてくれた寄せ書きを探したのですが、実家の母が私の本棚を綺麗さっぱり整理してしまっていて、見つけることはかないませんでした。私に親切にしてくれた隣の工程のオジさんの名前も思い出せずじまいということになりそうです。翌日の土曜日に寮を引き払って、いったん東京の実家に帰りました。引越し休暇が数日あったような気もしますが、その間のことはあまりよく覚えていません。気持ちの良い晴天だったこと、実習生仲間たちも、じゃあな、そっちに出張に行ったら泊めてくれよな、などと言いながら三々五々赴任先へと散っていったこと、寮の前のガレージでレストアされていたポルシェ934がそこそこ綺麗に仕上がっていたこと。覚えているのはそんなことぐらいですね。というわけで、やっと工場勤務が終わったという達成感と安堵感、そして新しい職場への希望に包まれて宇都宮に赴任した私でしたが、ここからがまた紆余曲折あったのです。まあそれはまたいずれ機会があれば書きたいと思います。後日談工場実習の班のメンバーで、その後ひとりだけ再会した人間がいます。こともあろうに、それは因縁の「班長」その人でした。研究所勤務になって数年後のことです。新車の研究開発が終わり間際になると、工場の現場の連中がぞろぞろと出張でやってきます。実際に工場で組み立てるときに不都合な箇所はないかのチェックというのが目的なのですが、滅多に研究所などに足を踏み入れることのない彼らにとっては、半分物見遊山のようなものです。そのくせ自分たちの存在感を示そうとあれこれ文句をつけるので、研究所の技術者たちからはウザがられていました。そんなメンバーの中に班長を見つけたときには、思わずのけぞりました。身を隠そうかとも思いましたが、その必要もありませんでした。班長は私に気づかないまま、いや、気づいていたのかもしれませんが知らぬ顔をしたまま、相変わらず口を尖がらせて廊下を歩いていってしまいましたので…。工場実習の思い出。工場実習の思い出〜その2 工場実習の思い出。~その3 工場実習の思い出~その4 工場実習の思い出~その5(実習期間が9ヶ月に延長) 工場実習の思い出~その6(亀山市でヤクザに監禁される) 工場実習の思い出~その7(亀山でヤクザに監禁されてその後)工場実習の思い出~その8(名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その9(続・名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その10(名古屋でヤクザの車に追突その後) 工場実習の思い出~その11(痔で歩けなくなる) 工場実習の思い出〜その12(痔で動けなくなってその後)工場実習の思い出~その13(駅伝の練習ってマジですか??) 工場実習の思い出~その14(駅伝ってマジ?~その後) 工場実習の思い出~その15(ジョブローテーションでさらにキツイ仕事に…) 工場実習の思い出~その16(ジョブローテーションでキツイ仕事に…)工場実習の思い出~その17(ラインの同僚のこと) 工場実習の思い出その18(休日の過ごし方) 工場実習の思い出~その19(友人とそのフィアンセの話) 工場実習の思い出~その20(もうひとりの友人のこと。) 工場実習の思い出〜その21(実習終了間近なれど…)工場実習の思い出~その22(実習終了)
2013年03月22日
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木の枝に上ったまま、3日間羽化もせず、そのままだったヤゴ。その後どうなったのかといいますと、、、。3日目の深夜、懐中電灯を照らしてみましたら、枝の上の方に上っていくのが見えましたので、いよいよかなとおもったのですが、翌朝見てみると、どこにもいません。前無事トンボになった?いやいや、無事羽化したのなら、抜け殻があるはずですが、見当たりません。そうこうしているうちに、カミサンがふと玄関に目をやると‥。なんと、玄関先で力尽きていました。飼育していた部屋から、玄関までは数メートル。小指ほどの大きさしかないヤゴにとっては、気の遠くなるような距離だったはずです。結局、このヤゴは、前の晩に枝から落ちてしまい、そこから虫としての本能で、外にに向かって床を這っていったのでしょう。そしてひと晩かけて、玄関までたどり着いたところで力尽きてしまった。。死骸は、玄関を出たところにあるブドウの木の鉢に寝かせてやりました。改めて残ったヤゴを数えてみると、たった9匹になっていました。このうち5匹ぐらいは、なんとか無事トンボにして空に帰してやりたいところです。
2008年06月13日
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齢50に近づいた今、振り返ってみると、長いサラリーマン人生の中でほんの半年間工場勤務の期間が延びたぐらいで、なんでこの世の終わりのようなリアクションをしていたのか。ラインで一生を過ごす工員だっているじゃないか。それにこの先(肉体的にはともかく)精神的にもっと打ちのめされるような出来事に何度も出くわすことになるんだぞ、と当時の私を叱りつけたくもなります。。せっかく鈴鹿であと半年過ごすことになったのだから、たとえば毎週末関西や中国四国方面を観光で回ってみるとか、なにか習い事を始めるとか、もっと建設的なことをしておけばよかったとも思います。しかし、当時の私(というか実習生全般がそうだったのですが)は、なんというかネガティブ&ペシミスティックな思考に支配されていて、それがまた不運なめぐり合せや悪い出来事やを呼び込んでしまうという悪循環に陥っていたような気がします。今振り返ってもやはり鈴鹿で過ごした1年間は我が人生最悪の1年間でした。というのも、ここからさらに最悪な出来事が次々と起こるのです(笑)。今でこそ(笑)とつけられますが、当時はシャレになりませんでしたよ。まず、一発目が「亀山市でヤクザに監禁された事件」。実習期間が半年延長になったと知って、それまでは「どうせすぐにいなくなるんだから…」と無関心を装っていたラインの同じ班の人たちがわりと目をかけてくれるようになりました。その日も、仕事が終わってから、「焼肉を食べに行こう」と誘われて、みなで連れ立って、亀山の辺鄙な山の中にある焼肉屋に行ったのでした。周囲に店はなく、県道脇のドライブインといった趣の店でした。夜勤終了後だったので夜中の12時を回っていました。その店で何を注文したのか、肉はどんな味だったのか、今となってはまったく覚えていません。狭い座敷でひとしきり食べて、さて帰ろうと私が席を立った瞬間、柱にかかっていたカレンダーが肩に触れて落ち、運悪くすぐ脇にいた客にパサリと軽く当たってしまいました。ただ、それだけのことでした。あ、これはすみませんと、そこに座っていた客に謝ろうとした途端、横っ面をピシャンと引っぱたかれました。一瞬何が起こったのか分からず呆然とする私の前で、なんじゃコリャアと、パンチパーマの兄ちゃんから凄んでいました。相手は3人。もうひとりは方から刺青をした30前後の男。あとで聞いたところ、これが若親分だとか。そしてもう一人は年配のオヤジ。これが組長だったようです。その直後の経緯は失念してしまいました。とりあえず激高している相手に謝っておいて、さっさと店を出ようぜということになり、各自クルマに乗ろうとしたことは覚えています。(ひょっとしたら、店主から逃げろとアドバイスがあったのかもしれません。)ところが、工員仲間のうちの一人のクルマに彼らのクルマがピッタリと横付けされていて、駐車場から出られないのです。「○○がつかまった!」という怒鳴り声を聞いて、私たちも引き返さざるをえなくなりました。今にして思えば、店に着いた時点で、客の誰かをカモにしてやろうという魂胆だったのかもしれません。先に出た数人はそのまま逃げおおせましたが、この時点で、私を含めた数人が店に取り残されることになりました。店の中に他の客はおらず、完全に監禁状態。逃げようとしたとあって、相手のボルテージは上がっています。そしてそのターゲットは当然カレンダーを落とした私です。いくら謝っても、それで許してもらえるはずもなく、「どう落とし前をつけてくれるんだ。」「どうすればいいんですか?」「それは自分で考えろ。」の繰り返し。典型的なヤクザの問答でした。相手が金銭を要求しているのはなんとなく分かりましたが、この時点でこちらから金を払うと申し出るのはどうあってもマズイと直感的に感じました。(おそらく居合わせた誰もがそう思ったようで、金の話は最後まで出ませんでした。)「オマエら○○○の者か?会社に電話してやるから待ってろ」埒が明かなくなると、今度はパンチパーマの男が工場に電話して、なんだかんだと因縁をつけはじめました。しかし、電話に出た守衛の人たちはまるで無反応。私に電話を代わらせると、「自分でまいた種なんだから自分でなんとかしなさい。」と突き放されてしまいました。じれたパンチパーマは、しまいには「指つめろ。」と息巻き始めます。「いや、指つめたら工場で仕事できなくなるので勘弁してください。」「じゃあどうするんだ?」「どうすればいいんですか?」「それは自分で考えろ。」こんな感じでもはや無限ループでした。 (つづく)工場実習の思い出。工場実習の思い出〜その2 工場実習の思い出。~その3 工場実習の思い出~その4 工場実習の思い出~その5(実習期間が9ヶ月に延長) 工場実習の思い出~その6(亀山市でヤクザに監禁される) 工場実習の思い出~その7(亀山でヤクザに監禁されてその後)工場実習の思い出~その8(名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その9(続・名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その10(名古屋でヤクザの車に追突その後) 工場実習の思い出~その11(痔で歩けなくなる) 工場実習の思い出〜その12(痔で動けなくなってその後)工場実習の思い出~その13(駅伝の練習ってマジですか??) 工場実習の思い出~その14(駅伝ってマジ?~その後) 工場実習の思い出~その15(ジョブローテーションでさらにキツイ仕事に…) 工場実習の思い出~その16(ジョブローテーションでキツイ仕事に…)工場実習の思い出~その17(ラインの同僚のこと) 工場実習の思い出その18(休日の過ごし方) 工場実習の思い出~その19(友人とそのフィアンセの話) 工場実習の思い出~その20(もうひとりの友人のこと。) 工場実習の思い出〜その21(実習終了間近なれど…)工場実習の思い出~その22(実習終了)
2012年10月19日
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GW初日、地方住まいの下の子が帰宅したので、うなぎの出前をとることにしました。最近は鰻の価格もすっかり高値安定で、家族四人ではそうおいそれと注文できませんからね。それに合わせて、たまには贅沢な銘柄を開けようと、選んだのがこのボトルです。うなぎに合うワインはなんだろうかと考えるに、ローヌやポムロールなどの土っぽさを感じさせるワインも悪くなさそうですが、若いものやカジュアルなものだと果実味が自己主張しすぎてしまいそうです。といって、山椒やタレの風味が強いので、あまりデリケートな銘柄だと今度はワインの繊細さがスポイルされてしまいます。ラヤスのCNPなども頭に浮かびますが、休日とはいえ、さすがに晩酌で開けるのは 気が引けます 。それで、セラーの中から選んだのがデュジャックの1級です。昔、野田岩さんで催されたワイン会に参加したときに、F師匠が持ち込まれたのがデュジャックで、それが白焼きによく合っていたのを思い出したのです。輸入元はジャパンインポートシステム。コルクは非常に品質の良く、全く染み出していないとはいきませんが、十分及第点と思われます。ザルトのブルゴーニュに注ぐと、艶のあるガーネットで、思いのほか黒々とした色調。このあたり、昔のデュジャックとはやはり異なりますね。エッジにははっきりとオレンジ色のグラデーション。香りは閉じ気味で、寡黙な中から、黒い果実のコンポートやスパイス、紅茶、アニス類などがかろうじて感じられます。たっぷりと時間をかけて飲めば、だんだんと開いてくれそうな感じです。飲んでみると、黒系果実中心の、骨格のしっかりした味わいで、伸びやかな酸としっかりしたタンニンが感じられます。15年以上経過していますが、要素がぎっしり詰まっており、これならもっと寝かせたほうがよかったと思わせる内容です。いかんせん、自宅では、うな重をそう時間をかけて食すわけにもいかず、早々に飲んでしまいましたが、もう1時間ぐらいかけて飲めば、香りもかなり開いてくれただろうと思います。とりあえず、小瓶に残した翌日分に期待ですかね。★★★★翌日:十分飲めるレベルは保っていたものの、濃厚系のブルにありがちな、果実味が凹んで、墨っぽいタニックな味わいとなり、あまり楽しめなくなってしまいました。正直、少し期待はずれでした。k
2022年05月05日
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週に1~2回、かかさず英会話に通っているものの、上達の度合いはカメの歩みのごとしである。日常的に英語を使用していないので、どうしても瞬発的に言いたい単語が出てこない。それに加えて、私の会話は、三単現のSや時制、前置詞、冠詞など、日本語で言うところの「てにをは」がかなりいい加減である(頭では理解していても、焦ってつい単語が先に出てしまう)。ワンコイングリッシュでは、上級クラスであっても、その辺はかなりアバウトだったし、ミスをしても講師は指摘してくれなかった。しかし、NOVAに行くようになって、同じクラスの生徒たちはその辺がしっかりしていることに今更ながら気づかされた。そもそも「言い換え」や「コロケーション」といった概念は、ワンコイングリッシュではほとんど無縁だったが、NOVAではレベル分けなどの重要な指標になる。まあそんなわけで、私の話す英語は、まったくもってIntelligent でないのだ。それで、「急がば回れ」だと思い、最近読み返しているのがこの本だ。ここで差がつく!英文ライティングの技術 [ 鈴木健士 ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2024/6/4時点)英検1級の受験時に購入し、軽く流し読みをしただけで、その後本棚で埃をかぶっていたものである。今あらためて読んでみると、まさに私が会話で用いているような稚拙な文体を、論文などで使えるような文章に修正するための方法論が、会話形式で面白おかしく書かれていて、日ごろの英会話にも大いに使えると思った。思えば、私が英検1級を受験したときは、こうしたプロセスを端折って、完成形の文例をほとんど暗記のように覚えていただけだった。だから応用の範囲が狭く、記憶の忘却とともに、どんどんメッキもはがれてしまった。(英検1級は教則本の類が充実しているので、私のように大した語学力がない者でも、受験勉強よろしく準備すれば、結構合格できるのだ。)いまさら英作文の教則本というと、ひどく遠回りに聞こえるかもしれないが、基本に立ち戻ってしっかりと整えられた文章をアウトプットできるようにすることがむしろ上達の近道になるのではないかとさえ思っている今日この頃である。
2024年06月05日
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オーセンティックな雰囲気が漂う如水会館。ビルの前には常に高級車が何台か止まっている。もともとは一橋大学OBのためのものだったが、今は一般に開放されているので、誰でも使用することができる。私の職場でも会議室を使わせてもらったり、土産物を買ったりしている。その1階にあるカフェ兼レストランが「マーキュリー」だ。運営は東京會館。まるで昭和時代で時間が止まったかのような、古き良き時代の、少し気取った洋風ランチだが、珈琲とプチデザート付きで1100円という価格はCP的には決して悪くない。というか、この界隈ではかなり良い方だ。奥まったところにあって冬場でも寒々しくないこともポイントが高い。場所柄、客層は年配客が多く、良い恰好をしてきている人が多いので、ラフな装いでは入りずらい。とはいえ、意外にランチ時のひとり客は多い。馴染み客もかなりいるようで、年配のウエイターが自分から話しかけているのがたまに聞こえてくる。ちなみにこの店、マロンシャンテリーが有名らしいので、機会があれば、昼下がりの打ち合わせの時にでも試してみたいところだ。https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13011348/
2024年03月07日
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冷やし中華を食べるときに、あらかじめ具と麺を混ぜる人と混ぜない人がいる。私は前者である。理由は単純明快で、「まぜないとからしが麺全体になじまないから。」だ。ところが、カミサンは混ぜないで食べる。辛子はどうするのかと聞いたら、その都度少しずつつけて食べるのだそうだ。世の中の趨勢はどちらなのだろうと思って、ネットで検索してみると、ほぼ拮抗しているようだ。というか、この話題、昔から論じられているようで、「大手小町」や「Yahooトピックス」でも同じようなタイトルの長い議論が見つかる。驚いたのは、「混ぜる派」がそのようにする理由のひとつとして、「混ぜないとマヨネーズがなじまないから。」という回答が多いことだ。冷やし中華にマヨネーズ?自分の人生で経験したことのない組み合わせだが、どうやら名古屋方面ではごくメジャーな食し方のようである。さっそく試しにマヨネーズをかけてみたら、なるほどそれなりにイケる。ただ、長年辛子しかつけてこなかった私には少し味がしつこいように感じるけれども。「混ぜるか混ぜないか」論争といえば、カレーについてもよく議論になっているようだ。私が子供のころ、近所の友達の家にみなで遊びにいくと、よくその家のお母さんがカレーを作ってくれた。友達の一人が、食べる前に色が均等になるほどカレーをよく混ぜるのを見て、私は当時「見た目がよくないなぁ」とか「行儀が悪いんじゃないかなぁ…」と思ったのだが、友人たちはみな面白がって、それを真似するようになった。以来、クラスの仲間の集まりではカレーが定番となり、みなぐしゃぐしゃになるまでかき混ぜて食べたものだ。まだレトルトのインスタントカレーなどというものがなく、「カレーライスとライスカレー、どちらが正しいのか?」といった議論が交わされていた時代の話である。もっともカレーを混ぜる習慣は、我が家ではその後長く続かず、私もいつのまにか元通り混ぜないで食べるようになった。20年近く後になって、以前の会社の工場実習のときに、カレーをドライカレーのようにになるまで徹底的に混ぜて食べる友人がいて、久しく忘れていた小学生時代の記憶を思い出させてくれた。そういえば、私のカミサンも私が冷やし中華を混ぜて食べるのを見るたびに、「行儀が悪い」などと思っているのだろうか?今度聞いてみよう。
2020年05月27日
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掲載する順番がズレてしまいました。このカヴァは、セラー専科さんの福袋に入っていたもので、ヴェリタスさんの安カヴァセットを購入する前に飲んだものです。ラベルがオシャレで高級感があると思ったら、実際のお値段もカヴァとしてはずいぶんと高価です。このボトルは4K前後で売られています。飲んでみると、カヴァであまり感じることのない、クロワッサンっぽいフレーバーがほんのりと感じられ、セットものの1本1K前後の銘柄よりは明らかにランクが上の印象を受けます。とはいえ、4Kはさすがにどうかなと思いますがね。2K台中盤ぐらいであれば、リピートしてみたいところです。
2022年07月27日
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新橋駅の地下街、通勤路上にある店です。カウンターが外からまる見えで、混雑する時間帯に入るのは(個人的に)やや憚られるのですが、食べログを見ると、結構な高得点がついているんですね。カレーはスパイスの効いたインド風とマイルドな欧風のルーがあります。私が注文したのは欧風でしたが、それでもかなりスパイシーで、食べているうちに頭皮から汗が噴き出てきました。ライスには、福神づけとフライドオニオンが添えられており、ルーにはチキンがゴロゴロと入っています。マイルドな欧風の看板には偽りありだと思いますが、オーソドックスなカレーが好きな方にはよろしいかと。カリカル新橋本店https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13013413/
2022年07月29日
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久しぶりに新橋駅前の「そば田」に行こうと思ったら、遅い時間だったためか、クローズ中。それでとなりにあるこちらの店に入ってみました。カウンタースタイルのチェーン店です。月見ねぎとろ丼、750円。そこそこ本格的なねぎとろ丼が牛丼屋のような感覚で食べられるのは悪くないですが、目計算より少し値段が高めかな、という感じです。ねぎとろの色合いがイマイチですが、毒々しいような色合いよりは自然でよろしいのかと思います。積極的に再訪しようとは思いませんが、たまにはよいですね。
2022年08月10日
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【学び直し】日商簿記2級合格しました! 日商簿記2級受験記その1~受験のきっかけ 日商簿記2級受験記その2~問題集と簿記3級受験 日商簿記2級受験記その3~直前期の勉強内容日商簿記2級受験記その4~2級の参考書や問題集 日商簿記2級受験記その5~合格に向けたタクティクス日商簿記受験記その6~電卓とメモ用紙当初の計画では7月末ぐらいに2級を受験するつもりで進めていましたが、なかなか勉強がはかどらず、そうこうするうちにコロナの第7波が襲来して感染者が増えてきました。一方で、仕事では8月末に大きなイベントがあり、そこまで戦線離脱が許される状況ではありませんでした。ということで、そのようなことを理由に、簿記の試験はいったん9月に先延ばしにしました。フォーサイトさんのパンフによれば、標準学習期間2〜3ヶ月、150時間程度での合格も目指せる、とののとだったんですけどねぇ。私には無理でした。時間的にはかなり余裕ができましたが、その間は何をしていたかとえば、もっぱら模試を解いていました。◆メインで使ったのはTACさんが出している「合格するための本試験問題集」模擬試験形式で12回分(+ネット試験10回分)収められていて、後半にいくにつれて、難易度が高くなっていく形式です。私はこの問題集を3周(=36回)こなしました。なお、・解答用紙はネットでダウンロードできます。繰り返して使うことを想定して、問題用紙にはあまり書き込まないほうがよいです。・最後の方は、とんでもない計算量が必要なややこしい問題も出てきますが、ネット試験では今のところそこまでの難題は出ないようです。CBTの問題のレベルはこの模試の前半~中盤ぐらいと同等でないかと思います。・ネット試験用のプログラムがついてくる(ダウンロードできます)のですが、OSはウインドウズのみです。マックでは使えないので注意が必要です。我が家はマックなので、結局ネット試験プログラムは使えず仕舞いでした。合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2022年AW対策 [ TAC株式会社(簿記検定講座) ]価格:2200円(税込、送料無料) (2022/9/29時点)◆模擬試験形式の問題については、前の記事で紹介したパブロフの問題集の巻末にそれぞれ2回ずつ(=計4回)収録されていて、また、それとは別にネット試験もそれぞれ2回ずつ利用できます。ということで、私はこちらも2回ずつやりました(4×2=8回)◆最後にフォーサイトさんの通信講座についてきた模試を1回解きました。ということで、合計36+8+1=45回、模試形式の問題集をこなしたことになります。ペースとしては、おおむね1日1回分。直前2週間の土日には朝晩2回ずつこなしました。最初のうちは、とても受かる気がしませんでしたが、さすがにこれだけ回数をこなすと、最後の10回ぐらいは平均して80~90点とれるようになり、時間も余るようになりました。そんなわけで、8月以降はもっぱら模試をこなし、間違えたところをテキストで復習、あとは仕訳の復習に充てるというルーティンでした。なお、模試形式の問題集といえば、(私は買いませんでしたが)同じTACさんの「まるっと~」も定評があります。結構難易度高めらしいので、統一試験を受ける方はこちらもこなした方がよいかもしれません。2022年度版 日商簿記2級 まるっと完全予想問題集 [ TAC株式会社(簿記検定講座) ]価格:1870円(税込、送料無料) (2022/9/29時点)◆試験は、3級の時と同様、渋谷のテストセンターを選択しました(ここは結構満席のことが多いので予約時には注意が必要です。)当日の結果は、前にも書いたとおり、85点で無事合格しました。第一問:16点第二問:14点第三問:18点第四問:28点第五問:9点試験の内容のネタバレは禁止されているので、細かくは書けませんが、工業簿記で見たことのないような設問が出て少し焦りました。結果的には、合格とはいえ、仕訳で1問ミス、連結で数問ミスして点数を下げてしまいました。模試を40回以上やりこんでいたことを思えば、90点台で合格したかったところですが、まあ結果オーライということで。CBTの試験はその場ですぐ合否が出ます。受験前は、合格したら、渋谷の某カフェで少し贅沢なランチでもして帰ろうと思っていたのですが、当日は台風接近中ということで、帰路は土砂降りの雨。おまけに試験が終了したらどっと疲れが出てしまって、結局まっすぐ自宅に帰りました。合格後も嬉しさがこみあげてくることはなく、やっと終わったという安ど感と疲労感とで、その後数日間、腑抜けのようになっていました。こんなことは近年取得した他の資格ではなかったことで、想像以上に簿記の勉強が自分にとって負担だったことを実感しました。いや、ひょっとしたら、加齢による衰えなのかもかもしれませんが。
2022年10月01日
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立地的には神保町というより、竹橋ですね。毎日新聞本社のあるパレスサイドビルにはレストランや食堂が多数入居しています。その中のいかにも昭和っぽい洋食屋が「おいしそうな」雰囲気を醸していたので、一人で入ってみました。訪問したのが13時すぎとあって、売り切れのメニューもいくつか。この日は「タカサゴ風ピラフ」を注文しました。カラッとしたご飯に独特のソースが絡んでなかなか美味しい。結局ボリュームがあって、完食すると、昼下がりに眠くなりそうです。あとで調べてみると、「カツスパゲティ」が名物のようですね。遠からず再訪してみようと思います。…ということで、翌週、「カツスパゲティ」を注文してみました。かなりボリューミーですが、見た目ほどしつこくはなくて、完食してしまいました。私のようなオヤジにはカロリーオーバーの感は否めませんが、少し間を置いたら、また食べたくなりそうです。
2023年06月27日
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重めの昼食が続いて、あまり食欲もなかったので、この日は立ち食いうどんにしました。立地的には、パレスサイドビル内なので、正確には(神保町というより)竹橋です。考えてみれば、新しい職場に来て、張り切って店を開拓していましたが、新橋にいたころも、平日のほとんどは、立ち食い蕎麦やうどん、それにカフェのランチで済ませていたんですよね。この店は丸亀製麺の系列とのことです。13時過ぎに行ったら、店内はそこそこ空いていて、ゆっくり食べることができました。注文したのは、ぶっかけ温玉(並サイズ)にトッピングの海老天。これだと、量的に男性には少し少なめ。トッピングをもう1品ぐらい頼んでもよかったかもしれません。まあ、なんだかんだで、財布にやさしいのがよいです。いろいろとバリエーションがあるので、近々再訪してみます。★★★翌週再訪。ぶっかけ(中)と鶏肉天、それにちくわ天という王道メニューで660円でした。財布に優しいのがイイ。
2023年08月11日
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ヒグチワインさんよりレシュノーのニュイ・サン ジョルジュ オ・シュイエ VV [2017] 7K台ですこちらも安いです。プス・ドールのコルトン クロ・デュ・ロワ [2018] ヒグチさんよりもうひとつ樋口さんより、バロン ド・ブラーヌ [2007] が3780円です割田さんよりフィリップコランの赤ワインをまとめて。個人的に懐かしい作り手です。割田さんのプイィ・フュイッセ 1erCru『シュール・ラ・ロッシュ』 [2020] ヴェルジェ地味ですが美味しい5級格付けです。みちのくさんの[2019] シャトー・カルボニュー ルージュ同じくみちのくさんよりバシュレの18ブルゴーニュ ピノ・ノワール河野酒店さんのカンテサンス・ド・コルトン・シャルルマーニュ[2019](ヴァンサン・ジラルダン)たまにはこういうのもよいかも。シャトー・パジョス・トカイ・エッセンシア[2013]【375ml】河野さんよりワッシーさんでロデレール エステイト エルミタージュ ブリュット [2015] が安くなっています同じくワッシーさんよりキムラ セラーズのドライ リースリング マールボロ [2021] まだ少し早いですが、ひな祭りが近いこともあり。ウメムラさんの春爛漫 ロゼワイン満喫 4本セット同じくウメムラさんよりドメーヌ・ディディエ・アミオのクロ・ド・ラ・ロッシュ[2021]同じくウメムラさんよりジャン・マリー・フーリエのブルゴーニュ・ルージュ [2021]うきうきさんよりサシカイアのサードブランド、レ ディフェーゼ サッシカイア 2021年 かわばたさんサンデーセール。Mグロ、ロッシュドベレーヌ、レシュノークロドラロッシュ、マシャールドグラモンなどこれまた懐かしい名前。マル源さんのシノン・シレーヌ[2020]/シャルル・ジョゲこれ欲しいです!エスカルゴさんよりアタ ランギ ピノ ノワール ヴィンヤード セレクション[2020](畑違い4本セット)エスカルゴさんのジュヴレ シャンベルタン キュヴェ アレクサンドリーヌ[2021]マルク ロワ最近ランチ難民化していて、長らく足が遠のいていた店を再訪したりもしているが、足が遠のいた店というのは、やはり遠のくなりの理由があったのだなぁと改めて思う。
2024年02月25日
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ピエールアミオから暖簾分けしたドメーヌのようです。割田さんの21ディディエ・アミオ同じく割田さんの21ローラン・バタイエ割田さんよりジャン・マリー・フーリエの21シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュウメムラさんよりドメーヌ・ニコラ・フォール ニュイ・サン・ジョルジュ ルージュ レ・ゼルヴュ [2022]を含む 3本セット21年はディゴワーヌやフォルチュヌ、メルキュレなどの名でリリースされないそうです。ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブルゴーニュ ルージュ [2021]このところ変わり映えしない銘柄多いような‥。かわばたさんサンデーセールカツダさんのカリフォルニアワイン3本セット キスラー、オーベール、セリタス 送料無料気軽に飲めてよいと思います。河野さんのハーン・カベルネ・ソーヴィニヨン[2022]同じく河野さんよりコンフュロン・コトティドの21ヴォーヌロマネ同じく河野さんのクロ・デ・ゴワセ[2011](フィリポナ)armadilloさんの共栄堂Y23HR_DD(スパークリング/橙)抽選販売だそうですが‥armadilloさんのドメーヌタカヒコ“ナナツモリ"ピノ・ノワール 2021 or 2022(サン・スフル)ウメムラさんよりマコントップ生産者の豪華・満喫2本セット (白ワイン)同じくウメムラさんのボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ [2020]マル源さんのアルザス、22ドメーヌ・ガングランジュ
2024年04月21日
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通訳案内士になるには、8月に行われる1次試験と、12月に行われる2次試験に合格する必要があります。1次試験は外国語(100点)、地理(100点)、歴史(100点)、一般常識(50点)、通訳案内実務(50点)からなります。各科目の合格点は、外国語、地理、歴史が70点、一般常識、通訳案内実務が30点とのことです。「通訳案内実務」は、通訳案内士法の改正に合わせて、2018年から実施されるようになりました。この1次試験、とにかくやたら難問奇問が出題されることで有名です(といっても、すべての問題が難しいわけではない)。問題がニッチすぎる? 難問奇問珍問の国家資格「通訳案内士」(AERAより)https://dot.asahi.com/aera/2015113000038.html?page=1法律改正で少しは変わるのかと思いきや、近年はさらに難化傾向(特に歴史!)です。以前はあまりに難解で平均点が低かった年には調整が入って合格点が下がったようですが、今はそれもあまり期待できないそうです。全科目合格(または免除)で1次試験通過となります。不合格となっても、科目ごとに合格点を超えていれば、翌年度に限り該当科目は免除されます。また、それぞれに科目について、1次試験を免除される資格等があります。*英語 →英検1級、または過去1年のTOEIC900点以上*歴史 →歴史検定2級以上、センター試験60点以上*地理 →国内旅行業務取扱管理者資格*一般常識 →センター試験(現代社会)80点以上私の場合、2019年の1次試験→英語=TOEIC免除、その他4教科合格↓2019年2次試験不合格 だったので、↓2020年の1次試験は、4教科前年合格で免除、英語=再びTOEIC受験してなんとか免除となりました。こちらのブログにもアップしたとおり、TOEICの初受験から1年後に再度受けていたのは、実はこのためでした。ちなみに、2度目のTOEICを受けたのが2020年1月。翌3月の回以降、コロナ禍でしばらくTOEICは中止になってしまったので、年明け早々に受験しておいてよかったです。また、今回不合格だったら、次回受験は5教科すべて振り出しに戻るところでした。そのためにも、免除をとれるものはなるべくとっておいたほうがよいと、あとから実感しました。*英語は、数年前の法改正以前は、TOEIC840点以上(有効期間なし)だったので、ほとんどの受験者がTOEICで免除をとっていたそうです。900点以上(しかも前年のみ)に引き上げられてからどうなったのかはデータがありませんが、2次試験を2回受験した経験からすると、これから受験しようという方は素直に本試験を受験したほうがよいと思います。理由・通訳案内士試験に特有の単語や英作文などは2次試験対策としても結局やらねばならないこと。・TOEIC免除の場合、2次で落ちると、翌年免除をとるために、またTOEICを受験しなければならないが、本試験で合格していれば翌年も免除になる。・英検1級を取得していれば、いつでも免除になるが、この試験のためだけに1級をめざすのは明らかに効率が悪すぎ。*地理については、温泉、景勝地、特産品などかなり細かい内容が出題されます。この試験のためにひたすら勉強してももちろんよいのですが、私は9月初旬に行われる「国内旅行業務取扱管理者」の資格も視野に入れて勉強しておけばよかったなあと思っています。万一不合格だった場合、そちらの資格に受かれば翌年免除がとれるし、そもそもこの資格自体国家資格だし、勉強の範囲が旅行法関連や旅程管理など「通訳案内実務」とも被るので。*歴史については、初年度はとにかく本試験突破をめざすしかありませんが、前述の通り、かなりの難問奇問が出題されます。不合格だった場合は、めげずに・その年11月末に行われる「歴史検定2級」を受験する。・勇気があれば、翌年1月のセンター試験※を受験するという手があります。*一般常識についても同様にセンター試験受験で免除をとる手があります。*通訳案内の実務は、免除規定はありません。初年度(2018年)は平易な問題でしたが、私が受験した2019年はやや難しい問題もありました。2020年はさらに難化したようですが、出題範囲が狭いので、きちんと勉強をすれば、それほど心配する必要はないかと思います。*センター試験で免除になる点数は、歴史60点、一般常識80点と、それほど高い点数ではないので、こちらのほうがぶっちゃけ楽な気はします(特に歴史)。実際、ハロー通訳アカデミー(元予備校)の植山先生などは、明確にセンター試験受験を薦めています。とはいえ、個人的には、私世代のようないい年をしたオヤジ(いやジジイか・・)が、センター試験を受験するのは、結構勇気がいるし、現役受験生の邪魔になりそうで気が進みません。#なお、センター試験は、今年から「共通テスト」に変わります。共通テストになっても免除が継続するのか、その場合何点で免除になるのかは、まだ発表になっていません。(ガイドラインは4月発表と思います。)次回は1次試験の参考書や勉強の仕方について書きます。<追記>センター試験による歴史・一般常識の1次試験の免除はなくなりました。受験される方は、JNTOのサイトで必ず最新の情報を確認するようにしてください。https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/ 「全国通訳案内士」受験記~その1(受験のきっかけ)「全国通訳案内士」受験記~その2(1次試験)「全国通訳案内士」受験記〜その3(1次試験参考書など)「全国通訳案内士」受験記〜その4(ハロー通訳アカデミーとESDIC)「全国通訳案内士」受験記~その5(二次試験に向けて)「全国通訳案内士」受験記~その6(二次試験用教本・参考書)「全国通訳案内士」受験記〜その7(2次試験直前セミナー)「全国通訳案内士」受験記~その8(2019年度2次試験→不合格)「全国通訳案内士」受験記~その9(翌年受験の準備とコロナ)「全国通訳案内士」受験記~その10(ESDIC2次ZOOM講座)「全国通訳案内士」受験記~その11最終回(2020年度2次試験)
2021年03月06日
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