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2026.05
2012.12.29
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カテゴリ: ママは認知症?
きのうは、実家の母に
頭部MRI検査を 受けてもらうために、
病院へ 連れて行きました。

受付に書類を 提出し、
MRI室前の椅子で 待っていると、
颯爽と 若い男性の医師(検査員さん?)
登場。


あれ?
このひと・・・?




私は 笑いを かみ殺しながら
母とともに 部屋へ入り、
ひととおりの説明を 受けました。


どれくらいかかるんですか?と 不安気な母に、
ビビる大木先生は、
オリラジの藤森くん並みに、軽~く 答えます。

10分くらい!
でもね、10分って言ってるけど、
実際には もっと早く 終わるから~!



ビビる大木先生、
私には 丁寧に 敬語で話すんだけど、
母に対しては やけに 軽い会話口調です。

検査を前に 緊張している 患者さんを
リラックスさせるためなのでしょうね。



私は 部屋を 追い出され、
待合室で 待機。


本を読んで 待っていると、
びっくりするほど 早く
ビビる先生が ひょこっと 顔を 出しました。


あのですね・・・




お母さんも、ご自分では
自覚がなかったみたいなんですけど・・・

閉所恐怖症なんですよ。



へっ?

そんなの、初耳でした。

もっとも、本人でさえ
自覚がなかった(らしい)のですから、
私が知らないのも、もっともですけど、ね。


先生に 招かれて 入室すると、
奥の検査室から出てきた 母が、
ケロッとした顔で 言いました。

トイレ、行きたい!


・・・・・。

あの・・・
(閉所恐怖症ではなく)トイレに行きたいだけ、
とかじゃなくて?


私が 首をかしげると、
ビビる先生は、きっぱりと おっしゃいました。


僕も、この仕事 長く やってますけど、
機器の中に 入った途端に
呼吸が 荒くなりましたからねー。

これは、閉所恐怖症ですね。
撮影は、無理です。



思わぬ どんでん返しに
開いた口が ふさがらない 私に、
先生は さらに 付け加えました。


膝だけ、とかなら イケるかもしれないけれど、
今回は、アタマでしょう?
スペースが、さらに、狭くなるんですよ。

睡眠薬で眠らせて撮る、という方法も
あるには あるんだけど・・・

今回のケースは、そこまでするほどのことでは
ないですよね。

他の検査方法が、良いでしょう。



ビビる先生は、これ以上 続行するつもりは
まったく ないようでした。


そこで 着替えを終えた母が 出てきたため、
私は 慌てて 頭を 下げました。

お手数を おかけしまして、
すみませんでした・・・





いやはや・・・

まさか、まさかの
閉所恐怖症。


だけど、ふだんの母を 見ていると、
「このひとなら、なんでも 起こり得る・・・」と
納得してしまいます。

我が母ながら、
それくらい ハチャメチャなひとだから。


お会計を 待っている間も、
母は ケロッとして 「ラーメン 食べて 帰ろうよ」
なんぞと 言っていました。


え?
2時間前に お昼ごはん食べたばかりでしょ?

そう 思ったものの、
この様子では、家に帰ってから 間食に走るのは
目に見えています。


うん。
ここから 歩いて行って、○○商店街の真ん中まで 歩くなら、
ラーメンでも なんでも、
好きなものを ご馳走してあげるよ。


なにか食べることと 少しでも 運動することを
交換条件とするのが、
私の方針です。


検査に おとなしく 付き合ってくれた
お礼も兼ねて。

私は 散歩がてら 母と 商店街を歩き、
途中 母の好きな色の花を買って
つけ麺屋さんで ふたりで つけ麺を食べて、
帰ってきました。




うーん。
私は、母の潜在意識に負けた気分(笑)


そもそも、今回のMRI検査は
私の提案でした。

私は、認知症検査付きの脳ドックを受けさせるつもりで、
家族(父と妹)に 相談したのです。


母の認知症は、もともと、
4年ほど前に 母が精神的に不安定になったときに
「認知症なのでもあるのでは?」と
診断されたもの。

アルツハイマー型なのか 脳血管性認知症なのか、
きちんと 検査したことは
なかったんですよね。


本当に 遅ればせながら、では
あったのだけど。

母の認知症が どちらに由来するものなのかが
わかれば、
今後の治療にも 役立つであろう。

そんなふうに 考えて、
私が提案したものでした。


それで、一応、認知症の主治医の先生に、
許可を取る、というか、
事前に 相談したところ・・・

「(脳ドックは 費用的に高いので)MRIだけでも充分でしょう」と
紹介状を 書いてくださり、
今回のMRI検査と なったのです。

(先生は、検査が必要とは考えていないのだけど、
検査することで ご家族が安心するならば・・・と
紹介状を書いてくださったようです。)



が、ここで まさかの「閉所恐怖症」


母は、とことん
治るつもりはないのかもしれません。


母自身は、
認知症になることで
なにかを 手放すことが できる。

私も、父も、妹も、
認知症の母と 関わることで
なにかを 手放さざるを 得ない状況に
なっています。


私たち家族には
この状況が 必要だったのでしょう。

実際、私も、
母との関わりを通して 学ぶことが
とても 多いですもの。


だけど、私は・・・

これまで 充分に苦労してきた母に、
(もちろん、父も、ですが)

多少なりとも 自分たちのために 時間とお金を
使えるようになってきた、
これからの、人生。

思う存分 楽しんでもらいたい
だけなんです。


戦後直前生まれの、苦労満載だった 両親に、
苦労した分だけの幸せだけは
味わってもらいたいだけなんです。


けれども、実際のところは、
そんなふうに 考えること自体が。

これまでの母と父の人生を
否定する(=良いものではなかった、と判断する)ことに
なっているのかもしれませんね。


家族との関係は、本当に、
自分の中に眠っている ‘自覚していないもの’に
気づかされます。


ありがとうございます。







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Last updated  2012.12.29 23:45:32
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