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2008.07.17
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カテゴリ: 勝手にご紹介
足を止めるかどうかは、一瞬で決まる。



ここ数年、駅前では ストリートミュージシャンが
毎日のように 誰かしら あちらこちらで 演奏しています。


そのレベルは、さまざま。

思わず 立ち止まって 聴き入ってしまうアーティストは
そんなにも いなくて。

たいていは、心惹かれることもなく、通りすぎてきます。




今日は。

ピアノとギターの音が 耳に入った瞬間、立ち止まり、



ピアノ? と 思ったのは、もちろん キーボードで。
キーボードとギターの2人組でした。


1曲のつもりが2曲となり、「これで最後です」という3曲目まで
ずっと 柵にもたれかかりながら、聴いていました。


なにが ひっかかったんだろう。

艶のある音色。
音。
オト。
音。


カバー曲の選曲や、オリジナルの楽曲の良さもあるけれど、
なによりも、音質に、惹かれたのです。



鍵盤や弦楽器も、ここまで違うものだったかしら。


鍵盤や弦楽器をやらない私には
耳での記憶しか 判断基準がないけれど。

今までに出会った ストリートミュージシャンとは
音質が まったく 異なっているように 聴こえました。





ギターの男の子が プロフィールカードを 配りに来てくれました。


音が、すごくいいですね。

ありがとうございます。


恥ずかしそうに微笑んだギタリストは、カードを配り終えると
すばやく演奏へと 戻っていきました。



「これが 最後の曲です」


始まった曲は、これまでの曲と同様、
どことなく懐かしい雰囲気にあふれていて。

聴いているうちに、涙が もりあがってきました。


なぜ?
どうして?


歌詞は 耳に入ってきていないのに。
ただ、その音、音色が なにかを 揺さぶっている。


このひとたち、いったい なんなんだろう。



演奏を終え 観客にお辞儀をしている彼らに 拍手を送り、
そっと その場を 立ち去ろうとすると。

私の隣で 聴いていた女性も、
バッグからハンカチを出して 涙を拭いていました。






こころね


どこかで 彼らに会ったら、耳を傾けてみてください。















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Last updated  2008.07.18 00:10:07
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